ヴァイオリン覚書♪8年0ヶ月~288回めのレッスン2013年04月09日

モーツァルト嫌いを公言して憚らない私がこの番組を観たのは、住みたい街・ウィーンがメインだった事と、米倉涼子さんの素敵なファッション見たさゆえです(爆)

2回の訪問で、ウィーンの有名な観光地はちょいちょい巡ってますので、見知った場所が映れば懐かしさもあり…はぁぁ…やっぱり住みたい…。

小雨の中、目的地への道に迷っていたら、セレブ感漂うワンコをお散歩中の美男美女カップルが親切に教えてくれ、途中まで一緒に歩いて導いてくれた事やら、オペラ座で立見席のマナーをレクチャーしてくれた陽気なおじいさんの事やら、あちこちのカフェのマカロン食べ比べた事やら…美術館の素敵なカフェでお茶した時のお店のお兄さんの親切な接客やら…鮮明に思い出しました。

番組で取り上げられたモーツァルトゆかりの地もウィーン他、各所巡りましたので、ぼんやりと思い出し(苦笑←オマケ扱い)。

当然、番組内ではモーツァルトの様々な有名曲がBGMに使われたり、実際演奏されているシーンが出ていて、有名すぎるアイネク1楽章も流れましたが…それを聴いてて今、自分が弾いてる音とどのくらい違うんだろうと思い、録音してみたら……様々な問題点が浮上。

・旋律追うのにめいっぱいで、一生懸命弾きすぎ
・強弱つけてるつもりで、イメージほどついてない
・重音の響きが汚い
・雑音が混じる(移弦、ポジ移動、速いパッセージ)

前にチェロの先生のカフェコンサートでアイネク聴いた時にも、軽やかな演奏だな~自分とは大違い、と思ったものですが、改めて自分の演奏の重たさを実感しました…。

アイネクに限らず、プロと自分の演奏の何が違うのか、何が直せるレベルのものなのか、この曲は年末の発表会まで今年いっぱい弾き続ける事になるので、常にグレートアップを図って厳しく追求していきたいと思います。

***********************

■教本P:G Majorの2オクターブスケールとアルペジオ

少し音程が甘くなるところはありますが、全体的には無難に弾けていました。
アイネク弾いてて感じたのはワタクシ、4○32○1のフィンガリング(下降系)が苦手(○は指の間)です。1○23○4で上ってすぐ下る時は上った時の跡を辿ればよいのでOKなのですが、いきなり下降系から入る時、大抵3の位置が微妙なところにあって、4を弾いてる間かギリギリで修正をかけているみたい。なので速いパッセージになると間に合わず、音程が微妙になったり、ズリズリ探ってる最中の音が入って雑音になります。

せめてスケールだけでも、このクセを直すようにしなくては。

■教本P64-3:トリルと重音ピチカートの練習曲

相変わらず苦戦してます。自習もやって来たけれど、トリルを切るタイミングに迷いがある上、次の音の堪え性がなく指を離してしまうようです。2&3の指が言う事きいてくれません(T-T)
なんでこーなるのか、考えてみたら、ベートーベンやハイドンのピアノソナタとかで私が弾いてきたトリルは、大抵音符の長さ均一にかけて次の音へ流れ込むパターンばかりだったんです。♪(タラタラタラタララ)タラ♪みたいな。
ところがアイネクとか、この練習曲とか、♪(タラタラタララ~)タラ♪()内の音符に入るトリルが均一じゃなく、トリルのかかる音と次の音の間に長さの違う音が入るんですよね。しかもボウイングが途中で変わるし。ピアノみたいに指だけ音の長さの間、適当に往復していればいいというものじゃないのです。
そこにどうも慣れず、ギリギリまでトリルを入れようとしちゃうんだけどタイミングが難しくてうまくゆかない。で、構えると今度はトリルが入らなくなっちゃう。トリルのところだけ切り離すと出来るけれど、前の旋律の流れから弾くとダメで。

う~~ん、これはもう、回数こなして克服するしかないようです……。

★モーツァルト『アイネ・クライネ・ナハト・ムジーク』第1楽章 第1Vn

今日は伴奏くんと合わせて前半から、頭から折り返しまでは1人で、繰り返しは先生の第2Vnをまじえて弾き、後半はまた1人で弾いて通し演奏しました。

当初かなり苦戦した2回トリルはかなりの確率でスムーズに入るようになったのですが、トリルを2回入れる事に意識を持って逝かれすぎて、その後のリズムが崩れてるみたいです…。


「トリルが2回速く入るようになったのはとてもいいんですが、後のリズムが狂ってしまいましたね。♪タラタラタ~~ラッラ~♪と弾くところが、♪タラタラタ~ラ~ラ~♪になっていますので、気をつけましょう。後はまだ4の指のグリッサンドが…残念ですね~~ここはしっかり伸ばしてポジションを取っていただきたいです」


これも気をつけて4をめいっぱい拡張させるんだけど、なんかフニャって中間音が入っちゃうんですよね…
これは…指の角度とか一番無理なく開くところをフィンガリング奏で模索してみたんだけど全然ダメで…これ以上左手の工夫は限界な気がするので、34で1弓スラーのところ、3と4の間に一瞬弓を浮かせて中間音が出ないようにする工夫しか、今は思いつきません…。次回それをやってみようと思います。

でも

ここもやっぱり三連符のタイミングのズレを指摘されました。リズム感がないので、付点の音符が入るフレーズが苦手です…。

「1カウントに収まるよう、メトロノームに合わせて弾く練習をしてみてください」

三連符321の下降も3の音が弱くなると注意されたので、意識して集中練習してきて、そこは指摘されなかったから今回はよかったのかな?と思いますが、カウントか…ふぅ。注意するところが1フレーズに多すぎて、いっきに改善できません。

後半の注意点をチェックするところまでいけず、レッスン終了。
次回は後半の問題点を中心に指導いただきつつ、仕上げに向かうとのことでした。

技術的に追いつかなくて、綺麗に弾けていない部分はまだまだあるので、今の技術でカバーできるフレーズは極力音色を追求し、足りない技術は少しでもレベルアップ目指して地道に頑張ります。とほほ。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。

名前:
メールアドレス:
URL:
次の質問に答えてください:
このブログの管理人名を入力下さい♪
但し管理人が不適切と判断したコメントは予告なく削除いたします。

コメント:

トラックバック