ヴァイオリン覚書♪4年11ヶ月~173回めのレッスン2010年02月02日

今週はヴァイオリンのみのレッスンでしたので
ばよを重点的に自習しました。

で、圧が弱いと言われた低弦の響きを確認すべく
久々に基本のスケールを録音してみました。

★ト長調のスケール
http://www.asahi-net.or.jp/~ar4y-ktu/Gmajor.mp3

★ト短調のスケール
http://www.asahi-net.or.jp/~ar4y-ktu/Gminor.mp3

圧をかけようとしてちょっとヤケになってる感じが伝わってきますが(笑)
圧に気を取られて若干音程は微妙になりましたけれども
響きは出てきたのじゃないかなと思います。

ついでに出だしの2音がブツギレと言われ続けた
エックレスも第一楽章だけレコって確認。

★エックレス『ソナタ ト短調 第一楽章』
http://www.asahi-net.or.jp/~ar4y-ktu/eccles_sonata1.mp3

…ああ…確かに出だし以外にも音の継ぎ目が途切れる部分が
ありますね……。
A線の上げ弓の後で、音量アップしてE線の下げ弓を弾く時、
どうも力加減と弓の角度を計ってスムーズに移弦できないようです。

第二楽章は…とりあえず中盤の重音で弾けてないところは
多少回数重ねて、弾ける確率が上がってきましたけれど
一瞬止まらないと正確な音程が取れないので…まだまだです…。

というわけでレッスン。

スケールはト短調だけを2音スラーで一度弾きました。

「うん。綺麗に弾けてますね。じゃ、次回は4音スラーでやりましょう」

とあっさり終了。

これは曲が長くて通し演奏だけでも時間がかかるエックレスを
メインでレッスンしたいからかな?

その予想通り…?エックレスはまた第一楽章から通して
ただし繰り返しは無視して弾きました。

第一楽章はポジション移動がすり足風(笑)で音程のとりづらい部分も
比較的安定してきたので
問題はやはり移弦時の音の継ぎ目をなめらかにすることかな…

第二楽章前半はなかなかいい感じに落ち着いて弾けましたが
中盤の問題の重音は、一発目が不発に終わったので(笑)
止まってそこから弾きなおしました。

後半はちょっと詰まって弾き直しつつラストまでなんとか通した感じ。
単音のフレーズは音程云々より、メリハリとか、アクセントのつけかたが
まだまだあやふやになってしまい、
重音も流れの中で幾つか出てくるので、力が入ってしまって
特に最後のキメの重音が潰れた音になってしまいます…。

徐々に良くなってはいると思うのですが、ホント難しい…。

自分でダメ出ししてる部分は、先生からも指摘を受け
そこだけ弾き直しをして、次回から仕上げかな~と思っていたら…

「ま、全体的にはずいぶん良く弾けて来たので、この辺でいいでしょう。
ヴィブラートもだいぶ良くなったけど、この辺かな~?的な感じで
弓より早く止めちゃってて音が途切れる部分が目立つので
弓の動きは終わっても、余韻の音へもヴィブラートはかけ続けてください」

と、あっさり合格もらってしまいました。

アレ…なんだか拍子抜け……。
てっきり3ヶ月くらいかかるかと思ったのに、1ヶ月で終わってしまった…。

教本からの次の宿題曲を迷っている風な先生は
ペラペラとページをとばしてめくっていたりしたので
先日レッスンで今後使うために買った曲集について
ちょっと疑問に思っていた事を訊ねてみました。

「この間買った新しい本、この教本とかぶってる曲が
幾つかあるみたいなんですけど…」

「ああ!そっちもありましたね。ちょっと見せてください」

新しい曲集・アルバム3を差し出すと
またしても先生はペラペラとページをめくって考え中。

「そうね~、旧教本と新曲集だから、やった曲もいくつかある…
ああ、『愛のあいさつ』もやりましたね~」

『G線上のアリア』が出てくると、「ああ、これもやってる」と呟き
先生が手を止めたのは、ゴセックの『ガヴォット』

「これ、やりましたっけ?」

「はい」

当初憧れの曲だったので、やった事はしっかり憶えていますとも。
(後で確認したら、旧曲集2でやっていました)
でも、微妙に譜面が違います。

「スタッカートとか最近弾いてない感じだから、重音もあるし
これにしましょう」

確かに旧曲集2では重音は一切入っていませんでしたが
この譜面にはびっしり重音が入っています。

レッスン時間がまだあったのと、
次の生徒さんがまだいらっしゃらなかったので、
それまで初見で弾いてみることになりました。

スタッカート…実は超苦手です……。
弓の反発を使って弾くのですけど、反発を制御しきれず
たいてい弄ばれてます(爆)

スタッカートの弾き方に細かいチェックを入れられながら
中盤くらいまで弾いたところで、次の生徒さんがいらっしゃったので
延長レッスン終了~。

「後半までいけなかったから、弾けるところまででいいので、
やってきてください。
あと、トリルとか、重音スタッカートのところとか難しいところは
まだ単音でやっても構いませんからね」

とのこと。

この曲…旧曲集で簡単なヴァージョンを弾いたのは
確か2年くらい前です。

ってことは先生への質問の答えはつまり、
新しいアルバム3に収録されてて過去に弾いたことのある曲でも、
場合によっては宿題になるということなのでしょう。

これは…一回目からどれだけ成長したか試される気がして
ちょっとドキドキ(ビクビク)しますね…。

本日の肴φ_(*^▽^*)_ψキルフェボンのタルト2010年02月03日

今日は節分です。
普通なら恵方巻とか、それにちなんだスウィーツとかを
アップするところですが、
洋菓子店キルフェボンが主催する
「スパークリングワインとタルトのマリアージュ」というイベントに当選したため
節分とはまったく関係のない記事になりました(笑)

