チェロ覚書♪♪1年10ヶ月~43回めのレッスン2011年01月20日

あのー…週末とか録音するのにピアノ頑張って叩いてたら、昨年庭木の剪定で痛めた右手首の痛みが再発しちゃって…(爆)

ヴァイオリンのボーイングは問題ないのですが、チェロは弓持ってること自体が辛くて、ほとんど練習してません(爆)

ヴァイオリンは弓の重さを利用して圧をかけ、
チェロは腕の重さを利用して圧をかける。

というククーロさんのコメントレスでの分析に、なるほど~と今更ながら気づいた私(死)怪我の巧名?

しかもなんだかこの右手首、痛みが再発したこの状態だと、ピアノを弾くより、チェロが一番辛い…!
ピアノの方が確実に手首ピンポイントで負荷がかかってるはずなのですけれど、スナップ使うより、妙なひねりが入る方がダメってこと?
私のボーイングのせいなのか、使う筋が微妙に違うせいなのか…?

まぁ、練習不足の言い訳です(爆)

そんなわけで自滅覚悟のレッスンスタート。

いつもどおりハ長調の3オクターブスケールから。
調弦した感触では、今日の教室レンタル楽器"じゃじゃ馬さん"、弦が安定してます。
左手のポジション移動とかはほとんど練習してないので、あんまりどうこうしようとせず(笑)、痛めた右手になるべく負担をかけず、それこそ手首じゃなく腕の重みを使う意識をして、単音で丁寧に弾いてみました。
手首の返しが使えないので、アップダウンの繋ぎはちょっと途切れてしまったりしたけれど、音程、弓圧は比較的安定していたように思います!
先生からも今日はすんなり、

「左手はだいぶいい感じになってきましたね。じゃあ、2音(スラー)でやってみましょう」

2音スラー、その後で4音スラーでも弾きました。

「左手の形がまだ下がり気味なので、もう少し弦にかぶせるつもりでしっかり乗せて、第一関節の力を安定させることと、ポジション移動は慌てずに、ひと呼吸おいてから動くようにしましょう」

形は徐々に正しいフォームへ近づいてきたようなので、とりあえずホッ。
次回は2音スラーからスタートして、8音スラーにも挑戦することになりました。

次は3度目の正直?、ウェルナーの7音スラー+4音スラーの練習曲
左手のポジションに気を取られて、弓の移弦のタイミングが遅れがちになったり、かと思うと左手が間に合わなかったり…短い練習曲ですが苦戦しています…。

今日も完璧には弾けませんでしたが…前回よりはマシになったということで合格をもらいました。

次はスタッカートで弾くスケールの応用練習曲
スケールで駆け上がったり下がったり、たまに変則的な旋律もある長い練習曲なので、びっしり書き込んだ指番号と、右手の持久力との闘い(笑)
今日は腕の重み、腕の重み、と念じていた(笑)のと、"じゃじゃ馬さん"はかなり良く鳴る(鳴りすぎる)楽器なので、右手の移弦より左手を弦にしっかり乗せて抑えることに意識を傾けて弾いてみました。

「音程もいいし、全体的にはほとんどいいんですけど、ちょっとスタッカートを短く切り過ぎですね。後は、低弦でちょっと弦に左手が負けちゃっている音が何箇所かあったので、特に低弦はしっかり押さえるよう意識してください」

スタッカートはこのくらいの響きで…と先生がお手本にワンフレーズ弾いて下さいました。確かに、私のは響きを殺してる感じで、先生のは残響を活かしてる感じ。
ただし音が抜けてしまうと旋律が繋がらないので、音の繋がりを確認する意味で、スタッカートを無視して出だしから少し弾いてみるよう言われ、演奏。

「この雰囲気でスタッカートにして、次回はもうちょっと音の山を意識してニュアンスをつけて弾けるようにしてください」

とのことで次回持ち越し。

「このあたりは細かい技術もしっかり身につけて弾けるようにしたいので、じっくり見ていきますね」

と、すんなり合格はナシ宣言されました(笑)
練習不足もあって、音を追うだけで精一杯なので、そういう誤魔化し(とりあえず弾けるだけ)はきかないってことですね…。

次は鈴木2巻モーツァルト五月の歌』リベンジ。
まずは一人で通し演奏しました。

「もう少し三拍子を意識してリズムをきちんと刻めるといいですね。あとはアウフタクトは全部弓を戻して弾いてもらうのと…2音スラーのところで2つめの音が全部しぼんでしまって少し速度が変わっているので…そういう弾き方もロマン派の作品ならOKなんですけど、古典は均一に弾くようにしてください」

とのことで、それらを意識し、先生の伴奏と通し演奏。

「う~ん、まだちょっと速いなぁ~。もう一回だけ、弾きましょう!ってアレ?これってバッハの曲でしたっけ?」

付属のピアノ譜では作曲者:バッハと表記されていたみたいで、思わぬところで誤植発見(爆)

「違いますよ!モーツァルトです。私の大嫌いな(爆)!においでわかります!」

そう、この曲キライだもん。モーツァルトは曲のにおいで察知できる自信ある!
と、どうでもいいところで力の入るワタクシなのでした。

先生も「私も嫌いなんですよ~」と仰ってましたが…そんなわけで3度目の演奏で合格をもらいました。これで ウォルフガン苦 アマデ鬱ス 悶ーツァル吐 から解放された…!

次は好きなJ.Sバッハ『メヌエット』。鈴木1巻にも入っていましたが、こちらは転調してポジション移動を加えたバージョンだそうです。
2ndポジションがところどころ入ってくるので、その前のエクササイズも自習してくるように言われてレッスン終了。

ところで今日は私の今月最終レッスンだったのですが、以前にもちらりと案内のあった新開講の弦楽アンサンブルコースの申し込み期限が、私の場合、今日になってました。

詳細案内いただいたの、今日なんですけど(爆)

興味はあったけれど、日程とか、曲とかわからかったのでスルーしてましたが…月1回60分1,500円のチケット制とのこと。

課題曲は火曜がヘンリー・パーセル『Aire』、木曜がJ.Sバッハ『主よ、人の望みの喜びよ』、土曜が久石譲『summer』だそうです。
火曜はばよのレッスンとかぶるので必然的に×、木曜か土曜なら参加できそうですが…ばよに重点をおいて頑張るとか目標立てた矢先だったので、しばし迷う…。

でも今日が申込期限で、先生からもすすめられたので…ノリと勢いで申し込んでしまいましたっ(爆)

木曜のJ.Sバッハ『主よ、人の望みの喜びよ』です。

3名以上で開講決定だそうなので、まだ正式ではないのですけど、昨年もお世話になったヴァイオリンのI先生が講師をつとめられるコースなので…決まったら頑張らなくちゃです。