ヴァイオリン覚書♪9年10ヶ月~9回めのアンサンブルクッキング2015年02月22日

恒例、YAMAHAスーパーセミナー:アンサンブルクッキング当日がやってまいりました!

肩慣らし程度にヨメ(ヴァイオリン)を鳴らして…会場へ。

今回ブロ友のぽん0427さんは参加なさらないとの事でしたので、なんとな~く心細い感じですが…初心に却って真摯に臨みましょう。

と受付待ちをしていたら、素敵なご婦人から素敵なヴァイオリンケース(※今はアリーナとセドリックさんのサインつき)ねぇ。ご自分で作られたの?」って訊ねられました。
確か去年も年配のご婦人から「小さくてかわいくて、いいわねぇ」って褒められた気がしますが、私のケース、結構目立つみたい(笑)チェロ教室にはデコケース背負っていらっしゃるヴァイオリン&チェロの生徒さんがちょいちょいいらっしゃるので、そこまで目立ちませんけれども、そういえば100名近くいるアンク(アンサンブルクッキングの略)でデコってるケースはほとんど見かけませんねぇ…。

ま、褒められるんだから、ほどよいデコって事ですよね?

さてさてそんなわけで受付が始まり、好ポジションを狙うべく、すかさず席を探し…たらチェロのトップ席に憧れのF先生がいらっしゃったのを見つけて、ここだ!!という2プル中央の、F先生が良く見える良いお席をゲット!!
今日は両方とも速い曲だから、絶対に後ろの席は危険(かなり昔のアンクにおけるアイネクの悲劇)なのですよ…。

皆さん、遠慮されて?一番前のお席へはなかなか座りたがらないため、私の前も空いてて、本日ご指導の先生から「どうぞ前へ詰めてください♪」と勧められましたが…私が毎回狙っている席は

♪サポートの先生が斜め左(ベストは左で、ダメなら右前方)に見える、2or3プルトあたりで、チェロ寄り(※ただしこれは自分が第2Vn時に限り、第1Vnの場合は第2Vnとの境目でなおかつチェロが見える位置希望)

で、斜め左には講師のプレートをぶら下げた方が座られたから、もうこれ以上ない良席!で、意地でも動かない気で椅子にお尻をくっつけておりました(爆)

講師演奏が始まる前に、簡単なご挨拶と、講師紹介があったのですけどその時、例の斜め左席の講師の方を見たら…(あ!※かつての師匠先生だvvv)お互いその時に初めて気づいて、アイコンタクトしちゃいました(笑)

わ~い♪頼みの斜め左席の講師がC先生だなんて、今回はラッキーだなぁ♪


ブラームズ『ハンガリー舞曲』…第2Vn
周りをざっと見渡すと、例年第1Vnが圧倒的に多いのは当たり前として、今回は比較的第2Vnの人数も充実していました。
私がここ数年、第2Vnを選ぶのは、何も楽をしたいわけじゃなくてぇ~???過去の経験からの判断↓なのですよ???

■毎回、第1Vnの人数が多すぎて、自分の音が溶け込んでるのか、間違ってるのかわかりづらい
■チェロの音をより感じながら弾きたい
■チェロや第1Vnとの旋律の絡みを感じながら、自分の音を確認し、自覚をもって弾ける←アンサンブル力が高まる
■個人レッスンで演奏するソロパートにはない、面白い音形(フレーズ)がある

要するに私にとっては、第2Vnが一番、落ち着いて周りにも注意を払いながら弾けるポジションって事です。あくまで私の判断ですので、もちろん第1Vnをバリバリに弾けて、自分の音に自信のある方は、この限りではありませんが。
左上にうっすら写ってるのがC先生vvv

おとと、前置きが長くなりましたけれども、今回からYAMAHA即レコというシステムが採用される事になったそうで、最初の通し演奏と、最後の仕上げ演奏が録音されました。
前々から録音は個人が楽しむ範囲でOKでしたし、動画は無理としても録音くらい事務サイドで公開してくださってもいいのになぁと思っていたので、ありがたい改善事項だと思います。

講師演奏ではE先生のお姿も確認♪
現在の師匠であるD先生がご不在、お友達もおらず、ぼっち参加でしたが、心強く思えました。

で、皆さんどの速度で弾くんだ!?とビクビクしながら(笑)、ゆっくりめの速度で最初の通し演奏スタート。
結構ゆっくりめだったので、第1Vnの方が肩透かしをくらって奔り気味な感じになるのはやむを得なかったでしょう。
私はというと、この通し演奏で重音の音程感とかフレーズ感を確認できて良かったです。

とにかく自習不足だったため、1時間のレッスン内で少しずつ、ご指導いただいたニュアンスを踏まえながら、弾けていない部分を修正していくという感じでした。

弓の使い方とかタイミングは、指揮をチラ見しながら、自然と見えるC先生の動きを確認し、真似しましたし。

相変わらずチェロのF先生は、本当に楽しそうに弾いていらして、一番楽しんでいらっしゃるように見えて、素敵だし♪
私もあんな風にチェロが弾けたら、楽しいだろうなぁ…もうチェロはすっかり諦めモードだけど(爆)