お気に入りのビストロさんが主催されている
ワイン(呑みの)会には度々参加させていただいている
(ちなみに今年最初の会はなんと正月3日でした!)のですけど、
試飲会を除けば、ワイン会(セミナー)と称するイベントは
その他のお店で参加したことがありません!
ので、興味津々(しかも無料)。
そんなわけで約10倍の倍率から勝ち取ったセミナーは
想像以上に本格的でビックリしました。

サントリーさんから講師の方もいらっしゃってて
はじめにプロジェクターでスパークリングワインについての講義…
っとその前に、手もち無沙汰にならないようにと
サントリーのシングルモルトウイスキー山崎の炭酸割を
アペリティフとして出してくださいました。

山崎炭酸割

準備されたのが早くて炭酸が抜けかけてますが
見た目はほとんどスパークリングワインですよ!
でも味はしっかり山崎でした。

さて、講義の方は講師のプロフィール(笑)紹介から始まって
内容はいたって真面目ながらもくだけた雰囲気でスタート。
スパークリングワインでもシャンパンでも、製法は一緒なのですが
お国や産地や規定の問題で名称は様々。
私、ドイツではてっきりゼクトでいいんだと思って
バカのひとつ覚えでゼクトゼクトと注文していましたが (笑)
規定内のものは呼び方違うんですね!初めて知りました!

で、今回いただけるのはスペイン産。なのでカヴァといいます。
ちなみにイタリアだとスプマンテ、といいますよ~。
用意していただいた4種のワインがこちらです。
四種のワイン


ざっと豆知識をレクチャーしていただいたところで
待ってましたのワイン&タルト登場!

コーヒーチョコタルト&シブーストはブリュットバロッコ&ネグロとマリアージュ
★シブースト×フレシネコルドンネグロ
お皿手前のケーキにマリアージュするのは奥の右グラスに注がれた、
ボトル写真だと一番左のです。
うーん…それぞれ、それなりに美味しいのですが
組み合わせとしては無難すぎて面白くない(爆)
ネグロがさっぱりしすぎてて物足りないので、
同じくやや大人味のシブーストでは大人しすぎてインパクトが弱いです。
ネグロにはがっつりしたお料理やおつまみの方が合いますね。

★コーヒーチョコタルト×フレシネブリュットバロッコ
お皿奥側のタルトにマリアージュするのは、カタログ価格3,700円のワイン。
4本の中では一番高いものです。
厭味のない蜜の香りが好印象で後味もさっぱりしており
お酒としてだけなら今回一番私の好みでした。
だからなおさら、チョコタルトとあわせるのはNG!
個人的にチョコレートが苦手なせいもありますが
このタルトはむしろ山崎炭酸割の方が合うと思います。
ベリー&日向夏のタルトはセミセコロゼ&ネバタとマリアージュ
★ベリータルト×フレシネセミセコロゼ
お皿奥のタルトと右グラスのマリアージュ。まさに王道のベストカップル。
マリアージュとしては今回一番成功していると思います。
このロゼ、お酒だけだとやや物足りない味なのですが
タルトの甘さとは巧く調和していてお互い補完しあっている
夫婦の鑑な、組み合わせでした。

★日向夏のタルト×フレシネカルタネバダ
可もなく不可もない組み合わせ。
日向夏のタルトに香りとか味とかパンチが足りなすぎるので、
逆にお酒の方へ求めたいところでしたが、こちらも弱く…
組み合わせるなら日向夏のタルトに黒胡椒をかけたい感じ(笑)でした。

事前の情報では4種のタルトとワインだったのですが、
なんとサプライズがありました!

サプライズケーキ登場!

★シャンパン×プリンスメロンタルト&レモンチーズタルト
ワインとのマリアージュなのでてっきりチーズ系がくると思っていたのに
裏切られた気分だった私の心は、ここでいっきに急浮上!
しかもシャンパン、キターーーーーーーー!!!!!!
おまけにこれ、ボトル6,000円台のシャンパンだそうです!すご!
プリンスメロンタルトはまだ試作段階で、試食を兼ねて出されたそうですので、
当然非売品。
レモンチーズタルトは販売決定だそうですが、店頭に並ぶのはもう少し先
とのことで現段階では未販売品!
おおお~~~~~!
有料のワインセミナーでサプライズがあるのはわかりますけれど
無料のセミナーでまさかここまでしてくださるとは!
でもだからといって舌は嘘をつけないので正直に申し上げますと、
シャンパンはこのケーキには合わない…ていうか、
ちゃんと料理と飲みたい味でした。
メロンタルトはブランデーで香りづけをされていると伺いましたが
むしろメロンの下のスポンジやクリームにがっつり利かせて欲しかった…
というかメロンとタルト生地だけでいいかも…
中が甘くていいメロンの繊細な味が死んでしまうのです…もったいない。
レモンチーズタルトは今回のケーキの中では一番私の好みでした。
ワインのお供としても、単品でおやつとしてもいける味です。
わがままをいうなら、さらっとしたハチミツをたらしたい…。
そしてワインは赤スパークリングでもいい感じ…。

と思っていたら、このシャンパンにカシスリキュールを入れてくださるというので、
入れていただきました♪


おお~キールロワイヤル~~。
このシャンパンに混ぜ物するのはもったいないかもですけど
そろそろ舌が変化を求めていた頃合だったので
入れた方がおいしく感じました。

ところで今回のセミナーはスウィーツのお店主催なだけに
お酒よりスウィーツ好きな方がたくさん集まっていたようで
日常晩酌している人~?という最初のアンケートで手を挙げたのは
参加たぶん18組36名中、私だけでした…(爆)
たまたまサントリーの講師に近い席だったこともあり
お酒に関する質問は主に私へ寄せられていた気が…(笑)

そして出されたお酒とケーキはすべて完食&完飲した私とツレでしたけれど
周囲をみたら皆さんお酒はけっこう残されていましたね~もったいない!
ほしいくらいでした (爆)

