GW前の最終週なので、仕事は激務で、連日午前様が続いているのですが…今日はレッスンがあるから間に合う時間までで切り上げて退社。
仕事で心身が疲れていても、おかげさまでレッスンはまだ気分転換になっています。
6度重音のスケール、前回と同じ4小節に区切った2段目の1小節までが宿題で、今日は2音1スラーで先生と一緒に弾きました。
スラーの2音間の音が途切れないよう、音程にも気を付けて…まぁそれなりに反応良く弾けて、先生からも修正ツッコミは入らなかったのですが、毎回思ってた事が1点。
教室でお借りしているヴァイオリンの肩当てがどうにもあっていなくて、E&A線の重音の角度が捉えづらいんです…。
それで肩当にハンカチをタオルに変えてみたり、色々工夫はしてきたのですが…どうにもあわない。
今度は肩当の角度自体を変えてみるか…。
単音で弾く分には、部分的にほとんど顎を当てず(挟まず)に弾いたりしてある程度微調整しながら弾けるのだけど、重音はさすがに、しっかり楽器を挟んで二弦へ当たる適正な角度を捉えないとムリ。
そういえば…脱線しますが今月、
関ジャムという番組でヴァイオリンが特集されていたので気になって録画して見たのですが、そこで”重音とはこんな技術です”という紹介を観て、改めて二弦を美しく均一に鳴らす難しさを感じた次第。
そんなわけでE&Aの重音に関しては2弦が均一に鳴っていない箇所が数か所ありました。時間差で2弦鳴らして誤魔化してたけど(;^_^A
次回は同じところを4音1スラーで弾きます。
目下レッスン中の曲の方で、スライド移動重音が連発するため、ここは集中的にレッスンしていきたいです。
宿題は前半1/3程度から中盤1/4程度、上画像の1段4小節以降、最終段1小節までです。
ご覧の通り、めっちゃ跳躍とか、拡張4とかあって、なかなか厄介でしたが、とにかく音で覚えている分、音程に関してはきっかり反応できた…つもりだったけれど、中盤のレ#からレ♮へ戻るところをうっかり見過ごしてました。
それ以外は捉えられていたので、次回は続きから全体の1/4くらいまでが宿題。
まだまだ、楽譜通り弾くのが精いっぱいだけど、通し演奏までには少しでもニュアンス的なものを出せたらいいな。
★映画「ラヴェンダーの咲く庭で」より
ナイジェル・ヘス『Fantasy from Ladies in Lavender』
前回から引き続き、悩みに悩んでいるフィンガリングのレクチャーです。
五線譜の上下にフィンガリングがある部分は、下が私考案のフィンガリング、上が先生提案です。
ここ↓も1→1→1というフィンガリングが弾きづらくて…
上提案を採用。2→1→2の最後は1でもOK。
そして、キタキタ重音オンパレード( ノД`)シクシク…
1オクターブ重音は必然的に1&4でいいけれど、6度重音をスライド移動し続けるのも難しく…
2小節めはスライド移動したポジションを維持して捉えたはいいけれど、問題は3連符の重音。
何気に6度じゃなーい( ゚Д゚)
これには先生もしばし悩んでおられましたが…
ブリッジ2&1よりは3&2の方が次の音への反応が早いだろうという事で上フィンガリングをご提案頂きました。
3小節目の後半、4小節めの冒頭音に配慮した3rdへのポジ移動は
「いい判断ですね」
と褒められました♪
続く3連符の応酬(´;ω;`)ウゥゥも、どのタイミングでポジ移動するか人によって好みが分かれると思いますが、私は奇数系ポジ移動を基準にし…
また出た1→1→1というフィンガリングは、
「同じフィンガリングで下がって戻るのは難しい動きですから、ハーフポジションは避けた方が無難ですね」
との事で、やっぱり2→1→2へ変更。
その次の三連符のレ#を3ではなく4で捉えた判断に関しては
「いいですね。この4はとてもいい判断だと思います」
と褒められましたvvv(≧▽≦)
チェロでは、へんてこなフィンガリングで弾いて先生に窘められる事が多いので、自分で一生懸命考えたフィンガリングが評価されるのはとても嬉しいですね。
そして重音トレモロのオンパレード!
私はひたすら1&2フィンガリングのスライド移動でゴリ押しするつもりでしたが、先生にご提案頂き以下のとおりに。
これにてタイムアウト。
残り数小節も悩ましい箇所があるので、次回持ち越しです。
「それにしても、なかなか難曲ですねぇ。よくぞこの曲を発表会用に選びましたね」
と先生。
いや、選んだのチェロ相棒なんですよ…。。。。
主旋律ヴァイオリンの曲だから、いかに難しいか、わからないだろうけど(;^_^A
どうにも弾けない部分は最悪重音を単音に変えたりという措置もとりますが、まだ本番まで半年以上もありますし、基本的には原曲忠実を目指して頑張りたいと思います。
ありこさんのやっているこのファンタジーって曲、ユーチューブで聴いてみました。
浅田真央も使っていたことのある曲だったんですね。
悲しげで美しい曲。でも中盤からはけっこう速いパッセージが出てきて、これをこの雰囲気を保ったまま収めるというのは相当に難しそうです。
チャレンジしがいのある曲ですね!でもありこさんならきっとできるでしょう!