美食倶楽部★ル・プティ・メック(黒・御池)のパン2011年09月25日

先日の京都旅行で行ってきました、パン好きでパン焼きの友人オススメの京都のパン屋さん。

ル・プティ・メック(黒・御池)

初めて買うお店はたいていバケットとか基本的なパンを買うのですけど、旅先で荷物が嵩張るのを避けて、コンパクトで型崩れしにくいものばかりを買ってきました。

これは…うまい!

左:ラスク(シナモン味)
中央:栗と柚子のセーグルパン
右:じゃがいもパン

ハード系からソフト系、おやつ系までまんべんなく。
電車の中でも食べられそうなパンばかりセレクトしたのに、例によって撃沈していたため、翌日朝昼おやつにいただきました。

まずラスク。
レーズン入りのハード系パンをキューブカットして、ざっくざくに焼き上げて、お砂糖とシナモンをまぶしてあり、パンに対して1/4くらいの比率で入っているのじゃなかろうかと思われるレーズンがとってもきいており、甘すぎず油っぽくもなく、全体がしっかりざっくりとなっていて、とてもおいしい!
ラスク専門店でない限り、前日ロスで作った感ありありの残念なラスクが多いなか、これは通常商品としてハイレベルな味でした!

栗と柚子のパンは、栗が渋皮栗なんですよ~vvvむきゃ~vvv
しかも、惜しげもなくゴロゴロと入っております!柚子ピールがアクセント程度の配分なのもgood!なんでもたくさん入れれば良いというわけではなく、バランスが大事だと思いますが、これはかなり絶妙のバランスです。
そしてお味も、このしっかりと自己主張する渋皮栗の甘煮に対して、負けていないパンの底味のすばらしさ!ちゃんとパンの味が活き、また栗と柚子によって活かされてもいます!どっしりもっちりした食感も素敵!
これは…さすがパン好き友のオススメだけある!

じゃがいもパンがこれまたまったく違ったやさしいおかず味。
生地にジャガイモがかなりの比率で練り込んであるため、じゃがいものほんのり風味と、しっとりした食感が味わえますが、2cm各くらいのじゃがいもの塊が少量しのばせてある心憎い演出も素敵vvv
表面に塩気がきいており、バターなどなくても十分おいしく召し上がれました。

あと、紅茶のブリオッシュもほしかったのですが、苦手なチョコのガナッシュが入っていたので諦め、クロワッサンにたっぷりカスタードが入ったパンも…保冷品だったので持ち歩くのが憚られて諦めました。

また行ったらぜひ買って、その場でかぶりつきたい!(笑)



ところで今日は例の落としたカーディガンを受け取りに出かけた後、疲れたので久しぶりにマリオットのシーナリーでお茶してきたのですが…


季節のハイティセット 2,500円
見た目はゴージャス感ありますが…

うーん。相変わらず微妙だな~。

一番下の段のサンドイッチ↓
唯一おいしかった…でもパンに不満あり

ツナのラップサンドときのことかぼちゃのサンドで、ツナはあまり好きではないのでスルーするとして、きのことかぼちゃのサンドしてある中身はよかったけれど、パンが乾燥しててパサパサ…あきらかに作り置き。

っていうか、ちょっと、これみて、げんなりしません?
飾りのもみじ!!枯れっ枯れですよ!?
季節感を表したくてあしらったのなら、せめてピンとしたものを…でなければパセリに替えたほうがましじゃないですか?ありえない…げっそり。

そしてプチケーキ↓
チョコレート…チョコレート…がっくり。

もともとそんなに期待はしていなかったけれど、秋なので苦手なチョコ系が多くてですね…ココアのビスケットと、洋梨のムース(下がチョコ)、栗のパウンド、一番おいしかったのはいうまでもなく栗のパウンドです。

大事にとっておいたスコーン↓
ここにもチョコが…泣

ケーキにチョコが遣われていたので、こっちはレーズンだと思ってたのですけど…よく見たらチョコチップ(T-T)なんの拷問…。

ま、比較してはいけないのでしょうが、ロンドンのケンジントンホテルの1Fのカフェレストランでいただいたティーセットは、ジャム二種類とも手作り感たっぷりだったし、クロテッドも本場風のかたくて濃い味だったし、スコーンはちゃんと温まってたし、紅茶もたっぷり数杯いただけたしで…多少値段がはっても、味&サービスともに満足感があったので、今日は残念度が高かったです…。

あ、日本ではスイスホテル南海大阪もかなりレベル高かったです。

名古屋でそのレベルのアフタヌーンティを提供するホテルは…なかなかないですねぇ。久々に頂いたから、少しは改善されてるかなと思ったのですけど…

でも、この日は違う美食で相殺できたので、よしとしましょう。