本日は早朝からヘルシンキを離れ、ムーミンワールドのあるナーンタリへ移動です。
昨日ヘルシンキ中央駅のチケットセンターで事前購入したチケットを持って、ヘルシンキ中央駅へ。
左のレシートみたいなのがチケット、右が時刻表のリーフレットです。あ、黒い革カバーがかかってるのは押さえるために置いた私のiPhoneですよ(笑)
ちなみにチケットは当日でも、券売機でも買えますが、語学に自信のない私のような方は、チケットセンターで私と同じく前記事のようなやりとりをして購入するのがベターだと思います。
今日は出発までにホテルの朝食が食べられない(レストランが開いてない)ため、ホーム前のロバーツコーヒーでサンドイッチと飲み物をテイクアウェイして、車内で頂く事にしました。
フィンランドっぽく丸い黒パンにスモークサーモンやお野菜が挟まれたサンド。美味しいvvv
始発だからか、すでに電車は待機していました。車内には自分で扉のオープンボタンを押して中へ入ります。
駅には改札がなく、チケットを通す機械も、検札する人もいませんのでスルーで入れますが、車内できちんと検札がありますので、無賃乗車はできませんよ~。
フィンランドは日本と同じくらいの国土なのに、人口密度が日本の何十分の1くらいらしく、電車や道もほとんど混まないと聞いていましたが、早朝列車ということもあってか、私たちの乗った車両の2階には私たちの他、2客くらいしかいませんでした。がら空きです。
チケットセンターのおばさんが教えてくれたとおり、テーブルを挟んで差し向かいの席。コンセントが各席に装備されており、充電し放題ではないですか!
…ってことは…と思ってiPhoneの接続確認してみたら、WiFi使えました!素晴らしい!!終点のトゥルクまで2時間あるので、暇を持て余さずに済みそうです。
しばらく走ったら、車窓からモスグリーンの綺麗な田園風景が見えました。
ををを~♪タラッタッターラ タ~ララ ララ~♪
リアル、世界の車窓から(笑)
車内でミイルやフェイスブックにいそいそ投稿してたら、あっという間の2時間でした。
トゥルク駅に到着したら、あらかじめ拾ってあったマップを片手に、バスターミナルのあるマーケット広場へ徒歩で移動。20分くらいで迷わず到着できましたvvv
ターミナルが見えてきたあたりで、ナーンタリ行きの110番のバスがすでに待っていたので、さっそく乗り込んで運賃を先払い。そこからバスで30分ほど移動してナーンタリに到着です。
ちょっと感心したのは、ほとんどの人が乗る時も下りる時も「キートス!(フィンランド語で「ありがとう」)」とはっきり声をかけていた事。日本ではバスの乗り降りで「ありがとう」の声掛けをする人、少ないですよね。見習わなきゃ。
ナーンタリのバスターミナルから、ムーミンワールドへも更に30分ほど歩きます。ここでもあらかじめ拾っておいたマップを片手に、わかりやすいルートで向かいましたら…途中でこんな標識を発見。
どちらかというとマイカー利用者向けのルートを通ったので、車向けなのか、それともムーミンバスの出ている停留所までを示すのか…不明ですが方向は間違っていないとわかりましたのでひと安心。
さりげないデザインが好感度大。
曲がってしばらく歩くと、ヨットハーバーや、海沿いにテラスを構えるレストラン、ホテルの街並みが見えてきました。
そこを眺めながら道なりに歩いていると…
右手にゲート発見!到着で~す!
ちょっとこの写真ではわかりづらいのですが、柱に渡っている幕にムーミンキャラのイラストが入っています。
毎年変えているみたいで、2013年度バージョンでした。
ゲートを通過して島までかかっている橋を渡ると、ようやくムーミンワールドです。
入場料は一日券で25€。値段は毎年変わる?みたいなので、参考までに…事前情報ではチケットがわりに紙のリストバンドのようなものを腕に巻くと聞いていましたが、お金を払って、日本語のリーフレットをもらったらスルーでした。
ちょっと歩いたらすぐムーミンハウスにたどり着きます。
こんなだったか記憶にない…ちなみに左脇のおっきいかぼちゃのモニュメントは今年のテーマアイテムだそうで、多分毎年変わるようです。
ムーミンハウスは4階建て!なにげにリッチ(笑)
素敵なインテリアで可愛らしいお宅を拝見~~。
食器や棚はムーミンママの趣味でしょうか???
ダイニングにはムーミンママお手製?のお菓子がいっぱい。
いちいち可愛らしいインテリア。
階段の途中の壁にこんな飾りがvvv
ムーミンハウスのそばにあるヘムレンさんのお宅にもお邪魔。
普通に1階建てですが、長屋のように長いです。
ベッドルームに昆虫の標本がいっぱい!
