ｳﾞｧｲｵﾘﾝ覚書♪顎関節症の治療 ― 2011年11月25日
今年の夏あたりから、顎関節症とおぼしき自覚症状があり、おそらく原因がｳﾞｧｲｵﾘﾝ演奏にある事を過去記事にまとめました（※ｳﾞｧｲｵﾘﾝ覚書♪6年6ヶ月～顎あて→肩当て→顎関節症 参照)が…
先月片頭痛で通っているお医者に行った際、ちらっとその話をしましたところ、センセイに「すぐ口腔外科へ行ってください。手遅れになる前に！∑(￣[]￣；)!」とマジで脅されまして…
たいてい大掛かりな検査とかで原因を追究するような部位の場合、無難に総合病院を選択するのですが、今回は原因がはっきりしてるし、総合病院は時間ばかりかかって疲れる┌┤´д`├┐ので、パス。
とりあえず名古屋市内の口腔外科でぐぐって、なるべく歯科系寄りではなく顎関節の治療に力を入れてそうなところで、通えそうな医院を拾い出してみたら、口コミ大絶賛なお医者を見つけました。
ただしそちらは顎関節系をほとんど保険外治療の扱いで診ているらしく、治療費が心配…でｻｲﾄにだいたいの金額が公開されていたので、観念( ´△｀)して予約を入れ、諭吉さんを財布に入れて行って参りました。
仕事帰りに猛ダッシュし、予約時間ぎりぎりで滑り込みセーフ！でも完全予約制なので、待合室には誰もおらず、ふかふかのソファーに腰掛けてドキドキ待っていたら、中から医師らしき方が現れ「すみません人(￣ω￣;) あと１分だけ待ってください」とひと言。
待たされるのが当たり前な病院での意外な対応に、少し心が和みました。
１分経ったか経たないかで呼ばれ、初診なのであらかじめ記入した用紙を確認してもらいながら、口の中を診察。
なんせ歯科に来たのは、小学生以来の数十年ぶり。親知らずが全部生えてるのかも、潜在虫歯があるのかもわからず、何を洗い出されるのやら心臓バクバク|)ﾟ0ﾟ(| ﾎｪｰ!!でした。
Ｃ８？とか何とか、上下左右全部８と言ってたので、多分親知らずは４本がっつり生えているのでしょう。
歯垢を一部サンプリングされ、生まれてこの方取ったことのない歯石がかなり付着して汚れているので、綺麗にしてから顎の処置に入りますとのことでした。
「ヴァイオリンですか～、素敵な趣味ですね～(^_^)」と医師の口調はきつくないけれど、一応女性なのでなんか汚い汚い言われて、ややショック…。ｼｮﾎﾞｰﾝ( p_q)ｴ-ﾝ
その次はサンプリングしたものをＰＣの顕微鏡モニターに映して、衛生士のお姉さん？の説明を聞きながら、私が飼ってる（笑)口の中の菌を一緒に確認しました。
「虫歯菌はいませんが、この動いている細長い菌はいずれ歯周病の原因になるもので、どんなにしっかり歯磨きしてもなかなかなくなりません。これがちょっと…標準より多いですね～(苦笑)保険外になりますが、２,０００円ほどで専用の歯磨き粉と飲み薬があり、二週間ほど使用すればたいてい綺麗になりますから、治療が終わるまでに考えておいてください」
あはは…私すっかりバイキンマン扱い…(ﾉ_-;)ﾊｱ…
でも職場でおやつに柚子ピールをもらって食べちゃってから歯磨きせず直行したからね…くすん。
次は顎関節の撮影。
その写真が準備できるまでに、歯石の除去。
初めての経験で「痛かったら言ってください」といわれたものの、口を開いてるのでｲﾀｲとも言えず、妙に上半身へ力が入ってしまい、眉間にもめいっぱい皺を寄せてしまって、途中でお姉さんに「大丈夫ですか？？？（苦笑)」と心配されるくらい(爆)
口を濯いだらなんか血も出て、痛いというより切ない…長年の垢が落とされてスッキリという感じではなく、心の隙間が開いたように歯がスースーしますた…。
子供の頃、抜けない乳歯を歯医者で抜いた時の切なさを思い出して…うう…ｯ…ちょっと泣きそうになりながら(笑)、いよいよ本来の目的、医師と撮影した顎の写真を一緒に確認しつつ、説明を受けました。
「確かに、問題の左顎の方は右と比べて左顎の関節がかなり落ちていますね。この黒い隙間が右と倍くらい違います」
うげ！（￣Д￣;）マジだ！実際見ると愕然…。
「普通は顎をリフトアップして矯正したりするんですけど…」
というわけで、ここからが怪しげなオーリングテスト開始。
