ヴァイオリン覚書♪4年7ヶ月~4回めのアンサンブルクッキング2009年10月03日

実は当日の3,4日前からすこぶる体調が悪く…
前々日の夜は烈しい偏頭痛に襲われて薬も効果なく、
夜中眠れず苦しんで翌日仕事を休んだものの
当日の日中は土曜出勤&片付けねばならない仕事もあったので
とぼとぼとヴァイオリンを抱えて出勤しました…。

休まなければ大した仕事量じゃないのですが
一日休んだらデスクがぐっちゃぐちゃに…っ!!

それらを急を要するものとそうでないものに仕分けし、
さくさくと…こなしていくうちにだんだん偏頭痛が…。

早めに薬を飲んで対処しようとしたのですが
最近服用しすぎてて効きが悪くなっているのか、
あんまり効果はなく…。

でもこの日のために頑張ってきたので、仕事を終えた後、
なんとか、気力を保って会場まで足を運びました。

職場を離れたらなんとなく頭痛ガンガン状態からは抜け出せて、
ズーンとした鈍さになってきたので
これなら大丈夫、大丈夫、と己に言い聞かせて会場入り。

…って、あれ?なんか人、少なっ…!

今回はセミナークラスが初級、中級、上級と3クラスに分かれたせいか、
最終の上級クラス、これまでより異様に人数が少ないです!

じ…自分の音が…目立ってしまふ…!!

丸3日、ヴァイオリンに触ってなかった不安から
受付時間ぴったりに会場入りしたので
開始までの30分、弾き込んでおさらいしようと思ったのですけど…

あまりに人が少ないので、なんか自分の音が…
聴こえると恥ずかしい…!

なのでちょっと人が増え始めてから
こそっと緩い音で練習(笑)

そうこうしているうちに、同じ教室でお知り合いのSさん到着。
先生はアシストとして会場に入っているので
私の隣の席へSさんを誘導してくれました。ほっ。
でも先生、『G線上…』は3rdヴァイオリンのサポートでまじるため
演奏中は席が遠い…あうううう。

Sさんとおしゃべりしつつ、たまに音出ししていたら
セミナーが始まりました。
やっぱり人が少ない~~上級コースといっても
前回の中・上級コースよりはるかに難易度の低い課題曲だと思うのに!

まずはいつものとおり講師演奏から。
あ、指揮と指導の先生は例年の(チャン・ツィイー似の)先生じゃないわ!
今回は東京からいらっしゃってる先生だそうです。

講師演奏は、思いのほかヴァイオリンもチェロも柔らかな演奏で
なんか自分が練習してきた雰囲気とちょっと違う…
こんな感じで弾くんだな、という事がわかったところで
早速生徒と先生でアンサンブル演奏開始です。

曲調が穏やかなので、なんだかいつもより落ち着いて弾けました。
ヴィブラートもまずまず、3日のブランクと
現在進行形の体調不良のわりにはよく弾けたと思います。

指導の先生はいつもたいていアゲアゲで指導を進めるので(笑)
今回も「すばらしいです♪」から始まって
細かな部分のチェックに入りました。

譜面にはほとんど強弱記号が振ってなかったので
まずニュアンスの指示が入って、それを楽譜へ書き込み、
フレーズを分けて各パートごとに弾き込みしていきます。

今回は半円の一番縁で、1stヴァイオリンのトップの先生の真後ろ
という席についていた私からは
チェロの演奏がとてもよく見えます。
上級クラスのチェロの方々なので、当然お上手、
自分が弾いてない時には、じーっと手元をチェックしてました。
チェロ初心者としては大変参考になります。
自分と違ってものすごく軽やかなボーイング、フィンガリング。
チェロの先生に「ドイツ人ぽい弾き方」と言われるゆえんが
よくわかった気がします…。
よし、チェロはこんな感じをイメージしようと思いました。

さて、あんまり余所見もしていられず
自分のパートに指導が入って弾く時は集中集中。
ものすごく集中しているせいで、頭の痛みは忘れてました(笑)
仕事ではどんだけ集中しても忘れられなかったのにね(爆)

仕上げ演奏も、まずまずいつもどおりのテンションで
弾けたと思います。ほっ。

10分の休憩を挟んで、『If We…』に入りますが
今回もヤマハのヴァイオリン、グァルネリモデルとストラディバリウスモデル、
90万円台の楽器の試奏コーナーがあり
人もいなかったので、試奏させてもらいました♪