というわけで、帰りにもまだサプライズ。
一応バレンタイン企画だったため、サントリーさんからチョコのお土産をいただきました。
本当に至れり尽くせりだわ…。

楽しく有意義なイベントに参加できてよかったです♪
私も今度のホームパーティは○○とマリアージュってタイトルにしてみようかな♪

ヴァイオリン覚書♪4年11ヶ月~174回めのレッスン2010年02月09日

前回で合格をもらったエックレスのソナタですが…
やはり自分的に納得がいかないため、
今週は重音とか再チェックして仕上げのつもりでレコッてみました。

★エックレス『ソナタ ト短調 第ニ楽章』
http://www.asahi-net.or.jp/~ar4y-ktu/eccles_sonata2.mp3

…………うがっ。

完全に弾き流して誤魔化していますが、
原曲を知ってる人が聴いたら、音程もリズムもダメダメですね。
はぁぁ~…もうちょっと弾けてるかと思いましたけれど
己を知って打ちのめされた気分です……。

この曲、新しい曲集・アルバム3では
第三、四楽章も入ってて再びやる可能性が高いので
やはりしばらくは自習の合間にちょびちょび弾いてゆこうと思います。

さて、レッスン…

調弦はいつも先生がやってくださるのですが
気まぐれにごくたまーにやらされる事があり
今日は自分で5度調弦するハメに(T-T)イヤー
デジタルチューナーのA音に合わせて、
重音で合わせて…って先生、重音を弾かせたかったのかな?

はぁ…最初から神経疲れた…
気を取り直して、ト短調のスケールを4音ひとつスラーで。
落ち着いて音程は順調に弾けていたのですが…
やはりボーイングは永遠の課題…

「いつものことだけど、最後の音で弓のスピードがあがって
音が飛び出るから、4音のスラーの時は
最初と最後の音はゆっくりめに弾いて
真ん中の2,3番目は多少早めに弾くと全体的にスムーズです。
もう一度やってみましょう」

意識して弾いてみると多少は改善…されたかな…???

そろそろト短調、ト長調のスケールはおしまいってことで合格。
注意することは同じなので…
次回は変ホ長調とハ短調のスケールを
単音とスラーでやってくることになりました。

他に宿題がなかったため、練習曲ふたつが新たな課題に。

って、え????

「なんか見たことない譜面です…」

八分音符4つが2音でひとつのあの形で、2つ並んでいるのですが
前半の八分音符のお尻の音と、後半の八分音符の頭の音が
クロスしてます!
ナニコレ……????

「ああ、これは八分音符4つで素直に弾けばいいんですけど
指がブリッジするので音符の見た目もそうなってるだけです」

ピアノでも腕を交差させて弾く曲はありましたが
こんな譜面になってたかな…???多分違ってたと…。

A線の4の音を弾いたら、指を放さず
E線の解放0の音を弾いて、またA線の4の音へ戻ります。
すぐ戻るから無駄な動きを控え、速く弾けるようにする練習
なのでしょう。
やってみると…うっかり指を放してしまいます…。
自習あるのみですね…。

もうひとつはポジション移動のトレーニングみたいな曲で
フレーズ的には難しくない感じ。

というわけで、新しい本・アルバム3からの初宿題、
曲としてはリベンジなゴセックの『ガヴォット』へ。

まず中盤まで1人で弾きました。

スタッカートの勘は自習で弾いてるうちに戻ってきたので
音程、弓の弾き方、ともにわりと安定してるな、
と思ったとおり、先生からも特に指導は受けませんでした。

注意されたのは

「八分音符のスタッカートと、四分音符のスタッカートは
圧を変えて響きの長さをちゃんと変えるように」

とのこと。

タッタッタッタッ タッタッタッタッ タァッ タラァッ ターー

という具合に。
スタッカートをクリアな音で弦の反発をしっかり意識して弾く
ってことばかりに気を取られていたので
譜面の音の違いをすっかり無視していましたっ。

そこを再チェックしてから後半の重音オンパレード部分へ。

…っていきなり……

「ひ…弾けませ~んっ(T-T)」

最初のA線の3、E線の1の重音はいいのですが
次のA線の4、E線の2という重音が…
4を取りに行くとどうしても2がずれてしまい
2を維持しようとすると4が引きずられて低くなってしまって
どうにもこうにもうまくゆきません…。

自習ではとりあえず正しい音程を把握しておこうと、
2を維持するために爪を弦に引っかける感じにして
他人より長い4の指のリーチを思い切り利用し
あきらかに無茶な体制でポジション確保していましたが
それを曲の流れの中でやるのは無理なので…

そこから延々と、
ポジション取りできる手の形のチェックが始まりました。

「親指はネックへ深めに入れて、他の指はもっと立てて。
向きはいつもよりネックから離す感じ…
人差し指はネックから完全に離してください。
2の指を取って、4の指…ああ~2の指がずれた。
じゃあ、4の指から取って、2の指を…ってあらら、
4の指がずれちゃったね。
うーん、難しいなぁ……」

先生が私の左手の指を持ってあれこれ動かし、
音をキープできる形を模索するのですが、
なかなかうまくゆきません…。

なんとなく、指の形はわかってきたのですけど
それでも音程はややずれてしまい…

「まぁ、確かに難しいので、今はあまりこだわらず
先へいきましょう」

あ、先生が諦めた(苦笑)

その先も、自習では一応譜面どおり弾いてきましたが、
レッスンは弾けるところだけ重音にして
ムリそうなところは単音へ変えて弾きました。

二度目の曲なので、音程は自分的にも問題なく
スタッカートも苦手なわりには、そこそこ弾けたと思います。

問題は重音…もう絶対ムリだと思うくらい難しいです…。

「雰囲気はいいので…
まぁ、重音はそんなにこだわらなくてもいいです。
これはもうちょっとやりましょうか」

二度目の曲だから最終的には重音入れて
譜面どおり弾けるようにするつもりなのかと思っていましたが
今日の感じで路線変更されたのかしら…???(苦笑)

