ヴァイオリン覚書♪4年1ヶ月~146回めのレッスン2009年04月14日

Kyoritsu__譜面台
アンサンブルクッキングが譜面台持参なので
1回目は知らずに会場で借りてしまいましたが
2回目からはさすがに…
どのみち、ピアノの譜面台において弾いていたら
低すぎて構え方がおかしくなってきたこともあって
習い始めて2年くらいの時にようやく譜面台を買いました。

できるだけ安いやつ、と思ってネットで購入しましたが
案外丈夫でよかったよかった。
ケースつきだからアンサンブルクッキングにも持ち運びしやすいです。

ただしスチール製なので持ち歩く分には重いのが難点…。
自宅で使用するだけなら、重いほうが
安定感があってよいのですけどね。

さて、本日は大雨で楽器が鳴りにくそう…ですが
曲の方もそろそろ仕上げ、
ヴィブラートもゆっくりから流れの中で自然にかけるような練習へ
移行してきました。

今日は先生の支えなしでメトロノームにあわせ
3rdポジションの1、2、3の指でヴィブラートを入れる回数を
2、3、6、12回と増やしていきました。
ヴィブラートの回数が少ない時は多少オーバーリアクションで
腕、手首、手のひらと連動した全体の動きを理解できるよう
大ぶりにフリフリしていたのですが…

おかげで親指が固定されず動いてしまい
動いているうちに音程がずれてゆく~~~
ので、途中から親指をがっつり先生に持たれました(笑)

「じゃあ今日は親指を固定して他の指を振るときの
動きを(エアーで)確認してから
一拍おいてヴィブラートを入れる、を繰り返しましょう」

びよびよびよびよ~ (ふりふりふりふり) 休み
※…だってまだこんなへっぽこにしかできないんですもん。

今度は1、2、3の指へ順番にヴィブラートを入れて、休んで
を繰り返しました。

「音が響かないので指先の力は抜いて、
引っ張られる動きにつられて関節がへこむように
無理矢理指先でへこませようとしないで。
あと…腕と手首を使おうとしてるのはいいんですけど
ヴィヴラートの回数を自然に入れるようになったら
もっと動きは小さくていいですからね」

回数が少ない時のリアクションが抜けきれなくて…
指先の力もふとした拍子に抜ければうまくできるのですが
コンスタンスにはまだまだできません。

だいたい正しくできている時の動きは理解できただろう
という頃合を見計らって今度はさらに初めてやる4の指へ。

「4の指は4の指だけでやろうとするんじゃなく
3の指の動きにつられて動いちゃったくらいのつもりで
かけてください。
見てる感じだと、これは案外簡単にできちゃうかも」

え?そうなんですか?
言われたとおりにやってみたのですが…
なんか指先に力が入ってしまってうまくゆかず…

今回は4の指までヴィブラートの練習をしてくることが
宿題になりました。

結構長いことヴィブラートを集中して教えてもらったし
今日は先生の指導が柔らかいなぁ~。
と思ってヴィヴァルディの協奏曲をやる前に
ちらっと腕時計をみてみたら、残り時間5分。

先生は、
「そろそろ仕上げでしたね。
伴奏譜をもってくるのでちょっと待っててください」

あれ、やる気なんだ???
前の生徒さん5分くらいはオーバーしてたから
私のレッスン時間も残り10分くらいなのかな???
っていうか、先生またあのピアノを弾くんですか???(笑)

というわけで、今日は先生の愛嬌たっぷりな(笑)伴奏つきで
通して弾くことに。

外は大雨でしっけしけですが
今日はなんとなく先生が穏やかだし(爆)
伴奏をやる時は、先生の厳しい視線(笑)がないため
ちょっと気が楽になって出だしの立ち上がりから
しっかり音が鳴りました。

出だしが快調だとやっぱり勢いに乗れるので
そのまま集中して丁寧に、音程もかなり正確に弾け…
でも後半かなり速く難しい苦手なフレーズが2、3段続くため
中盤でやや魂が抜けてしまい
心がうっかり異次元を彷徨ったりしながらも…

自習よりいいんじゃない?ってくらい頑張って弾ききりました!

ところどころは先生の目がない分
ごまかしがきいていますけれど
あとから先生に注意されたのも
これまでされなかったところと
もっと音楽的に表現できるはずだから、そのためには…
と言われての以下の指導内容でしたし。

●所々出てくるテヌート4つの部分で
弓の返しや流れを丁寧に弾こうとしてる意志は
感じられるけれど、まだ足りないので、もっと謳うこと。

●ドラドミ…etc、八分音符四つの頭はアクセントをつけるけれど
ラは開放弦なので音量絞って音が飛び出ないように
譜面と同じ音の山で音量がつくように表情をつけること。

●スフォルツァンドの前はひと呼吸おいて
弓をしっかり弦へのせてから引っ張って
音に勢いを感じさせること。

次回までに二週間あるので、それまでにいかに
より豊かな音楽的表現ができるか、乞うご期待!?

それにしても大荒れな天気とは裏腹に
今日は先生の指導が終始穏やかな上、
結局レッスンは延長15分でした。

私の心もなんだか軽やか~♪
…毎度浮き沈みが激しすぎですね、私(笑)

帰り際に先生から

「今日は首の痛みは大丈夫でしたか?」

と聞かれたので

「普段は壁に完全に預けてやってみてから
普通に構えてヴィブラートの練習をやっているんですけど
だんだん顎で楽器を挟まずに
無意識に肩と首で支えようとしちゃってるみたいで…」

と答えたところ

「そうですね。顎と、あと顔の向きが楽譜があると特に
顔だけ楽譜へ向いてしまって顎が使えないみたいなので
顔だけ持ってくるんじゃなくてそういう時は楽器と体ごと
楽譜へ向くようにしてね」

と優しく教えてもらいました~vvv

今日はヴィブラートのレッスンもたっぷりやってもらえたし
曲もしかられなかったしで
低迷していた中ですごく嬉しかったので、
帰り道に牛乳を買いに行った成城石井で思わず
プレミアムチーズケーキの期間限定苺とルバーブ味を
買ってしまいました♪

もちろん、その後食べたケーキの味もひとしおでした♪

*余談*

先々から話題にしている教室のシステムについて
今年から教本が変わるのはきいたものの
実際古いほうの教本も使ってないのできちんとチェックしてなくて(汗)
改めてレッスン室に貼ってあるコースと料金システムの表を
確認してみたのですが…

うちも鈴木メソッドのようなCDつきになるらしく
個人レッスンだと

 教本1(一年程度) 10,500円
 教本2(一年程度) 11,550円
 教本3(一年程度) 12,600円

だそうです。
旧教本の教本レベルと同等に考えれば
教本1、2を終わった私は
教本3へ進むことになり、お月謝も同上になるはずなのですが…
やっぱり教本1のお月謝でした。
これは先生のご厚意なのかしら~???
それとも教本だけ進んでて技術が伴っていないって
ことなのでしょうか???
あるいは事務のずさんな管理体制の表れなのでしょうか???

謎です…。