あ…、あきらかに自分のヴァイオリンとは違う、豊かな音色…
うっとり…これ、私の出してる音…?みたいな(笑)
ヤマハの方がおっしゃる通り
ストラディバリウスモデルは高音が華やかな響き、
グァルネリモデルは全体に温かい音色だと感じました。
私はグァルネリモデルの方が好きな音でした。それに、
アリーナ・イブラギモヴァが、ピエトロ・グァルネリを使用していることもあって
いつかグァルネリモデル(ただしこちらはグァルネリ・デル・ジェス)をわが手に…
とか野望は抱いているのですが…
90万は出せないわ…。
いいものを触らせていただきました。

さてさてリズム音痴で苦戦していた『If We…』ですが…
やっぱり練習していたのとなんとなくリズムが違う箇所があり
当日修正しなければならなくてちょっと焦りました…。

これもニュアンスの指示がいくつか入って譜面へカキカキ。
これまで弾いてきた感じとだいぶ違います。
まぁ、ニュアンスくらいはすぐ直せるけど
リズムはしみこんでるから、きついわ…。

若干、周りの音を窺いながらひょこひょこっとついていく感じで
それでも中盤の難しいフレーズとか、つっかからずに
落ち着いて弾けたのでよかったです。

慣れもあるかもしれないけれど
今回は選曲がよかったんだと思います。
前回の『アイネクライネナハトムジーク』は人数も多かったし
音が氾濫して自分の音が間違ってるように聴こえるわ、
ちょっとつまずくと当分入れなくなるわで
焦りまくって終わりましたからね~。
※昨年の日記参照↓
http://ariawase.asablo.jp/blog/2008/10/26/3849759

なにはともあれ、ぶったおれることもなく(苦笑)
無事セミナーを受けられてよかったよかった。

来年も参加したいですが、体調万全で臨みたいです…。

本日のごはんφ_(*^▽^*)_ψにんじんゴロゴロのカレータジン2009年10月05日

ほとんどにんじんです(笑)
このところ、週に1、2回はタジン鍋で調理しています。

野菜を蒸すのが楽なんですよ~。
少量のお水をはって、極弱火で様子を見ながら火にかけてやると
煮崩れせず、いい感じに蒸しあがるんです。
しかも、野菜の味が濃い気がします。

先日も白いとうもろこしを蒸しましたが
普通にタジンを作る時も下処理であらかじめ野菜を蒸してから
本調理に入っています。

というわけで、本日はカレータジンにしてみました♪
ありあわせの材料で作ったので
カレーではなく、カレー鍋って感じです。

【使った材料】19cmタジン鍋1皿分

にんじん 大1本
塩えんどう豆 半カップくらい
鶏もも肉 1/2枚
カレーペースト(パタックス)  大さじ2杯くらい
マンゴーチャツネ(パタックス) 小さじ1杯くらい

コーヒーフレッシュ 1ヶ
ドライパセリ 適量

にんじんはお好みのゴロゴロサイズにカットして
タジン鍋へ重ならないよう並べ、
少量のお水を張って蓋をし、10分くらい様子を見ながら
極弱火にかけて蒸します。
竹串がなんとか通るくらいの固さまででしょうか。

蒸している間に鶏もも肉を一口大にカットし、
塩胡椒で下味をつけましょう。気持ちきつめがいいです。

蒸しあがったにんじんの入ったタジン鍋に
鍋の半量くらいの水を入れて弱火にかけながら
カレーペーストを溶かし入れます。
鶏もも肉はさっとフライパンで表面焼きしてから
鍋の中へ投入。
塩えんどう豆もぱらぱらっと入れて
スプーンでカレー汁を上からかけてなじませたら
蓋をして極弱火にかけます。

あとは水分量に気をつけて煮るだけ。
水が少なくなったら足し、カレー汁が全体になじんできたら
マンゴーチャツネで味を整えます。

具材はあんまりぐちゃぐちゃかき混ぜず
スプーンで野菜の焦げつきを確認する程度に。

全体にカレーが沁みて、にんじんが焦げつきはじめたくらいがベスト。

いわゆるカレーではなく、カレー風味でさらっとした食感のタジンです。

食べてみた感じ、がっつり煮込むカレーと違って
にんじん、えんどう豆、鶏肉、それぞれが
それぞれの味のままカレーソースに包まれてるという味わい。

にんじんが大好きな私には、
にんじんの美味しさが一番引き立つ調理法かも。

編み物■086 菜の花畑のブックカバー2009年10月06日

左の状態のが、こんな(右)構造になってます
ブックカバー、以前から編んでみたかったアイテムなのですが
編み図がなかなかないんですよね~。

そこで今回は使えそうなテーブルマットの編み図をアレンジし
私のお気に入り、PINGUのブックカバーの仕様を参考に
相変わらず適当な目数感覚で作ってみました♪

どうでしょう???
思ったより、きちんとブックカバーになったと思います!

