ヴァイオリン覚書♪4年8ヶ月~165回めのレッスン2009年11月10日

今日は午後からあいにくの雨。

宿題はそれほど多くなかったのですが
手首のヴィブラートの練習に時間を割いていたため
自習時間はいつもよりかなり少なめでした。
なんとなく弾けてるレベルには持ってきたので
レッスンでそのままのレベルが発揮できるか…

と、レッスン開始前に調弦をしてもらう際、
先生に注意を受けてしまいましたっ。

「いくらなんでもこれ、弓張りすぎ!」

二代目の弓、反発が強いので
あんまりバウンドしないよう少し強めに張っていたのですが
今日は張りすぎだったみたい(笑)

まずはニ長調とロ短調のスケールを
4音で一つのスラーで弾く練習から。
音程はかなり安定してきたと自負していたとおり
先生からも音程はいいと言われましたが

「4の指のポジション取りがわざとらしいので
その音だけちょっと飛び出て聴こえるのが残念です。
弓もまだちょっとそこだけ速くなりがちなので
4の指では特に集中して弾くように。
今度は8つの音で一つのスラーにして弾いてきて下さい。
あと、フレーズの山も意識するようにね」

スケールにも表情をつけること。
最近表現に細かくチェックが入ります。

次は指のポジション取りが厄介な重音だらけの練習曲。
音程はなんとか取れるレベル。
1回弾いてみた感触も、ほぼ自習どおり。

「4小節目がちょっと音程危ういですね。
そこだけ音を単音で確認しましょう」

二弦を交差して押さえるので、単純に平行移動じゃないと
ポジション取りがかなり厄介で…
単発で弾く分には大丈夫な重音が
流れで弾くと崩れることに…

4小節目の音程、3小節目からのポジション取りを
再チェックしなおして、再度通して弾き…

「ま、これは難しいのでこのくらいでいいでしょう」

とおまけ合格をもらいました。ホッ。

新しい宿題はその次、十六分音符で六連符の練習曲。
指は結構よく動くので、こういうのは比較的得意です。

もうひとつの宿題、
ややジャズ風の長めの練習曲は
譜面だけなぞってると全然音が頭に入ってこなかったため
自習ではPCで打ち込んで演奏させて
それを耳で覚えてから、実際に弾いてきました。

使ってるソフトの機能が簡易版なので
変則的なリズムの指定ができず
本来楽譜が指定しているリズムとはちょっと違うニュアンスで
練習してきてしまったので
伴奏くんと一緒に最初の通し演奏をした時、
あれ?っと思って慌ててニュアンスを合わせました(汗)

それ以外は、音程も比較的安定して弾けたと思います。

先生も

「うん。なかなかいいですね。
あんまりわざとらしくないリズムで弾けてるし。
ちょっとリズムが遅れてるところがあったので、
もう一度確認のために弾いてみましょう」

改めて伴奏くんと合奏。
最初よりはリズムに慣れて演奏できましたが
ちょっとあやふやなところがあるのは否めません。

「だいたいいいんですけど…
仕上げの意味でもう一回やっておきましょうか」

最近長めの練習曲は一発合格がないので
これも弾けてるだけじゃだめってことでしょうね。

「次は…あ、これはこの間やりましたね」

アンサンブルクッキングの課題曲だった『G線上のアリア』が
教本にも入っているのです。

「この曲、第2ヴァイオリンの弾き方で
結構印象が変わるので、面白いんですよ。
折角だから第2ヴァイオリンもやりましょう」

私自身、第1ヴァイオリンとは全く違う旋律を弾いている
第2ヴァイオリン、興味があったので、ちょっと嬉しいです。
弾けるようになったらセルフアンサンブルができますね♪

先生はさくさくとフィンガリングを確認して
譜面へ書き込んでゆき

「じゃ、譜読みしておいてください。
これはヴィブラートも入れていきたいんだけど…
とりあえず最初はなしでいいです」

第2ヴァイオリンの旋律は、アンサンブルクッキングの自習用に
PCへ打ち込んだ音源があるので
耳で覚えて弾けば、楽に譜読みできそう。
夢(?)のコラボ目指して頑張ります!

