ヴァイオリン覚書♪5年11ヶ月~207回めのレッスン2011年02月15日

最近腱鞘のせいで自習時間はめっきり減ってしまいました。
昨日もレッスン前日だからちょっと弾いておきたかったのですけど、雪の中、チャリで帰宅したら冷えたせいか手首がダルやみして…今日のレッスンのために無理はすまいと断念。

でも三連休初日、久々に自分のヴァイオリン演奏をレコってみました。時間差攻撃で(笑)3パート全部自分です(笑)

パッペルベル『ジーグ』 (Vn1、2、3 byありこ…リピートなし)
※音量注意!出だしかなり小さいですが、じき音量アップします!

第3ヴァイオリン、2、1…って重ねて録音していったので、スピーカーの性能の問題で、各パートの音量にばらつき(3<2<1)があります…ま、今回は一応最後の宿題の第1ヴァイオリンで指導された点の自己確認用ということで…。
前半はセルフ録音のセッティング上の問題で、心の準備がしづらく、音程もやや微妙だったり、もたついてますが…後半は割と落ち着いて、ヴィブれてる気がします。アクセントで短いヴィブラートがタイミングよく決まるとかっこいいのに…うーん、難しいっ!

ちなみに去年のレストラン余興前に録音したのもひょっこり出てきたので、ついでにアップ。
本番は動画も撮ってもらったのですが…これより相当ひどかったのでアップは自粛です…。
当日演奏した順に以下。アンコールのパッヘルベル『カノン』は長いので割愛。

『silentnight』 (Vn…ありこ Pf他…自作PC音源)
★ヘンリー・パーセル『ロンド』 (Vn1…ありこ Vn2、Vc、Pf…自作PC音源)
『ジングルベル』 (Vn…ありこ Pf他…自作PC音源)

それから、あの日もしソロ演奏になった場合に弾く予定だった2曲。
これはレッスンでも弾き込んで、その後改めて弾いたので、以前の録音よりかなりマシになってきたかと…。
結局余興では弾かなかったお蔵入り。ま、いつか人前で弾くことがあるかもしれないので、今後弾き込んでどの程度グレードアップできるか、自分が振り返るためにのっけときます。

★エルガー『愛の挨拶』 (Vn…ありこ Pf…『ヴァイオリンの調べ』伴奏CD)
★フォーレ『シシリエンヌ (Vn…ありこ Pf…『ヴァイオリンの調べ』伴奏CD)

『愛の挨拶』はポジション移動の途中の音がグリッサンドすぎて、酔っ払いみたいに聴こえるのを今後何とかしなくては…。
『シシリエンヌ』はスフォルツァンドのヴィブラート、これにつきますね。直線的すぎて、曲線の盛り上がりが作れてない…結果、強弱がわかりづらいです。

わー、今日はいっぱい恥をさらした…!
もうすぐ6年になるけれどまだまだ…恥をかいて、冷や汗かいて、成長していこう…。

さてレッスン前、いつも先生に調弦していただくのですが…私のヴァイオリンを見た先生、A線のアレに気がついて…

「弦、どのくらい前に交換されました?」

とひと言。

「ええっと~、全部1年以上は換えてないです(笑)」

「ええええ~!?ありこさんくらい弾く(?←そんな弾いてないけど)方なら、一年に2回は換えるのが一般的なんですけど~!?まぁ…弦も安いものではないですからね~(苦笑)」

と困った顔で優しく仰った先生、可愛いです♪(→私の中のオヤジ発動)

E線はサビてますし…、A線は(アルミ巻きが)めくれそうですし…、D線も響いてないので…余裕があったら、全部換えてあげた方がいいですよ…♪」

とあくまで優しく諭されました。(そして私の中のオヤジはうなずいた)

先生に言われちゃった~あはは~ん♪
今週あたり、観念して交換しようかと思いますvvv(←アフォ)
というわけで、前述のジーグの録音の音の乱れは、弦のせいにしておきますね♪(爆)

気を取り直してレッスンは新しい調のスケール。
イ長調の4thポジで1オクターブスケール&アルペジオ、ニ長調の4thポジで1オクターブスケール&アルペジオです。
単音、スラー、速度アップとやりましたが、速度が上がると移弦が少し雑になるので注意とのことでした。

続く4thポジへの移動の練習曲(ヴィブラートの練習兼)は半音上がりのフレーズがちょっとやっかいで、1回目は音程がほんのちょっと下がり気味と指摘されましたが、弾き直しですんなりOK。
で、実はこの練習曲、第1ヴァイオリンと第2ヴァイオリンに分かれていて、私は第1しか練習して来てなかったのですが…第2も宿題だったようです…。がーん。

やってないとはいえず、初見弾き(爆)
が、第2は半音の上がり下がりがあって音程取るのが難しく…弾き直ししてもリズムにイマイチ乗れてない上、音程の精度も微妙だったため、次回持ち越しとなりました。
さすがに先生の耳は誤魔化せなかった…(苦笑)

