ヴァイオリン覚書♪7年10ヶ月~281回めのレッスン2013年01月29日

たくさん自習はできませんでしたが、自習できた日はスケール&アルペジオの運だめし(笑)と、ルロイアンダーソンの後半を中心に、速度UPしても弾けるよう、ざっくり弾いて臨みました。

■先生作:D Majorの3オクターブスケールとアルペジオ
最高なにポジ?
どちらも3音1スラーで弾きました。
流れが途切れないよう、一定の速度を保って移弦しながらスムーズに弾けるよう…どちらかというとボーイングに気をつけて弾いた1回めは、音程が前半であちこち微妙にズレましたが、2回めで修正。
今日はボウイングへ意識を傾けたおかげで、フレーズの流れはOKだったので、音程ともども1回めでクリアに弾けるようにしたいです。


『ルロイ・アンダーソン メドレー』

3ページめのピチカートから、速度UPで伴奏君と合わせて弾きました。
Fz(スフォルツァンド)やアクセント<記号のついている音で強くしっかり変化のわかるようにはじこうとすると、リズムがそこで乱れて微妙に遅れる事がしばしばでしたので、次の音で出遅れないよう注意して、弾ききりました。
伴奏君を聴きすぎて休符のカウントが乱され、出遅れる箇所が1つあったので、そこだけ部分的に確認奏。

続いてアルコに戻るフレーズは、アップアップのボウイングがちょいちょいあり、前回アップボウが弱くて発音が悪くなると指摘された事を頭に入れながら、しっかり乗せてから動かす、を意識し、そこはまずまず弾けていたと思います。

が、終局で曲冒頭のフレーズに戻ってから、スタッカートでクレシェンドする部分、ちょっとでも意識が薄れるとやっぱり、弦への引っかかりが甘くなるようで、今日も指摘されました~~。

残る時間は4ページすべてを通し演奏。
速度はほぼ譜面の指定速度で、伴奏君と合わせて弾きました。

1ページ目からの課題点、スタッカートでクレシェンド部分は「指弓」と書き込みしておいたのですけど、前の流れで他にも色々注意しながら弾いていると、やってるつもりで出来ていない時があるみたいです…。

「まだしっかり出来ている時とそうでない音にムラがあるので、いつも引っかけて発音よく弾けるよう、ここは特に注意して弾きましょう」

とのことでした。ここは2音スラーアップアップダウンアップダウンアップダウン、この中であまり弓量を使わず圧でだんだんクレシェンドしていくので、色々神経が要ります~~。
考えすぎてもボウイングがわけわからなくなるし~~。
練習あるのみ、でしょうか…。

あと、今回は自分で自習の時に考えて、前半と繰り返しのフレーズ「タタタ、タ~ラッ」の「タ~ラッ」の方の「タ」のアクセント、圧や音量だけではなかなかアクセントがついてる雰囲気が出せなかったので、なるべくアクセントヴィブラートを入れるように意識して弾いてみた(でも速度やらスタッカートの発音やら意識しつつだからまだ全部へ均一にはかけられないけど)のですけど、その判断は正解だったよう。

「アクセントヴィブラートをもっとしっかり使ってもらっていいです。はっきりアクセントがつくように、短く素早くヴィブラートをかけてください」

と今回始めて言われました。
まだ、ニュアンスをつけるために使う演奏技術を自分で判断しきれないので、ちょっと自信なさげに試してみたりするのですが、最近は正しく判断して使える時も増えてきたみたいです。

続く2ページめのフォルテ、ピアノの強弱の意識は、駒寄り、指板寄りをちゃんと譜面へ書き込んだおかげもあって、出せていたのですけど

「ピアノのフレーズは常に弱いテンションを保ってください。音形が上昇するフレーズでクレシェンドしてしまっているので、意識的に抑えて一定に弱く絞ってくださいね」

とのことでした。
音形どおりにクレシェンドorデクレシェンドするのも、意外とはっきりニュアンスが出なかったりしますが、音形に比例しないで一定音量で弾けと言われてもそうならないという…簡単なようで難しいです。
ここだけ弾き直して、どんな感じで一定を保つか確認しました。

続いて3ページめ、ピチカートのフレーズは初めに確認演奏した事もあってスムーズに弾けましたが、指摘されなかったまでも自分的には速さに流されて、はじいた時の音の粒が一定じゃないのをわかってるので、なるべく均一に発音よくはじける様にしたいです。

4ページめは技術云々より、解放弦を使うか4の指を使うかでまだ迷っている部分がちらほらあり、毎回流れの都合でフィンガリングが変わってます(苦笑)、おかげでここだけは4で、と先生に指示された部分も間違って解放弦で弾いてしまったり…いい加減固めて迷わず弾けるようにしたいですね~。

ラストにもスタッカートでクレシェンドの落とし穴(爆)があり。
指弓、引っかけて、発音よく。最後まで意識を持って弾かなくては。

次回は頭から通し演奏です。
普通に弾く分にはさほど難しい技術のない曲ですが、メドレーそれぞれのフレーズのニュアンスの違いをしっかり感じて、相手に変化が伝わるよう弾こうとすると、なかなか難しいです…。