でもそう言われると、ちょっと悔しい私(笑)

重音、次回までに二週空くので、
もうちょっとまともに弾けるよう頑張ろうかな。

チェロ覚書♪♪0年11ヶ月~21回めのレッスン2010年02月09日

今日はダブルレッスン、いつものようにやや早めに
教室へ到着すると、先生方が談笑されていました。

挨拶してトコトコと近づいてゆくと…

「ありこさん、今日はI先生のお母さまの差し入れの
アップルパイがあるんですよ~♪
あ、私の差し入れジャガビーもどうぞ♪ハイ、紅茶」

やった~~vvv

しかしホントに毎回間がいいと言うか、何と言うか…
いつも頂いてばかりで申し訳ない気が。

ところで来た時、廊下を通ってアレ?と思ったのですが
壁一面に掲示板と題され、生徒の名前が書かれた紙が
ばーんと貼ってあったのに対し、
レッスン前に先生からお話がありました。

「発表会で弾くかどうかは別として~
(なぜか毎度ここを強調する先生、逆にアヤシイ…)
来月の会議(先生方の)までに、各々弾きたい曲を
書き込んでいただくことになったので、
自分の弾きたい曲と、アンサンブルで弾きたい曲を
書いてくださいね♪」

言われ続けてて探してないのもイヤラシイので(笑)

「それなんですけど、先生、このヴァイオリンの本にある
チェロのパートをやってみたいんですよ」

と、先般から考えていたヴァイオリン・アルバム3の一部曲の
チェロパートの件を打診してみました。

「ああ…『くるみ割人形』、これ弦楽アンサンブルでやると
良さそうですね~」

と好感触だったため

「『ユーレイズミーアップ』とかもあるんですよ~コレもやってみたいです」

なるほどなるほど…と先生は頷いていらっしゃいましたが

「でもこれはアンサンブルの案として、
ソロでやりたい曲を今月中に選んで紙に書いてくださいね♪」

うーむ…
逃げてる半分、これって曲も思い浮かばないんですよね~。
とりあえず1年かけても無理そうな曲をあえて選ぶか…
作戦の修正をせねば(笑)

というわけでレッスン開始。
いつもはデジタルチューナーで調弦するのですが
今日は先生がチューナーをもっていらっしゃらなかったため
ピアノで5度調弦するハメに…。

ヴァイオリンも珍しくやらされたばかりなのに
チェロでもまさかの5度調弦…うが。

何となく合ってないような…???と思いつつ
それでも先生が一応指示は出して下さってたので
まぁ、そこそこ合ってるんでしょう的な曖昧調弦をして
ウェルナーのスケールを弾きました。

シフティングは自分ではだいぶ良くなってきた…
つもりじゃなく本日の先生の評価も同様で、
後は親指の力をもうちょっと抜いて
特に下りのシフティングをスムーズにすることが課題に。

左手全体で指に体重をかけてしっかり押さえることも
かなり意識して練習してきたおかげで
比較的いい塩梅で押さえられていたと思うのですが
一番太いC線は、弦の並びが左手から一番遠く
太くて力が入りづらいためどうしても左手の方へ
引っ張ってしまいがちになるとのことで
上から力をかける(乗せる)ように注意されました。

スラーとスタッカートの練習曲は順調にOKをもらい、
二重奏の練習曲へ。
今日は先生が楽器を持っていらっしゃらなかったため
1人で弾き、音程や移弦はお墨付きをもらいましたが…

「他の人だったらOK出すんですけど、
ありこさんはもっと良く弾けるはずなので
次回もう一度、譜面には書いてないですけど
音の山を意識してしっかりニュアンスを出して弾くところまで
やりましょう」

だそうです。
ダメ出しも、ものすごく持ち上げられてるなぁ~(笑)

レッスン時間はそろそろ終了でしたが
鈴木の教本まで行けなかったので
ちょっと弾きましょうということになり
宿題だった『楽しい朝』を一度通して弾きました。

「音程も移弦もいいんですけど
スタッカートは八分音符と四分音符を分けて表現してください。
全部八分音符にしてしまわないように
四分音符のスタッカートはもうちょっと響かせて」

あ、そうだった…さっきヴァイオリンでも同じこと言われたのに
早速忘れてるわ私…あーん。

「それと二拍子で頭にアクセントをつけるんですけど
今は後ろについちゃってるので、頭をしっかり出して
メリハリをつけていきましょう」

これもヴァイオリンと同じ…トホホ。

次回、もうちょっとテンポアップして、ニュアンスを出して
仕上げることになりました。

二週空くので、その次の『リゴードン』も追加宿題。

「こっちの方が弾きやすいかもしれませんね。
あと…ちょっとで1巻終わりですね~」

先生の方が楽しそうです(笑)

ヴァイオリンでは、はじめのうち早く先へ進みたかったのですけど
中盤からなかなか合格もらえなかったり
自分でダメ出しするようになってきた今は
焦らずじっくり課題点をマスターしていくスタンスになってきたので
チェロもわりとのんびりでいいや、と思っている私。

一応2巻の準備はしてありますが
1巻のラストは弾きたかったバッハのメヌエットだし、
ある程度自分で納得できるレベルの演奏でシメたいので
ひとつひとつの注意点を地道に修正していきたいです。

チェロ覚書♪♪0年11ヶ月~次年度の目標曲えらび2010年02月15日

前回レッスンでお話のあった、
次年度中にじっくり弾き込みたい曲を決める件で
先週からしばらく悩んでいました。

先生の陰謀?…は置いても
チェロで弾きたい曲って…すんなり思い浮かばないんです…。
聴き馴染んでて好きなのはコンチェルトばかりで、
ソロでこれというのがなくて…
しかもチェロ、比較的楽に入手できる楽譜を探すと
ヴァイオリンに比べて圧倒的に少なく
選べる曲も限られてきます。

