ヴァイオリン覚書♪弦楽アンサンブル発表会2019年06月08日

今日はヴァイオリンを習っているYAMAHA教室の弦楽器コース在籍生徒さん…って私もそうだけど今回は参加しないので敬称つきで(;^_^A)…のアンサンブル発表会

11時からって訊いてたから余裕かましてたら、朝なかなか起きられず若干寝坊(-_-;)
でも昼時間にかかるから、盛大にお腹鳴ったら迷惑だし!と慌てて掻き込む朝ごはん。
腰痛はまだ残ってたので、腰痛ベルトして、ダッシュで駅へ。
名駅からバス使いたかったけれど、それじゃ間に合いそうもないから、てくてく歩いてゆきました。

( ´Д`)=3 フゥ!ぎりぎりセーフ。

初めてのヤマハ名古屋ホールは、こじんまりとしてるけど綺麗。
これはセッティング中の照明ですので、演奏中はちゃんと明るくなります。
でもこっちの照明でスポットライトの方がむしろ緊張しにくいかも?(笑)
舞台は30㎝程度の段差になっていますが、客席との距離が近くて、これ緊張する会場だわ~(;'∀')と思いながら…

プログラムを見てみる。
あ!久々にYAHAMAのキャラクター、おんぷー発見(⋈◍>◡<◍)。✧♡
この画像じゃわからないですが、目つきが悪いブサい表情がなんか憎めなくて好きです(笑)

講師演奏と全体合奏含めて全13曲、愛知県内YAMAHA直営9教室?合同の参加者だそうで、ざっと見た感じ、ほぼYAMAHAの独自教材、アルバムシリーズ(難易度順に1~3、EX)の曲ばかりのようです。

プログラムには作曲者名が書いてないので、出典もわかる範囲で補足しつつ、ここから演奏順に所感さらっと。

01:交響曲第8番第3楽章(ドヴォルザーク/アルバムEX)Vn
アルバムEXの受講生は私の教室には居ないって、転入した時に言われましたので、おそらく他所の生徒さんか、その後EXにレベルアップした方だと思われますが…私はまだレッスンしてない曲なので予習になりました♪

にしても、いきなり難易度最高レベル曲集の曲からスタート?!
発表会のプログラム構成って、一般的には一番レベルの高い人がトリってイメージでしたので、まずそこが意外でした。

伴奏はYAHAMAの伴奏音源・伴奏くんで、生徒さんお2人+先生1人の発表。

曲のボリュームも、技術的にも、聴き応えがあるし、普段レッスンで使用している伴奏くんもホールで聴くと迫力あるしで、EXの生徒さんだけあって安心して聴き入れる演奏でした♪

音響なかなかいいなぁ。
マイクも無駄に?4本立ってるだけあって、しっかり音を拾ってくれてるし。
緊張で鳴らせなくても、伴奏くんとマイクでかなり補助効果あり。

02:エーデルワイス(ロジャース/アルバム1※多分)Vn
セッティング中に演奏を終えた方のインタビュウで繋いで、スムーズに進行。いきなり初級の曲に(;^ω^)
生徒さんお2人+先生1人の発表。私が初心者だった頃はこんなに鳴らして弾けなかったと思います…伴奏くんがあるからテンポも乱れにくくて、初心者でも気軽に参加しやすいなと思いました。

私も心の中で応援しながら、初心に還ろ…と思わされました。

03:ホールニューワールド(メンケン/アルバム3)美女と野獣(アッシュマン&メンケン/アルバム?)Vn
ちょうど前日の金曜ロードショーで実写の『美女と野獣』が放送された翌日だし、実写版『アラジン』が映画公開されたばかりのなんてタイムリーな演目!!

生徒さんお2人+先生1人の発表。って、あ!かつての師匠C先生のお姿が!!わ~久々にお姿拝見できて嬉しいvvv
さて、このレベルの生徒さんになると緊張していても比較的演奏は安定していらっしゃいましたが…生徒さんおひとりは何とレッスン歴1年だとか!!そうは思えないしっかりした演奏で、客席の皆さんも私も驚いた~。

04:峠の我が家(アメリカ民謡/アルバム?)歓びの歌(ベートーヴェン/アルバム?)アイネクライネナハトムジーク2楽章(モーツァルト/アルバム?)Vn
生徒さんお2人+先生1人の発表。多分アルバム1か2あたりの曲じゃないかなと思いますが、ここまでの生徒さんが座って演奏されていたところ、弾きづらいのか立って演奏されていました。

確かセッティング含め持ち時間10分って、募集要項に書いてあったので、時間いっぱい使って3曲というのもアリなんですね。

あ、グループレッスンの方ばかりが参加してるんだと思っていましたが、同じ先生で違う教室の生徒さんを、先生がマッチングしてアンサンブルにしているというメンバー構成もあるみたい。
それなら個人レッスンの生徒さんでも参加できますね。

05:リベルタンゴ(ピアソラ/アルバム3)Vn
生徒さんお3人+旧師匠C先生1人の発表。
そうそう、ここまでの生徒さんはヴィブラート使っていませんでしたが、ここからヴィブラートを使う生徒さん。
テンポは指定速度よりだいぶゆっくりめでしたが、やっぱり伴奏くんがあると奔らないし、リズムが安定して弾きやすそう。

