前回、合格と言われたにもかかわらず、自ら通し演奏での仕上げリベンジを申し出たので、今日のレッスンまで二週間、少しでも自習時間を作って弾いてきて、ちゃんと曲想も出したかったのですが……
なんか、音程通り弾くのに必死で、あんまりニュアンスは出せなかった…がっくし。
当日はこっそり録音しなかったけれど、自宅で録音して確認したのより、多分酷かったと思います。
比較的スムーズに弾けてた部分も慎重になりすぎて、却って詰まってしまって流れが途切れちゃったりしたし。
先生からの総評も、
「だいたいOKです。1つ気になったのは、通常1で捉える音をスムーズなフレージングの問題で2を使う部分(14段2小節め)で、少し音程が甘くなって高めになってしまっていました。こういうフィンガリングはこれからもたくさん出てきますので、注意しましょう」
ミ♮を通常1stポジションであれば1の指で捉えますが、次の音が隣弦のシ♭で、1&1のフィンガリングを十六分音符で連続演奏するのが厳しいため、2&1というフィンガリングで演奏します。
つまり普段1の指で捉える音を、2で捉えるのだから、低めを意識しなければなりませんし、一応そのつもりで弾いてるつもりなのですけど、2と1の指の間隔を厳しく詰めないと、ちょっとでも間隔が開いたら、感覚的に合ってる体で捉えてるミ♮がミ#寄りくらいの音になっちゃってるんでしょうね。
フレットのない楽器はこういうところがホント難しいです。
ニュアンスまで出せなくても音程くらいは堅持して弾きたかったのに…痛いツッコミ( ノД`)シクシク…
★映画「ラヴェンダーの咲く庭で」より
ナイジェル・ヘス『Fantasy from Ladies in Lavender』
今日も先生と、ネックになる重音のフィンガリングを中心に、問題個所をピックアップ演奏しながら進めました。
最初の重音からして相当フィンガリングに迷って決められずにいます…(-_-;)
音はわかるので、フィンガリングさえ決まれば弾きこんでゆくだけなのですが。
冒頭のカール・フレッシュの話とも重なりますけれど、同じフィンガリングのスライド移動で弾いた方が捉えやすい部分と、次のフレーズとの繋ぎの兼ね合いでそれが難しい上、1stで捉えるか、3rdで捉えるか迷うところ↓がありました。
で、本日一か所決めたのは3度重音2つを1stポジ3&1→2ndポジ3&1でスライド移動、からの6度重音を2ndポジ1&2、からの6度重音をスライド移動して3rdポジ1&2、2&3で捉えます。
ありこさんは本当に淡々と着実に進んでいますね。
それがどれほど難しいか・・・。
クロイツェルも曲の重音も、レベルが高過ぎ!
もう遥か遠くへ行ってしまった・・・笑