と、パート演奏などで周りの演奏も楽しみつつ…私自身の演奏については、最後の重音とか、前半の重音とか、苦手意識が高かったフレーズも、だんだん慣れてきて、最後の通し演奏では落ち着いて、大きなミスもなく弾ききることができました。


★エルガー『威風堂々』…第2Vn
10分の休憩(E先生がお声をかけてくださったので、しゃべり倒した)を挟んでスタートした、こちらも速さがネック。
講師演奏を聴いたら、適当な自分リズムで弾いていたせいで、勘違いしてるリズムもちょいちょいあったし、ニュアンスも微妙に違ってて、これは弾きながら修正してゆくしかないな…と、やはりC先生の動きをガン見(爆)

楽譜のミスプリ(47小節目の最後のミ※楽譜はミ♭、多分ナチュラルが正しい)に関しては特に訂正もありませんでしたが、聴く限り皆さん勝手に訂正して(爆)いらっしゃったようなので…右倣えで。

苦手フレーズは最初のうち、やっぱり焦って弾けてなくて、適当に誤魔化していたのですが(苦笑)、だんだんと落ち着いて弾けるようになってきたのは…C先生の動きがよく見られて、集中できてきたのがすごく大きかったと思います。

左斜めに講師がいる席は、やはりマストですな。(安心感ハンパない)

チェロのブンブンした(爆)ベースになるフレーズで、指導の先生から「ガシガシ弾いてください」と突っ込まれたF先生が「ここ、難しくて嫌なフレーズなんだよなぁ」とつぶやきながらも楽しそうに弾いていらっしゃるお姿、可愛かったですvvv

前半30分くらいは、間違えて覚えてるとこの修正やら、弾けてない苦手フレーズの改善やらで費やされましたが、最後の仕上げ演奏は、指導の先生にアドヴァイス頂いたニュアンスも加味しながら、比較的クリアに弾けました。良かった…。

終了後、先生もお声をかけて下さいました♪
「髪が短かったので、びっくりしました!」との第一声から「両方、第2(意外?)だったんですね~」C先生
自習不足だったから、C先生が側に座って下さって助けられた旨、お礼を申し上げました。今の生徒さんもたくさん参加なさっているでしょうに、わざわざお声をかけて下さり、嬉しかったですvvv

そして再びE先生
「髪、ずいぶんバッサリ切られましたね!」C先生に引き続き、びっくりされたご様子。そういえばお二方とも、短髪な時期の私を知らないくらい、無精でしばらく切ってなかったんですよね…ははは。
「今回両方、第2とは!意外です~。渋い選択ですね」先生。普段ソロ演奏をご指導いただいているから?なのか、お二人から”意外意外”と言われましたけれど、私は埋没したいタイプなのですよ……。ちなみに今回参加なさってるE先生の生徒さんは4名全員第1Vnだそうで、E先生C先生も講師演奏&サポート演奏は第2Vnでした。

E先生からは他にも、お別れの際にお礼で差し上げたニットのお礼を…当時わざわざネットショップからメアド探って下さってお礼メール頂いたのに、今日もわざわざお礼頂き…お礼のお礼って変な感じですが(笑)喜んで頂けてよかったですvvv
そうだ、D先生も…あとちょっとでお別れだから、何か差し上げたいなと改めて思いました。

ブログでもしたためましたがE先生には、基礎技術の見直しから、現在取り組んでいるヴィターリ『シャコンヌ』という難曲への挑戦、クロイツェル練習曲の導入など、多角的なレッスンを提示頂きました。
おかげで重音への苦手意識はだいぶ薄れてきたし、精度も上がってきて、それが今回私にとってはリベンジとなる『ハンガリー舞曲』にも繋がったと思いますし、もっと難しい技術が複合的に入ってくる『シャコンヌ』は、まだ完璧に弾きこなせないまでも、この曲で経験した技術が、これからどんどん、他の曲で活かされてくるだろうと感じています。
現在のレッスンについてのご報告も出来、今日は色んな意味で参加して良かったアンクでした。

気分よく終わったので、帰りにデパ地下でお惣菜を買い込み、ノンアルで祝杯(笑)
・パニエ キャトルサンド・イヴェールから2個(ジョアン
・カスクート カントリーロース・チェダー&パストラミビーフジョアン
・たまごハムサンドジョアン
・天むす地雷也200円引でゲット!

即レコも早速確認!
最初と仕上げの演奏には明確な差があり、録音も自分の手元でするよりばらつきがないので参考になりました。
ま、手元録音は自分の音がよりハッキリ聞こえるのでそれはそれとしてあった方がいいのですが。

オヤツもちゃんと買ってきた♪
・ベイクドチーズケーキアラカンパーニュ
毎回ハズレのないアラカンで、昨晩のチーズケーキリベンジをはかりましたが……やはりルボルのチーズケーキの方がおいしかった……。
ただ、この2粒だけ乗ってる干しブドウはめっちゃおいしかったですvvv