ヴァイオリン覚書♪6年3ヶ月~224回めのレッスン2011年06月28日

ヤヴァイ…週末、セルフアンサンブルであまりにも課題点が多かったため、特にピアノ…次の日いろいろ試行錯誤で弾きすぎて腱鞘炎が…
痛いというより、PCのキーボードとか触っていると、右手首が熱を持ってきてジンジンだるやみしてきます…。なのでジェル状の保冷剤を手首にあてて、アイシングしながら仕事してました。

そんな状態なので庭仕事もやれず…でも、レモン実がだいぶ膨らんできたのですよ!↓これ!
親指の爪ほどの大きさですが…
これまでは小指の爪くらいの大きさまで育つと、落果してしまったので、こうして親指爪大まで膨らんだのは今年初めてです!!
ちゃんと結果するまでに2年以上ときいて、今年がそのタイミング…だから頑張って大きくなって欲しいです!でもアゲハチョウの幼虫との闘い激しく…。

さて、先述のとおり手首もイカレてる上、いよいよ3本目のグラスファイバー弓の磨耗激しく…エックレスの第四楽章はとてもじゃないが所々まともに弾けず、速い弓使いで滑って自分の顔に弓が飛んできたり、逆にダウンボウで滑って弓が飛んでったり(爆)、とまぁ、ホントどうにもこうにも末期症状だったので、久々に1本目の多分ブラジルウッド弓を引っ張り出してきました。
こいつも磨耗はある程度しているのですけれど、磨耗よりネジを回しきっても弓毛がちょっと緩い(しっかり張れない)という症状の方がひどいため、すべるよりマシと思って、今日のレッスンはこちらを使用しました。

ちなみに2本目のカーボンファイバー弓は、先日弦楽器屋さんへ持っていって初めて毛替えを依頼したので、この週末に受け取る予定です。

本日のレッスンではスケールはスルー。
あいかわらずレッスン当日コールで、八分音符2音反復のボーイングバリエーションをやりました。
エックレスの第四楽章で頻繁に出てくるフレーズなので納得ですが…まったく準備していなかった上、スピードアップでスラーのバリエーションが入るとなかなか反応できず…残りのパターンは次回持ち越し。
次にポジション移動が多くて速い練習曲を、これまた当日コールで弾きました。
こちらは以前弾いたことがあったものなので、フィンガリングが書き込んであったのですけど…ノー準備なので指番号だけ追ってると厳しい!速度も速くて、苦手なフレーズでは毎回つまってしまいました。

で、エックレス『ソナタ ト短調』第四楽章へ。
まずは自分の弾きやすい速さで、伴奏なしで通し演奏しました。
まぁ…八分音符の反復にスラーが混じると、若干リズムが怪しくなるところがいくつかあって、毎回同じようなフレーズでつっかかったり揺らいだりするので、苦手部分は明白って感じの演奏でした(苦笑)

「音程などはだいたい問題ないんですけど、八分音符2音のスラー、特に上げ弓で、弦に弓がきちんと乗らないままアップさせてしまって、発音が悪くなっているので、しっかり乗せてから上げる、乗せる意識を持って弾いてみましょう」

磨耗しきった弓で練習してきたから余計かもしれませんが、アップボウのニ音スラーって難しくないです?しかも速い曲だったりすると尚更。
でも乗せるアップ、と手順を意識して弾いたら、わりと改善されました。
なるほど、ただ弾こうとしてるだけじゃダメで、ひとつひとつの動きを手順どおりに意識することが大切なんですね。

で、最大のウィークポイント第二弾は、3、3のフィンガリングの素早い移弦
これがなかなかうまく弾けず、何度も弾き直しました。
A線3→E線3という指(左手)の角度移動に気を取られると、弓の移弦の角度が曖昧になって、両方のタイミングも合わず、発音が悪くなってしまいます

「左手よりまず、移弦の弓の角度の切り替えを意識して弾いてみましょう」

と言われて移弦だけ意識し、このワンフレーズ1小節だけ弾けば大丈夫なのですが、2小節前から流れで弾こうとすると、ちょっと速度が上がっただけでもうアウト。
ここは落とし穴にはまってしまった感じで…先生も思わず苦笑。
結局レッスン中にきっちり修正できず、次回の課題点になりました。

本日のウィークポイント第三弾は、ウォーミングアップの練習曲から引っ掛かっていた、八分音符2音反復&スラーの連続フレーズ。4小節続くのですが、3小節目くらいから左手と右手のタイミングが崩れ出します…。
原因は多分、2小節目のまたしても3、3の移弦と左手の角度。苦手意識なのか、ここでバランスをやや持ち崩したまま3小節目に突入し…いつのまにかバランバランになし崩し状態(爆)

ここは2音スラーの前の音を付点音符にしたり、逆に後ろの音を付点音符にして弾くリズム練習をやってくるよう言われました。
ピアノでも弾きづらいフレーズはリズム練習がよいトレーニングとなりますが、そこはヴァイオリンでも一緒ですね。

