新年の初レッスンです。
お正月休みの間にガッツリ練習して臨む気満々だったのに……子守で疲れてフリーだった3、4日は頭痛で寝倒れ、仕事始めの5日は案の定激務で、帰宅したら林檎食べて寝倒れ、練習どころじゃありませんでした……うううっ。
大晦日にちょびっとだけ、アンサンブルクッキングのエルガー『威風堂々』の前半を確認程度弾いただけで臨んだ本日のレッスン。
久々にクロイツェル。今日はあらかじめ「あんまり練習できなかった」とぶっちゃけておいたので(笑)、記憶を取り戻すべく前半5段までを弾きました。
なぜかド(♯)が♮(ナチュラル)になってしまう呪いにかかっており(爆)、度々出てくるド(#)で音程がどうにも不安定になって速攻で先生から指摘されましたが……
移弦の角度を確実に切り替えてから弓を動かす事、左手の形をキープしたまま捉えられるフレーズは弦上へ指を堅持する事は、楽譜と指板あたりへ交互に目を光らせながら弾いていたのでOK頂きました。
でも
「きちんと移弦の角度や指の形を捉えて弾いていらっしゃるのはとてもいいんですが、あっちこっちも両方見て弾くと大変ですよね~?楽譜だけ見て弾けるようにしましょうね?」
って言われちゃいました(笑)
だって出来てるか心配なんだもん……。
次回は苦戦している後半を弾く事になりました。
アンサンブルクッキング課題曲から今日は、難易度が高く、弾いた事のないフレーズが混じっているこちらを優先的にレッスン頂きました。
★エルガー『威風堂々』…第2Vn
前回ざっくりフィンガリングを書き込んで頂きましたが、書き込みのないフレーズも合わせて前半ほとんどすべての音に自分でフィンガリングを書き込みました!
でも、自分で「ん???」とイマイチしっくりこないフィンガリングがあったので、そのあたりも再確認しながら、先生と一緒に頭から演奏。
今日はなぜかド(♯)が♮(ナチュラル)になってしまう呪いが解けず(泣笑)、ここでも同じことをやらかす私ではありましたが……
sul.G(全ての音をG線上で弾く)指定フレーズの速いポジション移動に若干悩まされたのと、呪い(爆)以外は、なんとかなりそうです。
迷っていたフィンガリングもいくつか修正して頂きましたので、次回までに三連休もあるし、弾きこんで臨みたいなぁ。
★ヴィターリ『シャコンヌ』
E先生に昨年4~5月でレッスン頂いた難所を弾きました。
何となく弾けてる感じでこれまで弾いてきましたが、じっくり見て頂くと曖昧に弾いて誤魔化してる部分が露呈し、しっかりと修正して頂きました。
E先生からは「3音スラーの頭の音をしっかりめに弾いて、後のスタッカート3つは最初の1音の発音をしっかりと、譜面にありませんがアクセント気味で弾いて、残り2音はその勢いを使ってスピッカートする感じで弾くといい」とアドヴァイス頂き、それはそこそこ実践できているし、余計な力も入らずに弾けていると思う(D先生からも今回それに対しての指摘はなかった)のですけど、今もアクセントのない音がクリアな音になっていなかったり、リズムが3音均一に刻めていなかったりして、正直きちんと弾けているとはいい難く(苦笑)
まずは前半の六連符の前3音スラーと後ろ3音のスピッカートの弾き方から、詳細にレクチャー頂きました。
「弓の量は最小限で、前の3音はしっかり弦に弓を乗せて弾きましょう。ちょっと大げさに弾くと、後ろ3音にアップで折り返す直前にいったん弓を止めて、しっかり後ろ3音の最初の1音にアップボウが乗るように。後ろ3音のスピッカートは、最初の1音で弓が一番自然に反発する位置を使って弦へしっかり乗せたら、残り2音は勢いのまま、はじきます。弓はべったり寝かせると鳴りにくいので、少し鋭角に立てて角を使って鳴らす感じで弾くといいですよ」
解放弦D&A&Eで六連符の3音1スラー+3音1ボウのスピッカートの動きを何度か繰り返し、動きが安定してきたところで、譜面通りの音程で弾きました。
ひとつひとつの動きを確認してから丁寧に弾いたら、思ったよりきちんと弾けました!自主練でもうやむやにしないよう気をつけなくちゃ。
続いて後半の三連符の前2音スラーと後ろ1音のスタッカートの弾き方も、詳細レクチャー頂きました。
「この1音のスタッカートは、スタッカートというより短い音でアクセントをつける感じで弾くとよいと思います。先ほどの六連符と同じ要領で、弓の量はある程度セーブして、前の2音の特に頭の音はしっかり弦に弓を乗せて弾きましょう。これも大げさに弾くと、後ろ3音めのスタッカートをにアップで折り返す直前にいったん弓を止めて、しっかり後ろ3音めにアップボウが乗るようにします。弓は少し鋭角に立てて角を使って鳴らす感じで」
これもさきほどと同じく、解放弦D&A&Eで三連符の2音1スラー+1音スタッカートの動きを何度か繰り返した後で、譜面通りの音程で演奏。
「動きは良くなってきましたが、もっとしっかり鳴らしていきましょう。弓はかき回すような動きで、力は使わずに、楽器全体がよく響くように弾きましょう」
先生が弓手を持って弾いて下さり、その感覚で自分ひとりで弾いて、なんとかそれらしい感じに弾けたかな?
速さで誤魔化して弾いてきたフレーズなので、今日の感覚を忘れないよう、弾き続けて自然にこなせるようにしたいです。
今日はもうひとつのアンサンブルクッキング課題曲、ブラームス『ハンガリー舞曲 第5番』は弾きませんでしたが、職場でお昼休みにYAMAHAアルバム3の譜面と内容を照合してみたら、結構違ってまして!
これも連休中にちゃんと弾いてみなくちゃです。
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