発起から1年余、チェロ愛好会”奏”が実際に演奏活動を始めてちょうど1年で、今日は私にとって最後の”奏”活動です。
今やれる事はやり尽した、と思いますが……
自分の演奏に関しては、不安要素たらたらDEATH……。
と、とりあえず恒例の腹ごしらえから(爆)
★カフェ コスモノート
・日替わりキッシュランチ(スープ・サラダ・紅茶・デザートつき)1300円
友人おすすめのカフェに、ようやく訪問。
わかりやすい場所だと思ったのに車で行ったら、うっかり通り過ぎちゃって、大層な遠回りをしちゃいました(焦)
でも物凄くボリューミーなキッシュは、卵焼きか洋風茶碗蒸しみたいにフワッとしてて、柔らかくサクッとした薄い皮もこれはこれでまた美味しかったです。
食後のデザートはグレープフルーツのプリン。
グレープフルーツのプリンといえば
ガスパールザンザンのを初めて食べて美味しかったとご紹介した事がありますけれど、こちらのはザンザンと全く違った味。ソースがグレープフルーツのザンザンに対して、こちらは苦めのカラメルにグレープフルーツの果肉つき。
どちらかというとこっちのが大人味で好み!とろける系プリンは卵臭が気になる私でも、全く気にせず食べられました。
店員さん一人でせわしなく切り盛りされてましたけれど、お料理はどれも丁寧で優しい味わいでした。
相棒の注文したクスクス(単品)1300円
ひき肉の入った、ちょっとカレー味の強いハリーラみたいな感じのスープは、ボウルにたっぷりでかなりボリューミー。
熱々で、これも美味しかったです。
お腹ぱんぱんになったところで、会場へ移動。
今日はいつものスタジオではなく、演奏会用のカフェスペースを貸し切って行われました。
★SAKURA cafe カフェスペース
音慣らしと、アンサンブルの合わせ練習を1時間2曲行った後で、軽くお茶休憩。
カフェでドリンクを注文できるのが、スタジオ練習とは雰囲気の違うとこでしょうか。
以下、私の演奏したプログラムに関してのみ、備忘録いたします。
実は動画を撮ってたんですけど、ほぼ自撮り状態で画的にアレなのと、他の方の演奏もありますので、そちらに関しては闇?公開ということで…
まずはアンサンブル2曲の仕上げ発表から。
☆ハイドン『皇帝』…Vn:私、Vc1&2&3
team皇帝、最後の演奏です。
練習でかなりいい雰囲気に仕上がっていたので、安心しちゃって私がめちゃくちゃトチッてしまいました!!がーーーん!!
申し訳ないやら、情けないやら……。
でも、私の編曲した譜面を使用頂き、数回の練習でここまで綺麗なハーモニーが奏でられた事は、私にとってかけがえのない経験になりました。
☆ロッシーニ『ウィリアムテル序曲』第1部「夜明け」
…指揮:私、Vc1&2&3&5&6
なかなか縦ラインが揃わず、1年間ずっと練習し続けてきて本日に至っても完璧に揃えるレベルには到達できませんでしたが、1年前と比べたら、音程や難しいタイミングの部分も修正されて、それなりの仕上がり演奏になったと思います。
これでアンサンブル監督としての私の役割もおしまいと思えば、感慨深いものが…。
ここからはソロ発表へ移行。
私自身のソロ発表は2曲ですけれども、伴奏を務めさせて頂いた曲も含めて4曲についての感想を、事前録音を添えてしたためます。
↑音源名クリック↑で事前録音(Pf伴奏のみ)ファイルが試聴できます。
テンポや曲調が変わる曲なので、さほど難しくないはずの伴奏にこれまでやたら苦戦してきました。
事前録音では何とかそこそこ完璧に近いレベルまで持ってきましたが…本番はやっぱり違いますね……ちょいちょいミス連発してしまいました…がっくし。
ソロの方に申し訳なかったです。
↑音源名クリック↑で事前録音(Pf伴奏のみ)ファイルが試聴できます。
一番簡単な伴奏だったので、これだけでも完璧に弾きこなしたいと思って臨み、本番でもノーミスで弾けました。
ソロの方とのタイミングもちゃんと合わせられたと思います。良かった良かった。
↑音源名クリック↑で事前録音ファイルが試聴できます。
今回一番不安要素たっぷりな曲(苦笑)
ピアノを習っていた時期にレッスンした曲で、辞めた後もちょいちょいは弾いていたのですけど、成人してからはほとんど弾く事もなくなっていまして、再挑戦の曲です。
もう、昔のように両手が反応してくれないし、曲は長いしで、完璧に弾く事は無理。事前録音でもトチッて弾き直してますし(苦笑)
でも、ここからリスタートのきっかけになればいいなと思って今回あえて選曲しました。
さて、第1楽章は慎重に弾いてたせいもあって、硬いけれど無難な演奏が出来てました。ところで私、この曲を初めて弾いてからごく最近、再び挑戦するまで全く気づかなかった表現指示があったのですけど……
第1楽章の終盤に表記されている「quasi violoncello」って指示、今更ながら”チェロ”っていう単語が目に留まり、ちゃんと意味を調べ直してみたらこれ「あたかもチェロのように」という指示?だったんですね!
