ヴァイオリン覚書♪7年10ヶ月~279回めのレッスン2013年01月08日

今年最初のレッスン。
早速意気揚々とレッスン記録…の前に、以前から気になっていた楽器の構え方についてのネタをひとつ。

チェロ教室の発表会ではチェロよりヴァイオリンを弾く機会が多く(笑)、演奏を確認というよりフォームを確認したくてDVDを購入しているのですが、ワタクシ平素からのひどい猫背が、ヴァイオリンの構え方にも影響しているように思えてなりませんでした。

アンサンブルでズラッとヴァイオリンを構えた生徒さん&先生が並んでいる中、なんか私だけすごく不恰好な気がする…顎も痛めたし、やっぱり変な気がする…
と思い続けていたところ、先日親戚宅へ新年挨拶へ伺った際、発表会に来てくれた従姉から「格段に上達しててビックリしたよ~。構え方が昔と全然違って先生みたいだったし!」との褒め言葉を頂戴しまして。

マジですか!?お世辞ですか!?冗談ですか!???

去年は写真もこっそり撮ってくれていて、同時に頂いたので恐る恐る(笑)覗いてみると…↓
どうでしょ?とりあえず背はそこそこ伸びてる気が。
とりあえず背はそこそこ伸びてる?
他にヴァイオリンの生徒さんからも、発表会後の打ち上げで「うちの家族は構え方や弾き方で、先生だと思ってましたよ」とのお言葉を頂いたのですが、お酒の席の事だしとお世辞半分で受け止めていたので……
先生レベルの演奏技術とはいかないまでも、フォームは様になってると思っていいのかな?

今年はフォームを見直してもらう気でいたのですが…そんなわけで、とりあえず保留。

■先生作:D Majorの3オクターブスケールとアルペジオ
最高なにポジ?
お正月休み、短かったし何だかんだで家事をこなしたりしてたので、あんまり自習はできなかったのですけど、このスケールとアルペジオだけは1日1回の運だめし(笑)でやってました。
その日、1発めが満足のいくレベルで弾けたら、いいことありそう♪みたいな。1回めの集中力がUPするので、皆さんも是非おためしください(笑)逆に失敗すると悶々するんだけど(爆)

ポジ移動の腕の角度もだんだん慣れてきたし、指の押さえもしっかりしてきたし、かなりの精度で弾けるようになってきて、楽しいです♪スケール大好きvvv

ただ、てっきり2音スラー、4音スラーで弾くとばかり思っていたところ、本日3音スラーでと言われたため、スラーの切れ目がよくわからなくて無意識に確認してしまい、切れ目でボーイングが途切れてしまって

「音程もしっかり取れていらっしゃいますし、1音1音は質の良い音が出ていて、とても綺麗なのですが、スラーの切れ目が空いてしまっているので、流れを保って弾けるといいですね」

とのことでした(笑)

■教本P67-6 Double Stop の重音練習曲

多少自習はしてきましたが、まだ何となく苦手なところで音程を探ってしまい、速やかに修正できなくてぐちゃぐちゃっとなる部分がありました。
でも弓の速度を一定に保つ事と、指のブリッジはしっかりするように心がけたため、重音1つ1つの響きはよくなったと思います。先生からも

「まだ苦手な小節2つくらい、音程を探っていらっしゃいますが、響きは全体的によくなったので、これでおしまいにしましょう。また重音が出てきた時に頑張りましょうね」

と、新春おまけ合格をいただきました。

■教本P62-下 Right Hand Technique の練習曲を2音スラー+2音スラースタッカートで

今日は速度を2段階にアップし最終的に、この後で弾く曲の指定速度と同じ速度で弾きました。
スタッカートはもっと引っかけて発音よく、と注意されたので2度目は意識し、「そうです、そんな感じで曲へいきましょう」


『ルロイ・アンダーソン メドレー』

「続きのピチカートのところは譜読みしていただけました?」

次に進むとは年末最終レッスンで指示されなかったと思いますが、お正月休みにちょっと弾いてみたので「はい、でも指番号がちょっとわからないところがあって…ざっくりって感じです」と正直に答えました。

まずは見開き2ページだけ、おさらいで弾くことに。

「さっきの(練習曲の)感じで、指定速度でも弾けそうですか?」

と訊ねられたので

「ちょっと不安なので、まずは指定速度よりちょっと控えめでお願いします…」

と10くらい遅めのテンポのメトロノームに合わせて、先生と一緒に弾きました。

音程や弾き方でニュアンスの変化をつける部分は細かくツッコミが入り

「スラーの後のスタッカートはもっと弓を弦に引っかけて発音よく」

「クレシェンドしながらスタッカートしている部分は、さらにしっかりと引っかけて圧でクレシェンド」

「後半のf(フォルテ)は駒寄りで弾いてたっぷり鳴らし、その後のp(ピアノ)は指板寄りを弾いて柔らかく静かに弾く」

「見開き2Pラストの八分音符にもヴィブラート」

以上のポイントを注意して、2度めは指定速度で伴奏君と合わせて弾きました。
ラストのヴィブラートは4の指で、若干初速がかかりにくいせいもあって、八分音符の長さより長く間延びしてしまったので、

「他の部分(ロングトーン)のヴィブラートは綺麗にかかっていますので、最後は音符の長さだけ短く、ふぁっとかけてくださいね~」

との事でした。

で、3ページめのピチカート部分を、先生と一緒に弾きました。

開放弦を使うか4の指を使うかポジ移動したらどこまで3ポジでいくか、フィンガリングで若干迷う部分が数箇所あったので、確認しながら弾いた後、

「あと、今は親指を指板に添えて弾かれていましたが、速度が速くなると難しくなるので、親指を人差し指の腹に添えて弾くようにしましょう」

と指導されたとおりの奏法で、最後は速度ゆっくりめで伴奏君と弾きました。

「はじき方がまだ甘いので、上にしっかり持ち上げてはじきましょう。スフォルツァンドは指がもっと離れるくらいしっかり、前の方へはじくようにすると変化がついていいですよ」

ヴィブラートもかけ方色々、ピチカートもはじき方色々ですね~。
ヴァイオリンの技術って本当にたくさん。

ヴィブラートは度々褒められるようになったので、ちょっと苦手意識のあるピチカートも技術を使い分けてニュアンスをつけられるといいな♪