ヴァイオリン覚書♪10年6ヶ月~379回めのレッスン2015年10月27日

ボレロの重音ピッツのせいで、右指の先に水ぶくれが出来ます…。
痛くないけど、弦に当たる感触が違うし、ちょっと引っかかる感じがして、無理に酷使するとブシャーッってなりそうなので、中指と人差し指を交互で使って、水ぶくれの出来てない指で弾くようにしてる状態。

最近ピッツの曲がなかったから、指の皮が薄くなってるのかなぁ?

さて今日からスケールは短調です。
■ト短調の4オクターブスケール
ボレロの譜読みに集中していたため、スケール&クロイツェルは自習ナシ。
相変わらず、1回目はハイポジに差し掛かるあたりで、ポジション移動のタイミングを間違えてフィンガリングが途中からおかしくなってしまいましたが、2回目はミスなく弾けたし、音程もそこそこ。

ただ、自分の指の形が正しいのか不安だったため、一応先生に自らツッコミを入れ…

「一番高い音域のあたりの指の形って、全指キープしなくちゃいけませんか!?私、1とか2の指は浮いちゃってるんですけど…」

「全部の指で弦をしっかり押さえるのは厳しいと思いますので、弦上に乗せておく程度でいいと思いますよ」

との先生の回答を注意して、次回はスラー付きでも弾く事になりました。


ところどころ先生の帆奏と音程をすり合わせながら、最後まで通して弾きました。
しばらく自習をしていなかったせいで、若干音程が不安定になる箇所はいくつかあったけれど、ロングトーンに極力ヴィブラートをかけるという前回の指摘はミッションとしてしっかり意識して、かなりのハイポジでも結構きちんとヴィブラートをかけました。

おかげで多少の音程はスルーで、合格。
次回はボリュームのある練習なので、前半までレッスンする事になりました。


ラヴェル『ボレロ』…第1Vn
水ぶくれが出来るほど、93小節目からの延々ピッツで苦戦しております…。そして覚えられる気がしない(爆)
今日のレッスンは、前回の続きから最後まで。
ひととおり予習しておいたので、フィンガリングが分からなかったところを中心に見て頂いて、一応通してフィンガリングが決まりました。

メインテーマが4パートのディビジになります。譜表4段で作ると嵩張るので、1段2パート×2にまとめました。

併記するとよくわかりますが、ただの音程違いじゃなく、一部違う動きがあったり、フレーズ感が違ったりするので、これも覚えられる気がしない…。

同じテーマが続いても、よーく見ると微妙に違ってたりするので、パターンが覚えられません。
主旋律パートをざっくり【A】パート、【B】パートと分けて捉える事にして、上の譜面までが【A】パート、ここからが【B】パートです。
これもどのポジションからスタートするか迷って、先生に相談しながら、このフィンガリングに落ち着きました。


ボレロはほぼ、A】パート×2、【B】パート×2を、メインになる楽器が代わる代わる演奏して、終局を迎える構成。上2画像の譜面が【B】パートです。

これ↓が【B】パート2巡目。上パートは単純に1巡目の繰り返しですが、下パートは…変則ですね。


終局へ向かって繰り返しがなくなり、A】パート×1、【Bパート×1という流れになり、さらに4パートに分かれて、またまた変則的なパートが……。

もうカオス!!



とりあえず弾くしかない(苦笑)
が…頑張りますっ!

あ、何も言わなかったけど次回からアンダーソン『クリスマスフェスティバル』かな…とりあえず来月のオケ練には出ないとヤバそうなので、そっちのフィンガリングを早いトコ確定させたいっす。