チェロ覚書♪♪5年10ヶ月~138回めのレッスン2015年02月10日

今日はヴァイオリンとのWレッスンの予定で、ヴァイオリンの方をちょびっと頑張って自習してきたのですが……先生のご都合で当日急遽、休講になってしまい…全く自習してないチェロレッスンのみに(T-T)がーーーーん。

ま、それは仕方ないとして……今日はレッスン前に昨年の発表会のDVDを頂きました。
こ……怖いーーーーっ!!
今回何より怖いのは私の歌!!声量が完全に負けてた事!あとはテキトーに誤魔化して弾けてたと思うのですけど…客観的に聴くと全然違いますからね~ドキドキドキドキドキ…。


■変ロ長調の3オクターブスケール
前回、前々回と弾いて音程感はかなり耳になじんできました。なので前回注意された、ポジション移動時の移動音が混じらないように注意しよう!と心がけて、単音、2音1スラーで弾きました。

「うん、だいぶいいですね。後は弓が流れないよう角度に注意する事と、左手の2の指…特にハイポジになるとアーチが崩れてしまう傾向にありますので、弦圧に負けないようしっかり音を捉えるためにも、アーチを保って押さえましょう」


 ジャン・フィリップ・ラモータンブーラン』
サンプル音源はYouTubeから。

ところで、「タンブーラン」って無伴奏とかの「サラバンド」「ルール」とかそういう感じの楽章についてるタイトル?的なものかと思ったら、南仏プロヴァンス地方に伝わるガルーペという縦笛とタンブランという胴長の太鼓で演奏される舞曲の事だそうです。舞曲括りでいえばサラバンドと同じだけれど…先生が

「タンブーランって…タンブランの事かな?私多分似たような楽器を叩いたことありますよ」

って仰ってその場でググって、やっぱり!と教えてくださいました。
中世プロヴァンスの太鼓だそうで、ウィキによると右手で笛を吹いて左手で叩くんだとか???
その楽器の名称が、転じてその楽器が奏でる曲そのものを意味する事になったようですね。おもしろーい。ちょっとした豆知識でした♪

というわけで、前置き長くなりましたけれども、前回のサクッと譜読みを除けば本日が初レッスン。
まずは2カッコの手前までを通してみて、だんだん速度アップして楽譜指定のアレグロに近づけてゆきました。
一回目はⅡポジの移動幅にちょっと悩みましたけれど、2、3回と弾くうちに移動間隔が感覚的につかめてきて(笑)、けっこうすんなり弾けちゃいました。

トリルも割としっかり指が回って明確な音になってるし、いい感じかも~?

そこそこの速度で2カッコまでは弾けるようになってきたので、3カッコの手前までも弾いてみました。

中盤の八分音符の連続するフレーズでポジ移動がありますが…譜面記載の下フィンガリング黒字)は何となく弾きづらかったので先生に申し出たところ、先生もこのフィンガリングでは弾かないかもって仰り、上フィンガリング青字)を教えて頂いたので、弾いてみたら、そっちの方が弾きやすく。これは青字のフィンガリングに変更。
Ⅱポジのフラジオレットは1回目で感覚を掴んで2回目で修正(笑)って感じで探り探りな感じの弾き方でしたけれども、3度目はクリアに弾けてたので、回数こなせば最初から弾けるようになるでしょう。

鈴木教本3巻とほとんどレベル的には変わらない曲ですけれども、断然こっちの方が弾いてて楽しい。

先生からのダメ出しもほとんどなく、指摘された事といえば

「トリルがあるので左手の親指に力が入りがちですが、意識して抜いていきましょうね(笑)あとは1~2カッコの間のスラーは2音めで抜くようにしましょう」

という2点だけでした。
次回は最後まで通して弾く事に。まったく自習してないのになんとスムーズな♪

とはいえ終盤はちょっと音符が詰まってるので、初見ですんなりとはいきそうにありません。ま、急いで仕上げたいわけじゃないので、のんびり楽しく弾ければいいです♪