だというのに、私には一定のポリシーがありまして…


☆その1
よく知っている憧れ曲は
ある程度のレベルになってから弾きたい
(自分のレベルの低さに嫌気がさしてキライにならないように)

☆その2
クラッシックで三拍子や四拍子の曲(古典系)だと
比較的得意なため、飽きずに弾きこめる。
(ポップスやジャズはリズムに乗れない時点で嫌気がさすのでNG…)

☆その3
どちらかというとプロがあまり弾かないマイナーな曲だけれど
聴き映えし、技術的な練習にもなる曲が好き。

などという条件を掲げると
たいていの曲集に入っている曲は該当しません…。

そんな時、ネットで見つけたのがこの曲集。

★レッスン指導・コンサートのためのチェロ曲集 1(レッスンの友社)
★レッスン指導・コンサートのためのチェロ曲集 2(レッスンの友社)

収載曲目を確認すると、メジャーな作曲家でも聞き覚えのない曲が多く
初・中級者向けのようだったので、
中身は見られませんでしたが購入してみました。

で、届いた楽譜を確認してみると…
鈴木の教本みたいな作りですが、一曲一曲のボリュームはそこそこで、
バッハやらヘンデルやらのマイナーな曲や…そうでない作者の曲でも
全体的に古典の雰囲気が強いです。

おお!なかなかいい感じじゃない???

とりあえずピアノで各曲触りだけ弾いていったところ
1の方に収載されている
バッハのチェロ二重奏『ブーレ』が気に入ったので
これにしようかなと思ったのですが…
繰り返しを無視したらボリュームが見開きの半ページしかないし、
ぱっと見シフティングなしでも弾けそうだしで
1年かけてやるには物足りない…???

逆にボリュームのある曲はまだまだ技術的にムリっぽく…
うーん……どうしよう……

この二冊を先生に見せて決めてもらうのも手ですが
楽譜から探すとなかなかいい曲が見つからなかったため
好きな曲から楽譜を探す方向でも当たっていました。

その中で、ふと思い立った一曲がコレ。

★フォーレ『パヴァーヌ』

チェロのソロヴァージョンをようつべで拾ってみました。
http://www.youtube.com/watch?v=Jj9o8q4kuiU&feature=related

そもそも管弦楽曲なのですが、様々なアレンジで演奏されています。
ただ、ソロアレンジは同じフォーレの『シシリエンヌ』や『エレジー』に比べたら
マイナーかもですね。

この曲、子供の頃にふとラジオで聴いて思わず涙したのに
誰のなんて曲がずーっとわからず、それでCDも探しようがなく
けっこう大人になってから知りました(爆)
そんな思い出の曲です。

さて、ちょっと楽譜を探して……みたのですけど
国内および国内の輸入楽譜販売サイトではヒットせず
海外のサイトでも少ない上、一曲なのに結構なお値段!

クラッシックは基本、無料で拾ってくる派の私は
もちろん無料でゲットできるサイトを当たってみました。

が、なぜか同じ曲なのにチェロだけはことごとく
フリーサイトでも一部の有料版に組み込まれており…(T-T)
ようやく見つけた譜面はアレンジが簡単すぎて
私の好きな、掛け合いになって盛り上がる展開部が
カットされてるしで……

いざとなったらフルスコア等々を参考にして
自分で編曲するか!?
(高校時代、合唱曲じゃないものを、
合唱曲+ピアノ伴奏にアレンジさせられた経験あり)

でもこういうの、探し出すと意地になる性格なんです…(爆)

あの手この手で検索方法を変え、ようやく見つけました!
チェロのソロ編曲にピアノ伴奏の譜面つき!

版権にひっかかりそうなものまであったので
リンクを貼るのは控えますが
海外の個人?サイトで、チェロオンリーのフリーシートを大量アップしており
ドヴォコン、エルガーコンなどの結構なボリュームの曲まであります。
そのせいかリンク切れも多い…。

そんなこんなでやっと見つけた楽譜ですが
譜面見たら技術的に…ムリっぽいかも(爆)
だってハ音記号で始まってるんですよ!
チェロの譜面は通常ヘ音記号ですので、
全体的にヴィオラの音域の方が近いってことです。

でも折角苦労して探し出した楽譜なので
2,3年かかっても(笑)挑戦してみたい…。

ダメもとで掲示板には書き込んでみて
先生の反応を見つつ、買った本を提示してもいいかなと思います。

ピアノソロ編曲の楽譜も拾ったので
久々に一曲ちゃんと通して弾いて見ました。
前半簡単なのに後半難……っ!つっかえつっかえです(T-T)
自分の演奏はさておき、ピアノでもいい曲だなぁ~~~。
これくらいの曲なら、すっかり動かなくなったこの指でも
弾けそうなので、もうちょっと弾きこんでみたいです♪

その合間に同じく曲選びをしている相棒ひろちゃんの要請で
彼女の希望曲が入っている曲集をいくつか探したところ、
ヴァイオリン版をブックオフでゲットしたあのリットーの曲集の
チェロ版に入っていたのですが…

★チェロのしらべ(リットーミュージック)
http://www.rittor-music.co.jp/hp/score/violin_data/06417102.html

これも改訂前なのか、ネットではほぼ全滅でした。

で、昨日買い物のついでに、思いたち
ふらりと近所の楽器屋さんへ立ち寄ったら…

あ、あった(笑)

ヴァイオリン版と被ってる曲もありますが
意外とクラッシック少ないな…。ポップス苦手…。
というわけでこいつは相棒に譲ろう(笑)

しかしなんだかいっきにチェロの楽譜ストックが増えました(笑)
ヴァイオリンでもまだ自分で運指決めるのは大変なので
チェロなんていつ手がつけられるかわかりませんが…
余裕が出来たら挑戦してみたいと思います。

