チェロ覚書♪♪0年6ヶ月~12回めのレッスン2009年09月19日

前回レッスンからあまり時間はありませんでしたが
今回は指練習も怠らず、上げ弓の使い方も意識して
ポイント絞って自習しました。

教室へ向かう途中で先生からメール着信。

どうやら新しい第4レッスン室でのレッスンになるようです。
同じビルの2階にある同レッスン室、いつもの1〜3のレッスン室をスルーしてビルのEVホールヘ行き
第4レッスン室の入り口脇に置いてある椅子で
時間まで待つ事にしました。

ん?外へチェロの美しい響きがもれてきます。
一瞬前の方のレッスン中かと思ったのですが
とっても難しそうな曲がつらつらと聴こえてくるので
どうやら先生が演奏されているみたい。

普段教室が狭くて先生の演奏をじっくり聴く機会がないため
思わず聴き入っていたら…
時間前に先生が扉から出て来られました。

教室の楽器を準備して、調弦して…
諸々の作業を済ませてから、レッスンスタートです。

いつものウェルナーの指練習。
左手の形や右手の弓の角度は前回崩れていたので
今回は自分でわかる範囲で修正してきました。

ただ、今度は楽器の構えがちょっとずれてきたみたい。

先生に修正してもらい、全弦使ったスケールを4音1つスラーで弾く練習と、少しスラーを変えてスタッカートを入れたりするバリエーションの練習までやって…

「アンサンブルの曲はだいたいできていらっしゃったので、今日は鈴木の方をたくさんやります?それとも指の練習をすすめますか?」

と訊かれました。

最近基本がおろそかになっていたので
指練習をしっかり見てもらいたいと思い、ウェルナーをもうちょっと先までやることに。

1弦ずつ、解放弦含むすべての指を使ったアルペジオの練習です。

「これは、最初は繋げず、一音ずつ切って、発音よく弾いてから続けて弾く練習をしてください」

第4レッスン室は広いので、先生のお手本演奏も見られ、自分で構えて真似っこしながらできるのが、嬉しいし参考になります。

指をしっかりポンっと弦に置いてから、弓を弾く、でひとつのアルペジオを弾いてから、今度は繋げて弾く、それを4弦全部でやっておしまい。

鈴木の教本は『ちょうちょ』から。
まずは無伴奏で通して弾きました。

「はい。だいたい音程もいいですね。じゃ、今のだとまだドイツ人の軍隊ぽいしっかりした弾き方なので、雰囲気ある感じでふわふわ〜っと、やわらか〜く弾いてみましょう」

と、先生は鼻歌で『ちょうちょ』を歌いながら、楽譜にないクレッシェンド、デクレッシェンド、強弱記号を書き込んでゆき…

「はい、さいごで羽根がとじたよ〜みたいな。こんな感じでもう一回いってみましょう!」

私はしっかり音を出そうとしてつい弓をべたっと使ってしまうのですが、先生の弾き方を見ていると、とても軽々としたボーイングで、音は響いてるのに、確かに軽やかなのです。

よし、イメージ的にはそんな感じのボーイングで。

二回目は音程より、軽やかなボーイングに神経を遣って弾いてみました。

「だいぶよくなりましたね!じゃ、仕上げに伴奏と合わせて弾きましょう」

軽いボーイングとアクセントの位置、上げ弓の感覚、一生懸命そこに気を遣っていたら、最後の最後で音程が崩れてしまいました(汗)
でも、雰囲気は掴めてるということで、こちらも今回で合格!

『こぎつね』までいけなかったので、次回はこれと追加で『むすんでひらいて』が宿題になりました。

うーん、軽いボーイング。やってるつもりでまだまだのようなので、音がかすれない力加減を掴むにはまだ時間がかかりそうです…。

ところでレッスンの終わりに先生から、

「弾きたい曲とかあったら、こういうレパートリー集のような本も探して買ってみてください」

それをレッスンでやる?みたいなお話がありました。
発表会はソロを丁重にお断りし、アンサンブルのみの参加で決定して、もうプログラムも作成されるので間違いない筈なのですが…
鈴木の教本にもだんだんそういう曲は出てくるし、それ以外にもやるって???

ひょっとしてもう来年の発表会を視野に置かれているのでしょうか???
いや〜来年もできればソロはやらないつもりなのですが。
というわけで、「はい」となんとなく返事はしたものの、聞かなかったことにしておこうと思う私なのでした。