ヴァイオリン覚書♪8年1ヶ月~291回めのレッスン2013年05月07日

連休明けのレッスン。
GW中はチェロ教室発表会のSKE:スターウォーズを中心に自習していたので、アイネクはそこそこ、練習曲もほとんど弾いていませんでしたが…

ある日、弾こうと思って楽器を持ったら、A線が切れてました。
前に交換したのいつだっけ?と思ってブログを見直したら、昨年の11月でしたね。※ヴァイオリン覚書♪7年8ヶ月~274回めのレッスン参照

円高が落ち着いてきて、いつも毛替えをお願いしている弦楽器やさんの毛替え料金も上がったし、弦もそろそろ値上がりし始めそうなので、買いだめしたいところですが…とりあえず、安かったので買い置きしておいたヘリコアのフルセットから、切れたA線だけ交換しました。

これで現在の布陣は
 G線:インフェルド赤
 D線:インフェルド赤
 A線:ダダリオ ヘリコア
 E線:エヴァ・ピラッツィ ゴールド

になりました。
音色に正直大きな変化はありませんが、なんか交換しやすい弦でしたよ。ペグ側の巻き糸が細めで、耐久性どうかなと思いつつも、ペグの巻きにすぐ馴染んでくれる感じで、一発で綺麗に巻けて、張りたてでも結構安定感があります。

ラーセンツィガーヌは巻き糸が太めでペグに巻きつけにくいし、弦自体の巻きも甘めで劣化が早いのが難点。
インフェルド赤は馴染むのに時間がかかる上、劣化がすすむとかなり不安定になりましたので、それと比べてヘリコアは初心者向けで扱いやすいなぁと感じました。

まぁ、発表会はまだ先だし、お手頃価格なので、中継にはちょうどよい弦だったかもしれません。
本番は…どうしようか考え中。

というわけでレッスンスタート。

■教本P:G Majorの2オクターブスケール

なんか決まって音程が安定しないとこがありましたが、四分音符単音、八分音符2音スラー、十六分音符4音スラーと弾きすすめるうちに修正しました。

■教本P64-3:トリルと重音ピチカートの練習曲

『スターウォーズ』でずっとピチカートのフレーズがあるため、苦手意識のあるピッツを克服しなければ…と重点的にやっていたせいか、この練習曲自体はほとんど自習してなかったのですが、ピッツがかなりクリアに入るようになりました。

「重音ピッツがしっかり鳴るようになりましたね~。トリルもだいぶクリアに入っていてよくなりましたので、合格です」

★モーツァルト『アイネ・クライネ・ナハト・ムジーク』第1楽章 第2Vn

前回のおさらいで、前半の半分をメトロノームに合わせて弾きました。
第1Vnと同じフレーズもあるので、以前指摘されたところは同じように注意して弾き、修正されてきたものの、まだ若干直りきっていない部分があるため、弾き終えてから細部の指摘がありました。

ここはタイミングがいつもつんのめったりするので、少しフィンガリングが変わって同じクセが出てしまい、要注意。

ここ↓は2&3小節め頭の四分音符で指摘あり。
音の長さが足りてないので、しっかり四分音符分のばすように注意されました。

続いて後半もメトロノームと合わせて途中まで弾きました。
ただの八分音符の連続ですが、ポジ移動と音程がちょっと厄介です。
前フレーズも1stポジで同じ八分音符が続いてからの~3thポジ1の指へ移動して同じパターン1小節、2小節目は半音下がりが一箇所、再び1stポジへ下がって半音下がりからの~後半2音で3thポジの2の指をとるという、忙しいポジ移動と半音がね~フレーズごとの音程が頭に入るまで一発で正確にポジショニングしづらいところ。

「後半の3thポジの2の指へ移動する前に、ほんの気持ち間を取ると入りやすいですよ」

”シ♭ シ♭ ラ ラ シ♭ シ♭ラ ラ”という具合に。

もうひとつニュアンスの変化にも助言が。

「1小節めの明るい長調から、2小節めの暗い短調への変化をつけるよう弾き方を意識してみてください。ある程度の音量で軽快に弾いて…少し音量を絞ってしっとり静かに、というニュアンスをつけてみるといいですよ。後半もポジション移動の前後、音形どおりに意識して弾いてみましょう」

なるほど~。
譜面には強弱記号などなにも指示がありませんし、前二小節は音形もほとんど同じで譜面上は♭がつくかつかないかの変化しかありませんが、フレーズのニュアンスは確かに違うし、意識するだけで随分雰囲気が変わります。

続くフレーズでもニュアンス指定あり。

「全体フォルテですが、スラーの一番頭の音にしっかり弓を乗せてアクセントをつけてから音形どおりクレシェンドして、最後の1音でおさめる感じに弾いてみましょう」

次の八分音符にもニュアンス指定。

「ここは第1Vnの動きがない(6拍ロングトーン)ので、第2Vnはもっと変化をつけて動きましょう。スラーとスタッカートの違いをもっと意識して、スタッカートは軽く軽快に、スラーは頭拍にしっかりアクセントをつけて、”タッタッ タ~ラ”というふうに」

前3画像のフレーズ、全て八分音符ですが、それぞれスラーの入り方や音形の違いで随分ニュアンスが変わってきます。ほとんど楽譜に強弱の指定やクレシェンドでくれシェンドの指示がないので、適当にべったり弾いてしまいがちですが、分解すると色んな歌いどころがありますね。

くそ、モーツァルト(嫌)

最後に前半だけ伴奏君と合わせて合奏、繰り返しで先生の第1Vnを交えて合奏しました。

問題なのは、第1Vnの時から完全に克服できていないトリルの坂道。

音程は正確に取れてるし、2回トリルも焦らなければクリアに入りますが、一発めとか、気が抜けるとうやむやになります。
分解すればしっかり弾けるんですけどね~曲の流れの中でこなすのがまだ完璧ではありません。

ここは第1Vnでも第2Vnでも同じ旋律なので、なんとか克服しなくては。

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