年末発表会に向けた拙アンサンブルSKEの合わせ練習、第2回めです。
今日は相棒をピックアップしてから向かうので、前回より1時間弱くらい早く出発しなくちゃならず、朝ドタバタ!遅刻するぅ~~!!
と慌てながらも、3時間練習に耐えるため、朝ごぱんはしっかり…何とか作って怒涛の勢いで食べました!!
今期の課題曲
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ショーソン『詩曲』の演奏に小川未明の童話「冬のちょう」を重ねるというSKE初の試み。
前回の録音で、修正すべき点など、個々への指令も出し、本番までに何とかすり合わせしたいところ。ですが…今日は参加メンバーが少なかった。。。
楽器編成は
私…朗読&Vn
新メンバーHさん…Vc1
相棒hikoちゃん…Vc2
FL-ペーチャさん…FL、人間(台詞)※休み
Nさん…オカリナ、がまがえる(台詞)
Wさん…ピアノ※休み
という構成。
その分、参加メンバーの音がよく聴こえるから、いい練習にはなったのですけどね。不参加のメンバーはきっと来月の合わせ練習まで、完璧に弾きこなしてくれるんだろうね??と心の中でプレッシャーをかけつつ……。
当初、主要課題となるべき4点↓のうち、2点は全開でそこそこクリアできた感じなので、
◆朗読のスピードが、シーンに添ったタイミングで音楽に合わせられるか【OK】
◆ヴァイオリンパート、正直技術的にいっぱいいっぱい(爆)【ある程度OK】
◆合奏した時、音程が溶け込めるレベルにすり合わせできるか
◆三拍子or六拍子の中に各パート変則的なリズムがあり、縦ラインが合わせづらい
今日は、あと2点を練習のメイン課題として、徐々にクリアしてゆく心算でスタート。
前回急遽不参加だった相棒hikoちゃんにとっては初合わせとなるため、一応頭から演奏しながら、詰まったところやズレたところで確認しつつ、最後まで通し演奏してみました。
相変わらず画像ちっさくて見づらいですが…
黄色で囲った部分、チェロ1&2とピアノだけにあるフレーズで、前のFlのフレーズを受けて流れを保って、縦ラインを合わせて弾いてほしい部分だったので、ここは重点的に弾いてもらいました。
幸い、チェロのお二人は割と呼吸が合ってるので、繰り返し弾けばどんどん合ってきて、グッvvv
ここ↓も、耳慣れれば多分大丈夫なのですけど、まだ自分のパートを弾くので精いっぱいだと難しいため、Vnの複雑な動きをよく聴いて<黄色枠>縦ラインを合わせてもらえるよう、お願いしました。
特にVnの動きに注意してほしい箇所は<黄色アンダーライン>の部分。
繰り返すうちにVnのフレーズが頭に入ってくれたみたいで、大丈夫そうでした。
問題はココ↓
前回、【C】に入る手前のVnのハイポジ音につられて、フライングで【C】へ入ってしまうパターンが多かったので、Vnの<赤枠>の音を1回聴いたら、一緒に【C】へ入る練習をして、ここは今日でほぼクリアできました。
でも、その後フレーズがかなり苦心しました…。
てか、ここ↑、よくご覧いただくとおわかりのとおり、私自身もカウントを捉えながら弾くのが大変なんです。小節をまたぐロングトーンが連続し、6拍×4小節の合間に4拍、5拍、5拍、3拍、3拍、1拍ずつ×4って弾いてるんですよ。難しいでしょ?
当初そりゃあ苦労しましたよ……今は頭の中で自分の演奏拍を数えて弾けるようになりましたけど、それがいっぱいいっぱいなので、弾きながら相手を見計らう余裕がない(笑)
って感じで、Vnに基本合わせて欲しい箇所とはいえ、途中でVnの頭拍が全くなくなるおかげで、Vc1&2のお二人は惑わされてしまってリズム迷子になっちゃうみたいです。Vcはここ、全部頭拍で弾けるから、何も考えずに6拍子さえ堅持していれば問題なく弾けるはずなのですけどね。
なのでここは、【C】に入ってから2小節でVnのテンポを基準に、6拍のテンポ感を掴んでもらって、それをそのまま自分でカウントして弾いてもらうしかない。
ズレたら、1拍ずつ×4って弾いてるVnの<赤枠>の音をよく聴いて、次のフレーズ↓で帳尻を合わせる作戦で。
ここの↑頭拍さえ帳尻合わせすれば、後も修正しやすいと思うので…。
今日の練習でだいたい合ってきましたけど、本番何が起こっても大丈夫ってレベルではありませんから、次回もここは集中的に確認演奏しましょう!
