ｳﾞｧｲｵﾘﾝ覚書♪9年0ヶ月～326回めのﾚｯｽﾝ ― 2014年04月22日
今日はなんだかちょっと集中力に欠けるレッスンでした。
■ト短調の2ｵｸﾀｰﾌﾞｽｹｰﾙ
ｳﾞｨﾀｰﾘ『シャコンヌ』の調です。今日は８音＆１６音１スラーで弾きました。
ポジション移動時の親指の脱力は引き続き出来ていたので、移動はスムーズな移動で良かったのですけど、弓の方で移弦時に若干速度がUPしてアクセント気味に聴こえてしまうようなので、注意して弾き直しました。
今日は前回苦心した６段め以降から弾きました。
音程はだいぶ気をつけて弾いたので、一部外して弾き直した以外は前回より丁寧に捉えて弾けたと思います。でも音程に細心の注意を払った分、スラーが若干つんのめったりして、リズムが一定でなくなりました…。
もう一度音程その他の問題点にも注意して弾き直し、頭から通して弾きました。
前回は速度UPしてもスラーはちゃんと弾けていたはずなのですが……今日はなんだかスラーがちょっと不安定でした……くすん。
「スラーの頭の音をしっかり鳴らすと安定しますので、２音でも３音スラーでも頭の音を丁寧に鳴らしてみましょう」
★ｳﾞｨﾀｰﾘ『シャコンヌ』
今日はここ↓からスタート。
※全or半はトリルの音の高さ
ポジ移動の基点になる音を確認してから、トリルをつけて弾くという自習をしてきて、多少はそれっぽく弾けるようにはなったのですけど、トリルをつけた音程は正直微妙で……今日もやっぱり何となく弾いてる感たっぷりでしたよ……トホホ。
で、同じ事を先生と一緒に確認しながら弾きました。
お手本の直後に弾けば、自習で探りながら弾くよりもわかりやすいし、トリルの指は動くのですけど、駆け上がるフレーズ４音すべてでポジション移動がある（３rd→１ｓｔ→３rd→５th)上、トリルが全音だったり半音だったりマチマチだから、基準音に意識を置いても、その次の音をきちんと捉えるのがまた至難の技なのです……。
今日のレッスンでもまともに弾けるようにはなりませんでしたが、何となく形になってきたところで切り上げました。
は↓一小節めのボウイングが元々譜面に表記されてるﾎﾞｳｲﾝｸﾞと変わったので、確認程度にサラッと弾いて終わっていましたが、その後自習でよくよく弾いてみたら、この後のフレーズでどうしてもこのボウイングの流れでは弾きづらいところがあって疑問が生じたため、まずそこを先生に確認したところ…
sospirando=悲しみに沈んで、苦悩に満ちて、嘆いて
三小節めの後半のフレーズでスラー＆ボウイングの変更がありました。
４音スラーではなく、２音スラーでアップ、ダウン、以降その流れでボウイングです。
「スラーの後の音で、八分休符の手間の音は減衰して収めるように弾きましょう」
このフレーズも単調そうに見えてポジション移動がいっぱいあり、音程を捉えるだけでもなかなか難しいので、言われた事を注意して弾いてるつもりで出来ていないフレーズがあり、再度弾き直しました。
「長いトリルの後の前打音から八分音符というところなんですが、前打音に気を取られるのか、後ろの八分音符が短めになってしまっているので、むしろ後ろの音を長めにとるつもりで弾きましょう」
ここ↓は前フレーズの流れを確認後、やはりボウイングが変わったため多少戸惑いはあったものの、重音もそこそこ鳴らせてスルー。
energico=精力的な、力強い、思い切った
問題はココ↓
piu f e con moto=今までより強く、動きをつけて
重音の指番号が変わりました。
変更したら難しくなったし、変更前は音程わりと適当に捉えていたので、なかなか正しい音程が捉えられず、何度も弾き直しました。
上にだいぶ時間をとられたため、ここ↓はサクッと指番号確認程度に弾いて終了。
ｃon anima=生き生きと
続くフレーズもまたまたかなり難しい……
leggiero=軽く、軽妙に
今日は先生にサラッと模範演奏して頂いたのみで、指番号は譜面どおりということでしたので、二週後の次回レッスンまで譜読みしてくる事になりました。
３０分レッスンで、私の技量ではなかなか進みません……前日練習はしてこられなかったけれど、週末わりと苦手フレーズを集中的に弾いてきたので、もうちょっと弾けると思ったのに…その割には……残念無念。
やっぱり疲れかな。
実は翌日、お疲れ振休だったのですが、レッスンの帰り道ですでにものすごい疲れと睡魔に襲われ……結局翌日一日寝込んでしまいました…。
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