ヴァイオリン覚書♪8年6ヶ月~306回めのレッスン2013年10月08日

おニューの肩当↓、値段が値段だけに?なかなかいい感じです!


着け心地というより、まず感じたのは音がめっちゃ響く!
そして着けた感覚は、軽い!!(これまでのエベレストKUNと比べて)
ただ、これまで安定感があるからと斜めに引っかけていたところ、これだとどうにも合わないため、脚の角度と高さは現在模索中~。
なんとなく、高さはわかってきて、胸側は低く、肩側はそれより高めにした方が、肩へ乗っかる感じがします。
脚の角度が変えられるので、いい位置がわかったら固定したいのですけど…これはまだ定まらなくて、ネジを半分シメにして、わざと動くようにしてます。しっくりくる角度がわかったら角度を確認して、そこで固定しようかな。

斜め掛けは楽なんだけど、先生に指摘されたように楽器が下向きになるんですよね~そうすると音が少し通りにくくなるし、自分で聴こえにくい感じなので、これを気に元通りの楽器の中心線に対して垂直掛けへ戻そうと思います。

さて、今日もスケールから始まるかと思いきや…

「アンサンブルクッキングまであと3回しかレッスンがないので、曲の方からやりましょう」

という事でいつもどおり自分で調弦をスタートしたものの…
若干の狂いがなかなか修正できず、途中から先生にバトンタッチ(笑)

その際先生に、早速、新しい肩当の脚の高さを指摘されました。
壊れたので新しいのを買ったばかりで、高さとかはまだ調整中、と申し上げたところ

「ちょっと低いと思うんですよね~」

と仰ってあえて低くした方の脚の高さを倍くらいの高さになさったのですけど、んんん???
イマイチ変な感じです。
最近、ピタッと合ってる感覚がないので、その変な感じすら間違ってるのかもしれませんが…肩当の正しい当て方がここ数年わからない…今更ですが。だから弾いてる最中、度々もぞもぞしてます…。

顎を痛めた時もレクチャーサイトを見て、クッション型のを自作したり、色々装着する位置を研究したりしたんですけどね…首の長さや鎖骨の位置、肩幅はそれぞれですから、先生の仰る事がすべてとも思えませんし、もうちょっと時間がある時に、ちゃんと正しい位置に乗っているか見て頂けたらいいなぁと思います。

基本的な部分のレクチャーはこのくらいにして、前回の続きではなく、ノータッチの方から始めました。


葉加瀬太郎『情熱大陸』…第1Vn

先生と一緒に頭から弾き進めましたが、ホント、今回の編曲は厄介です!!

普段のレッスン教材・アルバム3に収録されている曲と同じだから、あえて違う編曲にしたのかもしれませんけれど、楽譜を頂いてから当日までの期間が短いにもかかわらず、

 アルバム3と同じフレーズのボウイングが、スラーの位置も含め微妙に違う
 アルバム3では単音で弾いてたフレーズが重音になっている

とか相当アレンジされていて、アルバム3の編曲に慣れてしまってからこっちへ入ると、カオスになります…。

そして前回も悩まされた間奏の変則リズムなフレーズ!!前回より音符は詰まってないものの、スラーがニ小節に跨ってたり…もうリズム感のない私には泣きたくなる感じ。

その山を越えた後で待ち構えているのが、重音のオンパレード!!
これ…3thポジ習いたての方とかもいらっしゃると思うけれど、楽譜を見る前じゃなかったら絶対、難易度的に私なら中上級Bを選んだと思います……。
みる前に選べないからこうして大変な事になってしまいましたが。

重音のパターン奏にポジション移動もあるので、単音でもポジション移動に不慣れな方は、相当厳しいと思いますよ…。ハイポジはないけれど、その分、3thポジまでで身に着けておきたい技術は、まるで教本のようにてんこ盛りですわコレ。グリッサンドとかもあるしね。

うーーん、コレ、むしろ逆じゃない?と思ってしまう…。
この編曲をアルバム3に入れて、今のアルバム3の方をアンサンブルクッキングで使った方がいいんじゃない???という感じです。レッスンでじっくり弾いて、いろんな技術をひとつの曲で使えるようにするべきだと思う。
アンサンブルクッキングで突貫で覚えても、破綻して自信なくして終わるわ…がっくり。

アルバム3の編曲が案外簡単だったので、余裕かましてましたが…これはかーなーりーヤバい。
しかも私、結婚式の余興用で同じ曲のさらに違う編曲をほぼ同時進行で弾き進めているので、ホント混乱する。

