GWがらみで5月の講座は6月最終週へ振替ですので、前回から2カ月近く空いてしまいましたが、引き続き皆勤賞で通っております。
今回から教室が広くなりました!が、生徒数が増えたので、窮屈感は否めません…。講座開設当初もしくは早期から継続されている生徒さん半分、ご新規さん半分くらいかな?
【ビオ・ワインの楽しみ】
だいぶ前、ビオワインがテーマの立食パーティーに参加した事があって、そこで初めてビオワインを呑んだ時には、「普通のワインよりちょっとクセがあるなぁ」という印象で、美味しい!って感じではなかったので、先生がセレクトされるイタリアのビオワインに興味津々でした。
そもそも私、ビオワインの定義を勘違い…というか、一端しか知らなくて「酸化防止剤を使用しない」「有機農法」のワインの事を指すんだと思ってましたから、今日の講座でかなり足りない定義があった事を知りました。
◆ビオワインという総称はヨーロッパ語圏で、英国ではオーガニックワイン、米国も違う。
◆有機農法には、薬剤を使用しないビオロジックの他、哲学者の思想に基づく暦や星の巡りなどに基づく農法を組み合わせたビオデナミがある。
◆醸造法としては、野生酵母を使用し、酸化防止剤を不使用あるいは制限し、温度管理せず、糖や酸を補足せず、清澄やろ過もしない。あくまで自然醸造。
初耳だったビオデナミ農法が面白くて、月や天体の影響力を受けて地球上の植物が育つという思想がベースになっているから、化学的根拠が立証されているわけじゃないんですよね。古代文明なんかの土俗信仰に基づく農業とか、呪術的な側面もある感じ。
でも不思議と美味しくなるというから、未だに解明されていない自然科学上の根拠が、何かしらあるのかもしれません。
というわけでテイスティング。
ええええ!?なんか見た事もない色した白ワイン!?がある!!
テイスティングで香りとか嗅いだだけでも、んんん!?と首をかしげるような不可思議な香りがしたのですが、さてお味は……
で、本日のワインリストは、左から以下のとおり。
【1】2014 インツォリア・シチリア《カンティーナ・ヴォルピ》
(インツォリア100%)イタリア/シチリア \1,274-
【2】2013 ア・ユート!ビアンコ・トリンケロ《トリンケロ》
(アルネイス、シャルドネ、マルヴァジーア)イタリア/ピエモンテ \3,234-
【3】2011 ロッソ・ピエトロ・バルベーラ・デル・モンフェッラート・カンティーネ・ヴァルパーネ《カンティーネ・ヴァルパーネ》
(バルベーラ100%)イタリア/ピエモンテ \2,354-
【4】2010 ヴァルポリチェッラ・クラッシコ・スペリオーレ ラルコ・ディ・アズィエンダ・アグリコーラ・フェドリーゴ・ルーカ《ラルコ・ディ・アズィエンダ・アグリコーラ・フェドリーゴ・ルーカ》
(コルヴィーナ50%、ロンディネッラ35%、モリナーラ&クロアティーナ15%)イタリア/ヴェネト \3,650-
私の今日の好みは【1】で、2番目が【4】でした。
食欲不振で、がっつりした味の食べ物とか控えてきたから、ワインもいつもみたく重い味じゃないのが呑みやすかったのかも。
【1】では見た目の淡さに反して、しっかりした味わいですっきりした甘みもあって、夏っぽい味でした。
そして赤2本【3】【4】は、初めてビオワインを呑んだ時のものよりは断然呑みやすくクセもなかったけれど、どちらも軽めの赤でした。ビオっぽいといえばビオっぽい。
一番の曲者は【2】で、最近流行りのオレンジワイン、だそうです。見た目通り、オレンジ色で、香りも味もものすごーくクセがあります。だいぶ苦手。
テイスティングが終わったら、お楽しみのマリアージュタイム♪
本格的な煮込みハンバーグ、温かくて、焼いたハンバーグがちょっと苦手な私にもぴったりでしたvvvポテトサラダもハンバーグのソースも、バケットに良く合います!
食欲不振でしばらく晩酌も控えていたので、今日はしっかりヘパリーゼ仕込んで臨んだのですけど、なんだかんだでワインもちゃっかりおかわりもらったし、おつまみも完食しました(笑)
これで大人しく帰るはずだったのだけど……
お姉さん、お兄さんに誘われて、またまたおさらいという名目の二次会へ(爆)
◆ジェンティモンルージュ
(サンソー、カリニャン、グルナッシュ)フランス/ラングドック&ルーション
グラス…580円
◆プリマテッラプリミティーヴォ
(プリミティーヴォ100%)イタリア/プーリア州
グラス…680円
◆ドミニオ・デ・エグレン コディセ10
(テンプラニーリョ100%)スペイン/リオハ
グラス…980円
前回同様、呑み比べで左から、リストの降順です。
後で調べるとコディセはフルボディじゃなく、ミディアムボディと記載されてるんですけど、お店のメニューではフルボディになってた???
◇CHデジラレブラン
(ソーヴィニヨン・ブラン40%、セミヨン60%)フランス/南西地方
グラス600円
◇カザマッタビアンコ11
(ヴェルメンティーノ 、トレッビアーノ 、モスカート)イタリア/VDTトスカーナ
グラス980円
手前が、カザマッタビアンコです。
赤ワインは、ビオワインの赤を呑んでからだと、濃く感じました。でも普通に呑んでたら私の好きな、しぶーいおもーい感じではないと思います。
私はお腹いっぱいだったんだけど、今日はおつまみもちょっと注文してたので、つまみました。
・自家製ピクルス ¥380
・タラモサラダ ¥480
・4種チーズのピッツァ
次回の二次会に早くも誘われてしまいましたので(笑)、完全に恒例化しそうですが、ま、楽しいし色んなお話し訊けるから、くっついて行きま~す♪
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