Vnが主旋律のフレーズは基本、Vnに縦ラインを合わせて頂きたいのですが、今日は確認程度にとどめて、各リハーサルマークの頭だけでも縦ラインを合わせられるよう、確認演奏をしました。
【D】の頭↓は、前フレーズのVnの細かい刻みをよく聴いて入って頂けるよう…
【E】の頭↓も同様に、前フレーズのVnの細かい刻みをよく聴いて入って頂けるよう…
【F】から↓はVnの旋律に合わせやすくなると思うので、なるべく一小節の頭を合わせて頂けるよう、一小節ごとの合間を取りながら、確認演奏しました。
【G】から↓ちょっとVnの旋律が細かく複雑なアルペジオ交じりになりますが、ここもロングトーンからアルペジオというパターン奏で、なおかつVnが難しいフレーズなので、極力合わせる意識を持っていただけるよう、一小節刻みで練習。
【G】から【H】への流れ↓もすごく重要なポイント。
Vnソロをよく聴いて、【H】にはバシッと一緒に入れるとカッコいいですよね。
それから、なにげに【H】の頭から重要なのがVc2の十六分音符の副旋律。
これ、ハマるとカッコいいんです♪
最初は【H】の手前のVnソロの旋律が頭に入ってなくて、【H】の入りに苦労してたVc2の相棒も、このフレーズを何度か繰り返し練習するうちに、きちんと入って拍を捉えて弾いてくれました。
Vc1との絡みもいい感じ♪
ここはチェロのお二人の見せ場ですので、しっかり鳴らして頂きたいですvvv
【I】への流れ↓も同じく重要なポイントです。
オカリナとVc2とピアノが<緑枠>のとおり同じ八分音符を弾いているので、それをちゃんと受けて【I】へ入れるよう、練習しました。
今日はFl不在でしたので【I】の一小節ごとの頭拍のすり合わせが完璧に確認できませんでしたが、今日のメンバーだけなら、ほぼほぼ合っていたので、不参加メンバーには自習で頑張って頂きましょう。
で、前画像↑で抜けましたが、この画像↓からのVc2の<緑枠>が結構修行僧フレーズ(笑)というのも、後拍で不規則。
八分休符を待って四分音符、四分音符、八分音符を淡々と繰り返すのですが、他のパートが頭拍だから引きずられないよう、最後まで己を保ってひたすら同じリズムを繰り返すんですよね…。
でも今日はVc2、ちゃんと弾けてました!この調子で、FlとPfが乱入しても、己を保って欲しいです!!一見、何の変哲もない副旋律だけど、これが主旋律パートにかけ合わさった時に生まれる、繰り返し効果と相俟った高揚感がこの曲の醍醐味ですよ~vvv
【J】に入る手前の小節↓だけ、その修行フレーズから解き放たれる(笑)Vc2ではありますが……いやむしろこの小節が【I】一番のラスボスだろう!
画像小さくてわかりづらいですが、付点八分音符4つですから、6拍に合わせられません(爆)もうこれは、拍に合わせるというより、【J】に入る準備で適当に帳尻合わせするしかない(爆)
実際Vc1のフレーズがかなり詰まってて難しいのと、ニュアンス的に若干rit.するので、自分カウントで厳密に拍を捉えて弾くのも不可能で、多少前倒しで弾いても構わないので、【J】の入りのタイミングを堅持してもらいたいところです。
【J】からはVc1が主旋律パート。オカリナも同じ旋律でユニゾンですが、音量とニュアンス的にはVc1を惹き立てたいパートです。なので<緑線>のフレーズに他パート縦ラインを合わせて演奏してほしいですね。
ここで1点だけ注意したいのは、<水色枠>で囲ったFlのフレーズ。
このタイミングで細かな動きがあるのはFlだけですから、ここは他パートよく聴いて次↓の入りを合わせて頂きたいです。
この↓フレーズでも重要な<緑色枠>で囲ったVc1のスケールフレーズ。
サラッと弾き流しちゃうと見せ場なのにもったいない。だから、ちょっと間を持たせる感じで、しかも次のフレーズでFlに主旋律をバトンタッチする直前のVc1の見せ場なので、ちょっとritぎみになっても美しく、盛り上げて頂きたい大事な一小節です。
ここは今日のメンバーに明確な頭拍の人がいないのと、Fl不在なのでしっかりした確認演奏ができませんでした。次回の課題とします。
以降、【K】までFlが主旋律になりますが、今日は不在なので他パートの頭拍だけ合わせるように練習して…
【K】の頭↑もきっかり揃え、以降はオカリナとピアノが主旋律なので、それに合わせるのですが…オカリナ苦戦してましたね(苦笑)
前半はかなり音程も良くなって、前回と比べたら格段にレベルアップして下さったのですが、ここから難しいらしい…ファイト!