次、ダブルストッピングの練習曲リベンジは、二弦の圧力はバランスよく鳴ったものの、片方の音程がまだ一部微妙になるところがあり、もう一回だけ見てもらうことになりました。
重音、本当に苦戦しております…。自分でもズレてるのわかるんだけれど、2弦同時に抑えてるとその場ですんなり修正がきかないのですよ~!あうううう~!
微妙にズレてるのはわかるんだけれども、どっちがどうズレてるか、わからなくなります…よよよ…。

もうひとつ、ダブルストッピングの練習曲が宿題に追加されて、パッヘルベル『カノンとジーグ』「ジーグ」第1ヴァイオリン仕上げ演奏へ。

1回目は指定速度くらいで伴奏君と合わせて弾きましたが…うーん、ちょっと自分的にも調子悪いな…。手首が疲れてきて移弦が雑になり、雑音が混じってしまいました。
と思ったとおり、先生からも

「ちょっと移弦が雑になってしまったので、少し速度を落としてもう一度弾きましょう」

と言われ、弾き直し。
それでもなんか音程が自習より不安定でした。前半レッスンで力を使い果たしちゃった???

「本当に微妙~なんですけど音程が下がり気味になるところが残念でしたね。こことか、この辺とか…」

と先生が譜面に何箇所か、下がり気味だった音符へ注意書きを入れてくださいました。
ここを修正して、次回持ち越し…?

最後にJ.Sバッハ『主よ人の望みの喜びよ』を前半ワンフレーズだけ、いきなり伴奏君と合わせて弾きました。
指定速度は四分音符で66。実は三連休中にヴァイオリン2パートとチェロの譜面を音楽ソフトへ打ち込んで、指定速度で演奏させて雰囲気だけ掴んでたつもりだったのですけど…

「速…っ!」

なんか、自分が作った音源より速かった…!ので、もたもたな演奏になって移弦があやふやでした…っ(汗)

「あはは…速かったですか?いきなり仕上げの速度にしちゃったので…次回は速度を落として、移弦をスムーズに出来るよう注意して弾きましょう。でも、スラーを聴いている限り、ありこさんはゆっくりなら移弦は綺麗に弾けていますから、大丈夫だと思います」

えへ。褒められたvvv

移弦が汚いって、最初の先生に散々言われ続けて来た私が、そんなことを言われるとは…!
本当に移弦が綺麗に弾けているか、弦を張り替えて録音してみようかな。

チェロ覚書♪♪1年11ヶ月~45回めのレッスン2011年02月15日

今日は久々ダブルレッスンです。
でもヴァイオリンレッスン終了→チェロレッスン開始まで、ものすごく空き時間があったので、珍しく近くのカフェでごはん↓を食べました。
いつもは眠くなるから食べないんですけどね。寒くて、ひもじかったの…(爆)
NIROカフェのキッシュプレート
お野菜が多くて嬉しいです♪


トーストに塗ってあるバターが私ごのみの味vvv乾燥オレガノ?がかかってて、ちょっとピザトーストな風味です。その奥に隠れてる、蒸かしたさつまいものスウィートチリソース和え、サニーレタス、もやしのサラダ(もやし久々!)手前がキッシュ♪
キッシュはポテトとツナとコーンだったので…ツナがあまり好きでない私にはちょっと残念でしたけれど、黒胡椒がたっぷりめだったのが良かったです。でもキッシュの皮はもっとザックリしてるのが好き。
お店のお姉さんたちの雰囲気が良かったから、それで許せちゃうけど(爆)

さて合格できる気がしないウェルナーの練習曲。連休もあったので、少し頑張って自習してみましたが…右手首の腱鞘炎が痛むばかりでいっこうに光明がさして来ません…。
とりあえず、残響を殺してる(死)己のスタッカートを、己の耳でしっかり再認識してみるつもりでおそるおそる録音しました。

★ウェルナーP35の練習曲
うーん…死んでる(爆)ところどころ意識は垣間見られるけれども、響いてない…。
これも2年間換えてない弦のせいにしておく???(爆)
左手は痺れるくらいしっかり抑えてるので、右手の、弓の問題が大半の原因なんだろうとは思うのですが…横の動きを意識すると、逆に弦に弓が乗らなかったり、きゅいきゅいと妙ちくりんな移弦の雑音ばかりが目立ってしまいます。

あまりにも弾けてないので、次の新しい宿題に救いを求めてみました(爆)

★ウェルナーP36の練習曲
こっちの方がだんぜん弾けてる気がする…!今週初宿題で、これは初見から3度目の録音ですが、あとはニュアンスとか、雑な音の繋ぎを注意するくらいじゃない!?