PINGUのブックカバーと全く同じ仕様で、
片方は袋状になってて挿し込むのですが、
もう片方は本の厚さで調節できるように、
折るだけなんですよ~。
でも、ベロベロ~ってならないように
ゴムがついてて、すぐれものなんです。

元々がテーブルマット用の編み地で、変化のある編み目なので
これだけでもこじゃれた雰囲気ではありますが、
縁をしっかりさせる意味と、より可愛らしさを追究し、
すっかりお得意になった40番レース糸のエジングで
がっつり縁編みを入れました。

それから折角自分で作るので、見えない部分にもオシャレを、
と思い、内側になる袋状の口の部分へも
表の縁と同じ縁編みを施しました。
もちろん、片側の折る部分の縁も同じ縁編みを忘れずに。

ゴム部分は、先日ハンズメッセで大量買いした
可愛いゴム入りレースの出番!

栞も、ハンドメイドならではの可愛いものにしたいので
先にお花のモチーフをつけてみましたよ♪

表にも、もちろん小さなお花のモチーフをちりばめて、
ひたすら可愛く可愛く。

どんなに渋い時代小説とかでも(笑→それは私)
これさえあれば、可愛らしい雰囲気に早変わり(笑)

編み物だからお洗濯もできるし、
色々アレンジの余地もあって、プレゼント用にはピッタリかもです。

★追記★
2009年11月5日更新のクラフトハートトーカイ投稿作品ページに
掲載されました~♪(掲載期間向う4ヶ月)
http://www.craftheart-tokai.jp/


編み図:レース編み(ブティック社) 、モチーフ&ブレードでつくるかわいいかぎ針編み(成美堂出版)
糸:(ダイソー)コットンレース糸#20 20g【イエロー】2玉、
  (ダイソー)コットンレース糸#40 20g【キナリ・オレンジ】若干量
  (セリア)コットンレース糸#20 20g【イエロー】若干量
  (セリア)シルクマーブル 25g【イエローオレンジ系】若干量
  (毛糸ピエロ)コットンレース#40 40g【アプリコット】若干量
  (毛糸ピエロ)コットンレース#40 40g【色番2:アンズ・フラミンゴ・ライトベージュ・スモークベージュ】若干量
その他:ゴム入りレースリボン15cm 1本

編み物 087■春が待ち遠しい女の子のマーガレット2009年10月09日

上が広げたまま、下が着用例です。
こちらは姪っ子へのお年玉です。
前々から、大人用に編みたいけどサイズ調整がなぁ…
と思っていて、とりあえず編み図どおり編んでみたかったコレ。
で、ついでにあげちゃえ~、みたいな(笑)

ただひたすら単純な模様編みを続けて
長方形に編むだけなので、ほんとに簡単。
でも、私は春らしく、また女の子らしく
綺麗なピンクのレース糸で編んだため
当然編み図より目数も段数も増やさねばならず
単純作業の繰り返しで、中盤かなり嫌気が…(爆)

だから、その合間に084やら085を編んでいました(笑)

おかげで完成までに時間がかかってしまいましたが
簡単で可愛い、これが一番ですよね♪

これはアレンジの余地があんまりなかったので
目数調整以外は、ほぼ編み図どおりで完成させました。
アレンジというほどでもないけれど、変えたのは
両端につける花のモチーフを全て40番レース糸で作って
基本の三色の糸を配置替え、編み方微妙変えし、
お花の数、サイズ、バリエーションを増やしたところでしょうか。
葉っぱもお花の大きさに合わせて適当に
編み方を変えています。

春先の羽織りものだったら、モチーフつなぎのボレロなんかも
可愛いのですが、なにせ育ち盛りの姪っ子(幼稚園児)。
すぐに着られなくなってしまうのは必至です。

その点これは、着られなくなってもきっと
バスケットカバーとか、テーブルマットがわりに使えると思うので
そこが決め手だったのですよね~。

自分の子じゃないので、色々編んであげたいけれど
いつもサイズが一番問題なのでした。

っていうか、編み図のサイズどおり作ったら、
ハロッズのイヤーベアでぴったりなのですけど、
だ…大丈夫かな…サイズ…。

余談ですが、私は小学校中学年くらいからほとんど
身長が変わってない(現在縮んでなければ166cmのはず)ため
いまだに小学校の時の服を着ています…(汗)


