チェロ覚書♪♪1年7ヶ月~本年度1回めのパート練習2010年10月14日

まだ夏の暑さが続きますが、芸術の秋デス!

というわけで週末は歌舞伎を昼夜通して鑑賞し
お気に入りの尾上菊之助丈の弁天小僧菊之助に酔いしれ
尾上菊五郎丈の軽妙なお芝居に心躍らせてきましたvvv
あ~、音羽屋ファミリー大好きです♪
実は前日片頭痛で寝込んでたのですけど、フッカーツ!

お腹一杯になった翌日は、そろそろ秋野菜の準備を…
と思って久々にホームセンターへ行ったのですけど
お花も苗もなんだか少ない…異常気象の影響でしょうか?
とりあえず培養土と種だけ買って…
帰るつもりがついでに寄った100円ショップで大ブレイク(笑)

そうハロウィンが着々と近づいてるんですよ!
だから可愛い飾りを見かけて、ついどっちゃり買い込んでしまい
今年もハロウィンドウ(爆)をゴテゴテに飾りつけました! 
どこにハロウィングッズが隠れてるか探してみましょう!
玄関前の出窓には飾りきれず、今年は写真のとおり
お手洗いまでハロウィンドウ

ゆきさんに株分けしていただいたジュエルオーキッドちゃんも
ご覧の通り、ハロウィン仕様となっております♪
ちょっと色があせて見えますが、実物鮮やかです!

それにしても最近の100円ショップはへたな雑貨屋さんより
品数豊富ですね~。
この飾り付けの中で今回買ったのは、

・カーテンポールにつけたフェルトと金属のオーナメント
・来客用アメニティグッズの箱に入れた木製の置物
・花かごに挿した木製のガーデンピック
・LEDでモチーフがゆらぐライト(拡大写真右)
・LEDで点滅するピンバッチ(拡大写真ガラス小物入れの中心)
・ガラスの小物入れ(拡大写真中央)

なのですが、これ全部100円だし、デザインも可愛い♪
10月しか飾れないから、これくらいの価格帯のものが
とてもありがたいですしね。
なので、ジュエルオーキッドの鉢を入れてるバケツは
去年買ったハロウィンギフト菓子の入れ物だったりします(笑)

なーんて、浮かれてばかりもいられません!
先月行われた第一回合同練習(全パート)でのチェロ陣の
あまりの不甲斐なさに業を煮やした教室代表T先生のご意向か(笑)
急遽チェロ&コントラバスのパート練習の日程が設定され
本日行ってまいりました。

チェロの先生はまたご不在なので指導されるのは代表T先生。
ちなみに代表T先生はピアノの先生ですが
若かりし頃に学生オケでヴァイオリン(ヴィオラ?)の経験があり
今でも両方、ちゃんと弾けます。
チェロは弾けないはずですが、弦楽器の根本は理解されてるわけで…
それなりの現実的でシビアな感覚をお持ちなんですよね…。

でもね、言い訳にしか聴こえないかもですが、
前回の合同練習、チェロ生徒さんの参加率は高かったものの
ヴァイオリン生徒さんの参加率はものすごく低かったんですよ!
つまり演奏してたのはほとんど先生方だったので
お上手なのは当然だと思うんです…!
かたやチェロはただ一人の先生すらおらず、
生徒さんだけでほぼフルメンバー…支柱になる音がない状態…
だったのですから、できない部分が目立つのは
致し方なかったと思うのですよ…えぐえぐ。

『アシタカ聶記』は全般的に難しいのですが
特に難しいのは、チェロソロ。
久々に(爆)、どうしてちゃんと弾けないのかということを
検証して、週末に分解練習しました。

問題点を備忘録のために掲げておきましょう。

・ソロパートに入る直前のピチカートの音程、フィンガリング、
 ポジション移動が難しい


・弓元で指を弾くピッツの体勢から、弓を持ち直していきなり、
 高ポジションで"3音スラー上げ弓"をこなさなくてはならず
 持ち直し+弓のある程度先へ持ってこなくてはならない

・出だし3音スラーが3弦またぎで2、2、4という困難なフィンガリングな上、
 正しい音程(ポジション)を取ることに気を取られがちだが
 高ポジションなので、クリアな音を出すため弓は
 通常よりテールピース寄りの位置で弾かなければならない

つまりソロパートに入る直前のフレーズ(ピッツ)と
入ってすぐのフレーズ(アルコ)の繋ぎをいかにスムーズにこなすか

という事が最大の課題なわけです。

克服するために、一歩ずつ出来るようにしていきました。

→直前フレーズのピッツのフィンガリング(指のポジション)を目で覚える。

→ピッツからアルコの体勢への素早い弓の持ち直し

→持ち直して、弓の先を弦に置く

→かつテールピース寄りの位置に置く

→この最中にソローパートの出だし3音のポジションを正確にとる


この一連の動作を瞬間で総合的に行えるように
2小節集中トレーニングでした…(疲)
でも、当初よりはだいぶよくなったと思います…!
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さて、愛車レガシィB4の車内で、
フォションのサンドイッチとRF1のじゃがいもポタージュにて
軽く腹ごしらえをしてから…教室へGO。

お!今日はコントラバスの生徒さん(確かFさん)とN先生も
いらっしゃいます♪
チェロもフルメンバー参加です!皆さん気合入ってます!

