ヴァイオリン覚書♪4年5ヶ月~158回めのレッスン2009年08月25日

鶏肉の皮ではありません…(汗)
いきなり意味不明な画像を貼り付けてすみません(汗)
これ、生チキンではありません(爆)
私のナマ首の写真です(笑)

カメラフラッシュのキャッチライト効果で、目立たなくなっていますが
耳の下から顎へのフェイスラインに添った首筋に
最初ぽつんとひとつ汗疹が出来て、
それが顎当てにあたりだんだん大きくなってきたので
採血の疵口用のごく小さなパッチンを貼っていたのです。

ちょっとひいてきた頃、はがしたのですが…

その後いつの間にか傷は横へと広がっていき
6、7cmくらいのライン状に出来てしまいました…(T。T)
まさに首を絞められたチキンのごとき索条痕(笑)

別に痛くも痒くもないのですが、
かさかさしてアトピーの湿疹みたいで気になります…。

私、ヴァイオリンを弾く時は、顎あてに直接
汗やお化粧がついて汚れないよう
薄いガーゼのタオルハンカチを挟んでいるのですが
それでこれまではずっと、こんな風になったことがなかったので
原因不明です…。

是非とも名探偵コナンに追究して欲しいです(笑)


さて、前回からの持ち越し、シモネッティのマドリガルですが
フレーズの強弱に伴う弓の使い方を細かく注意されたので
それが音にちゃんと表現できているのか
確認のため録音してみました。

★シモネッティ『マドリガル』(by ありこ)
http://www.asahi-net.or.jp/~ar4y-ktu/madrigal

ラストで気が抜けて変な音が出てしまいましたが、
フラジオは割と安定してるようです。
でもなんか…全体的にf(フォルテ)って感じで
全然強弱ついてない…。

本人的には手首の力加減に気をつけたつもりなのに…
微調整がまったく出来ていないということですか…。フゥ。

本日のレッスンでは、まず伴奏くんと合わせて
一人で通し演奏をしました。
ポジション移動で若干音を探ってしまう部分はあったものの、
二回目とあって全体的に音程は安定してきたし、
フラジオもほぼノーミスでクリアに入って、
ほぼ練習どおりに落ち着いて弾けたと思います。

途中で先生からのツッコミも入らなかったし。

でも、先生の反応は微妙…。

「うーん、全体的に弾き流して無難に終わってる感じなので
もっとフレーズごとの音のニュアンスを出していきましょう」

あー…自分でも録音して感じた平坦な雰囲気が
やっぱり先生の網にひっかかりましたね(苦笑)

自覚があったので、気を取り直して
部分的に細かな指導を受けました。

「出だしのフレーズ、フラジオの後の音が雑なのと
フラジオに柔らかさがないので
もっと軽くてふわっと、柔らかい音を出して、
力を抜いて仕切りなおしてから後の音を丁寧に弾くように」

「ター、ター」と平坦な弾き方になってるのを
「ラ~ッ、ラ~」と弾くらしいです。
ニュアンスは何となくわかるのですが、何度かやっても
弓の力加減がどうも上手くゆきません…。

「テヌートの弾き方が全体的に中途半端。
しっかり弾いて、きちんと音を切って
次の音に行かなければならないのに
音が切れず、デクレッシェンド気味にしぼんで
切れないまま次へ入っているので
しっかり弓に圧力をかけて、力を抜いて止める、
改めて圧力をかける、って
一音一音の出だしと終わりの弓の使い方に
きちんと意識を集中してみてください」

この曲、テヌート二音のパターンが頻繁に出てくるので
私のように全部中途半端になってると
全体がのっぺりした印象になってしまうみたいです。

「いいお手本を聴いて雰囲気を掴むといいから…
今度CDを持ってきますね」

ニュアンス…弾く側になるとそれを出すために
いかに細かな技術を要するか、身にしみてよくわかりますね…。

アンサンブルクッキングの課題曲は
今日も『G線上のアリア』をレッスンしました。
前回音程が安定していなかったので
ノンヴィブラートで、伴奏くんと合わせて弾きましたが…

や…やっぱり速度が速…っ!

前回で免疫が出来ていたので、
焦らず一生懸命ついてゆきましたが(笑)
それでもちょっと音が抜けてしまったりして
あたふたしてるうちに終わった感じでした…。

先生も苦笑しながら

「ゴメン、まだちょっと速かったですね。
でも前回不安定だった後半の音程は、安定しましたね」

今回は心の準備があったので、それだけの問題かも(笑)

これも元の楽譜には書いていないのですが
先生が「テヌートぎみで」と指示して書き込んだ箇所が
何箇所かあり、そこの弾き方に指摘が入りました。

「テヌートの後の音を丁寧に。
これも弓の使い方に最初から最後まで神経を遣って下さい。
指のポジション取りと移弦のタイミングも
しっかり合っていないので、
ダウンの弓の先の方で少し速度を落として…
指を準備しながら見計らって移弦、
気を抜けるところはどこにもないので集中して下さいね」

言われたようにやろうとするのですが…
元々のクセで移弦直線に弓の速度が上がるので
いったん速度を落としても、ギリギリでこそっと
上がってしまうんですよね…これが。
それで指とのタイミングがずれてしまうのでした…。

上げ弓上げ弓で両方テヌートになるところも
先ほどの『マドリガル』とはまた違った弓使いになり
音と音の繋ぎ目、切れ目のニュアンスの出し方に
言葉では伝えづらいくらい難しい指導があり…

「うーん…ここまで求めるのは酷かな…」

と先生自ら零す場面もあり。

曲のニュアンスによって、
同じ記号の音でも使う技術がこれほど違ってくるのかと、
音楽表現の世界の膨大さを垣間見るレッスンでした。

家へ帰ったら忘れそうなくらい(爆)
感覚的な指導が多かったのですが、
終始、先生の指導が柔らかかったのが救いでしたね(笑)

本番までレッスンはあと3回。
ヴィブラートを入れて本番に臨む段階まで、行けるのかしら…?