海辺の方へいくと、ムーミンパパの船もありました。
反対側には滑り台が設置されており、船のデッキから降りられますが、私はやってません(笑)
スナフキンのテントもありました。
スナフキンがいないと、?な感じですが。
魔女の家?真ん中にいるのが魔女で、ぶらぶら歩いているとなんか話しかけられましたが、フィンランド語なので意味不明。
どうやら子供に薬?に見立てた液体の入った鍋をかき混ぜろと言っているようで、ほかの子供がずっとやらされてました(笑)
洞窟みたいになっているところへ入ると、いっぱいいるニョロニョロ。
ガラス越しなのでちょっとぼけてますが…。
ラスボスに魔物のモラン登場。ライトアップされてるけどどこか間抜け(笑)
この写真ではわかりづらいかもしれませんが、飛行おにの黒目がハート(笑)
…というわけでお待たせしました!
いよいよ着ぐるみ(じゃないキャラも)たちの登場です!
ムーミンハウスに集中して出没しているので、子供たちが群がってて大変ですが…なんとか激写してまいりました!!
まずはムーミン。
スニフとミィ。
子供たちには不人気?なのか、ヘムレンさん?
なんか可愛かったので撮っちゃった、フローレン(のお尻)♪
尻尾は引きずらないよう、サイドへくくってあります(笑)
こっちが正面ね!
西欧系の子供だと絵になるなぁ…。
ムーミンパパ、シルクハットでかい(笑)
ムーミンママは特に大人気で、なかなかベストショットが撮れませんでした~。
子供たちがよく「ムーミンマンマ~~!」と言って抱きついてました。
私が抱きつくとタックルになっちゃうのでね…こっそり触ったり撫でるくらいにしておきました…。
バックを肌身離さず持っているムーミンママ、かわいいです。
ミィは日本だったら着ぐるみになりそうですが、リアルに人間のまま。
ミィの異父兄弟、スナフキンはイケメンでした。
途中、ハーモニカを披露してくれましたが、写真取り逃しました!
でもツーショットで撮った写真もあるので、満足ですvvv
スティンキーもなかなかの人気で、署長さんとセットで移動してました。
小さな島なので2時間もあれば十分ゆっくり廻れます。
入口付近にあるステージでは1時間おきくらいに15分程度の舞台をやっていたので、1回鑑賞してみました。
毎回少しずつ違う内容のようです。
歌と踊りとお芝居というミュージカル仕立てで、なかなか楽しかったですよ♪もちろんフィンランド語なので、身振りで内容を想像して楽しんだのですけど。
そういえばこれを観覧してる時、斜め前の席に座ってた女性の刺青も間違った漢字で…「愛」って掘りたかったのだろうけれど、心が抜けてました。ある意味、深い…???(爆)
お土産も自分用にちょっと買いました。
不織布のエコバック1.5€(左)と、琺瑯のマグカップ16.5€(右)。
ナーンタリのムーミンワールドにしか売ってなさそうなものをあえてセレクトしましたよ。
どちらも”MUUMIMAAILMA NAANTALI”と書いてあるし。
それから、施設内にあるポストオフィスで、ポストカードを買って、友人知人へエアメールを送りました。自分にも送っちゃった(笑)たくさん送ったから、字がよたっててすみません…
でも、切手もスタンプもムーミンで、かわいいので、つい…。
こちらの郵便局はムーミンワールドだけじゃなく、黄色のポストです。たしかドイツも黄色だったような…。
歩き回って小腹は空いていましたが、園内のフードコートやレストランはがっつり系が多かったです。
ミィのじゃがいも劇場っていうお店なんて、ちょっとのチキンにじゃがいも盛りだくさんとか(笑)だったし。
かといってサンドイッチは朝食べたし…で結局トゥルクまで戻ることにしました。
さらばムーミンワールド。
ゲートまで戻ったら、ムーミントレインがとまっていました。
ナーンタリはリゾート地なので、ムーミンバスもあって近隣のホテルへ送迎してくれるようです。
さりげなくムーミンがいますvvv
ドアにもゲートの幕と同じロゴが。
ナーンタリのバスターミナルまで、帰りは別ルートを通り、ムーミンショップに立ち寄りました。
ムーミントレインはショップからゲートまでの往復かな?
帰りのルートはお土産屋さんやクラフトショップなどが並んでいる、ちょっとしたショッピング街になっていました。
さて、予定通りのタイムテーブルで旅程が進んでいるので、まだまだ時間は十分あります。
せっかく列車で遠出してきたので、この後トゥルクで観光することにしました。ちょっと行き当たりばったりだけど、何とかなるさ!???
長くなったので後半戦は次の記事にて~~~。
こういうメルヘンチックな世界はたまらん魅力です。
写真を眺めて空想の世界へトリップですよ(笑)
しばらく前から、北欧の家具や食器が人気ですよね。
本場でさぞかし満喫されたのでは?