今日はヴァイオリンの師匠F先生が所属するアンサンブルのコンサートにいってまいりました。
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★Ensemble OTTO First Concert
in電気文化会館 ザ・コンサートホール
シュポア:二つのヴァイオリンのための二重奏曲 二長調作品67-2
ドヴォルザーク:三重奏曲 ハ長調作品74
ホフマイスター:ソロコントラバスとヴァイオリン、ヴィオラ、チェロのための四重奏曲 第2番 ニ長調
(休憩)
ブルッフ:弦楽八重奏曲 変ロ長調
(アンコール)
山田耕筰:?
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知らない曲ばかりでしたが、最近少しずつ室内楽、中でも弦楽の重奏曲の醍醐味がわかってきたところなので、興味深く拝聴しました。
プログラム前半から後半にかけて、徐々に編成が大きくなってゆく構成。
「二つのヴァイオリンのための…」というワードが出たら1にも2にもJ.S.バッハを思い浮かべますが、シュポア…!?名前くらいは聞いた事あるけれど、どんな曲書いた人か、パッと思い浮かびません…(爆)
ナクソスのURL備忘録で貼っておこう(笑)
それにしても改めて、このホールの音響は柔らかくていいですね。
アリーナ(・イブラギモヴァ)のコンサートでは、色んな雑念(妄念?)がありすぎて、音響に関する感想なんてほとんど書いた事ないですけど(苦笑)、ヴァイオリンの高音域もマットに響いて心地よかったです。
ドヴォルザークの三重奏曲はヴァイオリン2挺にヴィオラ1挺の三重奏。
内声が素晴らしく、ジャカジャカジャカジャカと良く鳴るヴィオラの存在感が、ドヴォルザークらしい土っぽさを感じさせてくれました。ヴィオラいいなぁ……第2ヴァイオリン気質の私だけれど、やっぱりヴィオラの内声にも強く惹かれます。
お次はコントラバスがメインの四重奏!コントラバスとのデュオとかは、アリーナとアリーナパパの共演をYouTubeで観ましたが、そんなに聴く機会はないので、ワクワクしました。
コンバスのソロ曲といえば、サン・サーンスの動物の謝肉祭の象が一番メジャーだと思いますが、あれはコンバスにしか出せない重低音で象を表現した曲だけれど、この曲は、コンバスの演奏可能音域をぎりぎりまで使った曲。
高弦の指板がないところまで使って演奏されていたので、インターバルがすごくて、びっくりしました。
っていうかね、私はコンバスの塚本さんの可愛らしさにノックアウトですわ(爆)
清楚美人系で、すらりと華奢な容姿なのに、男前にもコンバスを奏でているギャップ萌えもありますが、演奏中の表情とか、間合いを取る時のアクションとか、いちいち可愛くて、悶えておりました…ヲイヲイ。
休憩を挟んでプログラムの最後で、メンバー全員での八重奏曲。
八重奏曲自体がそもそも少ないため、メンデルスゾーンの八重奏曲くらいしか私知りませんでした。生で聴くと、8つのハーモニーが折り重なって、聴き応えがあります。ヴァイオリン4挺あるけど、当たり前だけど皆違う事してるんですよね。
オーケストラで第1&2ヴァイオリンがそれぞれディビジで弾いてるような感じで、でも交響曲ほど振り幅はないので、横のフレーズの対話とか、よりスリリングに味わう事ができた気がします。
アンコールはブルッフの弟子にあたるという山田耕筰の曲。
師弟関係だったなんて、知りませんでした。山田耕筰というと唱歌や軍歌しか思い浮かばないけれど、全然それとは違う、純クラシックな曲調でした。
今日は知らない曲ばかり聴いて、また少しクラシックの知識補充できたかな。
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