チェロ覚書♪♪One Coin Concert part552012年01月14日

今日はチェロの先生が出演するワンコインコンサートを鑑賞。

…っとその前に、ヴァイオリンの弦交換も終わった事だし、いい加減チェロをせめてケースからだそうかな…と決意し、発表会ぶりに脱・棺桶](((ノ´ω`)ノ~)))))スタタタタッ(笑)

が、こっちも弦がえらいことになっとりますたΣ(T□T)

全部びよびよぶよよ~んと緩んでしまっていますた。ジーザス!!((((*ToT*)†~~~
やはり光のある世界に踏み出すべきではなかった…見なかったことにして、そそそーっと暗闇の世界へ…棺桶に戻したい…と真剣に思いつつも、今晩お目にかかるチェロ師匠の顔が思い浮かび…一生分の勇気を振り絞ってファイトーー!( ゚ロ゚)乂(゚ロ゚ )イッパーーツ!! (笑)調弦開始。

しかしワタクシ、2年以上習ってて未だにチェロは、全弦ずれまくってしまうとチューナーで調弦できませんσ(^_^;)=相対的音感すら見失う。
ばよは頭で全弦のだいたいの音までもわかるのに、なぜかチェロはオクターブがわからず、チューナーだけでは下手すると1オクターブ低い音域であわせてたりするので、ピアノで音域を確認しながらの調弦が必至です。

これが予想以上に大変だった…!
これまではペグが硬くてほとんどズレないか、ズレると回らないペグを回すのが大変だったのに、1年くらい前に調整してペグの回りが楽になったことがアダとなったか、今回はヴァイオリン同様、ペグが止まってくれず、いっきにぐるんぐるん戻ること幾度となく。

1弦やっとの思いで作業して止まってくれたかと思ったら、次を合わせてるうちに、止まったはずの弦がぐるんぐるん急激に戻ったり(泣)、そんなこんなで2時間以上格闘した末、ようやく弾ける程度に調弦できました…442ヘルツ基準でわずかな高低はもう無視!

おとついの昨日の今日で、呪われてるm(- -m)~呪~(m- -)mとしか思えない、MY楽器との熾烈な闘いの記録ですた(爆)

さて、演奏会の会場は我が家から超近いのですけど、一度も行ったことがなく、相棒hikoちゃんを愛車でピックアップして…まずはナビを頼りに近所のオムライス屋で腹ごしらえ。

ビルズカフェ 稲沢店

注文したのはディナーコース1,500円
色々選べるので、オーダーを取られる際、色々聞かれます(笑)

サラダ…生ハムorキッシュのセレクトで私はキッシュを。
スープ…コンポタorコンソメのセレクトで私はコンポタを。

皮は普通の冷凍パイシート風


オムライス…卵の調理が半熟がけ(オムレツライス)or薄焼き巻き(オムライス)セレクトで私は当然半熟
ソースの種類は海鮮デミグラス(ケチャップライス)にしました。
帆立と海老のソテーが入ってます

ソースはまずまずのお味でしたが、海鮮と合わせるならもうちょっとトマトっぽいデミソースの方が良かったかも。

デザートはケーキorプリン&アイスのセレクトでプリン&アイスにしました。
プリンがとろける系じゃなくてよかった…ホッ

ま、オムライスがメインなので、その他は無難な味。
この界隈は飲食店が長続きしないエリアですが、まだ頑張ってるし、ピーク時間には満席になったあたり、それなりの地元評価を得ているということで…。

お腹いっぱいで眠くなりそう…になりながら、会場の稲沢市民会館へ。
師匠から事前にいただいたチラシには、演目などいっさい明記されておらず、会場でもらったプログラムでようやく知りました。

ワンコインコンサートと言ってチケットは500円、小ホールでの演奏会です。
演奏が始まる前に「ワンコインコンサート!」という元気な子供のかけ声&ポップなBGMが流れ、進行係の方が登場。普通のクラシックなどの演奏会とはひと味違います。
カジュアルな雰囲気なので、客層は多分地元の年配の方々が大半でした。

さて、師匠の演奏の前に、筝や尺八などの和楽器の演奏があったのですが…ぶっちゃけこれがこのコンサートで一番良かった!(爆)センセイゴメン…m(o・ω・o)m

・春の海(宮城道雄)
・ジュリタの印象(平塚芳朗=尺八奏者の方の自作)
・さくらさくら(日本古謡・平塚芳朗編曲)
・荒城の月(滝廉太郎・平塚芳朗編曲)
・歓喜(平塚芳朗)

と、なじみ深い日本の曲からオリジナル曲まで、時節にあった曲も交えた内容。
日本の曲は多分普通にCDやラジオで流れたら聞き流してしまうと思いますが、やっぱり実際の演奏を見ると面白いです!

13弦張ってある筝と、17弦の筝はヴァイオリンとチェロのような関係。
ペグやネジなどがないですが、私たちが使っているのと似たようなデジタルチューナーで、なんと全部の弦に立ってる?駒を移動させて調弦していました。しかも、古典か現代曲かでせいぜいヘルツを変えた調弦しかしないだろうヴァイオリンなどと違い、曲によってかなり調弦をかえるらしいです!びっくり!

弾く場所はヴァイオリンでいうところの1stくらいしか使いませんが、演奏中に駒をかなり移動させていることもあり、ロングトーンのヴィブラートは弦をつまんだまま短く上下させ、グリッサンド気味に揺らしたいときは弦に対して左指の腹を垂直に落とし、しっかり落とすか軽く落とすかでその揺らし幅を変えていました。その間、右手は弦を弾いたり、ハープのようになでたり、はたまたピックのようなものの先をバチのように使って交互にかき鳴らしたりして旋律をさまざまに奏でていますから、なんと忙しい楽器!

尺八のヴィブラートは首を縦横に振って作っていました!鞭打ちになりそう(笑)

一番眠くなるかと思ったのに、最後まで見飽きずしっかり鑑賞しちゃいました♪
オリジナルの曲は、ギターとかシタールみたいな音にも聴こえて雰囲気もありましたしvvv
和楽器、楽しいな~。もともと好きではありましたが、見ていっそう好きになりました。
途中で曲や楽器の特徴について演奏者の方が説明してくださるのも良かったです。

こうして師匠登場。ピアノ、クラリネット、ソプラノの方との共演で

・ピアノトリオ op.11 第一楽章(ベートーベン)
・歌劇「ジャンニ・スキッキ」より私のお父さま(プッチーニ)
・エチュード op.10-12「革命」(ショパン)
・歌劇「ティトの慈悲」よりParto,Ma tu ben mio(モーツァルト)

の演奏中、師匠は最初と最後で演奏なさいました。

ベートーベンは超難しそうなフレーズが点在している、ザッツベト子な曲でした。弾けないけど私が弾いたら指ガッチャマンになりそう(笑)

最後のモーツァルトのクラリネットがとっても軽快で、素敵でしたvvv
と思ったら、終演後師匠に挨拶した際、伺ったところクラリネットの方は我らのチェロ教室へクラリネットの講師としていらっしゃるそうです!

「クラリネットも是非習いませんか?」と冗談交じりに誘われましたけれど、ばよとチェロの二束のわらじに足袋でピアノやってる上、履物はもうできない…かも?

こうしておよそ1時間の演奏会を十分楽しみました。車で来たら近所のスーパーへ買い物するくらい近いので、いい演奏会があったらまた来ようかな。