チェロ覚書♪♪2年5ヶ月~56回めのレッスン ― 2011年08月18日
さぞや練習…?できてませんとも(爆)
ヴァイオリンの方のセミナー(YAMAHAアンサンブルクッキング)の課題曲6曲に気を取られて、怪我が治ってきた8月前半からこれまでは、そちらにほとんどかかりっきりだったため、むしろ怪我真っ只中だった7月後半の方が弾いていたくらいです(苦笑)
しかも期間が開いたせいで今回うっかりレッスン日を忘れそうになってた(爆)ので、週末も全然練習していなくて、前日ちょろっとおさらいしたくらい。
が、そこは大人的予測で要領よく、スケール、ウェルナー、鈴木2巻、宿題はそれぞれ持ち越しているものの、前回初見で弾いた発表会のアンサンブル曲久石譲『さんぽ』が、今日のレッスンもメインになるだろうと判断し、それだけは譜読みして、ある程度音を追える様にしておきました!
というわけでレッスン。
どれを始めるかちょっと考えてから先生がひと言。
「どうしようかな~…うーん…そうですね~、今日はスケールをちょっとやって、『さんぽ』にいきましょう」
よっしゃ!読みどおり!(笑)
■ト長調の3オクターブスケール
右手がちゃんと使えなかった時期が長かったので、左手の動きに集中して練習できたのが却ってよかったようで、左手の角度や腕の角度はだいぶ良くなってきたみたいです。ただ、親指は弦に乗せるとまだ痛くて…ちゃんと乗せられないので、他の指が浮いてしまいがち。
何より先生の第一声。
「なんか今日、(右の)親指の力がいい感じに抜けて、いい音が出てますね~」
怪我の功名でした(笑)
★久石譲『さんぽ』
先生がチェロパートをピアノで弾いてくださり、一緒に通して弾きました。
ただしこの曲はレッスンでも、弓をグー持ちしました(笑)
「すみません、こっちは低弦でまだちょっと(親指の怪我が)痛いので、グー持ちでお願いします」
と最初に断っておいたのです。
で、低弦を多用する最初のワンフレーズを弾いた後の、先生の第一声。
「お!やっぱり今日は弦に弓がしっかり乗って、太い音が出てますね~」
「そうなんですよ~だからもうずっとグー持ちでいいですか?(爆)」
「だめですよ~。この後のフレーズとかは弾きづらいですよ」
「いえ!ノープロブレム、むしろ弓に気を取られなくて良い分、楽ですから!」
その後もグー持ちで、まだ音程は探りながらしか弾けませんけれど割と楽譜どおりに弾けました♪
弾き方では、一箇所訂正あり。
「【F】パートの最後の一音はフラジオでいいです。その方が音程も移動もしやすいと思います」
ちなみに教室でいただいた楽譜の音符のフォントが小さくて見づらかったので、今日は耳コピ音源用にソフトで打ち込んで自作した楽譜を使っていたのですけど、途中、入力ミス発見!
それだけでも今日のレッスンは収穫アリでした(笑)
「音程は難しい移調のところもちゃんと取れてらっしゃるので、弓がちゃんと持てるようになったら、ニュアンスを詰めていけば大丈夫ですね。これはもう1回くらいやればいいか。じゃあ次はスケールとウェルナーと、鈴木2巻も進めたいですしね~こちらをやっていきましょう」
ええええ~!?発表会で私がチェロ弾く唯一の曲なのに、個人レッスンはあと1回だけ!?パート練習や合同練習があるからって、いくらなんでもそれは不安だ…!じゃ、次回はもうちょっと弾けない感じのレヴェルに下げておくか…?(爆)
などと大人の計算を頭の中で働かせながら…第1回のパート練習が早くも来週にあると今日聞かされ、こんな右手ではかなり不安だったので(っていうか楽器をレンタルできる個人レッスンと違ってパート練習は自分の楽器が要るので、この手で持ち運ぶのもためらわれ)初回ですけれども、いきなり欠席させていただくことにしました。
来月行なわれる最初の合同練習は9月20日。
火曜だからヴァイオリンのレッスンとかぶりそうですが…昨年と同じ、音楽プラザが練習会場らしく、それならヴァイオリン教室は目と鼻の先なので、参加できないこともない…時間的にも荷物的にもややハードだけど。
とりあえず参加は保留です。
ところで今日は先生、ご自分の楽器ではなく、演奏会の練習で学校の古楽器(バロックチェロ)をお持ちだったので、ちょっと見せていただきました♪
間近で見るのは初めてです~vvv
指板が短いことくらいは知っていましたけれど、エンドピンがないので両足で挟み込んで支えるのが結構疲れるのだそうです。弓は先にチップがついてなくて、角度がついてるシュッとしたスリムな感じ、フロッグは古い弓のコレクションで見たような角が片方丸いものでした。ガット弦で、調弦も415ヘルツくらい、弾くと”もわぁぁぁん"というような音が出ます。
おおお~!モダンチェロとは全然雰囲気が違う!こんなにまじまじと見て触ったのは初めてだったので、ちょっと感動しましたvvv
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