ヴァイオリン覚書♪3年8ヶ月~130回めのレッスン ― 2008年11月04日
宿題はハイポジションを含むアルペジオとスケールの指練習ふたつと
ザイツの学生協奏曲第5番第一楽章。
http://www.geocities.jp/dmcnr088/midi/strg/seitz5_1.mid
アンサンブルクッキングの課題曲へ入る前に
指練習はざっと練習、
ザイツの方も譜読みは済ませていたので
二週空いた今回のレッスンまでに感覚を取り戻して
ザイツは通してとりあえず音を追える段階へ持ってきた。
さすがに強弱つけたり、抑揚つけたりするところまでは
無理だったけど…。
ところでレッスン前に先生から飛騨高山のお土産を頂いた♪
わ~い♪
最近食欲の秋で、ものすごく燃費の悪い胃袋になってきたから
甘いものが嬉しい♪
さて、まずは指練習から。
一音ずつ、ボーイング上下させて弾いてから
二音で一つのスラー、四音で一つのスラー、
とバリエーションを替えての練習だ。
音はわりあい正確にとれるのだけど
毎度の事ながらスラーの立ち上がりの音が弱くて
後ろの音に妙なアクセントが入る…。
ほんっとにくどいほど注意されてきてるのに
ちっとも直らないわ…しゅん。
「全部の音で均等に弓を使わないで、
立ち上がりの音は多めに使うようにして、
後はその勢いで流す感じにしてください」
気をつけてみるんだけれど
なかなかねぇ~…。
次のアルペジオも同じ注意をされた。
「アルペジオの方はだいぶ音はきれいにとれてるんですけど
スラーがね~。
スラーの時のボーイングの練習を重点的にしておいてください」
われながら5thや6thのポジションの音は
かなりいい感じに取れてると思うんだけど
音を取る事だけに意識が向かいすぎてるみたい。
ボーイングへ意識を割くと、とたんに音が狂いそう…。
ザイツの学生協奏曲第5番1楽章は
先生と一緒にボーイングや指使いを確認しながら
弾き進めた。
コ●ーの原本にもすでに指番号やら表現記号の確認やらの
書き込みがかなりあったのだけど
指番号は、楽譜の指定が0(開放弦)になっていても
あえて先生の判断で4に変えるところがいくつかあった。
書き加えながら半分くらいまで進んで
ここまで宿題で終わりかな、と思ったら
なんと最後まで行くらしい。
この曲は繰り返しのフレーズとかないので
第一楽章を通して確認していくと
けっこうな内容もりだくさん。
スタッカートでテンポアップするところのボーイングとか、
pでやわらかく弾くスラー多発地帯は
さっきの指練習同様弓の配分に注意とか、
後半に出てくる重音も
指をブリッジして出さないといけないので
左手の指の形を確認したり、
色々ありすぎて一度にはムリ。
譜読みは速いと思われてるせいか
一緒に弾いて案外ついていけてたせいか
最後に先生のひと言。
「ザイツは早く終われるようにしましょう」
激励というよりは
「早く終わるから頑張って仕上げてきなさい」
といわれているようにしか思えない…。
それもそのはず。
最後の最後におまけがあった。
「ヴィブラートにそろそろ入りたいんですよ。
(覚えるのに)時間がかかるからね~」
というわけでまずはそのプレ練習として
左指の第一関節をぺこぺこ折り曲げる
指のストレッチを暇な時間にやるように
教えられた。
親指と、1、2、3、4それぞれの指で
OKサインをつくって
丸いアーチの状態から、それぞれの指の第一関節だけ
ぺこぺこっとへこませたり戻したりするの。
力をいれすぎてもだめ、
第二関節は固定しなきゃだめ。
とりあえず日常無意識にやれるように
心がけてみようかな。
憧れのヴィブラートへいよいよ突入!?
嬉しいけど、多分また新たなる地獄の苦難が
始まるんだろうな…。
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