ヴァイオリン覚書♪10年2ヶ月~366回めのレッスン2015年06月02日

前回レッスンから一週間しかありませんでしたが、テキストの練習曲はじめ、クロイツェル『花のワルツ』と全体的にサックリおさらいしてきました。

■YAHAMAテキスト3 chapter17-2
『花のワルツ』で頻発する半音階フレーズ対策として、久々にテキストへ立ち返ってのレッスンです。
ただ、書き込みとか一切なかったので、レッスン初かも?

まずは下1stポジションだけで弾きました。
下降系にはフィンガリングが印字されていなかったため、あらかじめ自分で書き込んでおいたのが吉と出て、迷うことなく弾けましたが、下降系の1小節めミ♮(0)から2小節めミ♭(4)へのフィンガリングが少し迷いがちで音程が不安定になるので、そこだけ確認しなおしました。

次は上3rdポジションだけで演奏。
ここも下降系の2小節めレ(1)からド♯(4)へのフィンガリングで音程が少し不安定になるので、再確認。
どちらも規則的に上昇下降な半音階ですし、ハ長調ですから、『花のワルツ』よりはシンプルで、深く考えずに心のイメージ音を追えばOK。


今日は後半3段め3小節からスタート。今日も1小節分の音を1スラーで弾きました。
だいぶ耳が慣れてきたので、降りて上って、降りて上るアルペジオにもスムーズに対応できるようになりましたが、まだフレーズ感が頭に入ってないので、譜面を追ってるとだんだん行方不明になり(苦笑)何度かどこを弾いていたのかわからなくなって、仕切り直しました~(爆)

「音程はだいぶ安定してきましたね。次回は譜面どおりのスラーで弾きましょうか。前半サワリ程度に弾いてみましょう」
というわけで↓頭から5段のロングトーンまでサラッと弾きました。
冒頭は2小節分1スラーの弓の配分量になれず探りがちで、2小節目の弓量が足りなくなって何とかギリギリ帳尻合わせしてる感じでしたが(苦笑)徐々に慣れてきました。
前半1小節で使いすぎないよう、注意しなくては。


チャイコフスキー『花のワルツ』 組曲「くるみ割り人形」より
今日も前回のおさらいで頭から「ニュアンスをしっかりつけていきましょう」との指示を受けてから弾きました。
正しい音程を捉えつつ、ニュアンスを出せるように、短時間ながら丁寧な自習をやってきたので、半音階の反応も良くなったし、多少なりとニュアンスらしきものが見えてきたと思います(笑)
ここも二段め以降のフレーズの音程が乱れがちで、当初はニュアンスどころじゃありませんでしたが、だいぶ音程が捉えられるようになってきたので、pからfへの変化もいちおう意識して演奏しました。
ここで一旦ストップ。
「半音階のフレーズはかなり綺麗に弾けるようになりましたね~」
と先生からも評価を頂きました。
特に指摘事項はなく、続きへ。
このフレーズでちょっと音程が乱れた段めの3小節めは弾き直して確認しました。調性でファ(#)なんですけど、印字がないから一瞬ファ(♮)だっけ?と迷ってしまうみたいで、全音じゃなく半音だか全音だか中途半端なところで捉えてしまいがちです。そこがズレてあれ?と思ってるうちに、後半2音もなんとなくで弾いちゃう。
肝はファ(#)と心得た。
見失いがちだから、譜面へ#を書き込んでおきました!!

ここは前の流れからのシ、シ#の音程を正確に捉えることに気を取られて、ヴィブラートかけてない自覚はあったのですが…
「音程はだいたい捉えられていますので、ヴィブラートをかけて弾きましょうか

さらに続きへ進みまして…
移弦が忙しないフレーズなので、まだ完全にフィンガリングや移弦が頭に入っていない分、若干反応が遅くなるのを、移弦時に右腕を直線的?に使う事で無意識にカヴァーしてた?ようなところがあり…指摘されました。

「移弦がしっかり出来ているのはいいんですが、急に移弦しすぎているので、腕は徐々に次の移弦の角度へ移行するよう、滑らかに角度を変えていきましょうか」

チェロでもポジ移動の時の左腕の動きが急すぎるって注意されますが、徐々にという一見単純な動きが、なんだかできないらしい…。

でも指摘されれば、ちゃんと滑らかさを意識した移弦に修正出来ました。腕の動きを意識した分、フィンガリングはちょっと迷っちゃったけれど、まぁ、慣れだと思います。

続きの繰り返しフレーズはヴィブラートに注意して…
強弱も一応はつけたつもりでしたが、最後のffは音程に集中しすぎて、あんまりffじゃなかった自覚があったので、やっぱり先生に指摘されました。

あと一歩、弾き込んでニュアンスがつけられるように頑張ります。