編み図:毛糸ピエロのサイトから「ラブリーコットンのマーガレット」DL
糸:、(ダイソー)コットンレース糸#20 20g【ピンク】5.5玉、コットンレース糸#40 20g【若草・ベージュ】若干量
(毛糸ピエロ)コットンレース糸#40 40g【アズキ・ピーチピンク・リーフグリーン】若干量
その他:(セリア)シェルボタン【ピンク】6ヶ

チェロ覚書♪♪0年7ヶ月~13回めのレッスン2009年10月10日

ヴァイオリンの方がひと段落つき、
そろそろ発表会に向けてチェロの方をしっかり
重点的にやらなければと思い
今週は基本に返って指練習をじっくり自習しました。

アンサンブルクッキングで観察してきたような軽いボーイングで、
左手も力を入れ過ぎず、
弓の角度や左手のアーチ、左腕の角度なんかも
目視でチェックして。

ボーイングは永遠の課題ですので
一朝一夕でどうにかなるものではありませんが
イメージトレーニングの成果か、
べったり力を入れ過ぎていたこれまでとは
音が違ってきたように思いました。

というわけで、いざレッスン!

ウェルナーの教本の前回までの復習と、
新しい宿題部分を順に弾いてゆきました。

復習部分は各弦、音程も割合きちんと取れていたし
特にこれまで苦手だった一番低いC線のスケールは
音程、音質ともにレベルアップできたかも!?と
自覚したとおり、先生からも

「うん!だいたい綺麗に弾けてますね~!
C線がずいぶん綺麗になってきましたよ!」

ただ、軽いボーイングを意識しすぎて
弓の先の音が少し抜けがちだったので
そこは最後まで弦に引きつけて返すよう
修正が入りました。

新しい宿題部分は左指の動きが少し複雑になります。
早く、正確にポジションを取ることが要求されるため
若干力んで左手に力が入り出し、
それに伴って右手にも余分な力が入り始めると
先生から修正が。

意識すれば直るレベルの問題ですが
言われないとわからないのが初心者ですね(汗)
ま、すぐ修正がきいたおかげで
一応合格を頂けました。
ただ、合格だけれど重要な動きなので
自習では弾いておくようにとのこと。

で、次回レッスンまで多少時間が空くため
指練習は新しい宿題が多めに出されました。
今度はボーイングパターンが色々とありそうな…
指練習は基本中の基本ですから、
がっつり着実に身に着けてゆきたいものです。

さて、鈴木の教本は『こぎつね』から。
はじめの通し演奏もまずまずで、先生からも
「だいぶチェロらしい音が出るようになりましたね~」
と褒められました♪
この辺はボーイングでかなり改善されたようです!

ただし
「なので、もっと細かい表現をつけられるようにしましょう」
というわけで、ここからはニュアンスを出すための
様々な弾き分け指導がありました。

強弱はもちろんのこと、音符ごとの弾き方に
こんな短い曲の中でも逐一チェックが入ったのですが、
その中にはヴァイオリンでも度々言われることと同じ、

「音の余韻を使って次のフレーズに繋ぐ」

というのもあり。
ヴァイオリンとチェロ、色々違いは感じていますが、
それでも同じ弦楽器、やはり共通の課題はありますね。

指導点を頭に置きながら4あと3回弾き直して、
5回目で先生のピアノ伴奏に合わせて演奏し
合格をもらいました♪
1レッスン1合格、順調です♪…でも多分今のうち(泣)

残り時間5分ほどだったので
もうひとつの課題曲『むすんでひらいて』は
とりあえず通し演奏をし、
先生に注意点を拾ってもらって
次回仕上げることになり、
またしても宿題は…え!?続き3曲!?