チェロ覚書♪♪3年10ヶ月~90回めのレッスン2013年01月29日

今日のWレッスンは合間の時間がなくてギリギリだったので、ダッシュで移動。
はぁはぁ息を切らして教室へ到着したら、扉を開けた途端にヴァイオリンのI&Y先生と鉢合わせ。
両先生方は打ち合わせ中なご様子だったので挨拶もそこそこに、どっこいしょと椅子へ腰かけ呼吸を整えていたところ…I先生の方からお声がかかりました。

「ありこさん、今年はアイネク(ライネ・ナハトムジークbyモーツァルト)、第1Vnでエントリーしてますから、お願いします♪」

「え?えええ!?」

今年もヴァイオリンの助っ人は”ご要望があれば承ります”と、あらかじめ申し出てはありましたが、タイミング的に先月発表会が終わったばかりだったので、ビックリ仰天。

「アイネクですか!?うわ…私5年ぶりくらい?ですよ…」

随分前のYAMAHAアンサンブルクッキング以来です。

「3月末に早速、第1回の練習がありますので是非参加してくださいね~vvv」

「えええ!?早ッ!!」

っていうか、難曲といえる『アイネ・クライネ・ナハトムジーク』第1楽章を発表会でやろうという事にも驚き。
去年『人生のメリーゴーランド』(byハウルの動く城) でヴァイオリンの皆さん、かなりいっぱいいっぱいぽかったのに、大丈夫なのかな…十六分音符とか、重音とか、あれの比にならないくらいすさまじいんだけど。
それか、また重音は単音でOKとかになるのかな?

ちょうど今日持っているYAMAHAのアルバム3に収録されているので、わずかの待ち時間に慌てて譜面見てみる(笑)

……懐かしさとしょっぱい思い出が甦ってきましたが…(謎笑)いずれにしても初練習まで2ヶ月、突然課題が増えますた(爆)

そんなヴァイオリンdeビックリ展開からの~~~チェロレッスンスタート。

■ト長調の3オクターブスケール

単音4拍カウント、ロングトーンで弾き、今日はいきなり4音スラーで弾きました。
先週弾いた感覚がまだ残ってるおかげで…って実は先週から1日だけ、しかもウェルナーの新しい宿題ちょろっとしか弾いてませんのですよオホホのホ(爆)

でもこの観点でいくと、自習するつもりで月2回のレッスン1回1回の間隔を空けるより、いっそ自習は諦めて(爆)日程詰めた方がいいかも。
先週言われた事を、頭でというより身体で思い出して動ける感じがします。

「左手のポジション移動はだいぶスムーズになってきましたね!まだ少し力負けしてウルフが出てしまっている部分はありますけど、もう少しやったら新しいスケールへいきましょう!」

そろそろこのスケールも飽き(飽きるほど弾いてないくせに)てきたので、新しいスケールやりたい~~vvv

■ウェルナー P54 前半の練習曲

先週の練習曲と旋律はほぼ同じ、半音階上がりの転調バージョンです。
半音階分が微妙で、音程が紛らわしくなりますが、前回より少し高めと思って弾けば音程はなんとか。旋律は前回までで大体頭に入っているおかげで、普通に音を追う事はできるので、余った意識をボウイングや左手の押さえにもってゆけ、つっかえず比較的ウルフも少なくスムーズに弾けました。

弓を弦にしっかり乗せてからボウイング、という点もかなり気をつけていたので、その意識が音に表れていたと思います。
一度通して弾いた後、4の押さえのせいで音程が少し不安定になったところだけ、弾き直しました。

「4の指もだいぶしっかり捉えられるようになってきましたね。4ポジにもだんだん慣れてきたと思いますので、これは合格です」

おお!一発合格!
次回は1ポジ→4ポジ→1ポジへの移動がある練習曲が宿題になりました。
今度こそ自習しよう…多分(爆)

鈴木2巻 ゴセック『ガヴォット』

自習どころか教本開いてすらいませんでしたコーナー第3回ですが(爆)、これも記憶が新しいうちに弾けば傷は浅い(笑)

アップボウの時とくに、弓を弦にしっかり乗せてからボウイング、を意識して、発音よく弾く事を心がけました。
ガリガリ、ガリガリ、ガリガリ君を意識するあまり、ニュアンスがちょっとおろそかになった感はありますが、音の粒は揃ってきたんじゃないかな。
まぁ、そこに集中しすぎて音程が若干不安定になったり、慎重さが重さになってしまって曲想の「可愛らしく軽やか」な雰囲気ゼロになっちゃったのは…きびしく指摘されなかったけど自覚あり。

「出だしのスタッカートはもっと一音一音はっきり切っていいです。速度のせいもあると思いますが、ちょっと重たいので…もうちょっと速度アップして軽快に、乗せて切って弾くといいですね。その次の”タ~、タラ タ~”の前後の音は、譜面上同じ四分音符のスタッカートテヌートですけど、フレーズに山が出来るよう後ろの音はおさめる感じで短めに軽く弾くといいです」

中盤のレガート気味に歌う部分はOKと言われたので、前半後半が肝ですか。

っていうか今日はガリガリ君に意識をもってかれて、譜面に指示されてる全体の強弱記号とか完全無視してました(苦笑)
普通にはそうつっかえず弾けてるのですけど、ニュアンスが出てないため、次回持ち越し。

この曲はポジション移動もないので、無難に弾くより、歌って弾くレベルを求められているようです。

次回レッスンまで3週空きますが…どこまで何をやれるかは神のみぞ知る…?