ヴァイオリン覚書♪4年10ヶ月~172回めのレッスン ― 2010年01月26日
イライラを自習にぶつけてました(笑)
一生懸命弾いてる間だけは忘れていられるので…
集中力だけは高かったかも(爆)
特に先週注意されたヴィブラートに関しては
大きくかけるところはちょっと止まって動きを確認し、
部分練習をきちんとやってみたり。
おかげでやりすぎて、やっぱり首の左側が痛い…(T-T)
これは直らないみたいです…。
レッスンはト長調で6thポジションまで3オクターブのスケール。
単音で弾き始めたら、すぐストップがかかりましたっ(汗)
「G線の音が(弦に弓が)乗ってないから、もっとしっかり乗せて」
意識して乗せないと、どうも私は圧が弱いみたいです。
がっつり乗せてめいっぱい引っ張って弾き直したら
「そうそう。その音です」
と弾いてる間にお褒めの言葉を頂きましたが、
3オクターブ上って下りた後で
「音程もいいですけど、指の都合が音に出るのが残念なので
4、1(の指)とか1、4(の指)のあたりは
指を置いたり放したりするリアクションを最小限に。
特に4の指、もっと…こういう風に放せない?」
左手を構えて、先生が私の小指を持って
弦へ置いたり放したりして下さり、動きを確認。
私は4の指を放す時、ぱっと思い切り跳ね上げてしまうため
弓とのタイミングによってそこへアクセントがついてしまうそうです。
全部の音を均一に、流れるようなスケールを奏でるためには
指にも弓にも神経を使い、しかも両方のタイミングを
しっかり合わせていかなければいけません、とのこと。
ト短調のスケールもやりましたが、音程や6thポジションの手の形より
そっちの方を気をつけてスラーも加えて練習してくることが
次週への課題となりました。
お次はエックレスのソナタ。
先週駆け足で第2楽章まで弾き切ったので
今週は第2楽章からスタートかな???と思ったら
第1楽章から通して演奏することに。
出だしのヴィブラート、何度も練習してきたので
前回よりは良くなったと思うのですが
その次の音との繋がりがなかなかうまくいきません。
今日もやっぱり流れが途切れてしまって
出だし2音にしてすぐにストップがかかりました。
「出だしのヴィブラートはとても良くなりましたね。
でも次の音に繋がってないので…
ちょっと移弦の角度が極端かな。
そんなに一生懸命移弦しなくてもいいんだけど」
1音めより2音めに音量とヴィブラートをかける、
って意識すると弓に余計な力が入ってしまうらしく
指と弓のタイミングがうまく合いません…。
ある程度やり直して、先へ進みました。
「あ、また低弦の圧が弱くなってる。もっとしっかり乗せて!」
はっ!そうか!
さっき注意されたばかりなのに、言われないとすぐダメになる私…。
弾いてるうちに先生が横で
「ああ…わかりました。ヴィブラートがすごく良くなったんだけど
左手に気が持っていかれて、弓がつられちゃうのね」
左手と右手が全く違うことをするのは
ピアノも同じなのですけど、
それでもピアノは、違う旋律を弾いてても
両手とも鍵盤を叩いてるだけですからね…
ヴァイオリンは両手で違う動きをして、同じ旋律を弾くので
勝手が違います。
左手は左手、右手は右手の役割分担をきっかりこなすのは
本当に難しいです。
第2楽章に入ると、重音の音程に厳しくチェックが入るとともに
切りぎみで弾くフレーズにもツッコミが。
「切って弾くと言っても一音一音は均一に鳴らさないと
フワフワに聴こえてしまうので
やっぱり弓を最後までしっかりと弦に乗せて
減衰しないように、移弦も素早くこなすこと」
第2楽章はフレーズも速いし、移弦もせわしないので
弦に弓を乗せる前に引いてしまうらしくて
ただでさえ弱い圧がいっそう弱くなってしまうようです。
先週もなかなか出来なかった
中盤のポジションがとりづらい重音はやっぱりダメでした…。
先生も難しいと思ってるからか、
そこまで厳しくやり直しはさせられませんでしたが、
ここは自習でも全然弾けてなかったので
今後しつこく部分練習する必要ありです。
第2楽章終盤で八分音符が続いて徐々にフォルテになって
ラストまで盛り上がるところは
毎度のことですが八分音符二つの後ろの音へ
アクセントがついてしまうため
むしろ頭へつけるように、弓の速度に注意するよう言われました。
切って切って、移弦、移弦、弦へ圧力もかけて、
とせわしなく弾いていると、余計な力も入ってしまうらしく
ところどころで出てくる重音の響きがつぶれてしまうので
力加減にも注意が必要とのこと。
「ヴィブラートは今の感じでいいから、あとひと息ですね」
お!色々注意されたわりには好感触。
しっかり頑張ってきたヴィブラートが良くなったのは
嬉しかったです♪
次回まで新しい宿題も出なかったので
部分練習をきちんとやっていきたいと思います。
チェロ覚書♪♪0年10ヶ月~20回めのレッスン ― 2010年01月26日
チェロの先生はレッスン中でしたが
教室の代表の先生と、もう1人の先生(確か声楽?)が
新しい先生になるかも?な方のお話をされており
邪魔をしないよう脇で待っていようと思ったのですが…
「ありこさん、どうぞどうぞ。座って待ってください」
と代表の先生が椅子を空けてくださり
やっぱり紅茶のサービスが(笑)
そしていつのまにか先生方の会話に混ざっていました(笑)
生徒数が200名を越えたと先日伺ったのですが
レッスンコースも増えて、コントラバスやヴァイオリンのグループレッスン、
クラリネットやオーボエも開設されるそうです!
