ヴァイオリン覚書♪5年1ヶ月~179回めのレッスン2010年04月13日

ローズウッドだと木目がはっきりわかります
ヴァイオリンレッスンも6年目に突入、
前回から三週空いて、いよいよ新しい先生とのレッスンです。

その前に、本日ようやく取り寄せていた顎あてが届いたと
楽器屋から連絡があり
たまたま有給を取っていたので早速行ってきました。

紫檀(ローズウッド)で、同じ形のものを二つ用意して下さったのですが
同じ紫檀でも重さや木目の風合いが全然違いました!
目が詰まってて重厚感がある方は、
ずっと借りていた黒檀のものよりは軽いのですが
かなり明るい木目の紫檀と比べると明らかに重いです。

3週間以上、黒檀の顎当てを試した感触では
やはり以前の先生がおっしゃったように
形や位置よりその重さが問題になったようで
首の左側面は痛くならないのですけれど
首の真後ろに重い疲れが残るんです…。
それが重さによる弊害のようなので
やはりできるだけ軽いものにしようということになり
明るい木目の添付写真のものを購入しました。
装着した際、若干テールピースが当たるため
内側を少し削ってもらって更に軽量化。

お値段は定価5,000円で、店頭価格4,000円でした。

さて、ようやく借り物でない顎あてにチェンジできたところで
教室へ行き、レッスン前に、注文していた新しい教本3を
受付で購入しました。

すると事務方の責任者?のオジサンがひょっこり出てきて
待合室でレッスン料のシステムについて今更のように説明されました。

前回日記でも述べたとおり、教本3の私は
すでにレッスン料12,600円にアップしているはずなのですが
入会当時の10,500円からずっと据え置きになっていました。

2年くらい前に教本が改訂されてから
教本1、2はそれぞれ1年で終われるような内容になったらしく
教本3のレッスン料は上限で教本3が終われば
長期継続者向けにヤマハ以外の教材でレッスンを進めていくような
体制になったようです。
教本が改訂された時期、私はレッスンであまり教本を使っていなくて
1年くらいずーっと先生からもらったプリントやら
アンサンブルの課題曲ばかりやっていたため
旧教本は使わずじまいでした。
ようやく旧教本に入って1年くらい。

最近並行して新曲集をやるようになったものの
旧教本、曲集1.2の内容と、新教本の内容にズレがあるため
新曲集3には旧教本3と被ってる曲が多くて…
なんかお金損した気分…と思ったのですが、そういう事だったのか。

今月から1,000円アップという話は前の先生から伺いましたけれど
今の先生と事務側で相談した結果、本来の12,600円にアップするのは
今の新曲集3、教本3の後半、「ex」コースへ入る時になったそうです。

以前からこの教室の事務のずさんさは度々申し上げてきましたが
教本変わる時、レッスン料やら体系やらの説明プリントを
先生から1枚もらっただけだったし
旧教本からの移行とかは人それぞれですから
はじめから、こうしてきちんと説明すべきでしたね。

結果的に損はしていないのですけれど
なんだかなぁ~お粗末な感じです。

気を取り直して、新しい先生とのレッスンは
時間きっかりにスタートしました。

第一印象の大人しそうな雰囲気そのままに
とても緊張していらっしゃるご様子で…
なんだか私まで緊張しましたっ!

旧教本のスケールを弾いて、新教本から新しいスケールの宿題が出
初見で重音の練習曲を弾いたり、
2つくらい練習曲の宿題が出てざっと確認しました。

新しい先生はほとんど楽譜に書き込まないタイプ…?らしく
ここが宿題、というチェックも、指使いの注意とかも
まったくメモされないので、忘れそう…っ!