本日のごはんφ_(*^▽^*)_ψ燻やのアイスバインでポトフ2010年02月17日

先日、高島屋の週代わり催事で
以前も牡蠣スモークをご紹介したお気に入りのお店、
燻やさんが来ていたので
催事でないと買えない愛しの(笑)アイスバインをゲットしました♪
コチラです↓
アイスバインとポトフスープです
アイスバイン、知らない方のために申し上げますと
塩漬けの豚すね肉を香味野菜やスパイスで煮込んだもので
コラーゲンたっぷり、旨味たっぷりのお肉です。
ドイツの家庭料理ですが、ドイツに近いフランスのアルザス地方でも
一般的な料理ですヨ。
なんといってもワインに合い、お肉に馴染んだ塩気が
たまらない逸品♪

というわけでヨーロッパではメジャーな料理ですが
日本ではなかなかお目にかかれません。
日本のレストランで品良くちょこっと切り分けられたのを
2度ほど食べた事はありますが…
ご家庭で気軽に食べられるとなると…

そんな時、運命的に(笑)出逢ったアイスバイン。
それも美味しいとなればリピ確定です♪

しかも燻やさんのアイスバインにはもれなく
絶品ポトフスープがついてきます。
単にお肉として召し上がるだけでなく
美味しいお肉の旨味を好みのお野菜に沁み込ませることも
できちゃうんです!

お肉もポトフスープも激旨なので
美味しいものを簡単に召し上がりたい方には
本当に本当にオススメですよ!

というわけで、今回はポトフにしました♪

★燻やのアイスバインでポトフ

【使った材料】(3、4人分)
アイスバイン(燻や)     1本
ポトフスープ(燻や)     2袋
にんじん          大1本
たまねぎ          中1個
ヤングコーン          1パック
蒸しメークイン(高島屋)   2パック(小が15ヶくらい?)
蒸しれんこん(高島屋)  1パック
蒸しだいこん(高島屋)  1パック

今回、下処理が面倒な野菜はすべて
蒸し野菜を使ったので、
本当にあっという前にできあがりました♪ ハイ↓
お野菜たっぷり入れて煮込みました♪

作り方も、作り方というほどではなくて…(笑)
ポトフスープを鍋へ入れ、濃い目に希釈して
蒸し野菜以外の野菜を先に加え
ある程度煮たらアイスバインをまるごと投入。
蒸し野菜を全部豪快に投入して、
煮崩れしない程度まで煮るだけ。

火を止めたらアイスバインは鍋から取り出し
肉の部分だけ削ぎ落として骨だけ鍋へ戻します。
お肉は柔らかくて、煮すぎるとバラけてしまうので…。

私は数日で消化するため、お肉は一回分切り分けておいて
野菜の入ったスープを温めなおす時に必要な分だけ入れます。

ここで私流のひと手間。

スープの中でお肉がある程度温まったら
再びスープから取り出し、表面のぶあつい脂を
オーブントースターでカリッと表面焼きしてから
お皿へ取り分けたお野菜に添えて頂くようにしてます。

脂を焼くとでっぷりトロッとした脂っぽさが薄らいで
香ばしく感じられるので。

オーブンで焼くのが一番良いかもですが
そのためだけに用意するのは手間ですから
オーブントースターに、あればトースター用のアルミ板を使い
アルミホイルを敷いたところへお肉をのせて
こんがりと表面だけ焼くのが、簡単でよいと思います。

調味料も必要なし!
味つけも何もかも材料任せですが
かなり本格的なポトフを食べられますので
値段以上の価値はあります!

ヴァイオリン覚書♪4年11ヶ月~175回めのレッスン2010年02月23日

今日は急に気温が上がって暑いです…。
楽器に加え、楽譜をいつも以上にいっぱい持っていたので、
汗だくになりながら教室へゆき、
準備をして前の生徒さんが終わるのを待って
いざ自分の番になった時……

先生から衝撃の告白が…!!

なんと先生、来月いっぱいで退職されるとのこと!
えええええ~!?

なんでも昨年ご結婚された旦那さまの急な山口県への転勤で
新婚早々単身赴任させるわけにもゆかず
やむなく退職の運びとなったとか。

ヴァイオリンを習い始めてから来月で丸5年、
ずっとお世話になってきた先生だったので…ショックです…。
もし先生が変わるとしてもお子さんができて産休とかかな~
と思っていたので、まさかこのタイミングとは想定外でした…。

というわけで気を取り直して?レッスンスタート。
今日も自分で5度調弦をやりました。
どうやらそろそろ自分で調弦する方向になってきたようです。

スケールは変ホ長調とハ短調を単音で弾き
音程はいいのでポジション移動で若干弓とのタイミングが合わず
雑音が混ざるところに注意して
次回は4音ひとつスラーでやることになりました。

練習曲ふたつのうち、後のひとつはまずまずの仕上がりで
合格をもらえたのですが…
最初のひとつは4の指でブリッジしたまま隣の開放弦を弾く時
どうしても指の形が崩れて左手の手のひらに空洞がなくなり
2の指のポジションがずれると同時に
ハーフポジションの取り方も崩れてしまうため
左手の形に気をつけて速くクリーンに弾けるよう、
次回持ち越しとなりました。

少し長い練習曲が新たな宿題になり
先生が模範演奏をして下さったのですが…
なんだかよくわからない旋律で譜読みが厄介です…。

ゴセックの『ガヴォット』は通して弾き、
前半はよく弾けていると言われましたが
やはり後半の重音連続と、スタッカート連続が鍵です。

ムリに重音にしなくてもよいと言われていたのですが
二度目の挑戦ということもあって
それなりにレベルアップを計りたいと思い、
あえてチャレンジしていた私。

先生も

「重音、頑張るね~。だいぶ音が取れるようになってきたけど
誰かに聴かせる時はナシで弾いた方がいいですよ」

とのこと。
そんな機会はここでレコ公開する以外では多分ないです(爆)

後半のスタッカートはまだ力加減が均一にゆかず
フレーズごとにムラがあってだんだん力が入って雑音がまじるため
弓手の力を抜いて、弓は量をあまり使わず、少し寝かせ気味で
軽やかに弾く練習を何度かして
次回仕上げ…?