代表T先生の号令で、まずは基本のハ長調スケールで
ウォーミングアップして、早速『アシタカ聶記』を頭から弾きました。

出だし2小節、重音1つ、単音1つで計2つの音ですが
低音楽器だけでの入りなので、とても重要。
音程もですが、ニュアンスも、T先生から細かく求められました。

「ゆっくりpで入ってのばしてる間にめいっぱいクレッシェンドです。
強弱の幅をはっきりつけて、2つめの音まで引っ張ってください」


何度かニュアンスを確認して、次の小節へ。
ここからが音程注意です!!
チェロは上パート3人、チェロ下パート1人、コンバスが下パートと同じ旋律で1人
という人数構成で重音になるはずなのですが…
全然なってません……。

私自身はかなり音程を正確に取る練習をしてきたつもりですが
合ってない人に引きずられてわからなくなります…
何度かこの4小節を繰り返しましたが、なかなか安定せず…
それぞれのパートに分かれて、ピアノの音に合わせて弾きました。

まずチェロ下パート&コンバス。
残念ながら見事に音程が外れてます(爆)

そしてチェロ上パートの私と皆さん。
私自身はピアノがあれば尚更ちゃんと音程取れてるつもりですが
3人の音は微妙にバラけてます…(爆)

部屋が狭い事もあって、自分の出してる音がわからなくなるし…
で、本来は皆さんの音量に合わせて弾くべきところですが、
仕方なくワタクシ今日は、いつもより音量出して弾くようにしました。

冒頭は音程と休符と入りのタイミングを確認し、
中盤からはニュアンスも大事にしながら音程を確認。
チェロのソロパートの部分も音程を確認。
もうひたすら音程、音程、ニュアンス、タイミング(笑)

音程は、半ば意地になって音量大で弾きだしたおかげで(笑)
ピアノとの音程の誤差がほぼないことも確認でき
自分的にはだいぶ安定してきた手応えを感じられました。
自習の時はワンフレーズをチェロで弾いて、ピアノで弾いて、と
時間差でしか音程を確認できなかったので
ピアノと同時に弾く練習ができてよかったです。

音程がちょっと安定してきたので、ニュアンスへ気を遣えるようになり、
T先生に指導いただいた細かいニュアンスにも
今回は対応できてたと思います。

こうして、ちょっと時間延長でパート練習は終了。
今日は『アシタカ聶記』だけで1時間強使ってしまいました…。

ところでフィンガリング、一応先生に見てもらって振りましたが
他の生徒さんと違う部分などあったようで…
HoさんとMさんから、ワタクシ質問攻めでした…。ナゼ、ワタクシ…?

ポジション移動、するしないとか、
どの弦のどのポジションで取ってるかとか
皆さん先生とのレッスンで確認済みかと思ってましたが…
意外と定まってなかったのですね。
私はそこが固まらないと自習すら入れないのでご存知のとおり
いの一番に始めたの、指番号を書き込むトコですから(笑)

楽器を片づけ、お茶を頂きながら皆さんとちょっと雑談。

あ、本日初顔あわせだったコンバスのFさんは
なんと本日初見で弾いてらっしゃったそうです!ビックリ!
この難曲を初見とは…オドロキです~凄すぎ~!
それに初めてこんな近くでコンバスの音を聴けて、感動しました。
やっぱコンバスいいな…さすがにこれ以上、手は出せないけど(爆)

それから今回発表会初参加のHiさんは
先日ご結婚された新婚ほやほやさんですがなんと、
お式で新郎みずからバッハの無伴奏を新婦に演奏されたそうです!
私よりレッスン歴浅い方なのに、皆さん凄すぎ…!!

そんな素敵中高年の男性に囲まれて、生徒は一点のワタクシも
頑張らなくては!

でも、代表T先生から帰り際に

「ありこさん、だいぶ上手になったね~。
1年目の生徒さんが聴いたら、びっくりするわよ~」

と褒めて下さいましたvvv
自分ではなかなか上達しない…と思ってますが、
お世辞でも褒められれば悪い気はしないし、ヤル気出ます(笑)

次の合同練習では、他楽器との呼吸もつかめるよう
地味に努力します…!