ヴァイオリン覚書♪4年7ヶ月~162回めのレッスン ― 2009年10月13日
白ねぎのスープです。
ヴァイオリンの先生の新婚旅行のお土産でいただきました。
赤、緑、プレーンの三色で、ト音記号、八分音符や四分音符、
シャープなんかがあるんですよ。
写真だとわかりづらいのですが…
見た目が可愛いパスタ大好きなので、
サラダに混ぜたりしても楽しめそうです♪
さて、アンサンブルクッキング明けのレッスン、
まずはアンサンブルクッキングの感想やらをおしゃべりしました。
今回東京からお越しになった指導の先生は
ご自身も音楽が大好き、楽しんでるという雰囲気たっぷりで
ユーモアもたっぷり含めて参加者を上手に乗せつつ
表現部分の指導をされていたのが印象的で
そのあたりは私の先生も感じていらっしゃったようです。
というわけでシモネッティ『マドリガル』を。
今回は最初に譜面の中の「con Sord.」という表記の
説明がありました。
「これは弱音器をつけて演奏するっていう指示なんです。
こういうのをA線にぶらさげておいて、
この指示があるところで駒の方にずらしてつけます。
この楽譜には外す指示が…ないですね。
なので本来は、全部弱音器をつけて演奏します」
先生が、ご自分の楽器に黒くて丸い小さな弱音器をつけ
こんな感じというのを教えてくれました。
これ、アリーナがバッハで使ってるのを見たことがあるので
知っています。
ちなみに
con Sord.(コン ソルド)=弱音器をつける
senza Sord.(センツァ ソルド)=弱音器をはずす
だそうです。
これはピアノにはない表記なので、初めて知りました。
私自身は自習用の消音器しか持っていないし
レッスンでは音をよく確認するために
今日もこれまでどおり弱音器は使わず演奏開始しました。
まず伴奏くんなしで頭から通して演奏しましたが…
半分くらい言ったところでストップ。
音程は結構取れているし、フラジオもわりとクリアな音だし
無難に弾けていると自分では思っていたのですが…
「この曲は全体の流れで、
同じフレーズでもニュアンスを変えて弾いたり
もっとヴァイオリンらしく音の山を意識して欲しいので
なんとなく弾けてる感じじゃなくて
曲の表情が伝わるように弾けるようにしましょう」
だそうです。
うーん、まだ表現が足りないのか…。
というわけで、いきなり出だしからがっつりやり直し。
三連符の最後の音で弓の速度が急に上がるクセは
相変わらず出てくるので、速さは均一で音だけクレッシェンド
とか
フラジオの余韻の間に次の音の指を素早くポジション取って
ぎりぎりまで弓を弦に吸いつけてこれまた素早く移弦
とか
次のフレーズに繋がる最後の音はひっぱってひっぱって
次のフレーズの頭まで勢いを持っていく
とか
「フラジオの後の音がまだワンテンポ遅い。フラジオの音をもっと柔らかく。
そう、この辺はお花みたいな…ピンクのお花のふわっとしたイメージで」
ピ…ピンクのお花ですか!?
『のだめカンタービレ』みたいな指導が入りましたよ…うはー。
ピンクのお花はわかりますが、それをどう音で表現するのかは
さっぱりわからないのですが(汗)
柔らかくしようとすると弓が浮いてしまい、
弓の圧に注意すると指が遅れてしまい、
ピンクのお花はなかなか咲かないまま、レッスンが終了~。
なんか最近先生の指導がかなり抽象的に…。
「宿題これだけでしたっけ?じゃあ次のスケールもやっておいてください」
『マドリガル』の合格がもらえないまま、先のスケールに入るとは。
どうやら『マドリガル』も長い旅になりそうです…ううう。
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