オーリング（英語のＯで丸、リングは輪の意）テストには色々な噂があり、保険外ということもあって半信半疑でテストを受けましたが…
患者が親指を基準に、残り４本の指それぞれで輪を作って、医師がその輪を外そうとするのですが、普通に力を込めていれば外されないのに、問題の箇所（患部)を触られてからやられると、力が入らず…いとも簡単に外されてしまいます。
指を替えて何度かテストを受けた後「口を大きく開けてください」と言われて開けて見せたら…
「鏡で自分の開いた口をよく見て下さい。右へゆがんで開いていますよね」
ﾎﾝﾄだ！普通に開けてるつもりなのに、ひょっとこみたいでちょっと間抜け…Σ(￣ロ￣lll) がーん。
「左の親知らずが一列外側へずれて生えているので、絶対反応が出るかと思ったけど、出ないから抜く必要はないでしょう。一般的には顎関節症というと、医療用ﾏｳｽﾋﾟｰｽを使った保険治療をするんですが、ちょっとこれ噛んで見て下さい」
と言われて、左右の口の端の歯でｽﾎﾟﾝｼﾞのようなスティックを噛み、再びオーリングテスト。
「ね、これだと問題があっても反応が出ないから、正直無意味なんです。なので、今から反応が出てる問題の歯を少しずつ削って直していきますよ。痛くないですから、緊張しなくていいですからね」
同じようなテストをはさみつつ、２、３回数秒、左の奥歯を削られ…終わった後のオーリングテストで輪が外れなくなり、処理完了。
え？そんだけ？？(ﾟoﾟ*)
「もう一度大きく口を開けてください」
その姿を鏡でみたら、さっきの倍くらい、綺麗な円に開いていました。
「おおお～なんですか、この違い。ワシ意味がわかりません(ﾟｰﾟ?)(｡_｡?)(ﾟ-ﾟ?)(｡_｡?) ｱﾚ?ｱﾚﾚﾚﾚ???」
「説明すると難しい話になるので割愛しますが、これが私の技術ですﾊﾟﾁｯ☆-(^ｰ'*)♪そういうことなんですよ」
とニッコリ自信満々な医師。
片頭痛で他の医者に通っていることも用紙に書いていたので、合わせてオーリングテストで診断してもらっていましたが、片頭痛といっても私の場合はたいてい、おでことか眉間のあたりの中心が痛いのに、痛みの原因は左側頭部にあるとのこと。
「身体は神経で繋がっているので、痛みが現れるところと、痛みの原因は必ずしも一致しません」
だそうです。また、
「今回の顎の治療で、片頭痛もなくなるかもしれませんよ」
とのことでした。
なに～！？もしそうだったら一石二鳥じゃん！
「二週間後に具合を見て、問題なければ治療は終わりです」
をを！？そんなにスピード解決！？
ぐずぐず怯えて通いあぐねていた自分がバカみたいです。
でもﾎﾝﾄに顎が治ってるかはまだ疑っていたので(苦笑)、歯周病の歯磨き粉と薬はパスして、歯石除去含めた診察料は３，６６０円。
親知らずも抜かれず、処置自体は数秒で、ﾎﾝﾄに顎は治っているのか！？
家に帰ってからすぐ、ヴァイオリンでやりたくないsul.Ｇを３０分くらい、顎を気にせず思いっきりしてやりました(爆)
その直後に口を開けたら、一瞬ｶｸ…としたような気がして「やっぱ治ってない？」とか思ったのですが、その後夕飯はｶｸｶｸせず普通に噛めました！
なんじゃこりゃ～ヾ(@~▽~@)ﾉ不思議すぐる！
意味がわからん。でも治ってる！摩訶不思議。
次の日も次の日も、チェロの自習そっちのけ(爆)でヴァイオリンを弾きまくってみましたが、ｶｸｶｸしない！
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
結局二週間、ｶｸｶｸは全くしなくなりました！
それどころか、歌も(『ﾊﾚﾙﾔ』の練習で気づいた)以前よりずっと声量がUPして発声しやすい！！
と明らかに違いを感じたのですがひとつ、ﾓﾉを噛む際、顎というより左の奥歯のずーっと奥の方でわずかなひっかかりがあってから落ちる感覚があったので…
本日二週間後の再診でそれを申し出ました。
「そりゃ、あれだけ落ちてたんですから、いっきには治りませんよ。でもあれだけでも随分変わったでしょ？」
「ハイ。カクカクは全くしなくなりますた」
「歌を歌う人だと、発音が変わるからすぐわかるよ」
「そうなんです！実は合唱も今年やるんですけど、声量が急にアップしますた！」
「片頭痛はどう？」