といってもレッスン30分内で全部は絶対無理なので
ある程度弾きこませる意図での宿題量ということでしょう。

今日は自分でも音が変わってきたぞ!という
自覚を持てました。
この調子で発表会までにできるだけ基礎を固めていきたいです。

編み物 088■ぬいぐるみ用のハロウィンハット2009年10月11日

とんがり帽子って意外と難しいんです…だからちょっといびつ。
えーと、以前にも書いたかもしれませんが、
私はクリスマスより誕生日より、ハロウィンが大好きです♪

毎年、ハロウィンマンスになると、妙にうきうきします(笑)
あの、ジャックオランタンのグッズとか見ると
いてもたってもいられません(爆)
で、ついついかぼちゃのスウィーツとか買ってしまいます。

実は昨日も百円均一でかわいいオーナメントを見つけて
ごちゃごちゃ買ってしまいましたっ。
その日のうちに、さっそく出窓へディスプレイしてみたのですが…

色々買いまくったつもりだったけれど
なんだか思ったよりスペースがあるわ…。

というわけで、これまでも出窓へ普通に置いていた
私のニット専属モデル(笑)のクマのぬいぐるみを
ハロウィン仕様にすることを思いつき、
これまた、その日のうちに作業開始!

夜なべして、とりあえず帽子を編み上げました♪

編み図なんかないので適当に編みましたが
わりとそれらしい雰囲気になったと思います!

ちゃんとクマの耳が出せるとこが
オーダーメイドならではでしょう~?

かぼちゃのモチーフも、適当に編んだわりには
いい感じになってるし。

さらにハロウィンぽくしたいので
マントが欲しいなぁ~。作るか(爆)

編み図:オリジナル
糸:、(ダイソー)コットンレース糸#20 20g【ブラック】0.5玉、コットンレース糸#40 20g【オレンジ】若干量
(毛糸ピエロ)コットンレース糸#40 40g【ココアブラウン】若干量

ヴァイオリン覚書♪4年7ヶ月~公園デビュウ(笑)2009年10月12日

見よ!このグラスの多さ!(笑い
今日はすっかりいきつけになった(笑)お気に入りのビストロの
ワイン会がありました。

このお店、チェロの教室の最寄駅と同じなのですが、
駅前にとても大きな公園があるんです。

前々から、
 『金色のコルダ』の香穂子ちゃんみたいに
 公園でヴァイオリンを練習してみたい!
と思っていた私(笑)

先日サックスを練習している人をたまたま見かけたこともあって、
お天気もまずまずだし、気候もいい感じの本日、
ワイン会に参加する前、ちょっと公園に寄って
さくっと弾いてみようかな~と思いたち
ヴァイオリンを背負って夕方、公園へ行ってみました。

サックスを練習されてた方は、それなりにお上手だったし
結構目立つ場所で吹かれてたのですが…
私はこそっと、どこからともなくヴァイオリンらしき音が…?
的な場所で弾きたかったため(爆)
まず、場所の選定から。

この日は何かイベントをやっていて、
中央のあたりには出店が立ち並び
脇のステージ?でパフォーマンスしてるらしいバンド系の音楽が
がんがん聴こえていました。

人はいつもより多い気がしましたが
がんがんのサウンドに押されて却っていいかも(笑)

木立の中にあるモニュメントの陰が
いい感じに翳っていて鳥もおらず
荷物も置きやすそうだったので
そこへ持ってきたレジャーシートをしいて楽器を置き、
楽譜をケースに立てて、いざ練習開始!

残留課題のシモネッティの『マドリガル』を弾きました。

空気が乾燥しているせいか、楽器はよく鳴ります。
少し離れたところにある木蔭のベンチには
ぱらぱらと人がいるので多分聴こえるでしょうが
それを一切気にせず、練習に集中するクソ度胸をつけること。
それも今回の課題でした。

しばらく弾いていたら…思わぬ妨害が!

蚊の襲来です!!(笑)

もうこの季節はいないと思っていましたが
肌が出ている膝の辺りに何匹も食いついてきて(T-T)
弾くどころじゃなくなってきました…。

じっとしてるとかなり襲われるので
足下は少しごそごそ動きつつ、練習再開。

するとまたしても妨害が!

…酔っ払いに絡まれました…。

「肩に力が入りすぎ」とか偉そうな事を言ったかと思うと
「トイレどこですか?」
一生懸命練習している私に訊くなよ!

