★『プリティウーマン』第1Vc
先日のグループレッスンは、お世辞や謙遜じゃなく、吊るし上げ状態に陥っても仕方のないくらい、私だけがダメダメでした。
しかも、いっそエアボーで演出に回る気満々でいたら、各パート2名ずつしか居ないと知り…私が落ちたらあまりにも同パートのKさんがかわいそうすぎるってか申し訳なさ過ぎる感じだったので、冬までになんとか普通に弾けるレベルにはしなければ…。
でも今日の今日は勘弁ね!(テヘ)
「第1Vc、真剣に誰か変わって欲しいです!それか増員して欲しいです!!」
と弾く前から逃げ腰な発言でスタート(爆)
「大丈夫ですよ~あのスピードに指はちゃんとついてきていましたから、もっと頑張って鳴らせるようになれば…まだまだ冬まで時間があるので、問題ないです!」
いや先生それはむしろ激励じゃなく、暗にヲラヲラとハッパをかけているんですか…???と疑いたくなるほど、周りから見ても本人的にも、明らかに私だけが弾けなさすぎだったんですけど。
全パートで合奏して感じたのは、他のパートが入ると、主旋律のくせに正しい音程がわからなくなるって事と、後半一箇所だけ副旋律に回るところの音程がまったくわからなくなる事。
当初苦戦した裏拍のリズムは、耳が慣れたらちゃんと他パートを受けて入れるようになったと思うのですが、なんか単純に和音とかじゃないハーモニーになってて、自分の音程を堅持しづらい編曲ですコレ。
終盤の八分音符の詰まった連続フレーズも、グループレッスンの時はなんとなくフィンガリングだけでも速度についていけるようにフィンガリング奏してただけで、ほとんど弓で弾いてなかったし。
弓の量はそれほど使わず、音符の長さ分べったり弾かなくてもいいと前回個人レッスンでは言われましたが、実際合わせてみると、低音部を弾いている他パートに完全な音量負けをしており、今日は初速をしっかりとって、鳴らして音量をきちんと出すように言われました。
自分の音程がわからなくなると申し上げたので、今日は音程を堅持するため、先生が他パートをピアノで弾いてくださるのに合わせて演奏しました。
が、ピアノだと音色が違うせいか、チェロの音と混ざりにくくて、音量負けもしないし、普通に旋律だけはなぞれます。
ところが相手がチェロだと全然違ってたんですよね~~なんでだろ?単純な音量負けなのか、音域の問題なのか、よくわかりません。
「自分の音程を確立するためにも、しっかり弓を弦に乗せて、音量を出す必要がありますので、A線は元々乗りにくいし、第1Vcの人は他のパートみたいに鳴りやすいところで弾いていないので難しいんですが、これも高弦のハイポジを鳴らすトレーニングだと思って頑張りましょう」
ヴァイオリンの高弦は慣れちゃったら力要らないし楽なんだけど、チェロはほど良く力が必要なので、難しい…です……単に練習不足のせいというだけとは、違うと思う。
後は、音程が安定しづらい高ポジ4のフィンガリングを2で取るか、迷っている部分があり、先生に相談しました。
フィンガリングを振った当初、私が4で弾いていたのに対して先生は「ここは4でも2でもいいです」とおっしゃっていて、とりあえず自分で振ったフィンガリングどおりに4を使っていたのですけど、どうにも弾けない。4がすんなり拡張しなくて、力も弦の張力に負けるから音程が低くなりがち。
で、押さえ負けしにくい2に変えようかな、と思ったのでした。
「4の方が、移動の距離が少ない分、素早く定位置を取れるんですよね。ただ、2の方が移動の距離は増えますけど、確かに力負けはしにくくなります。どちらともいえないので…ただ、私は4の方が弾きやすいと思いますよ」
両方のパターンで試してみたのですけど、やっぱり2の方が押さえる力は安定しているので、2へ変更する事にしました。
「2に変えるなら、ピンポイントで瞬間移動できるよう、移動の練習を繰り返ししましょうね」
は…はーーーい………。
「移動も、さっきのスケールと同じで、移動した時点でそのポジションの定位置に指の形が収まっているようにしましょう。今はまだ最初の音だけ移動して、他は位置がとれていませんので」
わかっちゃいるけれど、どうしてもとりづらい高ポジの3●2●1の指の形が特に辛くて、指の股の水かきが破れそうですよっ!
「先生、ここムリですっ!指が攣りそう!なんか他のフィンガリングありませんか!?」
「ありません(キッパリ)私もキツイですけど、開いて慣らすしかないです。開く練習あるのみです」
そんな昭和のスポコンみたいな~~~(泣)
という、難しいフィンガリングは数箇所あるものの、細かい事はこの際気にせず、音程を追う事に集中して1人で弾けば、割合正確な旋律は追えるので、レッスン終盤は音量を出す練習をしました。
「音量を出すためにある程度弓の量も使ってください。♪タッタッタッターーーーッ♪(歌詞:プリティウーマーーン♪の部分)と歯切れ良く、発音良く、初速を大事にしてボウイングしてください」
ムリ。
弓の量を増やすと、移弦とかぐちゃぐちゃになります…。
「慣れですよ、慣れ♪」
慣れ……つまり自習しろって事ですね…は…はい……。
笑顔でプレッシャーをかけられる私…とほほ。
限りなく黒に近いグレイゾーンのまま、レッスン終了~~~ヘロヘロヘロヘロ。
今月最終土曜に第2回のグループレッスンもありますが、
「やめておきます。前の晩、アイネクレッスンの後、女子会で呑むかもだしvvv」
練習より呑み会(正確にはその後の二日酔い?)を優先させる私(爆)
そのアイネクレッスンを申しこむため、受付に行ったら、代表T先生からお茶とお菓子のサービスが(笑)
夏の発表会が終わったばかり、冬の発表会に向けてシフトチェンジ、かに思える代表T先生ですが、さらに飛び越えて来年の冬の発表会の計画が進行中だそうで!
T先生
「来年は、春から音楽プラザを借りて練習しはじめようかと思ってるんですよ~アンサンブルももっと大規模なのをやりたくてね~。『ボレロ』とか」
私
「えええ~!?『ボレロ』めっちゃやりたいです!!」
Ko先生(マイ師匠)
「え?ありこさんそれはもちろん、チェロで出るんですよね???」
私
「え???もちろんヴァイオリンで!!(爆)」
年々、長期計画、大規模プロジェクトになってきて、ますます楽しみです♪
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