「あと、ラストの八分音符のフレーズが終わって駆け上がった1音は、ヴィブラートをたっぷり使って、アップボウも弾ききって残響をしっかり出しましょう」

これは言われたように弾き直してみたら、だいたい出来ました。
全体、ほとんどヴィブラートを使わず弾いてたので(っていうか速くて使える部分も余裕もなかった…)、ここだけは指摘されましたね~。
4の指のヴィブラートなので、速い流れの中ではかけづらいですが、やるとやっぱり雰囲気が違うので、ここはちゃんと響くようにしたいです。

今日はレッスンの終わりに「お待ちかねの」(先生いわく)今年のYAMAHAアンサンブルクッキング2011in名古屋の応募用紙をいただきました♪
ストリングスアンサンブル、今年のクラス分けは初中級中上級の2クラス、同日開催で、課題曲は
初中級:パッヘルベル『カノン』ハーライン『星に願いを』(ディズニー映画「ピノキオ」テーマ曲)、久石譲『人生のメリーゴーランド』(ジブリ映画「ハウルの動く城」テーマ曲)
中上級:作者?『メヌエット』ヘンデル『水上の音楽』イーグルス『デスペラード』

なんと今年は三曲ずつ!
内容的には中上級の課題曲がいいのですが、ただ、初中級は一曲だけどうしても弾いてみたい曲、ハウルのテーマ曲が!

あああ!!エントリーどっちでするか迷う…!
しかしよく見ると応募要項に、2クラス応募の場合は割引になる?らしいことが書かれてあり…ってことは両方応募することも可能ってこと!?
えええ!?でも『カノン』はここ数年弾きこんできたからすでに練習済みだし、『星に願いを』もずいぶん昔にレッスンでやったし…やってやれないことはない…そう思うと両方…いっちゃう!?イケちゃう!?

ただ、定員があるので何とも…ちょっと先生と相談したいとは思いますが…どちらか選ぶにしても迷う~~!!

チェロ覚書♪♪2年3ヶ月~53回めのレッスン2011年06月28日

今日はダブルレッスンです。
あまりにも暑いので、ヴァイオリン教室からチェロ教室へ移動の道すがら、コンビニへ寄り道して、栄養補給も兼ね、"あじわいFamima Cafe 3種の果実の桃色ヨーグルトドリンク"というのを買って飲んだのですが…温い(温く感じる)し、味もおいしくなーい…がっかり。

レッスンとは関係ありませんが、先日書いた、家庭菜園のミニカボチャ栗坊は、現在こんな状態↓になっとります。
ネットだけでは足らず、フェンスに伸びて…

下のほうにうっすら見えている、緑の防鳥ネットの丈を大幅に超えてしまい、フェンスに絡まって、フェンスの丈すら超え始めております!
ミニカボチャって…実が小さいだけで、蔓の延びる長さは普通のかぼちゃ級だったのね…???

もう収拾つかない…誘引しようもない…てか勝手に思い思いの方向へ伸び続けるし…そして人工授粉は…なんかいっぱい花咲いてきたけれど、雌花らしいものがなくて…水遣りもろくにしてないというのに、あああ…完全に放置プレイ…。

と脱線しましたが、チェロレッスンは前回同様、ト長調の3オクターブスケールから。
楽譜は四分音符表示ですが十六分に変更してます
A線でハイポジションへ上がる時の親指の移動のタイミングは、自習でちょっと研究してきたのですけど、腕や手の角度は自分で客観的に把握しづらいので、出来てるか謎でした。

で、まず一回弾いてみたら、音程、流れはスムーズに弾けたのですが、やっぱり先生からの指摘は

「腕がなかなか一緒に上がってこないですね~。指もちゃんと立てて、猫の手の形を崩さないようにしましょう。今だと、音を捉えている指だけがピンピンに力入ってしまってて、他の指は完全に形が崩れて遊んでしまってます。あと、手首の角度ももうちょっと内側に倒してください」

とのこと。二回目はA線だけ、先生と一緒に腕や手首や指の形を確認しながら、真似して弾きました。音程は意地でも取りに行く音程命な私なので(笑)スケールの音だけはクリアしているのですけれど、どうしても指だけで踏ん張ってしまうため、指が辛い…!でも腕を上げるとなんか肩まで張ってしまって、左腕全体がプルプルいってます…ひーーー!!

