ヴァイオリン覚書♪10年5ヶ月~376回めのレッスン2015年09月15日

SKEショーソン『詩曲』に関しては、弾き込んで、合わせ練習でタイミングとテンポのすり合わせをするくらいなので、本音を言うと今すぐオケ曲のレッスンへ移行したいのですが……先生に譜面は渡してあるけれど、まだ移行しないという事は、ショーソン『詩曲』がダメすぎるのか、オケ曲はサクッと弾けると思われているのか……

来月のレッスン予定はまだ開示されてなかったのですけど、6日は私のアリーナイブラモヴァ)セドリックティベルギアン)さんのデュオコンサートがあるから、レッスンお休みしなくちゃならず、そうすると本番まで7、8回くらいしかレッスンないんですけどぉ……?

と内心ドキドキ、ハラハラしながら…いつも通りにレッスンスタート。

■ハ短調の3オクターブスケール&アルペジオ

まずは単音で、スケール&アルペジオを続けて弾きました。
久々にスケール弾いたから、出だし3のフィンガリングって書いてあるのに、なぜかアルペジオと勘違いして、2からスタートしちゃいました(苦笑)

気を取り直して弾き直し。スケールはそこそこの音程で弾けましたが、アルペジオはまだちょっと音程探りながら弾いてる感が……。

次に1拍分スラーで弾いた時には、音程や感覚が耳や頭に入ってきて、まずまずスムーズに、正確に捉えられたので、今日でOK頂きました。

次回から調性を変えて、4オクターブスケールに挑戦です!


新しいエチュードは今日が初レッスン。
一応譜読み程度に自習して、フィンガリングはガッツリ書き込んでおいたので、先生の帆奏もあって、そこそこスムーズに弾けました。

2カ所くらいフィンガリングの書き込みミスがあって詰まりましたけれども、「次回スピードアップで弾きましょう」という一言でおしまい。


ショーソン『詩曲』 ※ありこ編曲版(曲名クリックでデモ演奏試聴可)
演奏前、先生に前回レッスン後に書き込んだ終局の連続トリルのor半音おぼえがきが正しいかチェックして頂きました。
結論、合ってました~~ほっ。
書いてみたら、感覚で弾いてて勘違いしてる箇所が2、3か所あったので、書いてみるもんですね!

改めて今日、一人で弾いてみたら、先生からも

「バッチリです。書いた効果がありましたね」

とOK頂きました。
これで自信をもって弾けるぞ♪

今日も【D】から、ひとりで弾きました。

「音程やニュアンスはすごく良くなりましたよ~残念なのは、ハイポジの3と4の指でところどころヴィブラートが使えていない部分ですね。使って弾いていらっしゃるところもあるので、延ばす音は特に、ヴィブラートをしっかり使って弾けるといいですよ」

確かに、【D】の3小節めの頭の4とか、【E】の1小節めの頭3&4とか、音程に気を取られすぎてヴィブラートまでつける余力がないです。
このハイポジ4とか、ヴィブラートかけられるのか自分?と疑惑を抱えたまま、その音だけやってみたら…

「綺麗ですよ。難しいポジションですけど、ありこさんは出来てるので、使って下さい♪」

あはは。
大体は弾けるようになってきたので、ヴィブラートも忘れないよう、意識したいと思います。

【F】は2小節めがまだ完全にスムーズではないですけれど、音程はきっちり捉えられるようになってきました。
2小節めの頭は慌てなくてもいいですよ。たっぷりめにドを鳴らして、アルペジオは助走から徐々に疾走くらいの気持ちで弾いて下さい。後ろの難しいところはきちんと弦を捉えられているんですけど、逆に前の方は、移弦のタイミングが左手と噛みあっていない感じがするので、右と左のタイミングを合わせて弾くよう、目視で落ち着いて弾いてみてください」

左手の動きを目視で確認しながら弾き直し……ちょっとリズムはおっかなびっくりの感じになっちゃいましたけれど、右手と左手のタイミングはしっかり合わせられたので、しばらくは目視でチェックですな。

2段め各小節ごとのデクレシェンドをはっきりつけましょうか。頭の音にヴィブラートを使って、特に頭音をアクセントぎみに弾くつもりで、素早く減衰するといいですよ」

ここもやっぱりヴィブラートがネックか……
音程などに余裕がないと、音やリズムを捉える事に意識が集中しすぎて、ヴィブラートは二の次になっちゃうんですよね(笑)
ここはまだ、指摘されたらすんなり使える部分なので、ちゃんと使います!

【G】はまだ、微妙にズレる音程を弾き流して誤魔化しながらなんとか弾いてる感じで、今日は音程に密なツッコミが入り、何度か弾き直しました。
1段小節めの後から2音めミをもうちょっと高めにとりましょう。♭ですけど、意外にドとの間隔がありますので、広めに取る意識をするといいですよ。
1段2小節めでそれより1オクターブ低いミ♭は逆に低めに取ってください。
3段2小節めのシ♮が♭ぎみになっていますので、ここも高めに取るように。
あとはまだ、最後の段の4音めミ♭がちょっと高いですね~低め低めで捉えるようにしましょう」

だいぶ譜面通りのリズムで、暗譜もして弾けるようになってきたので、ちょっと目視で指の間隔を確認しながら正しい音程を捉えられるトレーニングをしようかな。

ショーソン『詩曲』は私個人的には何とかなりそうな感じですが、剣にオケ曲2本、ラヴェル『ボレロ』アンダーソン『クリスマスフェスティバル』が心配になって来たので、そろそろ自分で弾いてフィンガリング書き込んで、わからないところだけ訊く状態にしておこうかと思います……焦。