午後からの演奏会前にホール近くのカフェで腹ごしらえ~。
今日行く演奏会のホールじゃありませんが、5/Rホールと同じオーナーさんが経営なさっているカフェみたい。1Fでは漢方とか自然食品なんかのお店があって、ヒーリングの施術も受けられるようですよ。
・お野菜たっぷりLunch 1,500円
旬の野菜たっぷりスープカップ"ごぼうのスープ"
温かい健康茶
一見ごぼうだけのポタージュに見えましたが、スプーンで掬ったら、底に角切りの人参やらクコの実やら、彩り野菜が隠れていました。さすが、野菜たっぷり、と冠するだけありますね。
旬の新鮮野菜のサラダカップ
with 紫キャベツのドレッシング&りんごと人参のドレッシング
小さな日替わりおかず2品
キャベツのあっさりしたザワークラウトっぽいのと、小松菜のお浸しみたいのでした。
彩りがものすごく鮮やかで、女子的にテンションあがりますね♪
メインディッシュ 肉料理”牛すね肉の煮込み”
大根&人参?のおろしソースみたいのが二種添えらえていました。ちょっと甘めのソース。付け合せのお野菜は、青梗菜、カリフラワー、紫大根、ごぼう、薩摩芋でした。
お箸で食べられる柔らかさです。
メインディッシュ 魚料理”鱈のムニエル”
肉料理と同じソースが1つ、もう一つは緑野菜のソースでしたが、それほど香味はなかったので、彩りメインかな。
付け合せは蕗、芽キャベツ、白いんげん豆、インカのめざめ?、何かの葉物の素揚げでした。
相棒と半分ずつシェアして頂いたので、1,500円のコースではメインどちらかを選びます。
全体的にはお野菜の甘みを活かしたいのか、塩分控えめで甘めの味付けです。コース中に使用されてるお野菜の種類が豊富で栄養価が高そうだし。お腹いっぱいになりましたけれど、無難に美味しいという印象かな。
というわけで、コンサートホールへ移動。
今回の差し入れは、自分が飲んで気に入ったハーブコーディアル(エンハーブ)と、いつもどおり先生のフェイバリットカラー赤を基調にした花束を添えて。
初めて訪れるホールですが、5/Rホールと似た造りで、客席はひな壇がない代わりに、椅子の脚の長さが違いました。
本日の演目は以下。
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愛の喜び/クライスラー
愛の悲しみ/クライスラー
亡き王女のためのパヴァーヌ/ラヴェル
うつろひⅢ
ヴァイオリン・クラリネット・チェロとピアノのための4つの俳諧より1楽章/榊原邦恭
チャールダーシュ/モンティ
(休憩)
ブエノスアイレスの四季より「春」「夏」「秋」「冬」/ピアソラ
ラプソディー・イン・ブルー/ガーシュウィン
※監修 岩本渡 編曲 細井博之
(アンコール)
ジムノぺティ/サティ
サウンドオブミュージックメドレー
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おお!ちょうどレッスン開始するチャールダーシュが入ってます!
これは良い予習になりそうですvvv
クライスラーの二曲も、ラヴェルも、ヴァイオリン学習者なら一度は通過しそうな曲ですが…実は私、10年以上ヴァイオリン習ってて、一度も弾いた事がありません。
クライスラー自身がヴァイオリニストで、彼の自演CDも持ってるくらいなんですけど。
ご縁がなかったんでしょうか…聴く機会は多いのに。
ところでこの曲とは関係ありませんが、ウィキ情報によるとクライスラーって、お金に困っている演奏家に、所有楽器を贈るくらい太っ腹で、楽器や美術品の蒐集家としても著名だったそうですが、引退後にほとんどの蒐集品を手放したにも関わらず、ブラームスのヴァイオリン協奏曲の自筆原稿とショーソンの「詩曲」の自筆原稿は手放さなかったそうですよ。昨年弾いた「詩曲」のネタが出てきたので、思わず備忘録しちゃいました。
クライスラーにとっても、ヴァイオリニストの演奏魂を揺さぶる曲だったのかしら?