あまりにもフォームが崩れているので、猫手で1stポジからハイポジションまで、指板をスライド移動させる動きだけをやりました。うーむ、たったそれだけのことなのに、なんだかぎこちなく…先生苦笑(爆)

「まぁ、音程が取れるだけでもなかなか難しいですから、追々頑張っていきましょう」

たはは…。なんか、ヴァイオリンのハイポジ移動よりはるかに難しいです…。

ウェルナーP39の練習曲は見開き1ページもあるので、「弾けるところまででいいですから、弾いてみてください」と言われ、とりあえず通して練習はしてあったので通して弾く気で頭から弾き始めたのですけど…。

途中で譜面を見失いました…(爆)
だって~、ウェルナー、譜面の段が詰まりすぎてて、中盤3段の最後の小節、全部同じ音だったので、必死に譜面を左から右へ追いつつ弾いてたら、そのうちどの段を弾いてたかわからなくなっちゃったんです~(T-T)

いったんそこで切って、先生に細かな部分の指導をいただきました。

「丁寧に弾いていらっしゃって、音程もだいたい良いんですけど、弓の速さや配分をもうちょっと替えて、フレーズの変化を出したいですね~。もう一度頭から、一緒に弾いてみましょう」

二度目は先生と一緒に、今度は最後まで通して弾きました。
先生の弾き方を隣でチラ見しながら弾くと、音程を取るのはモチロン楽になり、どういうタイミングで弓を速くしたり戻したりするか、どのくらいの弓の量でロングトーンを弾くか、などを真似っこすればよいので、かなり先生の作る雰囲気にマッチさせて弾けます。

実はちょっと前にチェロでもヴァイオリンでも、「弓の動きが速くて音量が不用意に上がる」という指摘を受けたため、なるべくゆっくりめに弓を動かすよう意識して弾くようにしたのですが…一律にそうやって弾いてしまったため、のっぺりした演奏になってしまったようです。先生の真似ッこなら速く動かすべきところもそうできるのですけど…そういうコントロールをまだ自分で作れないので…ダメですね~。

「雰囲気はだいぶ良くなりましたね!今のでほとんど弾けているんですけど、あとはまだ若干リズムがダウンテンポになりがちなので、拍を頭においてきちんとカウントして、次回弾けるようにしましょう」

最後は鈴木2巻 J・Sバッハ アンナ・マグダレーナ・バッハの音楽帳「メヌエット ト長調」BWV.Anh.114

1回めはリピートなしで一人で通し演奏しました。
実は…前回レッスンから一度も自習してませんでした(爆)
だから久々で…ちょっとドキドキでしたが、スケールを弾いてポジション移動のイメトレが出来てたせいか、音程はわりと捉えて、ニュアンスもそこそこ出して弾けたと思います。いくら鈴木教本を進める気がなくても、あからさまに見えちゃ先生に失礼なので…ホッ。

「うーん、ほとんどいいんですけど、まだポジション移動の音程がたまにずれるところと、丁寧に弾いていらっしゃるのが逆に慎重になりすぎて、さっきと同じでちょっとダウンテンポになりますね。それとこれも、もっとボーイングでニュアンスの変化をつけたいので…また一緒に弾いてみましょう」

これまた先生と一緒に通し演奏しました。
延ばす音でも古典なので1音1音少し弾ききる感じで弾いたり、逆にフレーズの流れに沿って切れないように繋ぎを保って弾いたり、頭にちょっと圧をかけてアクセントをつけたり…そういうボーイングテクニックを要所要所で教えていただきながら弾き直しました。
とにかくこの曲は自習ノータッチだったので、普通に弾くのがやっとで、先生の真似もなんとかこんとかって感じでした(苦笑)

「今ので大体の弾き方は掴めたと思うので…あと一歩、ポジション移動に気を取られてボーイングが疎かにならないよう、ウェルナーと同じでそろそろボーイングでニュアンスを出すことを覚えて、次回仕上げましょう」

まだポジション移動が入ると左手もアップアップなのですけど…ボーイングは永遠のテーマですからねぇ~。とりあえずそれほどダメダメでもなく鈴木持ち越しになって、シメシメと思っていたら最後に先生のドッキリひと言。

「こっち(鈴木教本)もウェルナーくらい全体の雰囲気が出せるといいですね~その一歩だけです」

あは。鈴木にヤル気がなくて自習してないの、バレたかと思っちゃった(爆)
ということは、同じような指摘をされたにもかかわらず、先生にはウェルナーの方が弾けていると感じられていたのね…やはり先生の目はちょいちょいでは誤魔化せませんな…。

と、やや動揺しつつ、そんな自分をフォローして

「いや~ポジション移動がまだ苦手で…」

ウェルナーの方が音符や技術は詰まっているけれど、まだポジション移動がないので、その違いということを強調しておきました(笑)

新しい宿題はないので、次回までちょっと気が楽~vvv

あ、今日は帰り際に教室経由で、教室の特約店へヴァイオリンの3本目のグラスファイバー弓の毛替えを頼んできました。とりあえず先に弦楽器屋さんに頼んだ2本目のカーボンファイバー弓は、発表会とか本番で使いたいので~、こっちは練習用で一番安い毛にしました。あえて違う楽器屋で頼んでみて、状態を確かめてみたいと思います。