先週は残業続き&週末寝倒れてほとんど自習できず、月曜のお疲れ振休で何とか自習してきました。
突貫だけど、クロイツェルは何とか弾けるようになった…っ。
ヴィターリ『シャコンヌ』は、予習して置きたかったけれど……とりあえず復習で精一杯でした……指番号書いて頂いたフレーズだけ、ざっくり予習?しておきましたが。
後はレッスンで集中!
■ト短調の2オクターブスケール
ヴィターリ『シャコンヌ』の調です。
今日は4&8&15音スラーを順に弾きました。
アップボウの時の移弦が、ちょっと音程に気を取られずぎてぎこちなくなってしまった自覚あり、先生に指摘されました。
アップボウの15音スラーだけ何度か確認演奏。
「たまに解放弦で動きを確認してみるのもいいですよ」
と先生からのアドヴァイス。
出来てた基礎技術も、少しずつ崩れてくるみたいなので…たまにちゃんと出来てるか再確認が大切ですね。
前回初見で今回でレッスン2回め。
♭がいっぱいついてる上、臨時記号もちょいちょい出てくるので、音程が捉えづらく、譜読みに苦戦しました…。
まだ若干、あやふやな音程になる部分は決まって2、3ポイントありましたが、左指がバタつかないよう、1音1音の音質良く弾けるように移弦時の弓の角度に注意しながら……音程にも気を配っていたら、あらら、やっぱり基礎が疎かになっちゃったみたい。
「先弓で弾くんですけど、アップボウの弓量がダウンボウに対して少ないので、だんだん先端へ行ってしまうんですね。アップボウを意識的にしっかり使いましょう。
そのせいもあって、若干腕が固定されない時がありますので、腕は固定して、肘から下だけを均一に動かす事も引き続き注意しましょう。
もう一度、音程が不安定になったところだけ確認しましょうか」
出だし1フレーズくらいと、4段めから1フレーズくらいをもう一度、注意して弾き直しました。
「うん、綺麗になりましたね。十分よく弾けていらっしゃるので…そうですね、あと少しだけ残念だったのは、4段めのところでフレーズ感をイメージして音程を捉えるっていうか…一度譜面とは逆に、高い音から低い音へ順に弾いてもらえますか?」
言われて4段目の♪ド ラ(♭) シ(♭) ド レ ミ(♮)♪ というフレーズの中から ミ(♮) レドシ(♭) ラ(♭)と音形を逆順に抽出して弾きました。
このイメージを持って譜面通りに弾くように言われ、1フレーズ弾いてみました。
「そうです。高い音から低い音までのイメージを明確に持ってから弾くと、音程も安定しますし、低い音から高い音になってもフレーズ感が維持できますので、こういうスケールのような音形のフレーズでは、部分的に確認をしてから臨むといいですよ」
なるほど。確かに、最小限の指の動きで音を捉えていても、全部の指がフレットへ乗った状態よりは曖昧ですから、一度そのイメージを植えつけてから弾く方が正しい音を掴みやすいって事ですね。
私、度々基礎的な技術があやふやになってくるみたいなので、前述しましたが都度、確認作業を怠らないようにしたいと思いました。
★ヴィターリ『シャコンヌ』
前回の続き↓からスタート。
まずは先生の模範演奏を聴いて、それから一緒に弾いてみました。
più vivo=今までより 活発に
marcato=音のひとつひとつをはっきり奏する
2小節めからmeno f=今までより 強く
3小節めからespress.=表情豊かに
何て事ないフレーズに見えますが、音域の高低差が激しい跳躍部がありますので、結構厄介です。
特に1段めのフレーズはスラーの中で最後の音にスタッカートがついてるのが何気に弾きづらい。
と顔をしかめて苦戦していたら
「ここはスタッカートの前に休符があると思って弾くと楽に弾けますよ」
との先生のひと言アドヴァイスを頂き、もう一度そう意識して弾いてみたらば…
「綺麗に弾けていらっしゃいますよ♪」
「ホントです!!楽になりました~~~vvv」
ちょっとの意識で弾けるようになるなんて、不思議です…それに自分で気づけないからレッスンは重要なのですが。
ここからは超難関!!なので一小節ずつ分解して確認してたら、なかなか先へ進めませんでした……
今日はここ↓までで時間切れ。
grandioso=壮大に
3rdポジの重音から2ndポジへ移動する重音(しかも指がブリッジ)、さらに跳躍して7thポジの1オクターブ重音、スラー、スタッカートもあり、強弱記号もあり、どこへどう集中してよいやら目が回りそうです(苦笑)
まずは三度重音をきっちり分解して捉えるトレーニングをし、2音を指で捉えながら低い方の音だけを鳴らし、次は逆に高い方の音だけを鳴らしてポジションを確認してから、両方の響きを確認しました。
ゆっくり弾けば、この3度重音は比較的スムーズに捉えられましたが、通常の速度とフレーズの流れを保って弾けるかというと…別問題(泣)
その後で1オクターブ重音。これは分解せずにとにかく、直前の2ndポジから7thポジへいっきに上がる感覚、位置を確認して、2音の響きを確認しました。
「このオクターブ重音は、スフォルツァンドがついていますが、そこまで強調しなくてもいいです。かなり高音域なので、やりすぎると音がキンキンして耳障りに聴こえてしまいますから、オクターブの低い方の音により比重を置いて丁寧に鳴らせば、音量も安定しますよ。あとは、3度重音から慌てて弾かなくても、少し間が出来てOKです。ちゃんと7thポジへ移動して両弦へ弓を置いてから弾くようにしましょう。それで強調されたようなニュアンスが出せます」
なるほど~~~。
今日はなるほどな事ばかりです(笑)
ゆっくり確認しながら一度弾いて、レッスン終了。
前回わりと進んだけれど、ここからはかなり難しい技術がオンパレードなので、また進度はペースダウンになりそうです。
うーん、7月いっぱいでE先生とお別れまでにこのページが完了するかどうかってところ…残り1頁はD先生へ引き継ぎになりそうですね……残念。
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