次の宿題曲を先生が探しかけたので…
おそらく今の先生に習う最後の曲になると思ったら
やりたい曲をお願いしたくなり、思わず

「先生、ニューシネマパラダイスの曲がやりたいです!」

と言ってしまいました(笑)

実はチェロの相棒が目標曲に掲げて
ダメ出しされた曲です。
私も映画がとても好きで印象深い曲だったので
どのくらい難しいのか弾いてみたいと思っていました。

「映画がとても好きなので…」

と言ったら、先生も好きな映画で
なぜか映画の内容で若干話が盛り上がり(笑)
結局宿題になりました♪やた♪

曲集はメドレーになっているので、
映画で使用された複数曲のサビがいくつか組み合わさっています。
とりあえず前半部分を先生が弾いてくださり
フィンガリングを確認して次回譜読みしてくることになりました。

たまたま次の生徒さんがお休みになって時間が空いたため
15分延長で5分雑談し、20分オーバーのレッスンでした。

うぉう!チェロのレッスンに慌てて移動です。

チェロ覚書♪♪0年11ヶ月~22回めのレッスン2010年02月23日

移動の電車もちょっと遅れていて、若干焦る私。
ホームで電車を待つ間、だんだん先ほどの衝撃の事実に
現実感をおぼえ始めました。

レッスン中はとりあえずびっくりしたのと
他の話でバタバタしてて深い実感がなかったのですが
だんだん不安になってきました…。

新しい先生に馴染めるのかな…どうしよう…。

色々ぐるぐると頭の中に複雑な想いが入り混じりはじめ
とりあえず時間前にはチェロの教室へ到着。
目標曲を掲示板に書き込まなくてはいけないと思い
アンサンブルその他のスペースには

もののけ姫のED『アシタカセッ記』

と書きました。
自分の個人スペースにはというと…

先日リットー本で難易度Cになっていた希望曲を提示し
残念ながら選曲しなおしとなった相棒の話を受け
作戦をやや修正して臨むことに(姑息)

一応、無謀を承知で件の、フォーレ『パヴァーヌ』を提示。

多分ムリと言われるので、第二希望で先回紹介した曲集から

J.Sバッハ『ブーレ』(たぶんリュート組曲第1番の「ブーレ」のアレンジ)
チャイコフスキー『アンダンティーノ』(交響曲第4番第二楽章のアレンジ)

を提示。

なぜ二曲かというと、
両方見開き半ページのボリュームでシフティングなしでも弾けるので、
多分1曲だけ1年がかりでは物足りない…
何より私自身が飽きそう…(爆)
でもだいたい知ってるフレーズなので
すでに譜読みが出来てるも同然で、二曲とはいえ気分的に楽、
レパートリーも増えていいかと思ったためです。

私的には後学のためシフティングのある曲を選びたかったのですけど
この本でシフティングのある曲は…譜読みが…面倒(爆)

あと、万が一先生の陰謀から逃れられず
発表会で弾かされることになった場合、
バッハなら二重奏なので誰か(多分相棒)を巻き込める(爆)し、
チャイコも現段階でなんとか弾きこなせそうなレベルなので…

そう、ヴァイオリンの発表会経験で私は悟りました。
期間をかけて練習できるからといって
実力以上の曲を選択するのは
当日120%の能力を発揮できる自信のある方だけだと。

チェロの先生や他の先生もレッスン中で
待合室には誰もいなかったので、
こっそり書き込んで時間まで待とうと思っていたら
途中で中から私の姿を見かけたのか
チェロの先生がレッスン室から出てこられ

「ありこさん、何冊か候補になりそうな曲の本を用意したので
見ててくださいね」

と、3冊ほど曲集を渡されました。

あ、いや、一応作戦は立ててるんだけど…
私が選曲を渋っていたせいかしら?(笑)

とりあえず見せて頂いたところ……
…なんか全体的に難しそうなんですけど…

というわけで手堅い?布陣は崩さず、いざレッスンへ出陣!!

楽器のレッスン前に選曲の話を詰めました。

「どうですか?良さそうな曲ありました?」

と先生の用意してくださった曲集の話題を振られつつ

「フォーレの『シシリエンヌ』とかいいと思うんですけど、どうですか?」

と言われました。

え?それも十分今の私には難しいと思うのですが。

たまたまフォーレの名前が挙がったのでこれも運命?かと思い
件の『パヴァーヌ』の拾った楽譜を取り出して

「難しいけど今後の目標として、これをやりたいんです」

と譜面を見てもらったところ

「チェロの編曲は見たことないですね~へぇ~」

と興味深そうにチェックしながら

「音域もそれほど広くないですから、いけそうですよ?」

と予想に反した好感触。ただし

「あ…でもこの辺がちょっと今の段階では難しいかな…」

と目を通しながら先生がひと言仰ったので、
そのタイミングを見逃さず(笑)

「そう思って違う曲をふたつ選んでみました」

先述の二曲の入った曲集を差し出す営業マンありこ(笑)

