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ヴァイオリン覚書♪6年3ヶ月~222回めのレッスン2011年06月07日

腱鞘炎がちょっと微妙なくすぶり加減なのですが…夏になると編み物がしたくなる私。(普通は冬なのか…?)
ダイエットは出足好調だったものの、キャベツ生活を抜けたらちょっと戻ってしまい…これからの季節、二の腕が気になるので(笑)体形カバーのポンチョを編みました。
なんか変なポーズで…恥っ
↑なんか偉そうなポーズ取ってますが…私です(笑→しかも髪ボサボサ…)
だって~こういうポーズしないと、二の腕がちょうど隠れるラインとか、形がわかりづらかったのですもん。しかもセルフタイマーで自分撮りなので、ぼけーっとレンズを眺めておりますた…ッ。更にアホなポーズの私がご覧になりたい方は、右リンクのニットショップブログでご確認ください(爆)

冗談はさておき、手首にあまり負担をかけられないため、細いレース糸は一部にしか使えなかったのですけれど…二週間くらいでさくっと簡単に作ったわりには、着まわしがききそうなデザインに仕上がったと思いますvvv

さてさて腱鞘炎といえば…もちろん、ヴァイオリンにも影響します。
前回の反省を活かし、週末自習ではものっすごーく意識して手首を使いました。
ただ、注意深く見ているとまだあんまり使えていない感じ…。っていうか、やっぱり弓毛がすべる気がするんですよね~。弦は春に換えたばかりなので…弓…まだ新調して半年だけどもう限界?

なかなかのらないので一生懸命手首で圧をかけようとし、いつもの倍疲れます…。雑音も混じって音がクリアに聴こえません。
やっぱ近日毛替えしたい…でも今替えると発表会前にも替えなきゃならなくなりそうなタイミングで…うーん…。

な状態でしたが、とりあえずヘンリー・エックレス『ソナタ ト短調』第一楽章を録音してみました。録音機器、環境が若干違うせいもありますが、多分ちょっとは成長が見られますので、よろしければ比較して聴いてやってください。

エックレスのソナタ ト短調 第一楽章(最新録音)
エックレスのソナタ ト短調 第一楽章(1年半前の録音)

ワタシ的には、ずっと課題にしてきた、音と音のつなぎ目の滑らかさ、がかなり出来てきたように思います。アリーナ(・イブラギモヴァ)みたいなスーっと伸びる音のイメージも自分の演奏に意識させて…ヴィブラートの強弱もついてきたと思います!
が、ヴィブラートで音程を誤魔化しがちな傾向も生まれ…課題点はまだまだ山積みです…。

さて今日は私の前レッスンの生徒さんがいらっしゃらなかったみたいで、ちょっと早く教室に着いてそのままレッスン室で時間まで、先生と雑談しつつ準備しました。

「ソナタのアダージョ(第三楽章)はレッスン初めてですけど、どうですか?」

「ゆっくりな分、正しい音程を取るのが難しいのと、ポジション移動が複雑で…」

「じゃあ一度模範演奏してから弾いていただきましょうか」

「是非是非」

「腱鞘炎は…大丈夫ですか???弾きすぎて…?」

「って言えたらカッコいいんですけどね~笑。庭木の剪定で痛めて以来、慢性化してしまって。あ、しまった、そういう事(楽器のせい)にしておけばよかった!」

その他、ピアノを昔習ってたけど譜読みが苦手だったり、だから極力現代のネット環境を駆使して、音源を聞いて耳で覚えるようにしてる話などして…レッスンスタート。

7thポジションの1234の指のトレーニングから。
7thの角度にはだいぶ慣れてきましたが、今日は1234の指の間隔が均等になるパターンで、3の指のポジションがズレがちになり、必然的に4の指もよくズレるので苦戦しました。目視すれば何とか弾けるのですが…

「感覚で指の間隔を覚えてしまえるといいですね」

とのことでした。そうなんです、7thポジションになると、目視は首にかなり負担がかかります。上げ弓はまだマシですが、下げ弓になると、右手は自分から離れて行くし、左手は自分に寄ってくるし、その狭間で首をものすごく左に回して見る、という鬼のような姿勢となり…体に負担をかけないためにも感覚でおぼえないとダメですね…。

次のト短調のスケールとアルペジオは、その点、1stポジ→3thポジ→5ポジ程度で段階移動なので、そこそこ柔軟に弾けました。

練習曲は以前にもやったものを再び弾きました。
エックレス『ソナタ ト短調』第三楽章の旋律を弾くのに重要な技術が入ってるからでしょうけれど、以前やったものでもしばらく弾いてなくて、しかも自習なしでいきなり弾くと…やっぱりすんなりとは弾けません。

で、エックレス『ソナタ ト短調』第三楽章(アダージョ)へ。
まずは先生の模範演奏をしっかり見聴きさせていただきました。
フィンガリングがちょっとわからなくて適当に弾いてる部分を中心にチェックしましたが…自分とは全然違うなぁ~と思ったのは、先生のヴィブラートの柔らかさ
よくかかるようにはなったものの、私のはまだカクカク頑張ってる感じがあって、ペコペコ…と静かに揺らぐような感じにはできません。
そこばかり見入っていたら…わからなかったフィンガリングの確認を見過ごしました…笑。

続いて私も、伴奏くんと先生と一緒に弾きました。
案の定、フィンガリングが違うところが数箇所あり、通して弾いた後で再度弾き直して確認しました。第一楽章でも少しありましたが、この曲、3thポジの2の指から始まったり移弦とポジション移動が同時にあったりするパターンが多くて、フィンガリングがとてもフクザツです。
特にこの第三楽章は移弦&ポジション移動が多く、そこに気を取られているとボーイングがやや疎かになります…。意識すればある程度できるようになってきたはずの滑らかな移弦が、うまくできません。

特に7thポジへ移動した時はまだ指に意識をとらわれがちで、ボーイングが乱れます。目視せずにハイポジ演奏、というのが今後の大きな課題点になりそうです。
ただ、目視しているおかげで、音程や左手の角度などは注意されなかったので、多分ちゃんとできているのだと思います。

また、ポジション移動というより、下ポジから拡張して3や4の指を取ったり、拡張4ではなくフラジオにした方が音色的によくなるところなど、自分では判断しづらいフィンガリングも多々あり、先生の指示で私が適当に使っていたフィンガリングにはかなりのメス(笑)が入りました。

最後にもう一度、通し演奏を一人でやりましたが、まだ楽譜どおり弾くので精一杯。

「ディテールはほぼOKですので、ニュアンスの部分で、音系を意識して強弱をもっとなだらかにつけられるといいですね。逆に出だし数小節は一定の流れを保って、指や弓の都合で凸凹しないように弾けるといいと思います。そのあたりを注意していただいて、次回で仕上げましょう」

そうなんです。一番最初の先生にもよく注意されたことですが、フィンガリングが複雑なところ、移弦の都合で弓がちょっと速くなったり遅れたり、そんなわずかなブレが音に出てしまうので、こういう穏やかな曲調では、弓の速度を一定を保つべし!

色んな技術が総合的に必要になってきて、難しいですが、曲調は好きなので頑張ります…!