美食倶楽部★ラ ターブル ドゥ ジョエル・ロブション ― 2010年10月01日

逆流性食道炎は相変わらずなのですけど…
伯母がせっかくご馳走してくれるというので
昼からしっかり食べてきました。
★ラ ターブル ドゥ ジョエル・ロブション
http://www.robuchon.jp/nagoya/la_table.html
何度か一人で来た事があるのですけど
久々に行ったら、ランチのサービスがちょっと変わってました。
いただいたのはランチプレート1,890円
価格帯は以前と同じか、ひょっとしてちょっと安い?
くらいだと思うのですが
以前は一番安いコースでも一皿一皿サーブされてきたのですけど
ランチプレートは名前どおりひとつのプレートに
前菜、メイン、デザートが盛られて一度にやってきます。
味は…どうかなと思っていただきましたが…
うん、やはりここの料理は大きなハズレがないですね。
上段右は、トマトの冷たいスープとデザートのクレームブリュレ、
上段左が、スモークサーモンに自家製イクラと生クリームの燻製?(と説明された気が)
下段がメインのスズキ?(忘)のポワレです。
パンはオリーブオイルと岩塩のデニッシュと、全粒粉のパンと、フランスパン。
ワインはグラスのロゼをいただきました。
トマトのスープはクリームとのバランスが絶妙で
トマトの酸味がまろやかに感じられました。丁寧なつくりです。
スモークサーモンは、ノルウェーとかスイスあたりで好まれる
かなりレアな、控えめスモークの厚切りでしたので
スモークでサーモンの臭みを抑えた、お刺身感覚でいただけます。
かなり細かくカットされたニンニク風味のカリフラワーソースは
それほどニンニク臭くもなく、これまたサーモンをほどよく香りづけしてて
さらにその上へ乗っかっている自家製のイクラというのが、
私イクラはそれほど得意ではないのですけど
あのプチっと噛んだ時の若干生臭い液状のもの(笑)が
全然生臭くなく、かなりプチ感のある食感でした。
生クリームはかなりフレッシュで柔らかいクリームチーズで
これまたサーモンと一緒にいただいた時の味のバランスが最高。
スモークサーモンとイクラが苦手な従姉も食べられるといってました。
そしてイクラの苦手な伯母が、サーブされた時になって
「あ…イクラが…」
と苦手な表情を見せたところ、すかさず給仕のお兄さん、
「苦手でいらっしゃいましたか?
それではイクラなしのものをお持ちいたします」
とひと言。
伯母は「よけるだけだから結構ですよ」と言ったのですが
「いえ、しばらくお待ちください」
と嫌な顔ひとつせず速やかにお皿を下げ
新しいものを出してくれました。
こういう心遣いは素晴らしいですね。
というわけで、お魚のポワレも美味しく、
付け合せのお野菜も美味しく、
なによりここのパンは相変わらず美味しかったのでバクバクと
いただけました。
グラスワインのロゼは、かなり甘口でハチミツのような香りでしたので
お料理とは頂かず、パンのお供にしてましたが(笑)
サービスに関して難を言うなら、
先に飲み物だけのオーダーを持ってきて、
後から食べ物のメニューを持ってこられると
料理にあったワインを1グラスというわけにいかなくなるので
(それが狙いなのかもしれませんが)
なるべく両方一緒に照らし合わせてオーダーしたいところですね。
あと、デパートのレストラン街内ということもあって
ランチから一品一品給仕するスタイルをやめたのは
カジュアルな気分でいただけるのでよいと思うのですけど
メインはどうしてもアツアツじゃなくなるので…
私のような猫舌人間には大丈夫ですが
普通の人だとちょっと最上の状態ではいただけないかもです。
ま、そういうこだわる方はランチコースを召し上がればよいと思うので
このコストパフォーマンスでこのサービスなら満足です。
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