曲集の宿題、『ニューシネマパラダイス・メドレー』は収録されている
4つのテーマを1つずつ弾いて部分的なチェックをしてもらい
前半だけ伴奏と合わせて弾いて、次回通して弾くことになり
レッスン終了。

新しい先生に対する率直な感想は、
前の先生と全くタイプが違う!ってこと。

まだ初めてなのでお互い探り合いな部分もあるのだろうけど
囁くような話し方をされるので、若干耳が遠い私には聴き取りづらく
演奏中に「そこはたっぷりと!」とかパキッとした指導も入らないため
これでいいのかな??と不安を抱きつつ弾いて…
後から自覚のある音程のズレやらリズムの持たせ方を
ちょっと指摘されたくらいでした。

いきなりビシバシというわけにはいかないだけなのか
そういうタイプの先生なのか…。
やはり物足りない感じが…。
年齢が年下なのかわからないのですが
ちょっと初々しい新米教師っぽい雰囲気のある先生。
今後どうなるか…まだまだわかりませんね。

チェロ覚書♪♪1年1ヶ月~25回めのレッスン2010年04月13日

ネック側に反れてます…
あっという間にチェロ歴1年が経ち、2年目に突入です。
1周年記念パーティーは後日相棒と行うつもり♪

先週発表会のDVDを頂いたのでそれを観つつ
改めて1年間を振り返ってみたのですが…
習い始めとほとんど変わってない気が…(爆)
ヴァイオリンの時は一番成長していた時期だと思うのですけど
なんかチェロはあんまり……。
焦ってはいませんが、やっぱり私は他人より亀みたい。

上達していないわりに、楽器には異変があり…

実は発表会のあたりからすでに気になっていたのですけど
添付写真のとおり、駒がネック側に反ってきました。
何度か自分で調整し直したのですが、
ペグで調弦するとやはりネック側へ引っ張られてご覧のとおり。

これ以上自分では対処できず、楽器屋さんへ行ったついでに
この画像を見てもらいました。
すると、この状態では単なる調整では済まず
駒の交換が必要になる可能性大、とのこと。
交換となると1万円以上、
もしくはネックが下がっている可能性もあるため
そちらを直すとなると更に6万円くらい(鬼!)
修理費を抑えたい場合はネックの楽器側の付け根あたりに
内側から木片を入れて高さを上げる措置も可能だが2万円ほど、
という恐ろしい見積額が提示されました…!

ちょ、定価60,000円、売価それ以下の楽器に
そんな修理費はかけられませんよ!
ましてまだ1年も経ってないというのに!

うーむ…このまま黙殺して使い続けるという選択肢もありますが
チェロは楽器が大きい分、わずかの狂いが大事件に発展する恐れもあり
もうちょっとお値打ちにやってもらえる工房を探すか…
とりあえず保留です…。

さて、ばよのレッスンで変な緊張をしたため(笑)
若干お疲れ気味でしたが
気を取り直してレッスンに臨みました。

と、レッスン前に偶然こちらの教室でもレッスン体制の件で
先生から説明プリントをもらうとともに、ご説明がありました。

現在私は1回30分で月2回のコースを選択しているのですが
これまでなかった1回45分コースというのが新設されるそうです。
時間が足りないと感じている生徒さんの意見を組んでの事らしく
変更もあくまで任意とのこと。
こちらの教室には事務専門の方はいらっしゃらないため
こうしたジム連絡も先生が個々にきっかりこなします。

現段階では私的には30分で十分です。
ヴァイオリンと同日ダブルでレッスンするパターンが定着してきたので
45分とか、集中力が持たないですね(爆)
むしろヴァイオリンを45分にしたいくらいですが
ヤマハはその辺、フレックスな対応はしてませんからね~。

というわけでレッスン開始。
シフティングのあるスケールふたつをスラーや単音で弾きました。
音程は是が非でも取りに行く(笑)タイプなので
そのために崩れがちな腕や指の形について指導されました。
だいぶマシになってきたと思っても、先生から見ればまだまだ。
先生の指の形と自分の形は全然違うので
見て、真似して、弾いてみて…を重点的にやりました。

それで結構時間を食ってしまったため
ウェルナーの宿題は短いのをひとつだけやりました。

あの有名なバッハの無伴奏チェロソナタに出てくるワンフレーズを
アレンジしたものです♪おおお~♪
ここではスラーで「腕から入って手首を使う」動きをチェックされました。

