私はピアノを習っていた頃に殆どのエチュードやソナタでついて回ったし、実は当時から右手より左手の方が細かい動きは得意だったので、ピアノであまりない左手トリルはむしろありがたいくらいです。
★モーツァルト『アイネ・クライネ・ナハト・ムジーク』第1楽章 第1Vn
以前弾いた事もあるので
「全部通して弾けましたか?」
と先生に問われて「はい」と答え、親の仇なボーイングの話などしたら、ウケました(笑)
「今はそんな事ないと思いますよ~(笑)ちゃんとボーイングできていらっしゃいますので、では通して弾いてみましょう」
で、先生と一緒に頭からゆっくり通し演奏しました。
冒頭の重音から、移弦のせわしないところ、ここが親の仇(笑)でしたが、あれはなんだったんだろうというほど、多分手首が使えるようになったおかげで今はいたってスムーズです。
せ……成長した~~~~(T-T)
ま、5年近く経って同じ状態というのも大問題ですが(爆)
5年前との違いと言えばトリルの入れ方も、当時は親の仇とかでそれどころじゃなかったので前打音くらいで見逃されていましたが、ぐぐったら本来は2度入れるそうです。
でも、古典だから上(高い音)からとかって情報もあり、え?これを上から?そうすると最初のトリルは「ラソラソファ、ファー」で、なんか次の音でタイミングも詰まって弾きづらいな…と不思議だったので先生に訊ねてみたところ、「基準音から上の音(ソラソラソファ、ファー)でいいです」とのこと。
1音多いけど、こっちの方が断然スムーズだし、よかった…ほっ。
今日は細部の確認を兼ねて多少ゆっくりめで弾いていたので、トリルが詰まって若干うやむやっとなってしまった部分もありましたが、指は結構動く方なので、多分指定速度の方がトリルは綺麗に入る気がします。ここは成長を確信するためにしっかり入れるぞ!
弾いているうちに忘れていた当時のフィンガリングが感覚でよみがえって来て、ほとんど無意識に3thから1stに下りて弾いている部分があったのですけど、そこは「3thのままの方が次がスムーズに入れますよ」と言われて訂正。
体の記憶って案外しみついてて、うっかり1stにおりてしまうのですけど、ここどうして当時は1stに下りてたんだろ…ポジ移動の練習の意味だったのかな?
ポジ移動が半音の段階的になっているフレーズなどは音程を細かく確認しながら弾き、後半は前半の繰り返しフレーズなのでとりあえず流して通し演奏完了。
最後の1オクターブ重音、弾いたらヨメ(私のヴァイオリン)の残響がわぁぁあん!と長く響いてて「凄く良く鳴ってますね~」と先生に言われましたvvv
前の楽器は技術的に鳴らせていなかった事もあると思いますが、今の楽器は重音の音程がはまった時の鳴り方が全然違いますよ~。
圧倒的に重音が弾きやすくなったのも、鳴り方、聴こえ方の違いが大きいです。
最後に、開放弦で弾いてよいところを4の指で弾いてたところ数箇所に指摘が入り、鉛筆でフィンガリングを書き込んで、前半もう一度確認演奏してレッスン終了。
「第2Vnも弾いた事ありますか?」
と訊ねられたので
「ないです。是非一緒におぼえたいです」
と答えて、第1Vnの後は第2Vnをやることになりました。
しばらくアイネクレッスンが続きそうですが、モーツァルトをやっつける勢いで、頑張りたいと思います!
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