先生はぱっと見て

「え、これは簡単すぎですよ~。すぐ弾けちゃいますよ」

と言いながら曲集の中の他曲をぱらぱらっと眺め

「でもこの本、なかなかいいですね。林先生だし、私も買おうかな」

と好感触。
そう、この本を監修された林良一先生は、名古屋の先生なんです。

「この本の曲をいくつかやって弾き熟していくのもいいですね。
長い曲に一曲集中するか、どっちがいいですか?」

と問われたため

「飽きっぽいので、得意系の曲をいくつかやって
数をこなしたいです」

というわけで、本年度の方針決定。
まずは交渉成功といったところでしょうか。

選曲の話でだいぶ時間が取られてしまいましたが
今日は教室のレンタル楽器も新しく増えたもので
音とか感触が全然違ったので、その辺の雑談もあり。

ようやく楽器のレッスンに入りました。

しかし弾き始めたら、慣れない楽器と…
やはりヴァイオリンの件で動揺が広がってきたらしく
なんとなく集中できず、練習してきたことがうまく出来ません。

スケールは、音程はいいので、左腕が下がりすぎないよう
しっかりネックに腕全体で体重を掛けることと
姿勢、弓手の腕の位置も崩れてきているので
気をつけるよう指導されました。

続くウェルナーの二重奏の練習曲も音程はいいのですが…

「うーん、やっぱりまだ硬いですね…」

この辺、柔らかく弾けるよう練習してきたつもりだったのですけど…
なんかうまくいかないのは新しい楽器のせいなのか…。

時間もあまりなかったので
今日は鈴木の教本はお休みして
さきほど自分で提示した曲のうち
J.Sバッハ『ブーレ』を初見で弾くことになりました。

ハ短調の曲で、短調のスケールはまだ習っていませんので
譜面に部分的に書いてあるフィンガリングを参考に
多少つっかえながら通して弾きましたが…

「やっぱり弾けちゃいますね。
あとはフレーズの切れ目を意識して弾くことと、
ハーフポジションとかチェロでは初めて出てきたと思うので
指をよく開いて音を捉えるようにしましょう。
私もちょっと弾いてみようっと」

と、最後にお手本で先生が弾いて下さいました。
当たり前のことですが、先生が弾くと別物に聴こえます。

「二重奏だから私と合奏できますね♪」

次のレッスンは次週ですが、他にも宿題がたくさん出たので
こちらはできる範囲までやってくることになりました。

ああ…やっぱりいつもより集中力がなかった気がします。

「実は…ちょっと動揺してまして…」

と後でぼそっとチェロの先生に、ヴァイオリンの件を白状すると

「ヴァイオリンの先生なら、うちの教室の先生の方が
すでに交流がありますものね~。
新しい先生が合わなかったら是非うちで!」

と先生からも営業されました(笑)

次週までに気持ちを立て直し、普段どおりに弾けるようにしたいです。

庭改造計画p(*´Д`)qピーチピュアベリー、初結実!2010年02月27日

すでに潰れたみたいな形ですが…
今日はお天気が良かったので、
ちょっと早めですが、いちごたちに追肥を与えました。

今年も昨年同様、冬の間に開花し始めてしまったのですけど
昨年はそれをせっせと摘花したせいか、肝心の春に
まったく花が咲かず収穫できなかったので…(T-T)
とりあえず放置していたところ…

ビニールハウスから鉢を出して改めてよく見たら
ひとつだけ結実していました!
しかも昨年まったく結実しなかった
ピーチピュアベリーが!!

ものすごーく不恰好で多分食べられないと思いますが…
今年こそは春の収穫が期待できそうです♪
追肥のやりがいもあるというもの!

昨年の反省を活かして、ビニールハウスの入り口を開放し
寒さ対策でかぶせていたマルチングも今年はやめて、
冷たい空気が入るようにした甲斐あってか
花芽はとてもたくさんつきました♪
24株のほとんどがいっぱい花を咲かせています♪

しかも今年の冬は昨年より寒かったように思うのですけど
枯れ葉が2、3枚程度で、葉っぱが元気に茂っています。
株も芯がしっかりしていて新しい葉が中心から
顔を覗かせています。

全ての株が無事に冬を越せそうです。

問題は春にどれだけ美味しい実が生るか。

肥料の適量がイマイチわからなくて適当なので…
肥あたりが怖くて今回も多少控えめなのですが
吉と出るか凶と出るか…

特に昨年収穫ゼロだったピーチピュアベリーは是非
しっかり実になって欲しいです~~
大きくなれよ~~~!

庭改造計画p(*´Д`)qわびすけ大復活!!2010年02月28日

左はちょっとピンクが濃くて縞模様がありません
庭のわびすけがいっぱい花を咲かせています♪

実はこの木、2年くらい前に
いつの間にか大量発生した毛虫の激しい被害に遭い
葉は食い散らかされて枝も枯れ枯れになってしまい
毛虫が出すらしい糸のようなものがぐちゃぐちゃについてて
とてもそのままには出来ない状態だったので
即効性の殺虫剤で毛虫を駆除した後
立派に伸びていた枝を思い切り剪定しました。

が、その剪定ですっかり花芽を断ってしまったようで
昨年はほとんど花をつけず…

このまま徐々に弱って枯れてしまうかも…(T-T)

とかなり心配していたのですが…

昨年は幸い毛虫の被害には全く遭わず
この肌寒さにも負けずにいっぱい蕾をつけて
元気に復活してくれました~♪♪♪

無茶な剪定をして枯らしたことが何度もあるので
ドキドキでしたが、今回は成功だったようです。

写真ではわかりづらいかもしれませんが
以前にも増して蕾がたくさんついています。
淡いピンクにちょっと濃いピンクの筋が入った品種なのですけれど
なぜか左の花は濃いピンク一色…?

以前のようにもうちょっと枝が張ってくれるよう
今年も毛虫に注意しようと思います。

この木の隣にも赤い山茶花が植わっているのですが
同じ時に毛虫の被害に遭い…
こちらは相当枝を刈り込んだので
樹高が以前の半分以下になってしまい
他の木の陰になってしまうせいか
成長も遅くてなかなか枝が張ってきません…。

でも少しずつですが、花も復活してきたので
わびすけくらい元気になってくれるといいな。

この時期、綺麗に咲くお花はこのふたつくらいなので
大事に見守ってゆきたいです。