【L】の手前フレーズも、結構皆さん迷ってたようで。
<緑色枠>で囲ったVc1の主旋律フレーズに頭を合わせるとこまでは良かったのですが、Vnソロの<赤枠>が掴みきれてなかったVc2の相棒が、次の小節で頭拍を合わせられずに苦戦してました。今日は私が合わせるつもりで弾いていましたけれど、次回からは合わせてもらう流れに移行したいですね。
今日はまだ何となくわかったのか?くらいのレベルまでで終わっちゃいましたから、次回もここを重点練習します。
【L】の入り↓は、前画像↑の終小節のVnフレーズが皆さんまだ頭に入らないため、ちょっとばらつきましたが、これも次回へ持越し課題という事で。
【L】の出だしワンフレーズはVn以外が全員主旋律です。
頭がズレても、今日のメンバーはある程度すり合わせが出来ていたので、問題ないでしょう。
Vnの<赤枠>フレーズが重要ポイント。
今日のメンバーはしっかり合わせられていたので、引き続きこのフレーズを注意して弾いて頂けたらいいなと思います。
ここ↓も、皆さんちょっと苦心してたみたい。
基本、Vnの主旋律に合わせて頂くのですが、ここの一部、Vnの主に頭拍の音がないんですよねぇ。
こういうフレーズは、頭拍のあるフレーズで合わせてもらったら、拍どおりにためらわず次の小節の頭拍へ入って頂く、そのために、前小節のVnの<赤枠>フレーズを頭へ入れていただく事が重要になります。
ここも次回また重点的に練習予定。
続き↓は今日、弾いてて私がとても気持ちが良かった部分♪
Vnの<赤枠>フレーズを頭へ入れて弾いて頂くのですが、<緑色枠>で囲ったVc2の副旋律フレーズの合いの手が気持ち良かった!
これがあると、私も次のフレーズの流れを取りやすいんですよね~。
後で録音聴いたら、バチッとハマってて、なお気持ち良かった!
Vc1とのハモりも綺麗だったし、引っ張りながら、合いの手を受けて弾くっていうアンサンブルの醍醐味を今日一番感じられた部分でした。
ラスト↓は<緑色枠>不参加メンバーFl&Pf+オカリナに合わせるフレーズがあったので、今日は適当にカウントで合わせるとして…
Vnの<赤枠>フレーズを頭に合わせる部分は、トリルなしで合わせてから、トリルありで合わせて確認。ここは最後のロングトーンで帳尻合わせしてもらえば何とかなるでしょう。
不参加2人でしたが、練習的には予定以上に詰めた内容へ持ってこられたので、良かったです。
今日が初参加だったVc2の相棒hikoちゃんも、自習ではわかりづらい他パートとのすり合わせを把握する、いい練習になってたと思いますし。
前回後半が弾けてなかったVc1の新メンバーHさんは、前回からニュアンスの入った演奏をして下さった上、今日は通してバッチリ弾けていらっしゃったので、今回招聘できて本当に良かった!!
今期の編曲はチェロパートにとってもいい仕事な旋律が多いので、二人の息が合うと聴きごたえも生まれると確信してます♪
前回音程に苦心してたオカリナ兼がまがえる役のNさんも、前半の音程が安定してきて、いい雰囲気が出てきました。後半、オカリナを持ち替えて音域が変わってから、ちょっと苦心なさってるみたいなので、頑張って欲しいですvvv
そうそう、今日は↓がまがえるの衣装合わせ↓も出来ました♪
実際かぶって演奏頂きましたが、違和感なしでしたよ♪
あとは上下の衣装合わせをしたら、完璧ね♪
まだ3か月ある…と思ったら、あっという間に本番迎えちゃうと思いますので、私もまだまだ不安定な音程をクリアに捉えられるよう、自習を怠らず頑張りますよ!
……てかマジ、オケの方手つかずでヤバい……。
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