鈴木の教本からは『リゴードン』
1回通して弾いて、音程と強弱のつけ方はだいたいOK。
mfとfの違いを明確に出すよう指導されて
先生の伴奏と合わせ、合格。

次回は『習作』が課題になりました。

レッスン時間が迫っていましたが次の生徒さんがまだ見えなかったので
自分の選んだ今年の目標曲のひとつバッハの『ブーレ』を弾きました。
前半弾いたところで、自分でも悩んでいたスタッカートの弾き方について
細かな指導が入り、あまり跳ねるという意識をせず
前の音より軽く弾くイメージで弾くように言われて再度弾き直し
続けて最後まで弾きました。

旋律は簡単なのですけど、移弦が多く、指と弓で
音をしっかり捉えないと、たまに音が浮いてしまいます。
ニュアンスを出しながら、全ての音で均一に
いい音色を保つのが難しいです。

「古典なので追求すると色々奥が深いんですけど、
いい曲ですね~」

と先生からのひと言。
いや~さすがJ.Sバッハですね♪

次の生徒さんはなかなかいらっしゃらず
レッスン終了後はチェロの先生と、教室代表の先生と三人で
しばらく雑談してました(笑)

早くも発表会に向けて水面下では色々と動きがあるらしく
今年のアンサンブル曲も徐々に固まりつつあるそうです。

パッヘルベルの『カノン』は、去年のDVDを見た新しい生徒さんから
やりたいという声が多かったそうで、今年もやるとの事。
ただ、チェロは簡単だし、去年すでに人数が多かったので
去年人数的に心許なかったヴァイオリンの賛助に回りましょうか?
というコメントを、教室のウェブ日記に残していたら
本日代表の先生から正式に「是非お願いします!」と言われました。

また教室のリアル掲示板には、声楽の先生から
「ヴェルディの『乾杯の歌』をオケつきで合唱したいので参加者募集」
という書き込みがあり、私は人数が足りないならバヨで…
と言っていたのですけど…

「チェロで参加お願いします」

と両先生からコールが。

「えええ!?バヨならいざ知らす、チェロでって…大丈夫かな…オロオロ」

「ありこさんの得意な三拍子の連続だから、大丈夫ですよ!」

とチェロの先生から激励され…
この『乾杯の歌』に関してはあくまで声楽コースの応援なので
楽器コースのアンサンブル曲に関しては、代表の先生から続いて

「『G線上(のアリア)』もあるのでヨロシクね」

え?えええ???『G線上~』もやるんですか~~!?
しかもチェロで!?

昨年ばよで第1,2ヴァイオリンをやったので
いつかチェロでもやりたいなと思ってはいましたが
単調な旋律の中に、シフティングもあってなかなか難しいチェロパート。
私、できるのか…???

今年は発表会に参加できる見込みの生徒さんが
昨年に比べてうんと増えるため
ある程度レベルも分けてアンサンブル曲を増やすつもりらしく
弦中心のこれら二曲の他にも
昨年の『風のとおり道』のような、多くのコースが参加できる曲を
目下検討中だそうです。

昨年は初心者向けが『カノン』、それ以上が『風のとおり道』
という振り分けでしたので昨年両方参加している私は
残り一曲のお鉢が回ってくる可能性大。

ってことは…

ヴェルディ『椿姫』より「乾杯の歌」…Vc応援
パッヘルベル『カノン』…………………Vn賛助
J.Sバッハ『G線上のアリア』…………Vc
『?』………………………………Vc?

4曲参加内定ですかーーーー!?
アンサンブルはチェロでいいとして、応援の「乾杯の歌」は
チェロよりバヨで出たかった気が…。

まだどうなるかわかりませんが
本年度に突入して、すでにここまで固まってきているとは
驚きでした。

でも『カノン』は今年、コンバスも入るし
新設のクラリネットコースからも参加見込みがあるらしいので
編成がフルオケに近くなってきて楽しみです。

って、安請け合いして、ホントに大丈夫なのかなワタシ…。