「実は今日ちょっと来そうだったので薬飲んでしまいましたけど、この二週間はひどくなりそうかな～？と思ってもそれ以上になりませんですた」
今日も、口を開いたり閉じたりしてオーリングテストを受けながら問題点を探られ…
「余所の歯医者に行ったことある？こういうケースは下手をすると大掛かりにいじられて、全く効果がないこともあるんだよ。初診のあれだけでこんなに変わるのにね」
と言ってる間に、今日の治療を決めたらしく
「じゃあ、今から左顎に鍼を打ちます。大丈夫、痛くないからリラックスしてね」
痛いというかほとんど刺されてる感覚もなく、左の耳の裏側や付け根あたりに数回ちょんちょんと鍼を打たれ、その後どのへんだか見えなくてわからなかったけれど、しばらくお灸を据えられました。
終わったら再びオーリングテスト。
口を開いても、左右の歯を噛んだり、ぎしぎり横へ動かしても、指の輪は外れませんでした。
「幸いあなたは虫歯もないし、この治療で明らかな改善が見られたので、今回はこれでおしまいです。でもかみ合わせというのは微妙に変化していくものなので、半年後、歯のケアも兼ねて、ある程度定期的に診させてください。忘れないようちゃんとお知らせの葉書も出しますからね。どうにもならない状態になってから、駆け込み寺みたいに来ないでくださいよ！？あと、知ってると思うけどこういうｻｲﾄ(口コミサイト)にも登録してるので、今回の治療のことも是非書き込んでくださいね」
と、サイトのアドレスが記載された名刺のようなカードをいただきました。なかなか商売上手だな(笑)
今回もオーリングテストしたので、前回よりちょっと安いくらいの診察代かな？と思ったら、５５０円でした★安！
そして帰宅してからごはんを食べたら…奥歯の気になるひっかかりは感じませんでした！え！？またしてもミラクルマジック！
こうして、ひとまずひどかった顎関節症は治りました！ﾜｰｲ♪♪＼(^ω^＼)( /^ω^)/♪♪ﾜｰｲ
ヴァイオリンも気兼ねなく弾けて気持ちいいぜ！
同じ症状にお悩みの中高年レイトスターターの方、顎あて、肩当てなどのフィッテングを変えるのも手段のひとつではありますが、肉体改造も一案と思った方がいいかもしれませんよ？
先月片頭痛で通っているお医者に行った際、ちらっとその話をしましたところ、センセイに「すぐ口腔外科へ行ってください。手遅れになる前に！∑(￣[]￣；)!」とマジで脅されまして…
たいてい大掛かりな検査とかで原因を追究するような部位の場合、無難に総合病院を選択するのですが、今回は原因がはっきりしてるし、総合病院は時間ばかりかかって疲れる┌┤´д`├┐ので、パス。
とりあえず名古屋市内の口腔外科でぐぐって、なるべく歯科系寄りではなく顎関節の治療に力を入れてそうなところで、通えそうな医院を拾い出してみたら、口コミ大絶賛なお医者を見つけました。
ただしそちらは顎関節系をほとんど保険外治療の扱いで診ているらしく、治療費が心配…でｻｲﾄにだいたいの金額が公開されていたので、観念( ´△｀)して予約を入れ、諭吉さんを財布に入れて行って参りました。
仕事帰りに猛ダッシュし、予約時間ぎりぎりで滑り込みセーフ！でも完全予約制なので、待合室には誰もおらず、ふかふかのソファーに腰掛けてドキドキ待っていたら、中から医師らしき方が現れ「すみません人(￣ω￣;) あと１分だけ待ってください」とひと言。
待たされるのが当たり前な病院での意外な対応に、少し心が和みました。
１分経ったか経たないかで呼ばれ、初診なのであらかじめ記入した用紙を確認してもらいながら、口の中を診察。
なんせ歯科に来たのは、小学生以来の数十年ぶり。親知らずが全部生えてるのかも、潜在虫歯があるのかもわからず、何を洗い出されるのやら心臓バクバク|)ﾟ0ﾟ(| ﾎｪｰ!!でした。
Ｃ８？とか何とか、上下左右全部８と言ってたので、多分親知らずは４本がっつり生えているのでしょう。
歯垢を一部サンプリングされ、生まれてこの方取ったことのない歯石がかなり付着して汚れているので、綺麗にしてから顎の処置に入りますとのことでした。
「ヴァイオリンですか～、素敵な趣味ですね～(^_^)」と医師の口調はきつくないけれど、一応女性なのでなんか汚い汚い言われて、ややショック…。ｼｮﾎﾞｰﾝ( p_q)ｴ-ﾝ