あんまりしつこくはなかったので
適当にあしらって追い払いました。

ここで心が折れたのでちょっと休憩。

『マドリガル』は自分が苦手な曲調ということもあって
いまいち練習のテンションが上がらないため
先日まで弾きこんできた『G線上のアリア』を
セミナーでいわれたことを頭に置いて、
個人的な仕上げのつもりで演奏。

少し日が傾きかけてくると、蚊はいなくなって
演奏にも集中できたおかげで、
随分いい感じに弾けてきました。
それにしても今日は本当に楽器がよく鳴ります。

と、調子に乗っていたらどこからともなく第三の妨害!
風に吹かれてとばされたのか、楽器の上に蟻が!(笑)

ふいに中断されてびっくりし、
F字孔に入らないよう、息で吹き飛ばし(笑)

弾いている近くをたまに人が通ったりはしますが、
完全に無視して、「私は一生懸命練習中」オーラを
出しまくっていたおかげか
最初の酔っ払い以外は、温かい目でスルーしてもらえました。

こうして16:00頃から1時間半くらい
待ち合わせの時間めいっぱいまで
しっかり練習やりきりました。

風も強くなく、日が傾きかけても寒くはなく
天候の条件はばっちりでしたが
外だからか、気を張っているせいか
妙に喉が渇いたので…

その後で参加したワイン会の一杯めのシャンパンの
おいしかったこと!

その後は合計8本のワインを
相変わらずグタグタに飲んで
翌日の今現在、二日酔いですが(爆)
写真がそれらおよびおつまみです。

とりあえず、人目を必要以上に意識しないことは
勉強できたように思います。

この平常心がチェロの発表会へ活かせたら…いいな。

ヴァイオリン覚書♪4年7ヶ月~162回めのレッスン2009年10月13日

ト音記号や八分音符、シャープ、四分音符なんかがありますよ~
音楽にちなんで…写真は音符のかたちのパスタを使った
白ねぎのスープです。
ヴァイオリンの先生の新婚旅行のお土産でいただきました。

赤、緑、プレーンの三色で、ト音記号、八分音符や四分音符、
シャープなんかがあるんですよ。
写真だとわかりづらいのですが…

見た目が可愛いパスタ大好きなので、
サラダに混ぜたりしても楽しめそうです♪

さて、アンサンブルクッキング明けのレッスン、
まずはアンサンブルクッキングの感想やらをおしゃべりしました。
今回東京からお越しになった指導の先生は
ご自身も音楽が大好き、楽しんでるという雰囲気たっぷりで
ユーモアもたっぷり含めて参加者を上手に乗せつつ
表現部分の指導をされていたのが印象的で
そのあたりは私の先生も感じていらっしゃったようです。

というわけでシモネッティ『マドリガル』を。

今回は最初に譜面の中の「con Sord.」という表記の
説明がありました。

「これは弱音器をつけて演奏するっていう指示なんです。
こういうのをA線にぶらさげておいて、
この指示があるところで駒の方にずらしてつけます。
この楽譜には外す指示が…ないですね。
なので本来は、全部弱音器をつけて演奏します」

先生が、ご自分の楽器に黒くて丸い小さな弱音器をつけ
こんな感じというのを教えてくれました。

これ、アリーナがバッハで使ってるのを見たことがあるので
知っています。

ちなみに

 con Sord.(コン ソルド)=弱音器をつける
 senza Sord.(センツァ ソルド)=弱音器をはずす

だそうです。
これはピアノにはない表記なので、初めて知りました。

私自身は自習用の消音器しか持っていないし
レッスンでは音をよく確認するために
今日もこれまでどおり弱音器は使わず演奏開始しました。

まず伴奏くんなしで頭から通して演奏しましたが…
半分くらい言ったところでストップ。

音程は結構取れているし、フラジオもわりとクリアな音だし
無難に弾けていると自分では思っていたのですが…

「この曲は全体の流れで、
同じフレーズでもニュアンスを変えて弾いたり
もっとヴァイオリンらしく音の山を意識して欲しいので
なんとなく弾けてる感じじゃなくて
曲の表情が伝わるように弾けるようにしましょう」

だそうです。
うーん、まだ表現が足りないのか…。

というわけで、いきなり出だしからがっつりやり直し。

三連符の最後の音で弓の速度が急に上がるクセは
相変わらず出てくるので、速さは均一で音だけクレッシェンド

とか

フラジオの余韻の間に次の音の指を素早くポジション取って
ぎりぎりまで弓を弦に吸いつけてこれまた素早く移弦

とか

次のフレーズに繋がる最後の音はひっぱってひっぱって
次のフレーズの頭まで勢いを持っていく

とか

「フラジオの後の音がまだワンテンポ遅い。フラジオの音をもっと柔らかく。
そう、この辺はお花みたいな…ピンクのお花のふわっとしたイメージで」

ピ…ピンクのお花ですか!?
『のだめカンタービレ』みたいな指導が入りましたよ…うはー。

ピンクのお花はわかりますが、それをどう音で表現するのかは
さっぱりわからないのですが(汗)

