チェロ覚書♪♪1年6ヶ月~36回めのレッスン2010年09月16日

韓国旅行から帰って、必死に練習しました『アシタカ聶記』!
譜面は指番号の書き込みで、すでにぐちゃぐちゃで
書き込んだり消したりしてたので、しわくちゃです(爆)
ヴァイオリンなら指番号と譜面の音だけで
なんとなくどの弦のどのポジションで弾くのかわかりますが
チェロはまださっぱりわからないため
指番号と一緒にどこの弦で弾くかも書いてて
ものすごいことになっておりますよ…。

涙ぐましい努力の成果で、
音程やスラーのボーイングはまだまだかなり微妙ですけれど
とりあえず曲の流れを途切れさせず(これ重要!)
指が動くレベルには持ってきました!

流れを保つというのが、かなりポイントなんですよ…っ!
ソロで弾く場合は、途中で迷って止まったりしても
自分のペースでつまったところから弾き直せばよいですが
アンサンブルの場合は止まってしまったら
次に入れるところから入り直すしかないですから。

って言うのは簡単だけど、自分が止まって周りは進んでいると
フレーズの切れ目とかじゃないと入り直し難しいんですよ!
来週の合同練習では、とにかく周りの音についていけないと
練習の意味がないので、音程云々より
フィンガリングを体で覚えることを重視しました。

というわけでレッスンです。

その前に、韓国土産を先生にお渡ししました。
今年の春、先生から韓国土産を頂いたので同じモノは避けて、
エチュードハウスの足用シートマスクと、ひまわりの種チョコと、
五味茶のティーパックと、韓服のギフトカードをチョイス。

あと、いつもおやつをご馳走になっている(笑)教室の先生方へ、
求肥入りのお菓子・眞の栗味を。
これで今後も心置きなく(?)おやつをいただけます♪

いつもどおりハ長調の3オクターブスケールから。
単音、2音スラーで弾いて、ポジション移動の際の手の形に
細々と指導が入りました。

①A線の4thポジションから7thポジションへ移動する際、
 ネックにつけた親指は曲げてネックに引っかけること。
 1~4の指は被せるように弦へ乗せること。

②下降系にはると7thから4thへ移動した時
 1~4の指が寝てしまうので、これも弦へ被せること。

腕の動きはだいぶ自然に上がり下がりするようになり
音程も安定してきたようなので、
発音のよい音を出すために指遣いをしっかりすることが
重要になってきました。

4音スラー、8音スラーまではやらず、ウェルナーの練習曲へ。

7音スラーでフィンガリングが複雑な2小節の短い練習曲は
自習でもフィンガリングに気を取られてボーイングがおろそかになり
タイミングや圧がうまく計れていなかったので
レッスンでも音がちょっとかすり気味でなかなかうまく弾けず…
何度か弾きなおしましたがまだ改善の余地はあるため
次週持ち越しとなりました。

続く短い練習曲も多少苦戦しましたが、こちらは合格。

長い練習曲まではやらず、今日はアンサンブル合同練習に向けて
『アシタカ聶記』を見てもらいました。

出だし一人で弾き出しましたが…
音程とるのが本当に難しい…っ!ので
先生がピアノで一緒に音を取ってくださって
改めて頭から通し演奏。

かなり音程が微妙なところもあり…
とにかく♭4つの調で、音程が取りづらくて
ついつい半音弱くらい高めで取ってしまうため
音程は常に先生のピアノの音を聴きながら擦り合わせていく感じ、
でもとりあえず止まらず流れを保って、休符もしっかり拍を捉えて
なんとか弾き切りました~!はぁ~疲れた!

先生からも

「今の段階でここまで弾ければもう十分です!
休符もちゃんとカウント出来てるし、詰まらずに弾けてるし!
次の合同練習、ありこさんが参加できてホントによかった~vvv」

と褒められました(笑)
いや、まだまだ音程やら、ニュアンスやら全然出来てないんですけど
私が何を置いても目指したとおり
通してスムーズに弾けるというだけで先生的にもOKだったみたいで。

今日はすぐに直せそうなところで
音を長めに響かせるためのピッツの弾き方のコツと
アウフタクトぎみに弾くテヌートのフレーズの弾き方について
さくっと教えてもらいました。

さて『アシタカ聶記』、私以外のチェロメンバーは全員男性なのですが…

「正直、他の皆さんはこれまでレッスンで見た限り
ここまで到達できてないんですよ~(T-T)
チェロだけでパート練習もやりたいんですけど私が忙しくて…
時間が取れないので、どうしようかと思ってたんです~(T-T)」

あははは…確かに私も結構必死でしたから
練習時間の取りにくい男性陣は厳しい状況でしょうね…。

「音程やニュアンスはこれから弾き込んでいけば良くなりますから
全然大丈夫です。次回からはその辺も見ていきますね。
今回の合同練習、チェロで参加できるのは
他にHIさんだけなんですけど、私が行けないのでHIさんには

『迷ったりわからなくなったら、ありこさんに訊けば大丈夫ですよ』

って言ってあるんです!だからよろしくお願いします!」

なんですと~!?責任重大じゃないですか!

「多分ヴァイオリンの方とかも弾けなくて途中落ちちゃうと思うので
止まらず通して弾ける人がいるとホント助かります~。
己を保って弾き続けて、今ここ弾いてるんだよって、
皆さんに教えてあげてください」

なんですか、そのプレッシャーは!私落ちられないじゃないですか!

…というわけで、レッスン終了~。

この後、先生は空き時間があるとのことで
またしてもお茶に誘われ…(笑)
30分のレッスンが終わってから1時間、
他の先生方も交えて持参したお土産でお茶タイム…(爆)

あ、そうそう。ついでに本番の席次も掲示されていたので
確認してきました。
『乾杯の歌』はトップなのでチェロの最前列客席側ですが
『アシタカ聶記』は先生の隣じゃなくて後ろ、2列目の客席側でした。
両方客席側か…たまには内側に行きたかった…しゅん。
『カノン』は第2ヴァイオリンで必然的に内側だから、
それで満足しておこう…。

来週はいよいよ本年度最初の合同練習です!
連休があるので、しっかり弾き込んで、少しでも音程とか
何とかしたいな~。