その次はサンプリングしたものをＰＣの顕微鏡モニターに映して、衛生士のお姉さん？の説明を聞きながら、私が飼ってる（笑)口の中の菌を一緒に確認しました。
「虫歯菌はいませんが、この動いている細長い菌はいずれ歯周病の原因になるもので、どんなにしっかり歯磨きしてもなかなかなくなりません。これがちょっと…標準より多いですね～(苦笑)保険外になりますが、２,０００円ほどで専用の歯磨き粉と飲み薬があり、二週間ほど使用すればたいてい綺麗になりますから、治療が終わるまでに考えておいてください」
あはは…私すっかりバイキンマン扱い…(ﾉ_-;)ﾊｱ…
でも職場でおやつに柚子ピールをもらって食べちゃってから歯磨きせず直行したからね…くすん。
次は顎関節の撮影。
その写真が準備できるまでに、歯石の除去。
初めての経験で「痛かったら言ってください」といわれたものの、口を開いてるのでｲﾀｲとも言えず、妙に上半身へ力が入ってしまい、眉間にもめいっぱい皺を寄せてしまって、途中でお姉さんに「大丈夫ですか？？？（苦笑)」と心配されるくらい(爆)
口を濯いだらなんか血も出て、痛いというより切ない…長年の垢が落とされてスッキリという感じではなく、心の隙間が開いたように歯がスースーしますた…。
子供の頃、抜けない乳歯を歯医者で抜いた時の切なさを思い出して…うう…ｯ…ちょっと泣きそうになりながら(笑)、いよいよ本来の目的、医師と撮影した顎の写真を一緒に確認しつつ、説明を受けました。
「確かに、問題の左顎の方は右と比べて左顎の関節がかなり落ちていますね。この黒い隙間が右と倍くらい違います」
うげ！（￣Д￣;）マジだ！実際見ると愕然…。
「普通は顎をリフトアップして矯正したりするんですけど…」
というわけで、ここからが怪しげなオーリングテスト開始。
オーリング（英語のＯで丸、リングは輪の意）テストには色々な噂があり、保険外ということもあって半信半疑でテストを受けましたが…
患者が親指を基準に、残り４本の指それぞれで輪を作って、医師がその輪を外そうとするのですが、普通に力を込めていれば外されないのに、問題の箇所（患部)を触られてからやられると、力が入らず…いとも簡単に外されてしまいます。
指を替えて何度かテストを受けた後「口を大きく開けてください」と言われて開けて見せたら…
「鏡で自分の開いた口をよく見て下さい。右へゆがんで開いていますよね」
ﾎﾝﾄだ！普通に開けてるつもりなのに、ひょっとこみたいでちょっと間抜け…Σ(￣ロ￣lll) がーん。
「左の親知らずが一列外側へずれて生えているので、絶対反応が出るかと思ったけど、出ないから抜く必要はないでしょう。一般的には顎関節症というと、医療用ﾏｳｽﾋﾟｰｽを使った保険治療をするんですが、ちょっとこれ噛んで見て下さい」
と言われて、左右の口の端の歯でｽﾎﾟﾝｼﾞのようなスティックを噛み、再びオーリングテスト。
「ね、これだと問題があっても反応が出ないから、正直無意味なんです。なので、今から反応が出てる問題の歯を少しずつ削って直していきますよ。痛くないですから、緊張しなくていいですからね」
同じようなテストをはさみつつ、２、３回数秒、左の奥歯を削られ…終わった後のオーリングテストで輪が外れなくなり、処理完了。
え？そんだけ？？(ﾟoﾟ*)
「もう一度大きく口を開けてください」
その姿を鏡でみたら、さっきの倍くらい、綺麗な円に開いていました。
「おおお～なんですか、この違い。ワシ意味がわかりません(ﾟｰﾟ?)(｡_｡?)(ﾟ-ﾟ?)(｡_｡?) ｱﾚ?ｱﾚﾚﾚﾚ???」
「説明すると難しい話になるので割愛しますが、これが私の技術ですﾊﾟﾁｯ☆-(^ｰ'*)♪そういうことなんですよ」
とニッコリ自信満々な医師。
片頭痛で他の医者に通っていることも用紙に書いていたので、合わせてオーリングテストで診断してもらっていましたが、片頭痛といっても私の場合はたいてい、おでことか眉間のあたりの中心が痛いのに、痛みの原因は左側頭部にあるとのこと。
「身体は神経で繋がっているので、痛みが現れるところと、痛みの原因は必ずしも一致しません」
だそうです。また、
「今回の顎の治療で、片頭痛もなくなるかもしれませんよ」