柔らかくしようとすると弓が浮いてしまい、
弓の圧に注意すると指が遅れてしまい、
ピンクのお花はなかなか咲かないまま、レッスンが終了~。

なんか最近先生の指導がかなり抽象的に…。

「宿題これだけでしたっけ?じゃあ次のスケールもやっておいてください」

『マドリガル』の合格がもらえないまま、先のスケールに入るとは。
どうやら『マドリガル』も長い旅になりそうです…ううう。

チェロ覚書♪♪0年7ヶ月~3回めの合同練習2009年10月14日

合同練習自体は4回目なのですが、
3回目がヴァイオリンのアンサンブルクッキングとブッキングしてしまったため、
私自身の参加は3回目の合同練習です。

いつもどおり一番広い教室か、
その隣のスペースで行うのかと思いきや!
一週間前になって練習会場変更のお知らせが入り
本番に類するホールでの練習になりました!

おおお~!

なんでも、合唱の方々が加わると、
とても教室には人数が納まりきらず
教室脇のスペースではピアノ伴奏もないので
本番の雰囲気にできるだけ近づけていくため
急遽会場を借りたのだそうです。

思えばホールの壇上(舞台)でパフォーマンスするのは久々だわ…。

ヴァイオリンの初発表会はホールのリハーサル室だったから
ピアノの発表会で経験してきたホールでの演奏とはほど遠い感じで、
逆に観客が近くてド緊張しまくったのですが
私的にはホールの方が大丈夫…かも?

というか、音の響きがどんな感じになるのか
ちょっと楽しみでもあり、おそろしくもあり。

若干迷いつつホールへ到着すると、
まだそれほど人は集まっていませんでした。
ま、歌の方は来てすぐ練習に入れますけれど
楽器は準備が必要ですからね。

調弦して、ちょろちょろっと練習したあたりで
ヴァイオリンの生徒さんと挨拶がてら雑談していたら
ぞろぞろと参加者&先生方も集まってきました。

平日夜なせいか、前回同様実際の人数よりかなり少なめ。
今日はチェロの先生もいらっしゃらないのですが
初顔合わせてご一緒した方がいらっしゃったので
ひとまず安心です。

ひととおりの準備が完了したところで定刻が来て
『風のとおり道』から練習が始まりました。

1回通して弾いたら…なんかこれまでとアウフタクトのテンポとか
随分かわってて戸惑いまくり。
何度か合わせるうちにようやく慣れましたが
毎回なにかしらニュアンスが変わってくるため
一回休むとかなり変わるようです…。
本番に近くなったらこれほど変わることはないと…思いたい。

で、エンドピンは最初、ゴムカバーをつけたまま弾いていたら
つるつるすべって演奏するどころじゃなかったので(笑)
外して遠慮なく床にぶっさしました(爆)
それでも若干滑るので…やはり滑り止めのアイテムを買うべきか…。

ゴムカバーがないと断然音の響きが良くて
楽器もよく鳴りました。
音程は、これまでにも増して安定してきたと思うし、
ボーイングに余裕ができたような気がします。

自分的にはまずまずの演奏で終了し
休憩をはさんて『カノン』へ。

『カノン』はなんかスピードがころころ変わるので

1回目=まぁ普通、2回目=だんだん速くなるので落としてゆっくりめ、
3回目=私は欠席したけれど噂によるとかなりハイペース

通算4回目になる今回はどうなるか…。

とりあえず頭はチェロ、第4ヴァイオリン、ピアノからスタートで、
たまたま私が一番ピアノに近い席に座っていたせいで
出だしの合図を取ることになったため
自分の弾きやすいペースで弾いてみました。

それをもっと早くしましょうということになり
2度目はかなりハイペースで。

は…速過ぎる…っ。

結局どの速度で弾くのが一番いいのか
先生、生徒から色々意見を出して
115くらいの速度で弾くことになりました。

が、115くらいの速度といわれても、
正直リズム感のない私にはさっぱりわかりません(爆)
なのに私がリードしてスタートせねばならず
とりあえず拍子をとってもらって感覚を掴んでから
その115とやらで3度目の演奏を。

それでもまだ意見が色々とわかれ
結局最終的に110で弾いてシメることになりましたが…
その前にレクチャーが。

最後の一音はコンマスを見て、コンマスに合わせて終えること。
なのでコンマスは多少オーバーリアクションに終わる雰囲気を出すこと。

で、出だしの合図を取っていた私には

息を大きく吸って、スタートというゼスチャーをおおげさにやって
出だしの号令をかけること

という指令が出ました。

「っていうか、チェロのトップって誰ですか?」

と代表の先生に訊ねられたので
もう一方の生徒さんと顔を見合わせ

「え…特に決まってないのですけど?」

と答えると、

「じゃ、ありこさんでいいですよね?」

えええ~っ!?今日はたまたま縁っこにいるだけなのに!