チェロ覚書♪♪0年8ヶ月~15回めのレッスン2009年11月10日

接写が上手くいかなくてぼけちゃった…
画像は先日買ったエンドピンストッパーです。
知ってる人が見ないと、見た目なんの部品だか
さっぱりわからない感じですが。

何の部品かわからなくても、見た目可愛いエンドピンストッパーは
ちょっとお値段がお高かったので
お金を貯めていつか買いたいです。

さて、今日もヴァイオリンとのダブルレッスン。
雨脚がだいぶ強くなってきましたが
チェロはいつも教室の楽器を借りてレッスンしているので
こういう時ほんと助かります。

レッスン前に、教室の代表の先生から声をかけられました。

「ありこさん、今日はカノンの出だしの練習
しっかり頑張ってくださいね!」

うぉぉぉぉ~っ!責任重大です…。プレッシャー…。

前の時間の生徒さんが終わってレッスンに入る前にも
先生から

「今日は宿題をひととおりやったら
カノンの出だしの練習をやりましょう」

だんだんチェロのトップとしての重圧が
圧し掛かってきました…(苦)

というわけで、ウェルナーの練習曲集から。

今回から練習曲が二重奏形式になっているのですが…

「今日は第4レッスン室(広い部屋)じゃないので
下のパートはピアノでいきますね。
まずはソロで1回弾いて下さい」

4弦全部を使ったスケールを全音で弾く上
一音にクレッシェンドとデクレッシェンドがついているため
単純にスケールの音程の精度を求められるだけでなく
弓の圧をかえて表情をつける練習が加わっています。

「OKです。今度はピアノの音に合わせて
表情をつけてください。
下のパートで2音めから3音目にいく時の
音の山を特に意識してくださいね」

下のパートが入ると、ぐっと曲らしい感じです。
こっちは普通にスケールを弾いてるだけなのですが

あわせると立派な二重奏で、
弓の圧の表情もつけやすくなりました。

「ホントはチェロで二重奏の方が雰囲気出るんですけどね~。
じゃ、次いきましょう」

次もスケールにスラーが入るバリエーションなので
自分はドレミファソラシド~と弾いているだけなのですが
下のパートはちょっと複雑な旋律になっているため
二重奏で強弱をつけるのがなんだか楽しいです♪

見開きの1ページ分を終えたところで
もう1ページ分宿題になっていたのですが
本日のウェルナーはおしまい。

「カノンの出だしを練習しなきゃいけないですからね~
これは次回にして…あと、もうひとつ宿題を出しておきますね」

分厚いウェルナーの後半ページに思いっきり飛んで
長いスケールの練習が二つ宿題になりました。

「ここからシフティング(ポジション移動)が入ります。
4つの指の最後の音を弾いて…そのまま並行移動。
最初はゆっくり、ちゃんと移動したところでポジションを取ってから
音を出すようにしましょう。
譜面は十六分音符ですけど、もっとゆっくり
一音一音、音程を確認しながら徐々に早くしていってください」

いきなりポジション移動の練習に入るのですか!
びっくり!
ま、実際は『風のとおり道』でポジション移動のある曲を
弾いているのですが(笑)
それもあって、早くポジション移動に慣れておこうということでしょうか。

鈴木の教本は『霞みか雲か』
まずは伴奏なしで通し演奏をしますが…

「これも『カノン』みたいに開放弦からスタートで
伴奏と同時に入る曲なので
出だしの練習も兼ねてやってみましょうか」

というわけで、1、2拍を心でカウントして
3、4で右、左へ弓をエアーボーイングすると同時に
首は下げて息を吐き、上げて息を大きく吸って…
最後で息を吐きつつスタート!

ま、ちょっと固くてぎこちない感じですが
ひととおりの動きはこなして
通し演奏をしました…(笑)

「はい。だいたい音程もいい感じですけど
まだちょっと一本調子なので
もっと強弱をはっきりつけていきましょう。
じゃ、伴奏と合わせましょう。
出だしも、もっとリラックスしてゆったりとっていきましょうね」

出だしのリアクションはまだまだ自分でも
ぎこちない感じでしたが
曲自体は無難にまとめられたと思います。

「はい、OKです。次の『アレグロ』は…
『カノン』の出だしを練習しないといけないので次回で。
あと『無窮動』もやっておいてください」

レッスン時間残り5分で、出だしリアクションの特訓です(笑)

さっきもやったように1,2,3,4でスタートするのですが、
エアーボーイングした後の弓が準備不足のまま
慌てて最初の音に入ってしまって音が浮いてしまったり
リアクションが小さすぎてわかりづらかったり…

楽器をなくして普通に四分音符の指揮をやり
そのイメージで弓を指揮棒に見立てる感じでやってみたり。

何度かやっていくうちに
出だしの音は落ち着いて弓の準備が出来るようになりましたが
まだ肩や腕に力が入っていて
動きが縮こまった感じで周囲にはわかりづらいようです…。

「だいぶ動きのタイミングは合ってきたので
もっとリラックスして自然にできるようにしていきましょう。
あとトップの人は皆をひっぱっていかなくちゃならないので、
『風のとおり道』とか、フレーズごとの入りの部分なんかは
他のメンバーにわかるようオーバーリアクションぎみに弾いてくださいね」

弾くだけでも大変なのに、更に課題が…っ!
私はこの重圧に耐えられるのでしょうか…しくしく。