苦手なのはスタッカートらしい…。そういえば去年の発表会のアンサンブル『乾杯の歌』でも、スタッカートだけど跳ねすぎない、残響を使ってとよく注意されました…がっくし。

レッスンはいつも通り、ハ長調の3オクターブスケール2音スラー、4音スラー、8音スラーと一度ずつ弾きました。

「だいぶ良くなってきたんですけど、まだ腕が使えていないですね~。左手を、指、手首、腕って分けて捉えずに、全部使ってポジション移動するようにしましょう」

とのことでした。
そうそう、腕で弧を描くように移動すると以前から指導されていますが、私、腕と一緒に手の小指側も弧を描いてしまって、指が横になってしまうんですよ…それで、その意識はちょっと控えめにしてたのですが、そうすると音程はかなり安定するのですけれども、移動はぎこちなく…寸詰まり気味になるみたいです…うーむ。

こうして4度目の挑戦、ウェルナーP35の最後の練習曲へ。
今日は先にヴァイオリンレッスンがあって、それでなくても寒いせいか少し右手首が痛むので、なるべく手首は使わず、腕の力を意識して、速度も速めで(早く終わるように)弾きました。
響きが残るよう、少しダウンテンポ気味で、弦に弓を乗せた後、次の音が遅れても前の音でほんのひと呼吸待つくらいの意識で。

速度を上げると旋律はわりと惰性で追えるので間違えず弾けましたが…

「まだ響きが足りないですね~。少し速度を落として、もっと横の動きを意識して弾いてみましょう。弓はこのくらいの感じで使ってください」

と先生に弓の先と元を持ってもらい、支えてもらいながら一度弦を鳴らしてみて、残響を活かすスタッカートの弓圧を確認してから、再度チャレンジ。

途中まで弾いたところで、ストップ。

「だいぶ響きは出てきましたので、これはこのくらいにしましょう。ご自分の楽器じゃない(教室のレンタル楽器"じゃじゃ馬さん"使用)ので、余計響きが違って弾きづらいかもしれませんね。あとは、だいたい皆さん、ダウンの音量が飛び出るんですけど、ありこさんは逆で、アップの方が大きくてダウンが小さいのがちょっと気になりました」

「あ…それは多分手首(腱鞘炎)のせいです…」

手首が使えないのでダウンで下へ力が行かないんですよね…。アップはわりと腕で無理矢理出せるけれど、ダウンは腕使うと手首にも負担きちゃうので、自分で無意識に手加減してるみたいなのです。

ウェルナーもうひとつの宿題は次回見ることに。
先生がウェルナー教本をペラペラ先へ送りながらおっしゃいました。

「うーん、順番にこだわらず、この辺(第4ポジション)のリズムの練習曲とかやってもいいかもしれないですけどね~今、Hoさんが少し先のページですし」

ちなみにHoさんは私より半年くらい先輩の生徒さんで、鈴木教本はすでに3巻です。
私は鈴木教本2巻入りたてですが、私自身が好きなせいか、ウェルナーばかりどんどん進んでて進度のバランスが悪いみたい(笑)

ま、教室のレッスン料のグレードアップが鈴木教本基準なので、わざと鈴木教本が進まないように私が微妙に誘導してるってのもありますけどね(爆)

最後に、来月末に始まる弦楽アンサンブルコースの課題曲、J.Sバッハ『主よ人の望みの喜びよ』を、ええ、今度はチェロパートを通して演奏しました。

チェロパートはほぼ四分音符を三拍子で刻んでて、たまにヴァイオリンの主旋律のフレーズが切り替わるところで、八分音符の変則的な旋律が入ります。
単調といえばそうですが…意外と一定テンポを保ってリズムを刻むのが難しいです。

「私、この曲はバロック(チェロ)でやってたので、ニュアンスがちょっとわからないんですけど…
今の感じだと1音の中で頭にアクセントがついて後半しぼんでしまっているので、四分音符の長さ分は音の響きを保ってください
あとは、ヴァイオリンの主旋律の3音を、チェロの四分音符1つの中でもっと意識して弾くことと…単純に四分音符で低層のリズムを作っているんじゃなく、この旋律を下で歌っているつもりで弾いて下さい。
うーん、でもニュアンスは…色んな解釈があるし、当日I先生がどう指導されるかわからないので、一概には言えないんですけどね。私もちょっと勉強してきますね」

とのことでした。

うわー難しい!でも言われてることはよくわかります。パッヘルベル『カノン』は通奏低音で延々同じフレーズの繰り返しでしたが、こちらは長いフレーズがあって、それを何度か繰り返しているので、山あり谷ありをちゃんと曲として歌えということですな。
しかも古典だから切って弾いた方がいいと思ってましたが、音の響きは殺しちゃだめ、と。

響きか…さっきのスタッカートにも通じることですね。

手首のこともあるけれど、弾けば弾くほど、ヴァイオリンとの勝手の違いを思い知らされる昨今…私チェロは(ばよは多分、チェロの先生が発表会の『カノン』の練習の時「よく鳴ってる」と仰ったので大丈夫なはず)全然鳴らせないです…うううっ。

なんでだろ。同じ弦楽器なのに。
弓の長さ重さと、弦の太さと、持ち方と、引く角度が違うだけで、基本同じ構造のはずなのに、全然違うと最近特に感じます。いい方に解釈すれば、それだけチェロの事をわかってきたのかもしれませんが。

チェロは、ばよの重音にもまして停滞中…。

とりあえず、来月のアンサンブルコースのレッスンでそれなりの演奏が出来るレベルを目指したいと思います。

それから今日は、去年の発表会のDVDを頂きました。
これ見て、また自分のボーイングの確認だな…。