「いや~、先にレッスン始められた先輩(本日いない人)ってことで!!」

と激しく拒否しておきましたが…

「今後ソロで発表する時も出だしの合図は必要だから
ここで覚えておいた方がいいですよ」

いえね、初めて出たヴァイオリンの発表会曲が
出だしピアノと同時だったので、合図の取り方も経験済で
わかるんですけど、なんかヴァイオリンと勝手が違うんですよ。

まだ指のポジション取りとか慣れてないから
余所をみて息を大きく吸い込んだりしてると
出だしのフレーズの音程をしくじりかねないんです!
それでなんだか中途半端なリアクションになってしまい
周りに伝わりにくいみたいで…。

当日は絶対私じゃない人にお願いしたいのですが、
とりあえず今日は先生ふたりがかりでレクチャーを受け…
シメの演奏を弾きました。

案の定、出だしのフレーズ、かなり適当になってしまった…あう。

コンマスがいるし、独奏部分があるわけでもないので
普通のオケみたいに各楽器のトップとかいらないと思うのですが…

とりあえず私は余裕がないので勘弁してほしい…。

究極の塩ラーメンを求めて回回ブルートレイン回回2009年10月15日

左が海鮮ラーメン、右が急行(コーンバター)ラーメンです
合同レッスンはものすごーく気力体力を消耗するので (笑)
翌日はやっぱり有給とってまーす♪

ただし夜はチェロの先生のオケの定期演奏会があって
名古屋へ出てくるので、
ついでにデパートの物産展巡りをしました。

まず三越の英国展。
ベノアのスコーンが好きなので、しこたま買い込みました(笑)
お目当て以外のものも、ふらふら~っと覗いていたら
端っこの方でヨーロッパワインフェアも併催していたため
先日ワイン会で色々飲んだばかりでつい色々飲んでみたくなり(爆)
昼間っから試飲可能なワインをじゃんじゃんテイスティングして
結局ツレが1本買って我が家にボトルキープしてゆきました(笑)

お次は松坂屋の北海道展。
私のお目当ては表題のイートインのラーメンと、
レトルトのすみれのラーメンだったのですが…
試食を方々でしまくり(笑)ふらふらしていると
やはり余分なものを買ってしまい…
ラーメン用に燻卵もゲットしてしまいました(笑)

暑くなってきたのでつい
花畑牧場のホットキャラメルアイスクリームも食べてしまい(爆)

演奏会の前、少し早めの夕飯で
件のラーメンを食べました。

写真の左が海鮮ラーメン(塩)、右が急行(コーンバター・塩)ラーメンです。

私は海鮮の方を食べたのですが

スープ…
すっきりしていて飽きの来ない味という謳い文句どおりの
とりあえず飲みやすい塩スープ。

麺…
細麺。可もなく不可もなく。

チャーシュー…
まずい。まず食感がぱさぱさで脂気も瑞々しさもない。
味もあまりない。

メンマ…
薄味だが、歯ざわりはシャキッとしていていい。

ねぎ…
大きさがちょっと苦手なサイズだったが
意外としっかり煮えて、生ねぎの苦手な私でも食べられた。

かに身…
可もなく不可もなく。
ただ、どうせならボイルじゃなくて焼きガニがよかった。

帆立…
可もなく不可もなく。
ただ、どうせなら貝柱だけのほうが品があってよかった。


全体的には無難な味。
ただ、とくに海鮮が美味しいわけではないので
普通の塩ラーメンを食べた方が値段的には優しいかも。

ま、リピートしたいというほどの味ではないかなというのが
率直な印象です。



というわけで、散々飲み食いしまくったせいか
肝心の演奏会の前半、ベートーベンのピアノ協奏曲『皇帝』は
ちがう意味でほとんど夢見心地(爆)でした。

でも、後半のマーラーの交響曲『巨人』は
好きな曲だし、低音楽器の見せ場もあったので
しっかり鑑賞できました♪

しかし一日、まったくテーマの絞りきれてない行動ですね…(笑)