とのことでした。
なに～！？もしそうだったら一石二鳥じゃん！
「二週間後に具合を見て、問題なければ治療は終わりです」
をを！？そんなにスピード解決！？
ぐずぐず怯えて通いあぐねていた自分がバカみたいです。
でもﾎﾝﾄに顎が治ってるかはまだ疑っていたので(苦笑)、歯周病の歯磨き粉と薬はパスして、歯石除去含めた診察料は３，６６０円。
親知らずも抜かれず、処置自体は数秒で、ﾎﾝﾄに顎は治っているのか！？
家に帰ってからすぐ、ヴァイオリンでやりたくないsul.Ｇを３０分くらい、顎を気にせず思いっきりしてやりました(爆)
その直後に口を開けたら、一瞬ｶｸ…としたような気がして「やっぱ治ってない？」とか思ったのですが、その後夕飯はｶｸｶｸせず普通に噛めました！
なんじゃこりゃ～ヾ(@~▽~@)ﾉ不思議すぐる！
意味がわからん。でも治ってる！摩訶不思議。
次の日も次の日も、チェロの自習そっちのけ(爆)でヴァイオリンを弾きまくってみましたが、ｶｸｶｸしない！
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
結局二週間、ｶｸｶｸは全くしなくなりました！
それどころか、歌も(『ﾊﾚﾙﾔ』の練習で気づいた)以前よりずっと声量がUPして発声しやすい！！
と明らかに違いを感じたのですがひとつ、ﾓﾉを噛む際、顎というより左の奥歯のずーっと奥の方でわずかなひっかかりがあってから落ちる感覚があったので…
本日二週間後の再診でそれを申し出ました。
「そりゃ、あれだけ落ちてたんですから、いっきには治りませんよ。でもあれだけでも随分変わったでしょ？」
「ハイ。カクカクは全くしなくなりますた」
「歌を歌う人だと、発音が変わるからすぐわかるよ」
「そうなんです！実は合唱も今年やるんですけど、声量が急にアップしますた！」
「片頭痛はどう？」
「実は今日ちょっと来そうだったので薬飲んでしまいましたけど、この二週間はひどくなりそうかな～？と思ってもそれ以上になりませんですた」
今日も、口を開いたり閉じたりしてオーリングテストを受けながら問題点を探られ…
「余所の歯医者に行ったことある？こういうケースは下手をすると大掛かりにいじられて、全く効果がないこともあるんだよ。初診のあれだけでこんなに変わるのにね」
と言ってる間に、今日の治療を決めたらしく
「じゃあ、今から左顎に鍼を打ちます。大丈夫、痛くないからリラックスしてね」
痛いというかほとんど刺されてる感覚もなく、左の耳の裏側や付け根あたりに数回ちょんちょんと鍼を打たれ、その後どのへんだか見えなくてわからなかったけれど、しばらくお灸を据えられました。
終わったら再びオーリングテスト。
口を開いても、左右の歯を噛んだり、ぎしぎり横へ動かしても、指の輪は外れませんでした。
「幸いあなたは虫歯もないし、この治療で明らかな改善が見られたので、今回はこれでおしまいです。でもかみ合わせというのは微妙に変化していくものなので、半年後、歯のケアも兼ねて、ある程度定期的に診させてください。忘れないようちゃんとお知らせの葉書も出しますからね。どうにもならない状態になってから、駆け込み寺みたいに来ないでくださいよ！？あと、知ってると思うけどこういうｻｲﾄ(口コミサイト)にも登録してるので、今回の治療のことも是非書き込んでくださいね」
と、サイトのアドレスが記載された名刺のようなカードをいただきました。なかなか商売上手だな(笑)
今回もオーリングテストしたので、前回よりちょっと安いくらいの診察代かな？と思ったら、５５０円でした★安！
そして帰宅してからごはんを食べたら…奥歯の気になるひっかかりは感じませんでした！え！？またしてもミラクルマジック！
こうして、ひとまずひどかった顎関節症は治りました！ﾜｰｲ♪♪＼(^ω^＼)( /^ω^)/♪♪ﾜｰｲ
ヴァイオリンも気兼ねなく弾けて気持ちいいぜ！
同じ症状にお悩みの中高年レイトスターターの方、顎あて、肩当てなどのフィッテングを変えるのも手段のひとつではありますが、肉体改造も一案と思った方がいいかもしれませんよ？
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