訥々とした左手の主旋律を、まるでチェロのように奏でる。
確かに音域はチェロ領域ですが、 ベートーベンが何を以てピアノにチェロらしさを求めたのか……そこまで調べられませんでしたけれども、気づいた以上、そしてチェロが多少なりと弾ける今、弾けない人よりはイメージして……弾けたでしょうか???
第2楽章も、ちょいちょいミスはあったけれど、まぁこの程度が精いっぱいというレベルで弾ききりました。
問題は第3楽章。ピーク時のように弾けないのは当たり前として、練習以上に詰まった……。
覚えてる勘で弾いてるとこは、正確なタッチ云々は置いといて、弾き流し仕様で(苦笑)弾こうと決めてたものの、普段詰まらないところで詰まると、誤魔化し慣れてない(爆)から焦ってどーにもならなくなりますた……。
んんーーー。
新たに挑戦する曲の方が、弾けなくて当然という気持ちで弾くから、諦めもつきますが、やはり昔それなりに弾けてた曲は、口惜しさ2割増し。
これを機に、また少しずつピアノを弾き続けるようにしようかな…。
↑音源名クリック↑で事前録音(Pf伴奏なし)ファイルが試聴できます。
一週間前の伴奏合わせがカオスだったので(苦笑)、完璧に合わせる事は諦めてました。
で、伴奏とズレても己を貫いて弾く、と決めて弾きはじめ……最初のうちは合ってたので、少しずれそうになったらこちらも帳尻合わせしたり…ってやってたら、元々譜面通り弾くのが精いっぱいだから、余計な気を回しはじめたが最後、普段比較的弾けてたところまでミス連発(爆)
本日参加の”奏”メンバー皆さんが、それぞれ素晴らしいソロ演奏を披露して下さった中で、トリを務めさせて頂いたにもかかわらず、なんとも不甲斐ない、というか更にお聞き苦しい演奏になってしまったのは大変申し訳ない感じでしたが……
私としてはやり切った!
これがリスタートだから!(ホントかよ)
これにて全プログラムが時間どおり終了。
今後はSKEの主宰としての活動にシフトチェンジして、新たな挑戦へ挑みたいと思います。
そうそう、SKEメンバーで応援に来て下さったWさんの他に、今日はNさんも聴きに来て下さったので、相棒と私のSKEメンバー4名で、演奏会後にSKEの打ち合わせを兼ねてお茶&ごはんを食べました。
★ふらいぱん 本山店
おビールぅ!!↑呑みたかったけど私は運転手なので……
レモンスカッシュ↑で我慢……
SKEのピアノマンWさんには、ヴァイオリンよりピアノの方が曲想掴んで弾いてるよね、って言われました……。
そうだよ、譜面通り弾くのが精いっぱいのヴァイオリンより、譜面通り弾けなくなってても曲想を盛り込めるピアノ……どちらを優先させるかは……いや、でももうヴァイオリン頑張るって決めたから!
今後の優先順位としては、Vn、Pf、Vc、かな?(あれれ?)
ごはん食べたら眠くなると思って食べずに帰ったので、帰宅してから山盛りの焼きそば作って食べた!!
”奏”での活動を通して、私が得たのは大きく2点。
まず私がスカウトしたメンバーで構成されているSKEとはすべてが勝手の違う”奏”でのアンサンブルを経験して、難易度を落としても聴かせる演奏という着眼点を得ました。
そして当初はやっぱり緊張して手足が震えてたソロ演奏、1年間ほぼ毎月”奏”メンバーの前で演奏するうち、ちょうどよい緊張感で臨めるようになりました。
ただしこれは、このメンバー限定。不特定多数の人前での演奏は別物です。特定多数なら克服できるという事が分かったのは大きな発見かも。
今後より多くの舞台経験を経て、少しずつ克服して行きたいと思います。
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