06:アナザースカイ(葉加瀬太郎/アルバム?)君をのせて(久石譲/アルバム?)Vn
生徒さんお2人+現師匠先生1人の発表。
私の前コマでグループレッスン受講されてるお二人で、お一人は転入前にレッスンを見学させて頂いた事があります。

お二人とも音程が安定されているので、しっとり聴き入りました♪

07:2つのバイオリンの為の協奏曲第2楽章(J.S.バッハ/アルバムEX)Vn
私がレッスン済みの曲来ました~それに今日初めて生徒さん4名だけの発表。
もう緊張が伝わってくる感じでしたが、先生のサポートなしで弾ききろうというのが素晴らしい!

08:G線上のアリア(J.S.バッハ/アルバム?)Vc
今日初めてのチェロ、そしてこちらも生徒さん4名だけの発表で伴奏くんなし。

チェロの通奏低音、めっちゃ難しいんですよねこの曲。
それを伴奏くんなしで演奏するのは、かなりプレッシャーだったと思いますし、音程とインターバルの広さに気を取られるとリズムが乱れがちになりますが…

特に第1Vcのお一人が、他のお三方を目視しながら、しっかりリードされつつ、時折笑顔を見せて楽しそうに演奏されているのが、とっても印象的でした。

あと、このホールはエンドピン刺していいんですねぇ。

09:モルダウ 連作交響詩「わが祖国」より(スメタナ/アルバム?)Vn
生徒さん4名(確か先生あり)の演奏。
Vnパートはシンプルだけど、これも伴奏くんあると聴き応えが出ます。

10:ラルゴ 歌劇「セルセ」より(ヘンデル/アルバム?)Vn
生徒さん6名(確か先生あり)の演奏。
多分アルバム1あたりの曲じゃないかなと思いますが、皆さん一生懸命、丁寧に弾ききっていらっしゃいました。

11:魅惑のワルツ(マルシッチ/アルバムEX※Vn参考)少年時代(井上陽水/?)Vn&Vc
今日初めてのストリングスアンサンブルで、生徒さん7名+先生の発表。
ストリングス編曲で出典不明につき、収録アルバムはVnでは…の参考記載です。

ってか、アンクで拝見して以降、ひそかに憧れのチェロF先生キタ――(゚∀゚)――!!
そして現師匠先生も、まさかの指揮で参加。しかも指揮棒がやけに黒っぽくて太いな…?と思ったら、先日お土産頂いたUSJで買ったハリポタの魔法のステッキらしい(笑)

演奏前の演奏者氏名紹介で、演奏者の皆さんに魔法かけてて(笑)、生徒さんたちも皆さんそれに乗っかって返してらして、見てるこちらも和みました♪

そして始まった演奏…いやもう、チェロF先生の演奏を堪能できて、もう今日来て良かったなと(笑)
もちろん、皆さんの演奏も素敵でした♪やっぱり室内楽っていいわ~チェロ入ると温度が上がる気がします。

12:メヌエット(ボッケリーニ)となりのトトロ(久石譲)Vn&Va&Vc
講師演奏でも師匠とチェロF先生の演奏を堪能…お、お腹いっぱいです…(*´艸`*)

13:ボレロ(ラヴェル)
休憩を10分挟んで、最後は参加者&先生の全員で合奏。
ステージは室内楽向けで決して広くないので、チェロとかどこで弾くんだろう???と思ったら、客席の両端に分かれてセッティングされていました。

そしてここでも現師匠先生、魔法のステッキで指揮、大活躍です(笑)

ボレロは私、チェロ教室のオケで演奏しましたけれども、今日は弦楽器のみ。指揮があるってことは伴奏くんはないんだろうし、どういう編曲になってるのか、特にクライマックスの管楽器がバー、バーーッって鳴らすとこどうやるの?と興味津々でしたら、そこはチェロが補完していましたよ。グリッサンド気味に、唸るように弾いていらしたのは間違いなくチェロF先生の音(^^♪

パート分けどうなってるのかイマイチよくわかりませんでしたし、何せ大人数でセッティングが音響度外視だし、指揮を見る余裕のある生徒さんも少なかったと思いますが…
ちょっとズレかけたら、音量と響きで勝るチェロF先生がしっかり鳴らしてリードして下さってて、おおお~♪

またしてもご馳走様です♪
いい音、いただきました♪



そんなこんなの2時間くらい?
終演後は旧師匠C先生にもご挨拶でき、ご結婚されてお子様にも恵まれたと伺えました。

音響、セッティング、進行、ボリューム感など、ほどよく配慮されていて参加者も観客も楽しめる、なかなか良い発表会だったなぁと思います。

最近ちょっと、チェロ教室の発表会は色々必死すぎで…(-_-;)
楽しそうに弾けてない自分を反省。
参加者の皆さんの、アンサンブルを純粋に楽しむ姿勢に、我が身を省みるとともに、私もがんばろ。と勇気頂きました。

あ、はい。これお客さんだから純粋に楽しめるのであって、参加は…ね…(;^ω^)