庭改造計画p(*´Д`)qやむなく薬剤散布…2010年07月30日

作物や庭木に害虫はつきものですが、
それでも、せっかくの小規模な家庭菜園なので
できるだけ農薬などは使わず、捕殺し
ちょっと食べられるくらいは持ちつ持たれつよ、
と思って辛抱してきました。

が、今年はそういうわけにもゆかず。

まず最初に甚大な青虫の食害にあったカラーピーマンは
一度問題の青虫たちを捕殺してからしばらくは
わりと順調だったのですけど
その後ほどなく食害の名残があらわれ始め
葉の裏側を熱心に探ってみるも姿はなく…。
毎日探してもダメでした。

とはいえ、葉っぱがところどころ穴だらけで
まぁ素敵(笑)ぐらいで実に被害がないのは
不幸中の幸いというべきでしょうか。

育苗中のいちごも同様で、親株、子株ともに
いつの間にか葉っぱがレース状(泣)
葉の裏を見ても犯人の姿かたちはなし。
先日見かねて、親株と繋がったままにしていた子株を切断し
子株から出る兄弟株?を取って苗を増やすことにしました。
親株は枯葉や食害の酷い葉を撤去して
復活して再びランナーが出てくれば子株育成しようかな。
昨年と同じく24株取るのが目標ですが、
まだ半分くらいしか取れてません…
しかも全部がこの夏無事越せるかも不明。

どの作物にも共通するように
虫たちは柔らかくて美味しい若葉ちゃんが大好きなので
そこを集中的にやられます。

そういうポイントをものすごく狙って卵を産みつけるのが
アゲハ蝶です。
先日は産卵の真っ最中に遭遇しました。
私が隣にいてもまったく動じません(笑)
じーっと観察していたら、レモンの木の上を
ヒラヒラと優雅に舞いながら、まだ小さく生まれたての葉っぱへ
ぷつんと淡い卵色の数の子みたいな卵を産みつけました。
その後も近くをヒラヒラ旋回しつつ、「見つけたわ♪」的に
いくつも産みつけて、しばらく経ってから去ってゆきました。

もちろんその後、ほぼ全ての卵を捕殺しましたが(酷)
幼虫になっちゃったら潰すの気持ち悪いですもん~~!

ところがいつの間にか、ものっすごくでっかい芋虫に
育ってたのがありました!
なんと、手間要らずとかいってたサトイモです!

葉っぱが大きくてちょっとやそっとかじられても
わからなかったので、すっかり放置していましたが
他の種芋とはずいぶん遅れて忘れた頃にひょっこり顔を出した
もうひとつの種芋からの新たな芽が
ようやく双葉になった頃…あれ!?双葉消えた!?

その後、枯れはじめた葉っぱとかが気になったので
葉を持ち上げてチェックしてみたら…
う…うぎゃぁあああああ~!!!!

人差し指ほどの太さと長さの芋虫(多分蛾の幼虫)が
バクバク葉っぱ食ってるよ~ぅ!しかも何匹も!

これだけでかくて動きも大きいと、捕殺はムリ!きもい!
箸で間接的に持つのもイヤ~~(ToT)
念のためトップジンM(アブラムシ、ハダニ用)を散布してみたものの
当然このクラスの害虫には効きません。

でも放置していたらあっという間に全部の葉が食べられて
折角地中で育っているであろうサトイモたちに栄養がいかない…!

というわけで、緊急に我が家にストックしている薬剤で
作物に使えるものを探してみたところ
スミチオン乳剤がありました。

もともと庭木のケムシ防除対策で散布していたものですが
発生してしまったケムシにはあまり効果がなく
最近はよりケムシに特化した薬剤へ変えたので
使っていなかったんですよね。
でもよくよく取り扱い説明をみたら、果樹や根菜、
トマトなどの夏野菜にも使えたので、この機会に
サトイモ、トマト、カラーピーマン、レモン、イチゴへ散布しました。

次の日、サトイモの葉っぱの裏をよーく見てみたら
あのでかい芋虫は見当たらなかったので
効いたんだと思いたい!
再発したら規定回数までは使用していきたいと思います。

完全無農薬じゃなくなってしまいましたが
低農薬レベルは保ちたいですね~トホホ。