チェロ覚書♪♪0年9ヶ月~6回めの合同練習 ― 2009年12月04日
動揺とモヤモヤな気分を募らせてしまったワタクシ…。
でも楽しいホームパーティーやら、ドキドキのサロンコンサートで
相棒ひろちゃんとも語り合い、奏で合い、
幾分モチベーションを取り戻しつつあるところで
チェロの先生に例の変更の件で質問したメールに対し
回答メールが届きました。
結果、変更なしでOK。ほっ。
お忙しい中、年配のヴァイオリンの先生方に相談してくださった
チェロの先生に感謝です。
そこまでしてもらって、ずる休みするわけにもいかず(笑)
本日は気を取り直して練習に臨みました。
本番まで前日の会場リハーサルを除けば
最後の合同練習です。
そのせいか、ド平日ですが先回よりは参加者も増えてます。
でも…チェロは私と先生だけ(T-T)
…いえ!先生さえいらっしゃれば百人力ですとも!(笑)
早めに練習会場へ入って楽器の準備をしていたら
ヴァイオリンの生徒さんでちょっと仲良くなった
アンサンブル両曲のコンマス、Sさんがいらっしゃいました。
「今弾いてる曲とか、聴かせて下さいよ」
と言われ、コンマスSさんのヴァイオリンを触らせてもらうことに♪
実はとても素敵な工房を紹介してくださり
その工房の方に調整してもらって甦ったというヴァイオリンを
是非試奏させていただきたいな~と思っていたのですvvv
聴かせるというより弾きたい気持ちが勝り(笑)
ちょっと弾かせていただきました♪
先日ちょっとリットー出版の楽譜でチェックしてみたエルガーの『愛の挨拶』、
サロンコンサートで弾いたパッヘルベル『カノン』とバッハ『G線上のアリア』
さわりだけ、さらっと弾いてみたのですが…
音が…音が…ブリリアント~な感じ~~~♪
彼は幼少の頃数年ヴァイオリンを習われていて
その後ブランクを経て最近再開されたという生徒さんなので
とってもお上手なのですが
私でも開放弦は素敵な音が出ましたvvv
「いいな~私もこんなヴァイオリン欲しいな~」
と思わず抱え込む私(爆)
歌の方たちが声のウォーミングアップをしはじめると
Sさんは一緒に歌っており、周りを楽しませてくれるムードメーカー。
さすがコンマス。技術だけではありませんね。
そんな和やかな雰囲気でスタートした練習。
今日は本番を想定し、舞台の袖から舞台へ入場し
調弦…とちゃんと順を追ってはじめました。
チェロはヴァイオリンと違ってちょっと重いので…
なんだかヨタヨタ歩いてしまってみっともない私…。
楽器を持った時の歩き方、家で練習した方がいいかも…。
練習はいつもどおり『風のとおり道』から。
まずは通し演奏をしましたが…
おお??なかなかいいんじゃない???
メンバーが変わると出来がだいぶ違うせいもあるのですが、
前回のことを思えば雲泥の差です。
テンポも各楽器ブレはなくなってきたし、
フレーズごとの入りのタイミングもかなり合ってきました!
私自身も、やはり先生が隣で弾いてくださるので
心強いし、音程も安定するしで
気持ちよく演奏することができました。
先生からは音程のことに対して注意はなく
★他の楽器とのタイミングの問題で
ピッツの部分がちょっと私はフライング気味らしいので
気持ち遅くすること
★スタッカートとアクセントで八分音符が連続する部分では
音が良く響くように駒寄りで弾くこと
★ラストの弓をギザギザ小刻みに動かして弾ききるところは
クレシェンドになるので、だんだん弓を元寄りで使うようにして
力を込めて弾ききる
というアドバイスをいただきました。
個人教授である意味ラッキー♪
合同練習は通常のレッスンに含まれない、
いわば無料のレッスンなので、この場合は得した気分です♪
なんでしょうね、先回とは一転したこのテンションの違い(笑)
今日はフルートのメンバーが結構揃っていたので
高くて綺麗な音もよく聴こえてきて
当日の音に近い雰囲気が感じられた気もします。
パートごとの練習をちょっとやって
何度か通し演奏をして終了。
次の『カノン』の練習も本番を想定して
舞台入りからはじめました。
指揮は教室代表の先生がしてくださることになったのですが、
やはり出だしの合図は私がとって、
それに指揮をあわせるというスタイルにするらしいので
責任重大のワタクシ、本番でも練習したとおりに
出だしのリアクション大王を務めることになりました(笑)
「テンポ、どれくらいでしたっけ?」
と代表の先生=指揮者からまた訊ねられたので
合同練習参加率が高く、出だしのリアクション大王な私が
「こんなもんです」
カツカツ、とブーツの底を鳴らしてみました。
隣でチェロの先生が
「さすが…首席♪」
と仰っていましたが、自分のテンポで弾きたい
という気持ちの方が強いからで…
首席の自覚から仕切ろうと思ったわけではないのですよ(汗)
そんなわけで通し演奏スタート。
出だしのリアクションはそこそこ落ち着いてできるようになり
皆さんも合わせてくださるので
うまく入ることができました。
テンポも、ちょっとヴァイオリンの都合で緩んだり…
することもありますが
指揮があるおかげで持ち直しやすく
だいぶまとまってきた感じです!
やはりまとまるとアンサンブルは気持ちいい!
自分のショボイ音なんてどうでも…
よくはないですけど、指揮の先生も仰るように
「弦楽器は相乗効果で音の響きがよくなる」
ので、皆の綺麗な部分が重なると
美しい音色になります。
こうして本番前にいい感触を取り戻し、
最後の合同練習を無事終えることができました。
先回はどうなることかと思ったけれど…
ってまた、メンバーが変わるとどうなるかわかりませんけど…
このレベルには持ってゆきたいです。
次回はいよいよ本番会場でのリハーサル。
気合を入れ直して、楽しく、臨みたいと思います。
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