当然先生も増えるわけで…コンバス!?木管!?
アンサンブルがフルオケになる日も近い…!?
そんなわけでレッスン開始。
シフティングのあるスケールは、先週単音でやったので
今週は2つスラーで始めました。
自習では、左手の指の形と、
ネックにぶらさがる感じで押さえることを注意して
左手を目で見て確認してきましたが…
音程は取れているものの、まだ左手の動きは
指だけで追ってしまって腕が使えていないため
腕からシフティングするよう意識するよう指導されました。
ウェルナーの練習曲は、ハ長調のスケールのアレンジされた旋律に
スラーやスタッカートを交えたものをふたつ弾きました。
ボーイングは移弦もそこそこスムーズだったし、
音程も安定していたので、音の質を高められるよう
さきほどヴァイオリンで注意を受けたとおり
弓の圧力に注意して弾くように言われたくらい。
「やっぱりありこさんの音はヴァイオリンっぽいですね♪
この楽器(教室のレンタル)で色んな生徒さんがレッスンされてますけど
皆さん違う音なので面白いんですよ~。
ありこさんは(大きい体格のわりに)繊細で丁寧で、
意外と(小柄な)相棒ひろさんの方が太い音なんですよね~」
ヴァイオリンは演奏者の体格に影響なさそうですが
チェロは楽器も大きいし、体に寄りかけて演奏するので
体格が音に影響するような気がしてたのですけど…
そうでもないようですね。
音が繊細…かどうかは別として(笑)
丁寧てのは多分ついさっきヴァイオリンのレッスンで
「先の先まで神経を遣え」と言われ続けてたので
いつもより意識してたかもしれません(笑笑)
ラストは鈴木の教本の「アレグレット」。
スタッカートやテヌートの弾き分けがポイントです。
前回レッスンの際、テヌートは弓の圧力で表現をと言われたので
ぐっと圧をかけて弾いてみたのですが…
「音程とか、ニュアンスとかだいたいいいんですけど、
まだちょっとドイツっぽい弾き方(硬い)かな~。
テヌートがしっかりしすぎてて重いので…
圧をかける時、弓を速く短く使わないでゆっくり、
丁寧に引いてみてください。
タッタッ タァーッ じゃなくて タッタッ タ~ って余韻が残る感じで」
私は圧をかけよう!と意識しすぎて、
音にやわらかさがなくなってしまうようです。
その辺りだけ弾いて確認し、先生のピアノ伴奏と合わせて
合格をもらいました。
次回宿題は持ち越しの「楽しい朝」。
この曲もスタッカートやテヌートがたくさんついていて、
なおかつ中盤の展開部はそれらが一切なくなり
まったく雰囲気の違う旋律になるという
短いながらもバリエーション能力が問われる曲です。
軽くアドバイスを受けてレッスンを終了しました。
終わりがけに先生から
「弾きたい曲とかありますか~?」
と、多分前回言われた、時間をかけてやる曲を云々…って
話がらみの質問を受けましたが…
「この本(鈴木教本1巻)の最後に入ってるバッハの曲が
早くやりたいです」
と受け流しておきました(笑)
早く…と言っても順調にゆけば2、3ヶ月後には行けそうですが。
次に同じような質問がきたら
ヴァイオリンのテキストのチェロパートの件を話して見ようかな…。
まだちょっと駆け引き段階です…フッ…。
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