今年最後のレッスンです。
今のE先生になってから半年以上が経ち…D先生が産休から復帰されるならば、E先生とは残りあと半年くらいのおつきあいとなりますので、それまでには教えて頂いた事がちゃんと身についているよう、D先生とは少しでも成長して再会できるようになっていたいな~と思う、年の瀬レッスン。
YAMAHA教本3のカリキュラムをほぼ終えてしまったので、今日は先生がクロイツェル教本からの抜粋コピーを下さいました。
多分コレ↓
CDつきの違う版もあるみたい。
「ネットでも拾えるので、これは拾ってきましたが、これを制覇するとかなり実力がつく…と言われています(笑)ので、買って頂いてもいいと思いますよ」
との事でした。
版は確認していませんが、CDつきじゃない方なら、買ってもいいかな。
■クロイツェル教本 42のエチュード
ひたすら黒い譜面で、チェロのウェルナー教本を彷彿とさせます…。
でもこういうの、嫌いじゃないです。
「来年レッスンまで間が空きますので、前半は暗譜を目指して、おうちで弾いてみてください。今日は一緒に確認しながら弾いてみましょう。デタッシェで1音1音発音良く弾いてください」
というわけで、ゆっくりめの速さで、先生と一緒に弾き進めました。
暗譜を目指すと言われた前半は、ポジション移動もなく、ゆっくりめなら落ち着いて音程もしっかり捉えて弾けました。
「大丈夫ですね。じゃあ、ちょっとスピードアップしましょう」
八分音符くらいで弾いた初回から、十六分音符くらいのスピードになると、頭に入っていないフレーズはちょっとつっかえました。
でもここまでは、暗譜すれば多分問題なく弾けると思います。
ポジション移動が入ってくると、同じフィンガリングで1st→2nd→3rdと上がって、3rd→2nd→1stと下がるフレーズが続きます。
これも音が頭に入っていない今は、ちょっとしどろもどろ、探りながら弾いてしまいがち。
1回めで音とフィンガリングのポジション感を掴んだ後に、弾き直せば大丈夫でした。
うんうん、ウェルナーっぽい。フレーズの雰囲気は好きな感じですので、やりがいがあります。
ちょうどチェロレッスンでも、ポジ移動のないひたすら散和音の長い練習曲を分解しながらレッスンしている最中ですが、それよりは素直な旋律かな。
なんといってもヴァイオリンの方が、そういう感覚は遥かに鍛えられてるので、反応も速いです。
チェロ教室の発表会が終わったら、しっかり弾き込みたいと思います。
クロイツェルを集中的に譜読みしながら弾いていたら、残り時間は半分弱になってしまったので、レッスンして頂く予定だったチェロ教室発表会のアンサンブル2曲のうち、より苦手な方だけレッスンして頂きました。
★アンダーソン『そりすべり』…第1Vn
おとついのラスト合同練習までは、かなりスピードアップして弾いてきたので、速さについてゆけるよう、速さで誤魔化しながら弾いてきました。
が、
合同練習ブログのとおり、テンポダウンしてしまったため、要所要所の演奏の乱れが浮き彫りになってしまい…。
今日は通し演奏はせず、難所と思われるフレーズだけ弾いて、先生にご指導頂きました。
・1頁めの最初の三連符からの同フレーズ
三連符が全体のテンポの速さで雑になり、特に連符の3音めで、次の音への意識が先走ってしまい、半端な弓圧と弓量で弾いてしまってほとんど聴こえないという状態になっていました。
「ゆっくり丁寧に弾いて、確認しましょう。特に三連符の3音めは意識的により丁寧に弾いてみてください。
三連符の次の音は、アクセント記号がついていますから、しっかりと。ここも、多分次にまた三連符があるせいで意識がそちらへ向かいがちになって、音が短くなってしまっていますので、音符の分きっかり鳴らして、アクセントですけどここは弓圧や弓量でつけるというよりは、アクセントヴィブラートを使った方が効果的ですよ。ヴィブラートかなり使えていらっしゃるのに、今ほとんど使っていらっしゃいませんでしたから、ここぞとばかりに使いましょう(笑)」
確かに、よほどロングトーンのところじゃないと、使えていなかったかも。
少しご指導いただいいて、心がけて弾き直したら随分変わりました!
そうか、他の同じようなフレーズにも言える事なので、本番までに修正したいです。
・ハイポジの主旋律
特にスラーで駆け上がるフレーズで、速さで誤魔化してきた部分が露呈したので、今日もゆっくり、分解演奏して再確認。
「6音1スラーですけど、2音塊くらいで考えて、しっかり発音良く弾くように意識しましょう」
段階的なポジ移動部、かなり適当に、ほとんどすべる感じで曖昧に弾いてきたので、しっかり音程を確認しながら弾き直し。
あわてなくても意外とついてゆけるのに、ついつい慌ててスルルッと上滑りしていた音が、だいぶクリアになってきました。
・後半の主旋律変則パターン
ハイポジで、スラーもボウイングも不規則になるため、ついてゆくのに精いっぱいで、何となく弾けてるつもりでいましたが、スラーをとって、ボウイングを無視して分解演奏したら、音程がだいぶいい加減になっていました。
ここも音程とリズムをゆっくり確認してから弾いたら、クリアになってきました!
ここでタイムオーバー。
要所要所、丁寧に見ていただいたおかげで、本番までの短期間で苦手ポイントが絞り込めましたよ!
やっぱり、先生にちゃんと見て頂くと、だいぶ違います。
レッスン時間オーバーしていて次コマの生徒さんをお待たせしていたので、来年の曲は決めませんでした。
なので年末年始は…仕事はそんなに休みないんだけど、クロイツェルを集中して弾こうと思います。
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