と、脱線しちゃいましたけれどそんな、ヴァイオリンの名曲イメージが強かった2曲は、今日の演奏で4楽器1人編成の編曲を聴いたら、ホールのせいだか、何だかとっても先生のチェロの音が温かくしっかり響いてきて、これチェロの方が素敵じゃない???って思いました。
ヴァイオリンだけだと、”喜び”は華やかすぎて、”悲しみ”は痛すぎる印象だったところ、部分部分にチェロのソロパートが入ったり、下支えの音が入ると、しっとり、あるいは寄り添うような温かみを帯びて、とてもリラックスして聴けました。
亡き王女のためのパヴァーヌは、クラリネットの主旋律パートから始まって、ユニゾンになるような編曲でした。これもやっぱり、チェロが入ると温度感が上がるなぁ。
なんかヴァイオリンだけだと切なさ二割増しくらいになる曲で、フルートとかクラリネットで弾いた方が個人的には好きでしたが、チェロもありだな。
うつろひⅢはこのアンサンブルMimosaのために書かれた曲だそうで、今日の演奏会に作曲家ご本人もいらっしゃっていました。いわゆる現代曲に属する曲調で、副題に失恋云々とあるとおり、物哀しいクラリネットの不協和音な音階からスタートして、終始、静かな中にも裡に秘められた想いが時折ハッとこみあがってくるようなフレーズが印象的でした。
で、前半最後のチャールダーシュ。これもヴァイオリニストであるモンティの作曲ですが、元々はマンドリンの曲だったそうです。速弾きだから超絶技巧みたいに見えるけれど、意外とそうでもない。今日の演奏はクラシック寄りかな。
私は、フィドルみたいに弾いてみたいです。
盛り上がって終わった前半から、後半スタートは大人ムードなブエノスアイレスの四季。タンゴ・ヴァイオリンの特殊奏法なんかも使って弾かれると、いっそう聴かせどころ満点の曲で、今日は駒とテールピースの間を弾く奏法が用いられていました。
でも以前聴いたタンゴ・ヴァイオリニストの方の演奏よりは、おとなしめ?
これはチェロの音色が一番いい感じに聴こえて、良かったな~。ホント、今日の先生の演奏は今までで一番艶っぽくてマットな音色がよく聴こえてきます。お席は先生からちょっと離れてたんだけど、一番近くでかぶりつきで聴いてる時よりも綺麗に聴こえました。
ラプソディー・イン・ブルーは客演でパーカッションも加わって、派手で楽しい演奏。クラリネットの冒頭ソロパートも素敵だったし、聴きごたえがありました。
アンコールはうって変わってジムノペティという意外性。でもこの曲、弦楽器でも合いますね。サウンドオブミュージックもオオトリに相応しい楽しいプログラムになって、とっても良かったです。
後で先生に聴いたら、最近別の問題で楽器を修理に出したついでテールピースを替えたら、別の楽器みたいに音が良く鳴るようになったそうです!エンドピンも刺してないのに、あの響きか~!私もテールピース変えてみる?(爆←それ以前の問題)
こうして名曲演奏会を鑑賞してみると、意外に自分で弾いてない曲が多いんだなぁ~とも気づかされました。
ブエノスアイレスの四季は、いつか絶対弾きたい曲。特殊奏法バリバリに使って弾きたい!!今年もアマチュア演奏者として、何か新しい挑戦が出来たらいいなぁという刺激も頂いて……。
帰りに相棒と高島屋のアムールドショコラで揉まれてきて(笑)、お茶がわりにショコラ乾杯!!
グラス・オ・ショコラ フランボワーズ(ミシェルブラン)
チョコレートのスムージーはほろ苦くて、甘酸っぱいフランボワーズのアイスと良く合いました。サクサクのちびマカロンが乗ってるのもグーッvvv
他にも色々買っちゃったりしちゃったりしたんだけど…いったんシメま~す。
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