ヴァイオリン覚書♪4年2ヶ月~149回めのレッスン ― 2009年05月19日

先週の月曜に寝ぼけてベッドの棚で右頭頂部を強打し(爆)
その際に首の左側面の筋を痛めたらしいのですが…
金曜に別件で医者に行った時ついでに、
関節を損傷していないか相談したものの
首は違和感なく曲がるので筋だけ痛めたんでしょうと診断され
家にあったアンメルツと
医者でもらった筋弛緩薬(デムナット=精神安定剤でもある)で
なんとかしのいできたものの、まだ痛い…。
午後になると疲れが、そこと、頚椎にたまってきて
普段以上に辛いんですよね~。
幸いにしてヴァイオリンを構える分には
ほとんど支障がなかったので
自習は短時間集中で首筋に負担をかけない程度にとどめました。
っていうか、問題のランゲの「花の歌」のフラジオ連発部分
写真の後半の4音なのですが、
これ、全然できないですよ~(ToT)
一番高い音なんて、ピアノの鍵盤でも一番高いラの音で
一番右端の鍵盤から4つめのあのラですよ!?
ピアノではいともたやすく叩くだけで出るあの音が
ヴァイオリンになるとこんなに難しいとは…うううう…。
まず、一音ずつ出してみて
音質はともあれなんとか音程はとれるのですが
譜面上ではスラーになってるとこをスラーなしで
4音続けて出してみると…
必ず最後の一番高い音でつまづきます…。
3音めのフラジオの後、3音目で軽く触れてる1の指を
今度はきちんと抑えて、4の指を軽く触れてフラジオ。
この指の形への移行が全然スムーズにゆきません…。
譜面どおりスラーをつけてみたら
もう音がほどんどかすっちゃってて
フラジオじゃなくて、虫の息のおばあちゃんの声みたい…(爆)
そんなわけで、今回は音程と指の位置だけ
なんとなく掴んで…ま、こんなもんかなというレベルで臨みました。
★ヴィブラートの特訓
前回同様3rdポジションの1の指から
ひと弓めいっぱいヴィブラートをかけて2、3、4の指へと
駆け上がります。
動きはだいぶ無理なくスムーズにできるようになってきたけれど
ヴィブラートを速くかけすぎて「ちりめんヴィヴラート」(笑)に
なってきっちゃったらしいので、もう一度適度な感覚でかけて、
今度からはひと弓の速さをアップし
素早くかけあがる練習をしていくことになりました。
★教本・二長調のスケール
まだ若干5thポジションへ上がりきれてないものの
何度かやれば形がつかめるようになってきたので
左手に気を取られて右のボーイングが適当にならないよう
弓も元から先まで弦へ吸いつけて
スケールと言えど、流れる様に謳うように弾けるよう
指導されました。
★教本・練習曲~前回持ち越した付点の音符が続く曲
それなりに弾けてはいるのだけれど…
さらにスピードを上げて、こちらも音程だけでなく
ボーイングに気を遣ってやってくるということでまた次回持ち越し。
★教本・練習曲~A線で八分音符二つごとにポジション移動を繰り返す
ハイポジションへの移行がスムーズにできるかどうかがキーポイントですが…
3度ほど繰り返し弾いたら指の形が安定してきたので、
こちらはすんなりOK。
★教本・練習曲
2つの弦にまたいで3thポジションで1と4の指を同時に取り
1,4,3を四分音符で弾いてから、1stポジションへ降りて2の音、
同じ事を1stポジションでやって
違う2弦の3thポジションで同じ事、
シメに1stポジションへ移動してトリルで終了~という
ポジション移動のせわしない旋律も
弓の使い方を丁寧にすることを指導されただけでOK。
★教本・ランゲ「花の歌」
さて、問題の箇所をどうしのぐべきか…
とその前に、先生が
「簡単な曲でヴィブラートをかける練習をしていきましょう」
と言われ、譜面のかけるポイントへ赤丸をつけられました。
「曲でヴィブラートをかける時は流れの中でかけて
流れのまま次の音へいかなくちゃならないので
途切れないよう、ヴィブラートの屈伸のタイミングの中で
頃合よく指の移動をしていくようにしましょう」
というわけで、頭から譜面どおり弾いて
中盤ヴィブラートをかけるよう指示されたポイントで
かけてみました。
まだ速度ゆっくりで弾いているからこそ
なんとか曲の中でもヴィブラートがかけられますが
若干構えて流れが途切れるため
ここが練習で改善すべきところですね…。
曲でヴィブラートをかけるのは初めてなので
先生もある程度のことは見のがしてくださってるのでしょう。
感覚を掴むつもりでずっと弾き続けていき…
問題の超高音域フラジオ連発部分へ突入しました。
そして足踏みならぬ指踏みする私(笑)
どう頑張っても綺麗な音がでないです…。
カッスカスの妙な音ばかりが出てしまい…
そこは練習でなんとかしてくるってことでレッスン終了しました。
終了間際に、ここの部分の指の使い方を
先生に質問しました。
開放弦のフラジオだと大抵4の指の次の位置をとるので
左手をめいっぱい外へ反るくらいぱぁっと開いて
小指を弦に軽~く触れるだけにして弾きますが
問題の旋律の後半4つは
A線3rdポジションの1、3とE線3rdポジションの1、
ラスト1音がE線3rdポジションの1をとって4
という指づかいです。
ぱぁとやって取るには、ポジションが高い位置なので
指と指の感覚が狭くて取りづらく…
ただ力を抜くという意味では、ぱぁっとやった方が
余分な力が抜けてよい気もし…
指をどんな形で取ったらよいのかわからなかったんですよね。
答えは、4の指の次の位置をとるわけじゃないので
通常の指の形で抑え方だけ軽くする、でした。
その力加減がめちゃ難しいのですが。
最後の最後で先生がお手本を見せてくださいましたが
ふつう~に弾いてて、ふつう~に綺麗な高音が出てました。
むむむ…いとも簡単にやってらっしゃるし。
身構えすぎなのでしょうか、私…。
一週間でなんとかなるとは思えませんが
曲の中でヴィブラートをかけるという新たな課題もあり
「花の歌」はしばらく付き合わなければいけなさそうです…。
コメント
_ ゆき ― 2009年05月21日 01時46分36秒
_ ありこ ― 2009年05月21日 10時25分56秒
強弱なんてつける余裕、まずはまったくないですよっ(汗)
それ以前に音がでないし(爆)
首は相変わらず、いっこうに良くなってる気がしません…
このレッスンの日も、帰りに駅前の貸駐車場から発車しようと
バックする時、後ろを目視…できない(笑)
体ごと後ろを向くとハンドルが捜査しづらいしで、
「イタタタ、イタタタ」言いながらなんとかバックしました(笑)
友人は、痛みが取れるのに1ヶ月くらいかかったらしいので…
はああ…。辛いです…。
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まったく意味が分かりません^^;
しかもmpとかあるし、ワタクシpとmfでも違いが出せない・・・笑
首はどうですか?
早く治って思いきりバイオリン弾けるとよいですね~。