発表会まであと1か月余り、そろそろ本番を想定して…でもチェロに関しては本当に自習する気が起こらず、今回全くといってよいほど自宅でチェロを弾いていません(爆)
チェロを舞台でちゃんと演奏してた発表会からのブランクは2年。
その代わり、レッスンでしっかり見て頂けるので、そっちの方がダラダラ自習するより適度に緊張感があって、効率的な気がしています。
そんなわけで本日もまったく自習せず、ただし本番用に作った縮小版譜面は足りない部分を書き込んで、レッスンに臨みました。
★エルガー『愛のあいさつ』…第4Vc
まずは先生が同じパートと主旋律をピアノで弾いて下さるのに合わせて、通し演奏。
赤音符は意識的に注意して弾くべき音、青表記は譜面にないが意識的に作るニュアンスです。
ここで備忘録してしっかりニュアンスの意識を持ったおかげか、今日このフレーズに関しての指摘事項はなし!
続きもほぼ同じフレーズですが、16小節めから1カッコのシンコペにかかるあたりで注意事項あり。
「16小節めのシンコペ―ションは、15小節めのP(ピアノ)を維持して軽く、流れを保って弾いて下さい。解放弦で一弦跨いで移弦があるのと、ちょっとリズムが刻み出すせいで気持ちが焦るのか、音が飛び出て聴こえてしまっていますので」
G線1(ラ)からA線0(ラ)への一オクターブ跳躍フレーズで、一弦跨いでいる上、ダウンボウでのロングトーンからアップボウが弓を弦へ乗せにくいので、仰る通り、気持ちが焦ります。
焦って弓が乗り切らないうちにボウイングしないよう、圧を確かめてから弓を動かすように注意して、ようやく流れを保てるくらいなので、かなり意識しなくては。
2カッコ19~20小節めは、先生から指摘はありませんでしたが、自覚があるので備忘録。
19小節め冒頭のレをスラーの2音めで捉えるのが難しく、気持ちがそちらへ集中してしまうせいで、後のクレシェンド&デクレシェンドを表現し切れていないため、冒頭レで安心せず、集中力を保って譜面の指定するニュアンスを弾きこなしていきたいです。
ここは↓26小節めのクレシェンドが出来ていないとの指摘あり。
「27小節めでいきなり強くなる感じがあるので、26小節めから向かっていくようにクレシェンドしましょう」
ここ↓も青表記のとおりニュアンスをつけ、赤音符はの流れを保つ意識を持って弾いたので、指摘ナシ。
ここ↓で前半同様、A線解放弦(ラ)の音の弾き方に指摘が入りました。
「56小節めのA線解放弦ラの音が、やはり移弦の都合だと思いますが唐突に音量が上がって、飛び出ている感じがあるので、ここはまだクレシェンドの途中ですから、流れを保って出過ぎないように注意しましょう。解放弦なので特に注意して、弓圧をかけすぎないよう、コントロールしてください。同じリズムの繰り返しで60小節めのスラーのラソもソが飛び出ないように。ここはもうデクレシェンドの手前なのでおさめる気持ちで弾きましょう」
ここ↓はクレシェンドのダイナミックレンジが足りなかったよう。
あ、前回65小節めのフィンガリング表記が曖昧だったので、今回修正しました。実際の楽譜も曖昧表記だったために、音程がとりづらくなっていて、これで固定したらちゃんと捉えられるようになりました。
「63小節めはまだ前の流れのp(ピアノ)を保って徐々にクレシェンドしていくので、弱い音から入ってください。これも解放弦なのでうっかり音量が出てしまいがちですから、弓圧をコントロールしてくださいね。65小節めからは変化をつけて、しっかり音量を出します。音程が取りづらいフレーズですが、耳で覚えて左手の感覚を掴みましょう。p(ピアノ)からff(フォルテシモ)までの音量の変化がまだ足りないので、67~68小節めまではしっかりと大きく力強く弾き切ってくださいね」
フィナーレ↓はやっぱり90~終小節までが……簡単そうで難しいです。
89小節めのポジション移動からのレと、その後90小節めの拡張ファは、ニュアンス云々以前に正しい音程を捉えきれません。
「あ~~また~」と残念な気持ちを取り直す暇もなく、91小節めですぐ1stポジションへ戻って二弦またぎの移弦でレがありますので、これもなんだか音程が決まらなくなり、92小節めでなんとか音程を修正してるうちに終わる、みたいな弾き方になっています(苦笑)
「88小節めの解放弦レも、音量が飛び出がちなので前のフレーズからの流れを保って弱く静かに、丁寧に弾いて下さい。89小節めの解放弦シもそうです。90小節めのファもふわっと柔らかい音ですよ。91小節めはポジション移動や移弦で気持ちが焦って音程が乱れがちですが、そんなにあわてなくても大丈夫なので、90小節めのファの後の四分休符で、意識して呼吸してから、移弦とフィンガリングがスタンバイできた状態で静かに入れば、綺麗に弾けると思いますよ。終小節までは他のパートに動きがない分、目立ちますが、悪目立ちしないよう静かにおさめましょう」
上記の細かい指摘事項以外は、ニュアンスも出てきてだいぶ曲らしくなったと評価頂きました。
自習まったくしてないけど、指導を頂いて意識するだけで曲想を出せるようになってきたので、本番まで引き続きレッスンして頂きたいな~と思っていたら
「もうほとんど言う事はないくらい、だいたい弾けていらっしゃるので、次回レッスンどうしますか?不安であれば発表会まで1回はレッスンで通し演奏をやりますが、残り時間がありますし」
「じゃあ、ざっくり譜読み程度で終わった『皇帝』をお願いします!」
よっしゃ!!これでしばらく鈴木(教本)離れは続きそうです♪
最近先生も諦めたのか?、教室のカリキュラムでレッスンを進める事がなくなってきたので、もういっそこのままフリーレッスンでお願いしたいくらいなのですが(爆)
発表会までレッスンはあと2回。
やりたい曲だけレッスンして頂いているので、レッスン中は集中して演奏に臨みたいと思います♪
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