これは…結婚式の余興用の楽譜のボウイングと一部の編曲を、アンサンブルクッキング仕様に変える事も考えないと。
残り1ヶ月なのに~~~あわわわわ。

初めて弾くフレーズ以外のところは、個人レッスンが終わった後も、結婚式余興用に弾き続けていたので、それなりの安定感で弾けて

「前半のフレーズはとても綺麗に弾けていらっしゃるので、難しい後半のところを集中的に進める感じになりそうですね~」

との事でした。

ちょっとレッスン時間オーバーしてましたが、

★モーツァルト『アヴェ・ヴェルム・コルプス』…第2Vn

2段のフィンガリングも、急ぎでチェックして頂きました。
こちらもほぼ3thポジで、一部だけ1stポジ。
まぁこれは、フィンガリングさえ確定すれば、初見でも弾けそうな、考える速度で弾ける曲なので、何とかなりそう。

はぁぁぁぁぁ~1ヶ月で何とかなるでしょうか…とほほ。

チェロ覚書♪♪4年6ヶ月~106回めのレッスン2013年10月08日

前の日、有給とって自宅待機?してたので、体調はイマイチでしたがたまには自習しようと思って…ウェルナーとメヌエットだけ1、2回弾いてみました。

多少はいつもより弾けるかな…?と思ったら大間違いな、本日もトホホのレッスン。


■イ長調の3オクターブスケール

単音、2音スラー、4音スラーと弾きましたが…
なんかもう…この教本が悪いんだよ!!(爆)…と、本のせいにしてみる。
今日も指番号を思いっきり間違えて、途中から一個下の段のスケールのフィンガリングを見て弾いてしまいますた…。
そして今日も左手に意識が集中しすぎて、弓が明々後日の方向へ迷走しているらしく…かといって左手が完璧にできているかと言ったら、先へ先へ行こうとして手の角度が向こう側へ(手前じゃなく)へ行き過ぎてしまってると指摘されました。

「左手の角度は手前に倒す感じで。弓も角度に注意してくださいね。あと、単音の時、弓で4拍カウントしてますよね(笑)一音ずつスラーの中でファンファンと力抜けしてしているので、一定の速度を保ってボウイングしてください」

1回くらい自習して来ても、あんま変わりませんね(泣)

■ウェルナー P45 練習曲 Aまで

拡張系のフィンガリングが多い分散和音の練習曲。
今日も前ニ小節弾いたところでストップ。

「1の指が遊んでますよ~。位置をキープしたまま移弦してください」

気を取り直し、1の指をなるべく保持したまま、時折チラチラ左手をみながらじっくりゆっくり弾き進めて、なんとかAまでは通して弾きました。

「1をキープすると4の音程がちょっと下がり気味になってくる傾向がありますね。まだ1と2の指の間隔が開き切っていないせいです。でも1をキープする意識はだいぶあらわれてきましたので、次回からBをやりましょう」

ほっ。
ヴァイオリンではこんなに1と2を開くフィンガリングなんてあり得ない(ヴァイオリンと向きが違うし、倍以上の間隔)ので、もう完璧に開くのは無理な気がしますが…まぁ、意識だけは持って臨みます…。

「レッスン指導・コンサートのためのチェロ曲集1」より
『メヌエット』

技術的には今日のレッスンの中で一番難易度の低い曲なので、今回は2回目だし、前回のようにあんまり詰まらないよう、速度もそこそこ違和感のないレベルにあげて、なるべく強弱も気をつけて通し演奏しました。

最後の3音重音だけは、どうしてもヴァイオリンと混同して一瞬止まって考えないと弾けないんですが(苦笑)

「音程は取れているので、ニ小節めの二拍めまでで1フレーズという区切りを意識して弾いてみましょう。
四分音符二音のスラーは頭拍で鳴らして、二音めはおさめる感じで。
冒頭と、繰り返しで同じフレーズに戻る部分は裏拍から入るので、ちょっと大事に弾きましょう。
八分音符6つのところは、スラーのある2音は頭拍を強く、二音めでおさめます。間のスラーがない2音は、表記はないですけどこういう古典の場合、そのあたりは奏者に委ねる部分が多いので、スタッカートのつもりで軽く跳ねて弾いた方が、ワルツらしい可愛らしさや軽やかさが出ると思います。
最後の重音は……(苦笑)、なかなか慣れないかもしれないので大目に見ます(笑)」

以前も重音の練習曲だかで書いたと思いますが、二音重音は良いとして、三音重音だと、鳴らす音としては低弦から高弦という事がわかっていても、ヴァイオリンとチェロでは弦の並びが違う(楽器の向きが違う)ため、ボウイングが逆になる、つまり

ヴァイオリンでは左側の弦からそれより右の弦
チェロでは右側の弦からそれより左の弦

という風に全く違う順番で鳴らす事になるため、いい加減ヴァイオリンの重音に慣れてしまっていると、つい左側から右側へ行きたくなっちゃうんですよね~~。

この弊害はいかんともしがたいです…。

レッスン時間が押していたので、前半だけ先生のピアノ伴奏と合わせて、次回持ち越し。
自習は不足がちだけど、この教本の曲は良い曲が多いので、弾いていて楽しいですvvv言われた事に注意して綺麗に弾けるようにしたいな。